岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   青年部

と き:2013年6月8日(土)~9日(日)

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要

 第1日目の全体会では101人の青年が集結し、「傾聴と自己表現」というテーマでワークショップを行いました。第2日目は、「働くことに向き合う」というテーマでワールドカフェを行い、14人が参加しました。

 内田和隆さん(生協労組おかやま青年部)はワールドカフェについて、「話合いや議論の中で一人ひとりが発言しやすくするための手法の一つ。ワールドカフェを行ったからと言って答えが得られるわけではない」と説明しました。1テーブルに4~5人が集まり、今回は「仕事でやりがいを感じるとき」というテーマでワールドカフェを進めて行きました。机ごとに模造紙が備え付けてあり、各々感じたことを自由に書き込んでいきました。

 「仕事は本来しんどいもので、仕事をしないと生活していけないからしている」「お金のためという考えを覆い隠すためにやりがいがある」というネガティブな意見もありましたが、「例えお金が山ほどあっても、お金を使って社会貢献したい」「仕事をしなくてもいいとしても、何もしないわけにはいかない」という前向きな意見がありました。

 各テーブルからの感想発表では、「こうした形で意見を出し合うのは初めての経験。自分の所属している労組でもやってみたい」という声がありました。

 閉会あいさつを行った九鬼裕史さん(県労会議青年部・部長)は、「2日間で学んだことをこれからの活動にぜひ活かしてください」とまとめました。

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と き:2013年6月8日(土)~9日(日)

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要

 全労連中国ブロック主催の青年集会が岡山県で開催され、101人の青年が集結しました。今回の集会テーマは「仲間に寄り添って、いい仕事をめざそう」で、コミュニケーションについて学びました。

 開会に先立ち、花田雅行さん(岡山県労働組合会議・議長)があいさつを行いました。花田雅行さんは、「みなさんは大阪橋下市長の”慰安婦は必要”という暴言をどう考えますか?私は若いころどうお互いを高め合っていくのか、どうお互いを尊重し合っていくのかという議論をした。こうした私の経験から言うと、橋下市長のような人が抱いている未来は実現して欲しくない。男女がお互いに尊重され、高め合うことのできるいい社会になってもらいたい。そして、みなさんの暮らしはアベノミクスの影響でよくなったでしょうか。現実問題として、賃金は上がっていない。円安で物価が上がっている。自治体職員の場合、18歳高卒初任給は14万4百円だ。今13万3千円に引き下げようという議論がされている。公務員賃金は民間賃金にも影響を与える。どうなったら私たちが安心して生活できるのかを考えてもらいたい。最後に、夏に参議院選挙が行われる。ぜひ、いい社会をつくるために投票に行ってください」と話しました。

 続いて、佐々木路生さん(広島県労連青年部)による青年労働者をとりまく状況についての基調報告を行いました。「私は様々な事情があって健康で文化的な生活を送りにくくなっている人と関わっている。いま青年といわれる人たちの周りで世の中がどうまわっていて、労働組合に関わる青年として何が求められているのかのヒントをみなさんにお話しします」と述べ、「いま全国の生活保護受給者は215万人と言われている。しかし、生活保護を受けることができるが、受けていない人は1000万人を超えていると言われている。つい最近大阪でDV被害を受けて家を出た母親と娘が餓死をするという事件が起こった。ある調査によれば1日に4.7人もの人が日本で餓死していると報告されている」と話しました。「では、こうした状況に陥る人たちは、みなさんと比べて何か劣っているところがあるかといえば、全くそんなことはない。普通の人達だ。なかなかそうした状況にある人と関わる機会がないかもしれない。しかし、私たちはひとつの社会で生きている。みなさんがその方の話しをしっかりと聞いていけば、力になることもできる。反対に、その方がみなさんの力になることもある。これからの労働組合活動で賃金要求だけでなく、社会全体の仕組みとして自分たちの生活を支えていくことのできる仕組みとは何かを考えてもらいたい」と訴えました。

 全体講演は市場恵子さん(社会心理カウンセラー)を講師として招き、「傾聴と自己表現」というテーマでワークショップを行いました。市場恵子さんのお話は「切手のない贈り物」という歌とともに始まりました。ワークショップに入る前に、「自分のことを大切に思う、好きと思うという気持ちを自尊感情という。文科省は日本人の自尊感情が低いことを受けて、対策を講じている。若いころは成長しよう、自分の能力を伸ばそう、夢を叶えよう、可能性を広げようと期待水準が高く、自分に落ち込むことも多い」として、「生まれたばかりの赤ちゃんは100%自分のことを大好きな状態でいる。しかし、赤ちゃんが成長していく過程で、色々な憂き目にあう可能性がある。例えば、比較されること、評価されることは自己肯定感を抑圧する。ましてやより力をもった人に支配されることは自尊感情を傷つける。まだまだ社会には様々な抑圧が存在する」と説明しました。

 抑圧を乗越えるために、「私たちに本当に必要なのはお互いが隣人になりあうこと。辛いときに支え合える関係を作ること」と話し、「本来持っているその人自身の力を引出し、その人が感じている抑圧や差別を押し返していく内面の力を大切にすることをエンパワメントという。このところ日本の政治家たちは過去に認めた慰安婦問題をなかったことにし、当事者の声を無視している。20年以上慰安婦問題を訴え続けている、当事者が声を上げたことはエンパワメントだ」と情勢を交えて説明しました。「しかし、エンパワメントは当事者だけでは成立しない。その声にきちんと応えるサポーターや仲間が必要だ。一緒に声を上げ、自分たちの身に起きたことを語り、その語りを信じ、闘おうとする仲間がいたからこそ今の時代がある」と締めくくりました。その後、ワークショップに移り、グループごとに断わる・頼む・提案する・ほめるロールプレイを行いました。会場からは終始楽しそうな笑い声が上がりました。

市場恵子さんは講演の締めくくりとして、「過去と他人は変えられない。しかし、今と自分は変えることができる」と参加者に伝えました。

 講演終了後、全体での夕食交流集会で1日目は終了しました。ワークショップで打ち解け、交流会は楽しく過ごすことができました。

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と き:2013年3月23日(土)~24日(日)

ところ:広島市

概 要

 革新懇は全国初となる青年革新懇全国交流集会を「希望のもてる社会の実現を」とうテーマで広島にて開催されました。全国の青年革新懇から150人が集まりました。岡山県からはおかやま青年革新懇が中心となり15人が参加しました。今回の全国集会はヒロシマ青年革新懇の呼びかけにより実現しました。

 全国革新懇・阿倍悦子さんは、「革新懇の運動を幅広く青年に広めるためにこれまで活動してきた。全国初となる青年革新懇交流集会を開催することができたことを感慨深く思う。将来への不安や生きづらさを抱える若者を支えていきたい」とこれからの決意をアピールしました。

 作家・雨宮処凛さんによるゲスト発言があり、雨宮処凛さんは、「生活保護の受給者が既得権益層に見えてしまうという異常が日本にある。無条件で生存を肯定することが大切だ。他人や社会を信じることができれば、それだけで相当生きやすくなる」と話しました。運動のありかたについて、「運動が成果主義になってはいけない。サボりながら楽しみながらすることが大切。しかし、同時に今の多くの若者にとっては、運動以前のそもそもの学習が必要。最低限の自己肯定感と人や社会へのある程度の信頼感がないと声を上げることはできない」と述べました。

 全国初となった今回の集会は大きく成功し、「今まで革新懇のことは全然知らなかった」という青年や「街頭で配布されていたチラシを見て参加した」とう青年など様々な立場の青年が参加しました。これからの運動に大きな希望を感じます。

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と き:2013年2月9日(土)13:30~10日(日)12:30

ところ:静岡県藤枝市

概 要

 全国農民連青年部第21回総会が静岡県で開催されました。青年部部長の杵塚歩さんは、「2011年が大きな転機の年となった。4月に収穫したお茶から350ベクレルの放射能が検出され、すべて廃棄した。これからどうしていこうかと真剣に考えたとき、全国に仲間がいることがとても心強かった。それぞれが色々な形で3.11と向き合うなか、これからどう生きていくのかをみんな真剣に模索している。原発に限らず、TPPなど社会はとても歪んでいる。今まで日本社会は開発による都市化で農村と自然から生活が離れていった。それによって社会が歪んだ面は大きいと思う。だからこそ社会に対する私たちの役割は非常に大きいものがある」と開会あいさつを行いました。

 その後、4人のパネリストを招いての特別企画「農のススメ・農のおいしさ~ハングリーな情熱~」が行われました。

 植田修さん(京都府・京都の和茶園)は、「2003年、私は縁あって京都府和束でお茶を作っている農家に出会ったことがきっけとなり農家になることを決意し、和束町で就農した。よそ者である自分がお茶畑で働く姿を毎日見てもらうことで本気で農業をしたいという思いが伝わり、周囲から認めてもらえるようになった」と就農したての頃を振り返り、「皆さんにも自分の中にしかないオリジナルの農業、生き方を表してもらいたい。そうすることでこれから起農しようとする人が増えると思う。何よりも畑仕事が大好きで、自分の農業スタイルを楽しむこと。そして、仲間内で楽しくやっていくこと。そういう人こそ周囲から共感を得ることができ、支えてもらえるはずだ」とまとめました。

 続いて、大坂俊広さん(静岡県・藤枝農民組合)が登壇しました。大坂俊広さんは、「現在、私一人で多品目栽培を行っている。年間50品目、連作を避けながら栽培している。できた野菜は10種類をセットにして販売している。いいものをできるだけ近く消費することに重きを置いているため、地元での売り上げが90%を占めている。また、そうすることで生産者と消費者のつながりを深めることができる」と話しました。「私はこれまでの5年間がむしゃらに農業に打ち込んできたが、ここにきてこれからどうやっていこうかと立ち止まって考えている。やはり多品目栽培には手間がかかり、24時間が自分の時間ではない。普通の人は土日が休みだが、『農家で好きなことをやっているのだから休みはなくてもいい』ということにはならない。農業で生計を維持していくためにも、しっかりと自分の栽培方法を見つめ直し、効率化をしていかないといけない」と農家独自の課題を提示しました。

 安形真さん(愛知県・合同会社アグリホリック)は、「大学卒業後、就職をしたが給料未払いの問題で社長ともめたこともあり、人に雇われて生きるのはしんどいと思うようになった。その後様々な職を転々としたが、会計事務所に就職したことが転機となった。当時農家を担当していのだが、高齢者が多く会計のことは全く理解してもらえなかった。経営努力もなく、このまま日本の農業は滅びゆくのかと漠然と思っていた。そして、自分の祖父がスイカ農家を営んでいたが、あるとき農家を辞めることを祖父から告げられた。その2つが相まって農家になることを決心した」と自身のバックグラウンドを話しました。「アグリホリックは農業を活性化し収益を上げ、生活を成り立たせ、その先にはまちの活性化があるというビジョンのもと活動をしている。今後農業をしたいと言う若者を増やすためには給与水準を上げていかないといけない。そのため、3年以内に、給与水準を上げること。5年以内にアグリホリックを全国展開することを目標にしている」と農家も計画経営していくことが大切だと主張しました。

 最後に小野邦彦さん(京都府・野菜提案企業―坂ノ途中代表)がマイクを取り、「私は生産をしておらず、販売をしています。私たちがいつも言っているメッセージは、『未来からの前借り止めましょう』です。農業が持っている環境負荷の軽減の側面を意味します。こういう意識で新規就農する人は多いのですが、途中で続けられなくなる人が多い。その一番の原因は、栽培技術はあっても、販売技術の難易度が高い点にある。自分は作るのは好きだが、売っていくことには才覚がないと言う人が農業をしてはいけないということはない。私たちは農薬化学肥料不使用を条件に新規就農者や若手農家と提携して、ネット通販や店頭での販売をしている」と事業について紹介しました。世界経済フォーラムに参加したことについて、「昨年の世界経済フォーラム東アジア会議に参加した。私が持続可能な開発のためにオーガニックの拡大を目指していると言うと、『それはいいことだ。とても大切なことだ』という反応が返ってきた。しかし、この反応は日本ではなかなかない。日本ではオーガニックと言うと健康志向と解釈されがちで環境保全とはなかなか結びつかない。小さな農地を守るスモールファーマーをいかに増やし支援していくのかと言うことまでも議論されていた。日本ではいかに管理していくかということが議論されるが、国際社会とのギャップを感じた」と話しました。

 4名の発言はどれも農業の可能性を強く感じさせるものでした。有機栽培をするのは良いものをつくりたいということだけではなく、自然環境の循環を守りたいという感慨深いものがあります。経済成長を優先するあまり私たちは生命のサイクルをなおざりにしすぎていたのではないかと反省させられる会でした。


総会は2日目に開催されました(^_^)/

 その後の総会では、①地域農業や環境を考えた安心・安全な農作物をつくり届ける②新たな出会いと繋がりを!総会、夏の学習会を充実させる③地域・青年部の充実の3点が提案され、満場一致で採択されました。


茶畑の見学も行いました(*^^)v

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と き:2013年2月6日(水)7:45~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概 要

 岡山県労働組合会議は定例の早朝宣伝を行いました。明け方、雨がしとしと降り、寒さが増す中での行動となりました。今回は5人が参加し、「若者にまともな雇用を!」のチラシを配布しました。

 マイクを握ったのは伊原事務局長で、「いよいよ2013年春闘の始まりです。私たちはすべての労働者と一緒になって、暮らしと生活の向上のためにたたかっていく」と語り、「大企業は267兆円もの内部留保をため込んでいる。この10年間労働者の賃金は下がり続け、消費税増税や社会保障改悪など、労働者の犠牲の上に積み上げられているのが内部留保だ。内部留保のわずか1%活用することですべての労働者1万円の賃上げが可能だ」と展望を話しました。最後に憲法問題について、「自民党・安倍政権は日本国憲法を改正することを目論んでいる。自民党の改憲草案では、権力者を監視するという憲法本来の役割を破壊し、国の責任を放棄する内容になっている。『天皇元首制』『国家・国旗の尊重義務』など、国民に対して義務を課し、国民を監視する内容になっている。自民党が考えるような憲法が実現したら本当に恐ろしい社会になってしまう。一緒に声をあげてもらいたい」と訴えました。

 

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と き:2013年1月26日(土)17:00~18:00

ところ:県労会議会議室

概 要

 2009年12月11日の県労会議青年部第1回定期大会以降、青年部としての活動は行われず、事実上の活動休止となっていました。2011年5月から活動再開に向けて月に1度の青年部会を再開し再結成のための準備を行ってきました。そして、約2年に及ぶ準備期間を経て第2回青年部定期大会を開催し、青年部再結成に至りました。今回の定期大会には各組織から総勢13人が参加しました。

 大会では県労会議・花田議長があいさつし、「私の出身である岡山市職労の青年部では交流することを重視していた。交流を通して仲良くなっていく中で、様々な疑問や知りたいことなどを言い合えるようになった。青年部活動をしていて本当に良かったと思う。みなさんも、交流を通して青年部活動を盛り上げてもらいたい。そして、学習もしっかりして、お互いのいいところを取り入れながら要求をつくってもらいたい」と青年を励ましました。

若かりし頃を振り返る花田議長(笑)

 青年部の岩本部長は、「先日医労連青年の会議で学習会を行い、1時間ほど意見交換を行った。普段職場内や組合の先輩に対して意見をいうことは出来なくても、青年部の中でなら自由に意見がいうことができる。これが大切だ。青年だからこそ出せる要求でこれからもがんばっていこう」と話しました。

岩本部長は今大会を機に引退されました(T_T)/~~~

 その後、県労会議の弓田さんが活動方針の提案を行いました。弓田さんは、「県労会議青年部では『労働組合とは何か』『青年部とは何か』を自分たちで考え、活動を通して自分なりの答えを見つけることを目指していく。そのため今年度は組織の活動が見える、身近に感じることのできる運動展開を具体化していこう」と話し5つの提案を行いました。

①憲法を活かし住民本位の震災復興・原発ゼロ、戦争のない持続可能な社会をめざそう

②すべての課題を組織拡大強化・青年運動の発展に結び付けよう 

③「なぜ学ぶのか」「楽しく学ぶ」を重視した学習を進めよう 

④安定した雇用と社会保障充実に向け、声を集め広げよう 

⑤政治の民主的転換をめざそう

議案は満場一致で採択されました。

 大会では各青年部の活動報告が行われました。自治労連青年部からは、「交流を目的として4つの行事を開催した。事務局としてはどれも有意義な行事になったと考えている。しかし、参加人数、参加者の反応に差があった。参加人数が少なかった行事については広報にもっと力を入れることができたのではないか、内容もより魅力的なものにできたのではないと反省している」と今後に期待を持てる報告がありました。

活動が休止状態に陥り、ここ数年の間に活動を再開した高教組青年部からは、「青年部活動が停滞していた時期があり、青年の結集が非常に悪かった。青年の参加が増えたのはここ2年くらいからだ。きっかけとなったのは遊ぶことと学ぶことを合わせた企画で、『まなそび』を行い多くの青年が参加してくれたこと。参加した青年の半数以上が組合に来たことのない人たちだった。徐々に労働組合に対する理解が深まっている」とこれまでの成果を振り返りました。

JMIU青年部は、「年に1度ソフトボール大会、ボーリング大会を開催し交流を深めている。しかし、予算が少ないため毎回工夫をしながら企画をしている」と苦労をしながら活動を展開している様子が伺える報告でした。

生協労組おかやまからは、「実は青年部は事実上存在していない。いまは1人でやっている状況で、青年の結集が非常に悪く悩んでいる。今考えているのは、一所懸命働きたいという思いをサポートできるような企画だ」と何とかして青年のモチベーションを高めたいとの思いに溢れた報告でした。

医労連青年部は、「単組で平和行進にオリジナルTシャツを作成して参加し、クリスマス会を企画した際には60~70人が参加した。また、さつま芋を植えて、収穫したさつま芋を販売して財政活動を行った。今年もみんなで和気あいあいとした活動をしていきたい」との前向きな報告でした。

終了後、近くの居酒屋で交流会を行いました。仕事に対する熱い想いと悩み、恋愛についてなどを語り合いました。

 

今年度は以下のメンバーでがんばっていきます(^_^)/

部          長: 九鬼 裕史(医労連)

副  部  長:中務 愛子(医労連)

事 務 局 長:弓田 盛樹(県労会議)

事務局次長:内田 和隆(生協労組おかやま)

常 任 幹 事:高森 望 (自治労連)

             村田 功一(自治労連)

             高田 学 (高教組)

             坪井 晶子(県労おかやま)

             若葉 純一(JMIU)

これからも県労会議青年部をよろしくお願いします。

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と き:2013年1月12日(土)13:00~13日(日)12:00

ところ:東京・全労連会館

概 要

  2013年春闘に向け、「青年が動けば世界が動く」をスローガンにした全労連青年部第29回代表委員会が開催されました。委員会には全国から33人の仲間が集まりました。

 開会あいさつを行った五十嵐青年部長は、「青年が人間らしく働くためには克服しなければならない課題がたくさんある。こうした状況下で労働組合の役割は重要になっている。春闘は賃上げ闘争から始まったが、それだけでは社会の課題を解決することはできない。時短、社会保障拡充など発展的な運動にしないといけない」と話しました。

 その後、議案が提案されました。経過報告の中で五十嵐部長は、「全労連で提起された青年アンケートは共闘団体にも呼びかけとりくみを進めている。現段階では1000筆のアンケートが集約されている。1月まではアンケートを拡散し、2月中に最終集約を行いたい」とアンケートへの協力を呼びかけました。

 全体討論は各県から積極的な発言が相次ぎました。大阪労連青年部からは、「大阪労連に結集している組織でも、青年部の役割が何であるかが不明確になっている中、地域労連青年部と産別青年部への結集を合わせて行うのは困難。青年の意識は産別・職場で止まってしまう。どう克服するかが重要だ」との問題提起がありました。

生協労連青年部からは、「全国の仲間で5月に交流会、9月に総会を開催した。初めは女性の割合が低かったが、参加人数が増えるとともに女性参加者も増えている。今では5分の1が女性だが、半数が女子という状況をつくりたい」との発言がありました。

愛知労連青年部からは、「青年部で大切なことは気軽に交流ができることだと思う。昨年の総会は居酒屋を貸し切って開催した。今年も交流を大切にした活動を行っていく」と前向きな発言がありました。

岩手労連青年部からは、「青年大集会に向けてのプレ企画を開催した。今年はスポーツ交流会や食べり場などを企画する。また、昨年は最賃体験を行った。これまでは話を聞くだけだったが、体験することで改めて厳しい生活実態がわかった」との発言がありました。

愛媛労連青年部から、「学習協と連帯して労働学校を開催した。ベテランと初級者が同様に参加できたことが画期的」という発言がありました。

 その後、4つのグループに分かれて分散討論が行われました。第2グループでは組織拡大をテーマに討論が行われました。全労連青年部の細川副部長は、「各県ごとに独自のとりくみがある。それらを取り入れてより新しい活動をつくることが必要」と討論の道筋を示しました。参加した青年からは様々な意見が出ました。「大阪では労働組合に対して嫌悪感を抱いている人が多い」「先輩に入るようにと言われて労働組合に加盟する人が多い」「仕事など日常的なことに追われて組合どころじゃない」「青年にとっては集まること自体がたたかい」などの意見がありました。

 今回の代表委員会では青年部の組織拡大をいかに図るのかが重視されていました。労働基準法などの働くルールは学校では教えてくれません。多くの青年が何も知らされていないまま社会に放り出されています。労働組合としてそうした課題に焦点を当て、積極的にアプローチしていくことが求められています。

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と き:2012年11月23日(金)~25日(日)

ところ:東京都内

概 要

 極端なまでに右傾化する政党・政治家が増えています。自民党は国防軍を持つことを改憲案に明記し、日本維新の会は核武装することは必要と言っています。憲法9条をなくし日本を戦争のできる国にしようという動きが活発化しています。こうした情勢の中で日本平和大会が東京で開催されました。

 23日には基地調査が行われ、横田基地と横須賀基地に分かれて行動しました。今回は横田基地調査に参加しました。横田基地はベトナム戦争が激化すると同時に、ジェット戦闘機の出撃拠点として機能するとともに、輸送・中継・補給・修理の基地として強化されてきました。そのために爆音が激化し、事故も多発し、滑走路直下の昭島市堀向地区の住民は集団移転に追い込まれました。

 

 案内をされた現地平和委員会の池田さんは、「1970年代には関東計画により首都圏の空軍施設・米軍居住地が横田基地に集約され、第5空軍、在日米軍司令部が移転してきた。移転にかかる費用は私たちの税金で賄われ、思いやり予算の布石となった」と話し、「1976年には周辺住民が『静かな夜を返せ』と横田基地公害訴訟を初めて提訴した。初めに闘っていたのは農民で、それを労働者、学生が応援していた」と説明してくれました。

 基地調査終了後、19時から青年企画ピースシャウトが開催され、50名の青年が参加しました。

 ローランド・G・シンブランさん(フィリピン大学教授)により「基地返還の経過といま」というテーマでお話がありました。

 

ローランド・G・シンブランさんは、「フィリピンでは若者が重要な役割を担っている。フィリピンで基地返還を実現できたのは学生たちが自主的に全国組織を結成し運動を進めたからだ。現在日本からも多くの平和活動家がフィリピンを視察している」と学生の学生たちの力が大きかったことを訴えました。最後に、「若いみなさんはこれからのこの国の平和を左右する。すべての米軍基地をなくすために最後までたたかい続けましょう」と締めくくりました。

 そして、現地実行委員により「基地をなくしたらヴィジョン」が発表されました。基地をなくした跡地を利用して、メガソラー発電を設置することや、児童養護施設・DV被害者支援センターを建設することなどが提案されました。これらは基地をなくし、思いやり予算を廃止すればすぐにでも可能なことです。

全国各地の青年が登壇(^_^)/

平和の思いを訴えました!

 最後に「RANKIN TAXI」のライヴで青年集会は幕を閉じました。

基地撤去、オスプレイ配備反対をラップで伝えました(^_^)/

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と き:2012年10月6日~8日

ところ:倉敷芸文館

でっかい感動ありがとう

10月6日~8日、労働者教育協会主催の全国学習交流集会が倉敷芸文館で開かれ、全国からの参加者は600人を超えました。初日は全体集会として全日空の尾崎恵子さんが「輝いていきたい、仲間とともに」と題して、自らの労働組合活動を紹介しながら記念講演。

講演する尾崎恵子さん

その後は「感想交流会」が開かれ、尾崎さんの講演をもとに労働組合の役割や日頃の活動の大切さなどを語り合いました。夜は「出会う・つながる交流会」として、全国の参加者が出身県の情報や趣味を交換しながら盛り上がりました。参加者が主役の分科会では安保や青年の活動など10のテーマに分かれて、学び交流しました。熱心な討議に時間を忘れるほどで、参加者はそろってこの感動を活動に生かしたいと口々に語っていました。

今日の安保情勢と課題を話す山田敬男会長

3日目は下野関私立大学の関野秀明さんが「現代の政治課題と科学の目」と題して貧困をテーマに講演しました。感想文には、「生き方が変わった」「すごく楽しかった」「この感動を地元に持ち帰って活かす」などの決意と感動に満ちた内容がびっしりと書かれていました。

関野秀明先生

地元の実行委員も疲れを見せながらも、労働者教育協会・山田会長が閉会の挨拶で語った、「憲法と安保に強い学習活動家を育てよう」という言葉を大切に今後も活動していこうと言葉を交わしていました。講演をされた尾崎さんも関野さんも学習意欲に満ちた参加者を前に、講演にも力が入った様子がよく分かりました。今回の交流集会は4年前に衆議院選挙を心配して流した経過があり、リベンジとも言える集会でしたが、前回の東京集会が少なかっただけに、中央の役員の方も大変喜んでいました。いつの間には「岡山の成果や教訓を活かそう」が共通語になっていました。

講演のまとめはココ10.6~8全国交流集会・講演まとめ

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と き:2012年9月15日(土)~16日(日)

ところ:東京・全労連会館

概 要:

 季節は殆ど秋に移り変わろうとしている9月半ば、全労連青年部は第25回定期大会を開催しました。原発事故を巡っての反原発運動を皮切りに様々な運動が大きく前進した一念だったと思います。

 開会に先駆け、全労連青年部・松山部長は、「仕事に就くことが困難な青年が多い。生活に密着した報道がされなければならないのに、消費税増税・TPP参加など争点をずらそうとした報道がされている。こうした状況だからこそ、青年労働者が連帯し、語り合うことでお互いを知りあうことが大切だ」と開会あいさつを行いました。

 来賓として参加した大黒全労連議長は、「今マスコミは総選挙を意識した報道を行っているが、野田民主党政権に対しては国民的怒りが爆発している。躍進しているかのように見える橋本維新の会の維新八策を見ると、強権的、ファッショ的な本質が見て取れる。増々、貧困格差の解消と改善、働くルールの確立など労働運動としてのとりくみが重要になっている。運動を強化し、広がる協働をさらに広げがんばろう」と話しました。

 労働者学習協会の須藤さんは、「何年か前、ある組織の人に『青年は平和と交流しかしちない』と言っている人がいた。しかし、いま何かしたいという青年が増えてきている。みなさんの活動は社会を大きく変えます。みなさんの活動を応援します」と話しました。

 全労連青年部の五十嵐書記長が2011年度活動総括と2012年度運動方針を提案しました。2011年度の活動報告では、9月23~28日にかけて海外の青年活動家との交流が実現したことや、全国青年大集会実行委員会・Ring! Link! Zero・中央青学連や就職連絡会、首都圏反原発連合などの団体に積極的に関わったことが報告されました。2012年度運動方針について、①平和と憲法を守り、住民本位の震災復興・原発ゼロをめざす(将来・未来を見据え安心で安全に働き続けられる世の中をめざし、平和の問題をはじめ、震災復興のとりくみを重視する。)②安定した雇用と社会保障充実に向け、声を集め広げよう(青年の生の声を集め広げる取り組みを重視する。身近な人をはじめ、職場に足を運び対話・アンケートにとりくみ、集めた声を広げる。)③「なぜ学ぶのか」「楽しく学ぶ」を重視した学習を進めよう(学習にあたっては、1.「なぜ学ぶのか」「誰もが働きやすい社会にするためにはどうしたらよいか」という視点、2.交流を通じてお互いのことを知ることも学習の一部。「楽しく学ぶ」を重視する。)④すべての課題を組織強化拡大・青年運動の発展に結び付けよう(青年の置かれている状況をなんとかしようという気持ちや、組織拡大の悩み、他の成功事例などを共有することが組織強化・拡大の第一歩。地域・職種をこえた交流をはかり、つながることを重視し、互いの仕事のやりがいや課題について議論し合える関係づくりを重視する。)以上4点が運動の基調として提案されました。五十嵐書記長は、「全労連青年部は未組織も含めたすべての青年労働者を視野に入れ、切実な要求の組織化、対話と共同の運動の促進のために先頭に立って青年の声を広げることを呼びかける」と最後にまとめました。

 全体討論では、「活動報告が報告だけで終わっており、総括がない」「青年部のHP更新が全くされていない」など厳しい指摘もありましたが、「楽しくなければ青年部ではない」「つながりをつくることも学習だ」など青年らしさの溢れる意見も多数ありました。全体討論後の分散討論では、今後の青年部運動をどう盛り上げるのか、またどうやって青年とつながって行くのかを中心に議論しました。どの組織でも青年をいかに結集させるのかについて大変苦労している様子が伺えました。

 全労連本部の定期大会でも「青年の育成」が強調されていました。今回の全労連青年部定期大会でもどう青年部を拡大・強化するかについて中心に提案されていました。これからの活躍にご期待ください。

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