岡山県労働組合会議

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3.2保険料の引き上げないよう広域連合に要請

とき:2010年3月2日(火)

ところ:岡山県後期高齢者医療広域連合

概要:岡山県社会保障推進協議会は3月2日、後期高齢者医療広域連合(連合長・井手紘一郎)に対して、今年4月の保険料改定の時期を迎えて、4.2%増の保険料引き上げの提案が議会に提案されようとしていることに対して、負担の軽減を求めたものです。要請には県労会議花田議長をはじめ6人が参加しました。

  

後期高齢者医療制度保険料の負担軽減を求める要請書を提出する県労花田議長

背景:後期高齢者医療制度が発足してまもなく2年が経過しようとしています。国民・高齢者からの大きな批判の下、政府は度重なる修正を行ってきましたが、制度の持つ本質そのものは何ら変わっていません。制度廃止の公約して政権交代した鳩山連立政権も、今では制度の廃止を2013年まで先送りするとしています。さらに、大幅な保険料の引き上げが見込まれることから「後期高齢者の保険料負担が増加することを一定程度是正するために国庫補助を行うことを検討する」と言っていたにもかかわらず、これを反故にしてしまいました。後期高齢者医療制度の保険料については、医療費が増えたり、75歳以上の高齢者が増えれば際限なく保険料が上がる仕組みになっています。国庫補助がなければ保険料の増大は避けられません。こうした中でも全国15県が保険料の据え置き、8県が引き下げを決めています。まさに住んでいる自治体によって保険料が違う仕組みになっているのもこの制度の不平等さが表れています。

岡山県の対応:県は財政が厳しく、保険料負担を軽減する状況にない、と苦しい県財政を説明しました。これまで懸命に働き岡山県民として頑張ってきたお年寄りの切実な願いに背を向けました。県財政の深刻さは今後もあらゆる生活部面に影響が出そうです。

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