岡山県労働組合会議

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連想分類語  NTT

と き:2012年3月15日(木)7:45~

ところ:NTT西日本岡山支店営業所前

概 要:

 岡山県通信産業労働組合(通信労組)は月額3万2千円、非正規労働者の時間賃金240円以上の引上げ、60歳越え契約社員・非正規労働者の待遇改善、成果主義賃金制度廃止などの要求を掲げて、全国で一斉にストライキを行いました。

 県労会議、自治労連、高教組、国労から合計18人が応援に駆けつけ、ビラ配布を行いました。通信労組岡山支部闘争委員長の佐藤庄平さんは、「NTTグループは私たち労働者の要求を全く受け入れず、ゼロ回答に終始しています。また、日本の政治は大企業・大金持ち優遇です。私たち労働者の闘いで政治をも変えましょう」と話しました。

 ビラ配布終了後、通信労組の河井書記長がストライキ宣言を読み上げました。宣言では、野田民主党政権が行おうとしている税と社会保障の一体改革、TPP参加など、国民生活無視の政策が進められていることを指摘し、日本経済を立て直すためには、大企業がため込んだ266兆円もの内部留保を社会に還元することが必要だと示しています。最後に河井書記長は、「通信労組は本日、全国36都道府県、27支部、115事業所の組合員352名が、始業時から10時までストライキで闘うことを宣言します」と宣言を締めくくりました。

 応援に駆け付けた産別からも連帯のあいさつがあり、本日のストライキは成功を収めました。

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とき:2010年3月5日18時30分~21時

ところ:此花会館(大阪市此花区西9条)

集会名:NTT11万人リストラ大阪訴訟勝利報告集会

概要:2010年3月5日に大阪の此花会館において表記集会が開催され318名が参加し勝利を祝うと共に、「50歳退職・賃下げ再雇用」の廃止に向け闘う決意を固めあいました。NTT11万人リストラは国鉄の分割民営化に次ぐ、労働者に最大の犠牲を押しつける国家権力を用いたリストラ攻撃でした。同時に退職・賃下げ再雇用に同意しなかった通信労組組合員に長距離・無期限の配転を命じました。

  九州・中国・四国から大阪・神戸に配転された4名と大阪・神戸から名古屋に配転された19名合わせて23名の原告団になり訴訟を起こしました。

 裁判係争中にも関わらず、岡山に一番に返し引き続き大阪、兵庫、京都、徳島、香川の戻すという画期的な成果を納めました。そして今回、大阪から名古屋に配転のあった17名について「業務上の必要性は認められず、配転そのものが違法であった」という大阪高裁判決が確定しました。(12月8日に最高裁が上告棄却)

 2002年3月10日に岡山で通信労組岡山支部を結成、5月13日に通信労組の佐藤組合員を見せしめのために大阪に不当配転、その後の訴訟に対して、県労会議は毎年ストの支援やカンパなどに取り組んできました。佐藤さんは04年1月1日に大阪から岡山に裁判の原告でありながら「家族の介護という道義的配慮から」岡山へ再配転を勝ち取っています。その後07年7月に「業務見直しで大阪配転」をちらつかせたが、岡山県地域人権連など「介護のある人を配転させるな」の要請をはじめ支店へのFaX・要請行動などの反対闘争を取り組み地元新聞にも取り上げられました、こうした世論の中で再び不当な配転をしようとしましたがこれを止めました。

 報告集会で岡山の佐藤さんは「1次訴訟で岡山に帰った事を報告し、皆さんの支援に感謝」の言葉を述べました。

 この集会には関係する県労連が招かれ、大阪、京都、兵庫、愛知、香川、岡山の議長が一言づつあいさつをしました。私は「佐藤さんが岡山に帰った後、再び大阪配転をちらつかせたとき、地域の労働者、民主団体の皆さんと支援しやめさせたこと。今回の勝利は争議を闘っている多くの仲間をはげますもの。お今後この力を多くの労働者のために発揮していただく事など」を内容にしたあいさつをさせていただきました。

 通信労組は新しい仲間を迎える等組織の拡大に力を注いでいる事、さらに非正規労働者の組織化も進んでいる事が報告され、組織強化が何よりの反撃になっています。大変元気の出る集会でした。(文責花田)

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