岡山県労働組合会議

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日付 2010年3月3日

とき:2010年3月3日(水)AM7時45分~8時15分

ところ:岡山駅前ビックカメラ・コンビニサンクス前

宣伝の様子:県労会議は2月24日に続き、3月3日に定例の早朝宣伝を行いました。この日は新聞で報道されている大企業上位20社の内部留保について伊原事務局長が詳しく紹介しました。内部留保の一部である積立剰余金が昨年3月末から9ヶ月間に、新たに1兆1477億円もため込まれている実態を告発し、労働者の賃金が10年間も上がらず、厚生労働省の発表でも年間で35万円も下がり、中小の企業が不況でモノが売れず、社員も新たに雇えず、心ならずも首きり合理化がせざるを得ない状況にあるだけに、大企業一人勝ちの経済の仕組みは政治の責任で変える必要があると訴えました。ため込んだ内部留保で年間500万円の労働者が23万人も雇用することができることも紹介して、大企業ばかりにお金が集まる仕組みを変えなければ日本の経済不況は好転することがなく、2010年春闘ではご一緒に声を上げましょうと呼びかけました。内需中心の政治に変えること、働くルールを確立して、労働者を雇用の調整弁にしないこと、社会保障制度を拡充すること、労働者派遣法を抜本改正する必要があることなど、働く者にとっての経済の課題を明らかにしました。また、3月7日には春闘共闘の学習総決起集会が開かれることを紹介して、市民の参加と協力を訴えました。

宣伝カーからの訴え

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とき:2010年2月28日(日)~3月1日(月)

ところ:静岡県焼津市

県労会議から延吉事務局員(後列正面)が参加しました。分科会で報告した藪井さんは右端の男性です。笠岡の報告は全国の仲間に感動を与えました。

概要:「3・1ビキニデー」日本原水協全国集会が2月28日から2日間、静岡市焼津市で開かれ、岡山から8人が参加しました。28日の全体集会では全国から1200人が参加しました。5月開かれるNPT(核不拡散条約)再検討会議までに1200万の署名を集めて、2010年を契機に核兵器なくす転換点にしようと呼びかけられ、参加者は決意に満ちた交流を行いました。岡山から参加した高梁市職労の岡崎加奈子さんは「市役所の職員に声をかけ、土・日曜日はみんなで署名行動をしている。住民1割の署名を集めたい」と元気いっぱいの抱負を語りました。また、笠岡市職労の藪井さんは分科会で「91名の賛同署名を得たことが運動に火をつけたこと。市民の過半数である2万7千人の署名をやりぬきたい。とにかく足を踏み出すことが大事」と特別報告を行いました。全体集会では高草木博事務局長が基調報告を行い、「日米が核抑止力論に立つなか、国連総会で核兵器禁止条約の交渉開始提案に124カ国が賛成している。核保有国に決断を迫る人々の更なる圧力・運動を」と訴えました。また、焼津市の清水市長が「平和市長会議のメンバーとしてNPTに参加します。広島・長崎に次いで水爆の犠牲者をだした当市として、今後も核兵器廃絶に向けて頑張る」あいさつがあり、会場は大きな拍手に包まれました。

全体集会の様子。会場いっぱいに歌声が響きました。

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とき:2010年3月2日(火)

ところ:岡山県後期高齢者医療広域連合

概要:岡山県社会保障推進協議会は3月2日、後期高齢者医療広域連合(連合長・井手紘一郎)に対して、今年4月の保険料改定の時期を迎えて、4.2%増の保険料引き上げの提案が議会に提案されようとしていることに対して、負担の軽減を求めたものです。要請には県労会議花田議長をはじめ6人が参加しました。

  

後期高齢者医療制度保険料の負担軽減を求める要請書を提出する県労花田議長

背景:後期高齢者医療制度が発足してまもなく2年が経過しようとしています。国民・高齢者からの大きな批判の下、政府は度重なる修正を行ってきましたが、制度の持つ本質そのものは何ら変わっていません。制度廃止の公約して政権交代した鳩山連立政権も、今では制度の廃止を2013年まで先送りするとしています。さらに、大幅な保険料の引き上げが見込まれることから「後期高齢者の保険料負担が増加することを一定程度是正するために国庫補助を行うことを検討する」と言っていたにもかかわらず、これを反故にしてしまいました。後期高齢者医療制度の保険料については、医療費が増えたり、75歳以上の高齢者が増えれば際限なく保険料が上がる仕組みになっています。国庫補助がなければ保険料の増大は避けられません。こうした中でも全国15県が保険料の据え置き、8県が引き下げを決めています。まさに住んでいる自治体によって保険料が違う仕組みになっているのもこの制度の不平等さが表れています。

岡山県の対応:県は財政が厳しく、保険料負担を軽減する状況にない、と苦しい県財政を説明しました。これまで懸命に働き岡山県民として頑張ってきたお年寄りの切実な願いに背を向けました。県財政の深刻さは今後もあらゆる生活部面に影響が出そうです。

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