岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2010年3月

とき:2010年3月6日(土)13時~

ところ:岡山駅ビックカメラコンビニサンクス前

概要:ニューヨークNPT再検討会議まであと2カ月と迫ってきました。岡山県原水協は3月6日(土)、定例のアピール署名行動を岡山駅ビックカメラコンビニサンクス前で行いました。この行動には青年11名をを含む16名が参加して36筆の署名を集約しました。午前中は雨が続き、署名活動の可否が心配されましたが平井事務局長の英断で決行したところ、雨は止み、急きょ連絡して集まった青年とともに30分の宣伝・署名行動を行いました。学生さんや若い人たちが署名に協力してくれました。カンパもいただき、平和は青年が切り開くことを実感しました。

子どもたちからも積極的な署名をいただきました。花田議長は子どもに受けがいい。

雨上がりの署名行動は30分後に連合の宣伝カーが来て、優先権を主張され、やむなく30分で終了し増した。

とき:2010年3月5日18時30分~21時

ところ:此花会館(大阪市此花区西9条)

集会名:NTT11万人リストラ大阪訴訟勝利報告集会

概要:2010年3月5日に大阪の此花会館において表記集会が開催され318名が参加し勝利を祝うと共に、「50歳退職・賃下げ再雇用」の廃止に向け闘う決意を固めあいました。NTT11万人リストラは国鉄の分割民営化に次ぐ、労働者に最大の犠牲を押しつける国家権力を用いたリストラ攻撃でした。同時に退職・賃下げ再雇用に同意しなかった通信労組組合員に長距離・無期限の配転を命じました。

  九州・中国・四国から大阪・神戸に配転された4名と大阪・神戸から名古屋に配転された19名合わせて23名の原告団になり訴訟を起こしました。

 裁判係争中にも関わらず、岡山に一番に返し引き続き大阪、兵庫、京都、徳島、香川の戻すという画期的な成果を納めました。そして今回、大阪から名古屋に配転のあった17名について「業務上の必要性は認められず、配転そのものが違法であった」という大阪高裁判決が確定しました。(12月8日に最高裁が上告棄却)

 2002年3月10日に岡山で通信労組岡山支部を結成、5月13日に通信労組の佐藤組合員を見せしめのために大阪に不当配転、その後の訴訟に対して、県労会議は毎年ストの支援やカンパなどに取り組んできました。佐藤さんは04年1月1日に大阪から岡山に裁判の原告でありながら「家族の介護という道義的配慮から」岡山へ再配転を勝ち取っています。その後07年7月に「業務見直しで大阪配転」をちらつかせたが、岡山県地域人権連など「介護のある人を配転させるな」の要請をはじめ支店へのFaX・要請行動などの反対闘争を取り組み地元新聞にも取り上げられました、こうした世論の中で再び不当な配転をしようとしましたがこれを止めました。

 報告集会で岡山の佐藤さんは「1次訴訟で岡山に帰った事を報告し、皆さんの支援に感謝」の言葉を述べました。

 この集会には関係する県労連が招かれ、大阪、京都、兵庫、愛知、香川、岡山の議長が一言づつあいさつをしました。私は「佐藤さんが岡山に帰った後、再び大阪配転をちらつかせたとき、地域の労働者、民主団体の皆さんと支援しやめさせたこと。今回の勝利は争議を闘っている多くの仲間をはげますもの。お今後この力を多くの労働者のために発揮していただく事など」を内容にしたあいさつをさせていただきました。

 通信労組は新しい仲間を迎える等組織の拡大に力を注いでいる事、さらに非正規労働者の組織化も進んでいる事が報告され、組織強化が何よりの反撃になっています。大変元気の出る集会でした。(文責花田)

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とき:2010年3月7日13時~16時

ところ:岡山県総合福祉会館、集会後は駅前までデモ行進

参加者:250人

概要:今年は集会の焦点を、貧困と格差の解消に向けてテーマを絞った報告を行いました。年末~年初めに開設した年越し派遣村の取り組みと教訓を派遣・労働者支援センターの村上さんが報告。ホットスペース25の取り組みを倉敷医療生協労組の山下さん。そして23年間闘いづづけて、やっと解決の兆しが見え始めた国労の闘いを地本の尾添さんが報告しました。労働者の団結と住みやすい社会にしたい、という決意に満ちた取り組みが報告されました。

主催者挨拶をする花田県労議長  挨拶はココ3.7集会集会花田議長あいさつ111KB

メインの講演は小林康二さん(笑工房)です。いつもながら素晴らしい切り口で私たちの運動を励ましてくれます。労働基準を法をもっとしっかり勉強して闘いの武器にすることが求められています。労働組合の社会的任務は資本主義の社会で対立する2つのもの、資本家と労働者の闘いは拮抗してこそ社会の安定を保つことを改めて自覚しました。

司会の岩本君(県医労連)

ほっとスペース25の経験と課題を報告する山下さん(倉敷医療生協労組)

講演された小林康二氏(笑工房)

集会アピールはココ10春闘県民集会アピール

国労・後藤副議長の閉会挨拶と団結ガンバロウ

集会後はパレードで訴え(お疲れ様でした)

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とき:2010年3月5日19時30分~20時45分

ところ:林精神医学研究所林病院院内保育所

概要:あゆみ保育園、林病院保育士さんなど25人が集まって憲法についてご一緒に勉強しました。

憲法の基本的な立場・原則が権力者にしばりをかけていることをお話しました。また、9条を自民党・民主党も変えて、戦争ができる国にしようとしていることを自民党の憲法草案をもとに勉強し、憲法25条など朝日訴訟の闘いの成果が今日の医療・福祉の制度の根幹をなしていることを憲法の条文に沿って学習しました。憲法の前文にある、平和のうちに生きる権利を有する、という平和的生存権の非常にかっこいいフレーズを紹介して、この権利を主張することで、憲法を武器として改憲勢力と闘おうと訴えました。署名をしている時の体験談や派遣村で経験した人の命の大切さ、憲法が教えてくれた他人の生きる権利を保障することの意味を実感したことなどを、運動の経験としてお話ししました。また、憲法はすべて日本国民はという言葉から始まり、日本国民以外の人民のことが書かれていないことなどが、現実の社会の中でどういう意味をもつかも一緒に考えてみました。

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とき:2010年4月1日(木)12時~13時デモ行進 

   13時30分~14時30分駅前・コープ店前宣伝

ところ:デモ行進はシンフォニービル前 → 岡山駅中銀ビル前

宣伝行動:①岡山駅前 ②コープ大福 ③コープ大野辻 ④コープ東川原

主催:岡山県社会保障推進協議会、岡山県労働組合会議、県労岡山地域会議

概要:4月1日という節目の日にあたって、消費税の増税反対、後期高齢者医療制度廃止の実現を迫る運動を全力で取り組みます。デモ行進とアピール行動を通して訴えを行い、岡山駅頭とスコープーパー店の前で署名行動を行います。多くの皆さんのご協力をお願いします。

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とき:2010年3月21日(日)13時30分~16時

ところ:県立図書館(岡山県庁)

主催:ハンセン病市民学会in瀬戸内現地実行委員会

問い合わせ:山崎勝敏法律事務所内(℡086-234-1711)

よぼかけ:岡山県瀬戸内市にある長島には長島愛生園、邑久光明園という2つの国立ハンセン病療養所があります。入所者はおよそ500人、平均年齢80歳、平均在園年数は55年にも及びます。国の政策のもと、ハンセン病になっただけで社会から排除され、差別を受け、人権を著しく傷つけられた人たちが今も生活しいています。なぜ、このような事態になってしまったのでしょうか?なぜ、今も故郷に帰れないのでしょうか?解決のすべはあるのでしょうか?そしてこれから島はどうなるのでしょうか?私たちの明日にもつながる大きな問題を含んでいます。この機会にたくさんの「なぜ?」をともに考えてみませんか。

第1部 三重テレビ制作番組

    「いのちの格差~戦争に翻弄された病ハンセン病~」

第2部 ミニシンポジウム

   テーマ「療養所の現在と未来を考える」

新しい情勢にふさわしい教育運動体の設立を

「おかやま教育文化センター」(仮称)設立総会

とき:3月7日(日)AM10時30分~

ところ:岡山県立図書館(県庁前)

概要:「子どもと教育県民の会」を発展的に解消し、新たな組織にも参加を呼び掛け、新しい情勢にふさわしい教育運動体をめざしましょう。「子どもと教育県民の会」の加盟団体は必ず代表の参加をお願いします。個人会員の皆さんの多数の参加を期待します。「おかやま教育文化センター」の事務所は「子育て・教育なんでも相談ネットワーク」に解説します。

センター設立に向けて、「子どもの貧困」の実態について2月13日にシンポジウムが開かれました。ブログをご参照ください。

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とき:2010年3月3日(水)AM7時45分~8時15分

ところ:岡山駅前ビックカメラ・コンビニサンクス前

宣伝の様子:県労会議は2月24日に続き、3月3日に定例の早朝宣伝を行いました。この日は新聞で報道されている大企業上位20社の内部留保について伊原事務局長が詳しく紹介しました。内部留保の一部である積立剰余金が昨年3月末から9ヶ月間に、新たに1兆1477億円もため込まれている実態を告発し、労働者の賃金が10年間も上がらず、厚生労働省の発表でも年間で35万円も下がり、中小の企業が不況でモノが売れず、社員も新たに雇えず、心ならずも首きり合理化がせざるを得ない状況にあるだけに、大企業一人勝ちの経済の仕組みは政治の責任で変える必要があると訴えました。ため込んだ内部留保で年間500万円の労働者が23万人も雇用することができることも紹介して、大企業ばかりにお金が集まる仕組みを変えなければ日本の経済不況は好転することがなく、2010年春闘ではご一緒に声を上げましょうと呼びかけました。内需中心の政治に変えること、働くルールを確立して、労働者を雇用の調整弁にしないこと、社会保障制度を拡充すること、労働者派遣法を抜本改正する必要があることなど、働く者にとっての経済の課題を明らかにしました。また、3月7日には春闘共闘の学習総決起集会が開かれることを紹介して、市民の参加と協力を訴えました。

宣伝カーからの訴え

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とき:2010年2月28日(日)~3月1日(月)

ところ:静岡県焼津市

県労会議から延吉事務局員(後列正面)が参加しました。分科会で報告した藪井さんは右端の男性です。笠岡の報告は全国の仲間に感動を与えました。

概要:「3・1ビキニデー」日本原水協全国集会が2月28日から2日間、静岡市焼津市で開かれ、岡山から8人が参加しました。28日の全体集会では全国から1200人が参加しました。5月開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議までに1200万の署名を集めて、2010年を契機に核兵器なくす転換点にしようと呼びかけられ、参加者は決意に満ちた交流を行いました。岡山から参加した高梁市職労の岡崎加奈子さんは「市役所の職員に声をかけ、土・日曜日はみんなで署名行動をしている。住民1割の署名を集めたい」と元気いっぱいの抱負を語りました。また、笠岡市職労の藪井さんは分科会で「91名の賛同署名を得たことが運動に火をつけたこと。市民の過半数である2万7千人の署名をやりぬきたい。とにかく足を踏み出すことが大事」と特別報告を行いました。全体集会では高草木博事務局長が基調報告を行い、「日米が核抑止力論に立つなか、国連総会で核兵器禁止条約の交渉開始提案に124カ国が賛成している。核保有国に決断を迫る人々の更なる圧力・運動を」と訴えました。また、焼津市の清水市長が「平和市長会議のメンバーとしてNPTに参加します。広島・長崎に次いで水爆の犠牲者をだした当市として、今後も核兵器廃絶に向けて頑張る」あいさつがあり、会場は大きな拍手に包まれました。

全体集会の様子。会場いっぱいに歌声が響きました。

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とき:2010年3月2日(火)

ところ:岡山県後期高齢者医療広域連合

概要:岡山県社会保障推進協議会は3月2日、後期高齢者医療広域連合(連合長・井手紘一郎)に対して、今年4月の保険料改定の時期を迎えて、4.2%増の保険料引き上げの提案が議会に提案されようとしていることに対して、負担の軽減を求めたものです。要請には県労会議花田議長をはじめ6人が参加しました。

  

後期高齢者医療制度保険料の負担軽減を求める要請書を提出する県労花田議長

背景:後期高齢者医療制度が発足してまもなく2年が経過しようとしています。国民・高齢者からの大きな批判の下、政府は度重なる修正を行ってきましたが、制度の持つ本質そのものは何ら変わっていません。制度廃止の公約して政権交代した鳩山連立政権も、今では制度の廃止を2013年まで先送りするとしています。さらに、大幅な保険料の引き上げが見込まれることから「後期高齢者の保険料負担が増加することを一定程度是正するために国庫補助を行うことを検討する」と言っていたにもかかわらず、これを反故にしてしまいました。後期高齢者医療制度の保険料については、医療費が増えたり、75歳以上の高齢者が増えれば際限なく保険料が上がる仕組みになっています。国庫補助がなければ保険料の増大は避けられません。こうした中でも全国15県が保険料の据え置き、8県が引き下げを決めています。まさに住んでいる自治体によって保険料が違う仕組みになっているのもこの制度の不平等さが表れています。

岡山県の対応:県は財政が厳しく、保険料負担を軽減する状況にない、と苦しい県財政を説明しました。これまで懸命に働き岡山県民として頑張ってきたお年寄りの切実な願いに背を向けました。県財政の深刻さは今後もあらゆる生活部面に影響が出そうです。

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