岡山県労働組合会議

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カテゴリ   青年部

と き:2012年8月31日(金)18:00~

ところ:広島県・東区地域福祉センター

内 容:

 全国学習交流集会in倉敷・広島実行委員会は「非正規雇用問題」に関するシンポジウムを開催し、10年後の働き方について考えました。青年を中心に40人が参加し、有意義なシンポジウムとなりました。

 コーディネーターの佐々木宏さんは、「私は広島大学で教育福祉論を研究している。教育福祉論は学校教育と貧困問題を扱う分野。いま非正規雇用は豊かでない家庭で育った子どもが社会に出た後の受け皿になっている。そういった点に関心がある」と開会にあたりあいさつをしました。

 その後6人のパネリストが順次問題提起を行いました。松岡幸輝さん(広島法律事務所・弁護士)は、「非正規労働者の問題は2点ある。正規と比べて明らかに賃金が低いことと、技術の習得が困難という点が大きな問題だ。非正規の場合は一般的に正規職員よりも賃金が安く、一時金がない。退職金がないなどという話もある。正規職員と同じ仕事をしているにもかかわらず、賃金に差があるというのはおかしいと思われる。労働者にはキャリアを高める権利がある。しかし、日本では認められていない」と問題提起を行いました。

大橋隆行さん(ヒロシマ青年革新懇事務局長)は、『若者の生活と仕事に関する実態調査』アンケートの結果報告を行い、「未婚が80%を超えており、実家暮らし46%を占めている。総支給額は20~29万円が最も多かった。若者の貧困化が見える」と話しました。

 大内理枝さん(広島県労連パート・臨時・嘱託労働組合連絡会会長)は、「学校給食の現場では正規の職員が1~2名。残りはすべて非正規。また、保育の現場では半数以上は非正規で働いている。保護者からしたら正規・非正規は関係ない。区役所の案内も嘱託職員だ。住民サービスの最前線で働いている職員が非正規というのは問題」と公務現場の実態を話しました。

 山地恭子さん(広島共立病院相談室・医療ソーシャルワーカー)は、「まず正規・非正規に関わらず、医療費に関する相談がない日はない。若い人からお年寄りまで変わらず相談がある。しかし、最も困難なのは非正規労働者であると思われる。入院して病気をしたら即解雇などということが後を絶たない」と話し、「最近の相談例に、非正規で働きながら親の介護をしていた人がいます。しかし、非正規であるために医療費の支払い、葬式費用が困難というケースもある」と切実な実態を訴えました。

 佐々木路生さん(広島県生活と健康を守る連絡会)は、「非正規という問題について、所得が低く抑えられているという問題。経験の蓄積ができないという問題。さらに、社会との繋がりを絶たれているという問題がある。私たちのもとに相談に来る人たちは、本当に社会との繋がりを失っている人が多い」と話し非正規という働き方により社会的つながりが絶たれていることを訴えました。

  居神友久さん(広島県民主商工団体連合会事務局長)は、「大企業1万2000社、中小企業は420万社が存在する。従業員数で言えば、大企業1196万人、中小企業4200万人という構造になっている。日本の中小企業の果たす役割は数字から見ても大きいと考えられる。しかし、バブル崩壊、規制緩和により中小企業の経営は厳しさを増している。モノづくりの技術を継承するためにも非正規という働き方は考えられない」としました。

  会場からは、「大企業による値切りや、大企業優位の法改正など大きな問題ではあるがもっと根深いものがあるのではないか」「労働者は正規、非正規と分断され、労働者として結集することが困難な状況にある」などの意見が出ました。

  最後にまとめとしてコーディネーターの佐々木宏さんは、「日本が高度成長していくことが見込める場合、問題解決は難しくない。しかし、経済は成熟してきている。今は誰かが負担しなければ問題は解決できない構造になっている。いま運動のできる人が声をあげ、運動に参加し、弱い立場にある人が運動に参加し、声をあげることができるようにしないといけない」と話しました。

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と き:2012年8月18日(土)~19日(日)

ところ:広島県立県民の浜海水浴場

概 要:

 2012年夏の終わりに初めて全労連中国ブロックに所属する青年の交流集会が開催されました。今回の交流集会には総勢12人が参加し、密度の濃い交流となりました。既に来年の開催地も決定しています。

 開会に際し実行委員の弓田盛樹さん(岡山県労働組合会議)は、「みなさんがいまの自分とこれらの自分を考え、自分の夢や希望から活動に参加するようになってもらいたい」と今回の集会の目的を話しました。その後、アイスブレイクとして自己紹介カードを使った自己紹介交流を行い、それぞれの職業・職種、趣味などのアクティビティで会話が弾みました。参加者同士のつながりを深めることができたのではないかと思います。

 自己紹介交流終了後のフリータイムでは海岸にいき、思い思いに羽を伸ばしました。

2日目はそれぞれの「今とこれから」というテーマでディスカッションを行いました。各人の現場、職場の状況、悩み・葛藤、さまざまな不安を語り合いました。「労働組合や民主団体は組織率を低下させている。10年後が心配だ」「専従職員こそ色々なことに加わっていかないといけない」「やりたいことがうまくできない。組織に縛られていてはいけない」などの意見がでました。お互い困難な状況下でもがんばる同じ青年のスガタに、大きな刺激を受けたのではないでしょうか。

参加者からは、「今とこれからを話すことなんてないで、いい内容だった」「様々な職種の実態がわかってよかった」「青年のつながりに希望が持てた」など前向きな感想が寄せられています。

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と き:2012年5月27日(日)9:00~

ところ:静岡県

概 要:

 

 ユニアカ2012の二日目では原発ゼロの運動を青年としてどう進めて行くのかを考える学習会となりました。林克さん(静岡県労働組合評議会議長)を講師として、「世界一危険な浜岡原発の廃炉から、原発ゼロをめざす」と題した講演が行われました。

2日目の司会は細川善広さん(国公労連)(^_^)/

 林克さんはまず福島原発事故の惨状を目の当たりにして原発が「安全」で「安い」ものではないことが明らかになったとし、「校庭の土壌、水道水、牧草、農産物、水産物、そして、静岡のお茶にまで放射能汚染は及びます。チェルノブイリ事故では9000人がガンで死亡し、子や孫など次世代にも大きな影響を与えています。現在、福島県の12市町村10万人が避難生活を余儀なくされています。このように原発事故の被害は空間的、時間的、社会的に広がります」と話しました。

 

林克さん(*^^)v

 原発が安全でないことについて、「原子炉を止めたとしても、原子炉内の燃料棒は膨大な熱を出し続けます。絶えず水で冷やすことが必要で、構造そのものが不安定です。また、核燃料を燃やすと使用済み核燃料が絶えず出続けることになります。100万キロワットの原発から、毎日3kgのウランが出ます。これは1日でヒロシマ型原爆3発分。1年で1000発分に相当します。しかも、使用済み核燃料は後始末ができないのです」とグラフを示しながら説明しました。

 「浜岡原発予想される東海地震の震源域の真上にあります。また、長さ400kmの巨大な活断層が浜岡原発の真下に存在する可能性があることも研究でわかってきています。中部電力はそうしたことを否定していますが、東日本大震災以降、専門家らは耐震評価の見直しを訴えています」と浜岡原発の危険性を訴えました。最後に、「3月11日のひまわり集会では幅広い共同が実現しました。5000人の参加があり、若者や子供連れの親子、ビジネスマンの姿も見受けられました。幅広く結集する運動と機動的に行動する運動を作っていかなければいけません」と今後の運動のあり方について話しました。

感想交流の様子(^_^)/

 その後、グループに分かれて感想交流と今後の運動について話し合いました。各グループの意見で多かったのは「自分たちの生活を見直さないといけない」という意見です。原発をなくすだけではなく、これからの自分たちのライフスタイルについて多くの青年が考えていました。

最後にグループごとに発表ヽ(^o^)丿

 閉会あいさつをおこなったのは中津川恵子さん(大阪労連)で、「原発ゼロの社会をつくるために、青年同士が連帯して頑張らないといけない。今日までの2日間で学んだことを、帰ってから一人でも多くの青年に広めてください」と話しました。

中津川恵子さん(大阪労連)

 今回のユニアカは原発問題をテーマに開催されました。これからの時代を生きていく私たち青年だからこそできることとしなければいけないことがあると思います。ユニアカ2012を通して、これからの自分を見つめなおすことができたのではないでしょうか。

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と き:2012年5月26日(土)13:00~

ところ:静岡県

概 要:

 全労連青年部主催のユニオンユースアカデミー2012(通称:ユニアカ2012)が静岡県で開催されました。北は北海道、南は沖縄、全国各地から青年52人が参加しました。

バス内の青年の様子(^_^)/

 第1日目は浜岡原子力館の見学を行いました。集合場所である静岡駅からバスで約1時間の移動となりました。バス内企画として岡村哲志さん(原発問題住民運動静岡県連絡センター事務局長)により「浜岡原発と住民運動」と題したお話を聞かせてもらいました。

バス内企画の司会を担当するのは矢澤純さん(千葉県労連)

 岡村哲志さんは、「原発はいったん事故がおきたらどうすることもでず、被害の大きさは予想もできません。中部電力は〝安全性は大丈夫″、〝火力発電よりも安全だ″、〝外国では町の中心に原発がある″などという無責任な宣伝を行い、原発を建設しました」と浜岡原発の危険性を訴えました。また、3月11日に開催した「ひまわり集会」には4000人が参加し、浜岡原発を「人の鎖」で包囲したことについても紹介しました。

岡村哲志さん

 浜岡原子力館到着後、グループに分かれ館内を見学しました。館内にはいかに原発が安全であるかを示した模型がたくさんありました。しかし、福島原発事故についての説明はどこにもなく不快感を抱きます。電力会社は未だに「想定外の事故」としてしか考えていないのでしょうか。

 浜岡原子力館見学終了後、ホテルに向けて移動。バス内企画第2弾として、杵柄歩さん(農民連青年部部長)を講師に講演が行われました。

杵柄歩さんの話は大好評でした(*^_^*)

 杵柄歩さんは、「福島原発から100km以上も離れたところで生産された農作物からも放射能が検出されました。出荷間近の農作物を破棄しなければならない農家の心の痛み、やり場のない悔しさ、将来の不安を思うと胸が潰れる思いです。本当に大切なものは賠償されないのです。原発と生命そして生命を育む農業は共存できないと強く感じます」と農業家の一人として訴えました。杵柄歩さんは豊かな大地と自然を破壊し、人々の健康を脅かしてまで原発を建設し維持する必要はないとし、その根拠として、「静岡県の場合はたった10.6%が原発からの電力供給で、原発がなくても火力や水力をフル稼働させれば十分に賄えます。日本のような地震大国に54基もの原発が存在する以上と危険性をいまこそ認識しないといけません」と話しました。最後に、「私たち自身もこれまでの生活を見直し、新たな未来への舵を切るときに来ています。被災地を思い先の見えない不安のただ中にいた折に、友人のお父さんが言いました、『どんなことが起きても俺たち百姓はつくり続けなければならない』と。私たちにできることはつくり続けることです。食料は人の命をつなぎます。その命の糧をつくりだすのが私たち百姓です」とまとめました。

楽しそう♪

 ホテル到着後、夕食交流会、青年大交流会(二次会)が開催され、大いに盛り上がりました。また、参加した青年からは「楽しい」「来てよかった」といった感想が多くあり、青年同士の連帯感の強さを感じる1日となりました。

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と き:2012年5月10日(木)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要:

 第83期岡山労働学校がいよいよ開講しました。今回は「働くて、なんだ?教室」というテーマで働く権利について2ヶ月間学びます。入学式には40人が参加し、前期の労働学校で大好評だった沢山美果子さん(岡山大学大学院客員研究員)をお呼びしての記念講演が行われました。

 県学習協会長の伊原潔さんは、学ぶことで初めて見えてくるものがあるとし、「2ヶ月間一緒に労働学校で学んでいきましょう」とあいさつを行いました。続いて、沢山美果子さんによる講演が「自分の『不安』と向き合って」というテーマで行われました。 

 

  沢山美果子さんは、「〝35歳のわたし″というレポートを学生に書いてもらったことがあります。そこにはいくつか特徴が見えます。ほとんどの学生が白い家に住んでいて幸せな生活を送っていると書いています。また、女性と男性のライフスコープは全く違います。女性の場合、卒業後すぐに就職できると思っている人は少なく。男性は、自身が身を立てないと結婚できないと考えているようです」と話しました。また、最近では就職できるかどうか入学早々から不安感を抱く学生が増えていることや、日本生産性本部の調査ではデートよりも仕事を優先する人の割合が過去最高の87.0%であることを紹介しました。沢山美果子さんは働くことは生きること、働き方は生き方の問題だとし、漫画「働きマン」(安野モヨコ)の中から多様な働き方を取り上げ、「働き方に悩んだら、自分はどう生きたいのかというところまで考えることです。しかし、今は早さばかりが求められすぎており、学校のテストでもいかに早く答えを出すかが重視されます。焦らずにじっくり物事を考え、本質をつかむことが大切です」と話しました。最後に沢山美果子さんは、「自分の中の違和感や迷い、居心地の悪さ、不安感を問いにしてください。問う主体は自分自身です。考え続けるプロセスの蓄積に意味があります」とまとめました。

 沢山美果子さんの講演を聞いて、今期の労働学校でみなさんと学び、ネットワークを作っていくことを大切にしたい。そんな風に思いました。自分はどうありたいのか。何を大切にしているのかもっと深めていきたいです。

 みなさんも一緒に労働学校で学びませんか?来週の労働学校は一味違います。来週テーマは「偏愛交流」です。自分の好きなもの、こだわっていることなどを、ドンドン紙に書いて交流します。ぜひ参加してください(^_^)/

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と き:2012年5月6日(日)13:00~

ところ:イトーヨーカドー前

概 要:

 Ring Link Zero実行委員会の呼びかけにより、「核兵器ゼロ全国青年いっせい行動デー」が全国各地で行われました。岡山では民主団体を中心とする青年9人が集まり、核兵器廃絶署名、折り鶴宣伝、シール投票を行いました。署名は6筆集めることができました。

 最初にマイクを取ったのは弓田盛樹さん(県労会議)で、「5月5日23時をもって国内で稼働している原発がなくなりました。子どもたちのためにも原発はなくさなければいけません。原発は核兵器と同じです。核兵器開発の延長線上で開発、普及されたのが原発です。そして、今なお世界には2万発以上の核兵器が存在します。核兵器と人類は共存できません。みなさんの思いを署名に寄せてください」と訴えました。

続いて、石原友喜さん(PPO)がマイクを握り、「僕たちはいま核兵器ゼロをめざす署名を集めています。世界にある2万発の核兵器はなくさないといけません。この署名は国連に届けます。みなさんの一人ひとりの思いが世界から核兵器をなくします」と署名への協力を呼びかけました。

 また、5月6日に国民平和大行進がスタートしました。東京・夢の島を出発して広島・平和記念公園まで3ヶ月間歩きつづけます。7月16日に岡山入りをします。誰でも、気軽に参加できます。みなさんのご声援をお願いします。

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と き:2012年4月7日(土)10:00~

ところ:国際交流センター

概 要:

 岡山県学習協は5月から開校される第83期労働学校と10月に開催される全国学習交流集会のプレ企画を兼ねて、島根県学習協事務局長・吉儀和平さんを招いての学習会を行いました。今回のテーマは「吉儀流生き方から学ぶ」と題した自分史です。労働組合などから青年を中心にして13人が参加しました。

 吉儀和平さんは自身がいつどこで何をしたのかを以前から記録として残しており、旅行の記録だけでもノート18冊分あるとのこと。小学から中学時代について、「逆上がりもろくにできず、私は運動ができませんでした。これからの時代を生き抜くには軟弱な体ではダメだと学ぶことができた。中学校では軟式テニス部に所属し、県大会で3位になりました。この時、自分に自信を持つことができるようになりました」と話しました。吉儀和平さんは、「高校生の頃は学生運動が盛んな時期で、学校の校門周辺にヘルメットをかぶった学生がやってくることもありました。しかし、そういった環境に触れ、日米安保について友達と議論をするようにもなりました。また、学校内ではテストの順位が上位50人まで発表されていました。そのことについて、差別だと学校側に抗議し、掲示をやめさせました。このころから、おかしなことに対して意見をいう事ができるようになりました」と自分史を話しました。

 吉儀和平さんのお話はとても面白く、参加者からは笑いが絶えませんでした(^_^)/

 大学ではマルクス主義の歴史観を学び、理想社会を平和に、法則的に作るにはどうするのかを考え民青同盟、日本共産党に入党。その後も、学生時代は積極的に活動にかかわってこられました。

 吉儀和平さんは松江市職員時代、労働組合活動に非常に積極的で、自治労青年部の役員を務めました。しかし、社会党一党支持に反対したことから青年部役員をわずか2年で外されるなど悔しい思いを経験されました。文化活動への関心も非常に高く、市職員として音楽祭やスポーツ大会を開催、また、伝統行事「ホーランエンヤ」を16年ぶりに実施するなど活動は多岐にわたります。「住まい」への関心も高く、「日本人はもっと住まいにこだわるべきだ」と話しました。

 今回の学習会で印象的だったのは「楽しいことはぼやっとしていても成果がある。苦しい仕事はいくら頑張っても成果が出ない」という吉儀和平さんの言葉です。どんなことにも楽しみを見出すこれが「吉儀流生き方」なのかもしれません。

学習会終了後、参加者で三光荘近くの河川敷でお花見を行いました。それぞれが一品を持ち寄るポットラック形式でお花見を行い、みんなで楽しみました。

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と き:2012年4月6日(木)19:00~

ところ:県労会議会議室

概 要:

  大好評「学習の友」読書会が開催されました。今回は4月号を使って参加者9人で輪読を行いました。読み合わせた記事は「ホンダ裁判・不当判決を批判する―鷲見賢一郎」「安保が分かれば、世界が見える!―山田敬男」の2つで、それぞれが感じたことを話し、議論が展開されました。

 ホンダ裁判については、「なぜ労働者に不利な判決ばかりが出るのか」「今回のJAL不当判決と同じだ」という意見が出ました。また、労働者よりも資本側の方が圧倒的力を持っていることなどが議論されました。日米安保について、「安保がなくても日本はアメリカの言いなりになるのでは」、「安保条約について学校ではあまり学んだことがない」という意見がありました。こうした場で学習しながら、安保の実態を広く伝えなければいけないとまとまりました。

安保から話は広がり、TPPについても議論が展開されました。「TPPに参加した場合、日本のマンガやアニメはどうなるのか」、「TPPではアメリカだけが国内法が優先されるため、あまりにも不平等」など話題は尽きませんでした。

読書会に参加しているメンバーは立場も違えば、年齢、仕事も違います。毎回、バラエティーに富んだ議論が展開され、参加者同士が自分の思いを熱く語り合います。次回は5月7日に開催されます。気軽に参加してください(^_^)/

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と き:2012年1月15日(日)13:30~

ところ:勤労者福祉センター4階

概 要:

 県労会議青年部主催の「Photo school」が開催され23人が参加しました。講師は岡山民報社の大野智久さんです。「Photo school」は「機関誌に掲載する写真をもっとうまく撮りたい」という青年の声を元に開催しました。今回の「Photo school」への参加者は青年に限らず、幅広い年齢の方々の参加もあり大変盛り上がりました。

 大野智久さんは、「私は50年以上写真に携わっています。最近では1000万画素のコンパクトカメラが誕生し技術は格段と進歩しています。しかし、プロが使うカメラは300万画素程度で、チャンスを逃さず確実に撮ります」と冒頭で話し、写真を撮るときは実際に写真をどこかで使うことを考えて撮ることが大切だと話しました。大野智久さんは自身の撮影した写真を示しながら、「みなさんは何枚の写真を撮りますか?せいぜい40~50枚。あるいは5枚程度だと思います。しかし、私はこの1枚のために300枚ほど撮影しています」といい写真を撮るためには数を撮ることが大切だと強調。「1人につき20枚を目安に撮影すれば大丈夫です」と説明しました。

 機関誌に掲載する写真について「見ただけでわかるか、似た写真と区別がつくか、必要な情報があるか、写真が小さくなっても識別できるか、意味や気持ちが伝わるか」が大切だとし、「紙面では写真はどうしても小さくなります。主題を考えて大胆な構図を心がけましょう」と説明しました。

 今回の「Photo School」では写真の基本中の基本を講義してもらいました。参加者からは、「参考になった」「教わったことを意識してみる」など好評をいただきました。今後は初級、中級とコースを分けて「Photo School」を開催してみようかと考えています。

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と き:2011年12月22日(木)12:15~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概 要:

 今年も残すところあと9日です。いよいよ年の瀬が押し迫る中、安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は今年最後となる宣伝と署名活動を行いました。本日は9人が参加し署名24筆を集めました。

 弓田盛樹さん(県労会議事務局)はマイクを取り、「この30年間で、国民の暮らしや医療・福祉にまわす国家予算は大幅にカットされました。社会保障窓口負担は3割負担に増加。75歳以上の高齢者には後期高齢者医療制度を強いています。それでも、アメリカには30年間で5兆円もの思いやり予算をプレゼントしています」と国民生活よりもアメリカ・米軍が優先されていると訴えました。仮に、10万人分の保育施設を建設した場合1800億円、就学前の子どもの医療費無料化の実現には2000億円が必要となります。思いやり予算がいかに不要なものであるかわかるはずです。

続いて谷口朋美さん(県平和委員会)は、「日米軍事同盟は世界の他の軍事同盟から見ても異常です。特に、日本の防衛とは関係ない海兵隊が配備されているのはアメリカ本土以外では沖縄と岩国だけです。原子力空母が置かれているのも横須賀だけです」と話しました。米軍駐留費を最も負担しているのも日本です。2位のドイツが15億6140万ドルなのに対して、日本は44億1100万ドルもの負担をしています。この費用は国民の税金から支払われています。

 世界では多くの国が軍事同盟から脱退し、平和の共同体が広がっています。いまこそ、国民の人間らしい暮らしと平和の願いを阻んでいる日米安保条約を破棄するときです。

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