岡山県労働組合会議

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と き:2012年1月17日(火)

訪問自治体:美作市・勝央町・奈義町・西粟倉村

 県労会議は2012年の公契約キャラバンを再開。先日に引き続き、美作市・勝央町・奈義町・西粟倉村を訪問しました。花田議長、伊原事務局長ら5人が参加しました。

①自治体内の職員数の非正規職員の処遇の動向②公契約に伴う問題点や入札の課題など③3,11の震災を受けて、自治体の防災計画の3つのポイントについて自治体と懇談を行いました。

美作市

 美作市では非正規職員が増加していることについて「保育現場を中心に非正規職員が増えており、募集をしても人材が確保できない中で、延長保育など住民のニーズの対応するため」との回答でした。いわゆる3K的職場で働く非正規労働者の賃金は高めに設定することで人材を確保しているなど人材確保に苦労が見えました。公契約条例について制定は難しいとの回答。また、総合評価制度について時間がかかりコストが増す、地元外業者が参入する可能性があるなどのなどの理由から導入していないとの回答でした。防災対策については、水害を重点項目として防災計画の見直しを図ると回答がありました。

勝央町

 勝央町では非正規職員の賃金が低くいことについて、非正規で働く人たちの賃金を確保するためには、見直しが必要との回答がありました。また、保育士の人数が年数ごとに増減が激しく、臨時で対応するしかない状態にあるとのことです。公契約条例の制定は考えておらず、最低限度価格制度がないため金額の低い業者が入札しているという回答でした。低価格な分、「安かろう、悪かろう」も考えられるため、現場でのチェックを実施しているとのことでした。防災対策については自治消防組織の拡大を図るとの回答でした。

奈義町

 奈義町では、非正規職員の賃金は800円が基本となっており、有資格者の場合は別の基準を設けているとのことでした。ここでも、保育士不足が深刻な問題となっており、非正規で対応しているのが実態であるとの回答でした。公共工事が年々減少しており、公契約条例の制定は今後の課題との回答をいただきました。防災対策については、県の防災計画に基づき、来年度中には地区ごとに防災体制を整えることを目指すとの回答でした。

 西粟倉村

 西粟倉村では、本来臨時的な働き方をしている方には契約期間終了後、交替してもらうのが原則だが、次の人が見つからないのでは引き続き働いてもらうしかないとの回答でした。また、非正規という働き方は不安定であるために、自治体としても悩んでいるとのことでした。地域主権改革で県の業務が各自治体に割り振られることについて、「私たちの実態がどうなのか知ってもらいたい」と話されました。今後は、林業を活かして活性化を図れないかと模索しているとのことでした。

 今回のキャラバンでは、人手不足で悩む小規模自治体の苦悩が見えた気がします。

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と き:2012年1月15日(日)13:30~

ところ:勤労者福祉センター4階

概 要:

 県労会議青年部主催の「Photo school」が開催され23人が参加しました。講師は岡山民報社の大野智久さんです。「Photo school」は「機関誌に掲載する写真をもっとうまく撮りたい」という青年の声を元に開催しました。今回の「Photo school」への参加者は青年に限らず、幅広い年齢の方々の参加もあり大変盛り上がりました。

 大野智久さんは、「私は50年以上写真に携わっています。最近では1000万画素のコンパクトカメラが誕生し技術は格段と進歩しています。しかし、プロが使うカメラは300万画素程度で、チャンスを逃さず確実に撮ります」と冒頭で話し、写真を撮るときは実際に写真をどこかで使うことを考えて撮ることが大切だと話しました。大野智久さんは自身の撮影した写真を示しながら、「みなさんは何枚の写真を撮りますか?せいぜい40~50枚。あるいは5枚程度だと思います。しかし、私はこの1枚のために300枚ほど撮影しています」といい写真を撮るためには数を撮ることが大切だと強調。「1人につき20枚を目安に撮影すれば大丈夫です」と説明しました。

 機関誌に掲載する写真について「見ただけでわかるか、似た写真と区別がつくか、必要な情報があるか、写真が小さくなっても識別できるか、意味や気持ちが伝わるか」が大切だとし、「紙面では写真はどうしても小さくなります。主題を考えて大胆な構図を心がけましょう」と説明しました。

 今回の「Photo School」では写真の基本中の基本を講義してもらいました。参加者からは、「参考になった」「教わったことを意識してみる」など好評をいただきました。今後は初級、中級とコースを分けて「Photo School」を開催してみようかと考えています。

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と き:2012年1月14日(土)13:30~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は2011年11月に沖縄で開催された日本平和大会の報告会を行いました。報告会には5人が参加し、今後の岡山県の平和運動について話し合いました。

 初めに県労会議の伊原事務局長が、「いま、日頃の宣伝活動では若い世代を前面に押し出し運動の後継を育てています。本日の平和大会報告会を通じて岡山県のこれからの平和運動について考えましょう」と話しました。

報告を行ったのは県労会議の弓田盛樹さんで、日本平和大会での青年の活躍が紹介されました。「平和大会では青年が平和への思いを叫ぶ、ピースシャウトが開催されました。各県の青年のとりくみと課題について話し合うことができました」と話しました。同じく平和大会に参加した岡山県平和委員会の谷口朋美さんは、「沖縄だけの運動で終わるのではなく、連帯した運動にとりくみたい」と話し、日米地位協定破棄の署名について紹介しました。

 日本平和大会の参加者が岡山県での平和運動の先頭に立ち、活動を進めることができれば沖縄と連帯した運動が形成できるはずです。「何かしたい」の何かを具体化して、行動に移しましょう(^_^)/

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と き:2012年1月13日(金)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

  本日県労会議は人間らしい働き方を求めるディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)宣伝を行い、9人が参加、署名5筆を集めました。

 伊原事務局長はいま青年を中心に非正規雇用率が増えていることについて、「今年岡山市で成人式を迎えた青年は1万4912人います。しかし、非正規労働者は5人に1人と言われおり、希望にあふれた社会とは言えません」と話しました。最低賃金が低すぎることについて、「現在岡山県の最低賃金は685円です。685円では年収200万円あるかないかで、まともな生活を送ることはできません。私たちは最低でも1000円とすることを訴えています」とし、「人間らしいまともな働き方を実現するために最も重要になるのが労働時間の問題です。日本では労働基準法上36条協定を結べばいくらでも残業させることができるとなっています。そのことが異常な長時間労働を招いています」と働き方を変える必要性について訴えました。

 ディーセントワークは国際労働機関ILOも提唱している人間らしい労働と生活を実現する運動です。しかし、まだまだディーセントワークという言葉は浸透していません。

ディーセントワークでは以下の4点が掲げられています。

1.労働基本権(団結権、団体交渉権、団体行動権)が保障されていて、強制労働や児童労働がない。男女差別や人種差別がないこと。

2.雇用の機会があり、家族と自分の暮らしを支える収入があること。

3.社会的保護がすべての人々に保障されること。社会的保護とは、国際労働基準で定められた最低限の労働条件(8時間労働制や最低賃金など)の確保と安全衛生(危険で有害な仕事ではない)の保障、および社会保障(年金、医療保険、失業保障、労災保険など)。職業能力を向上できること。

4.意志決定の場に参加できること。労働者、政府、使用者の三者の対話の仕組みがあること。

※上記4つの戦略的目標のいずれにおいてもジェンダー平等が確保されること。

しかし、私たちの生活実態はディーセントワークには程遠いものがあります。ディーセントワーク実現のために一緒にがんばりましょう(*^^*)/

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と き:2012年1月11日(水)18:00~

ところ:勤労者福祉センター4階

概 要:

 原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会は昨年12月の「12.11イレブンアクション」の報告会と「放射線被曝から子どもを守るために」というDVDを上映しました。報告会には24人が参加し、梼原町のとりくみを学びました。

DVDでは放射能が子どもに甚大な健康被害を与える危険性が説明されました。

 DVD上映の後、弓田盛樹さん(県労会議)が「12.11イレブンアクション」の報告を行いました。弓田盛樹さんは、「梼原町では姫鶴台に1基あたり600kwを発電できる風車2基を設置してあります。発電された電力を1kwあたり11.5円/kw×消費税で四国電力に売電しています。売電益は間伐ための交付金、太陽光パネル設置の補助費に利用し、町全体で自然エネルギーの普及に努めています」と説明しました。

 12.11イレブンアクションの参加者から発言があり、平井昭夫さん(岡山県原水協)は、「梼原町の役場はヒノキを使用した木造建築。デスクまでヒノキが使われており、とてもリラックスできた」と話しました。同じく参加者の河重寛子さん(岡山県母親連絡会)は、「梼原町にある落差6mの川を利用した小水力発電にとても惹かれました。岡山県でも実現できるのではないかと思います」と発言。

平井昭夫さん(岡山県原水協)

河重寛子さん(岡山県母親連絡会)

 梼原町は以前から環境モデル都市として国から認定されていました。とりくみが注目されるようになったのは福島原発事故以降です。福島の悲劇は繰り返されてはいけません。私たち一人ひとりが運動の先頭になり、原発ゼロの社会を目指していきましょう。

上映したDVD「放射線被曝から子どもを守るために」は随時貸出を行っています。ぜひ学習に活用してください。

(収録時間23分)

ご希望の方は県労会議まで(^_^)/

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と き:2012年1月11日(水)7:45~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概 要:

 県労会議は今年初めての早朝宣伝を行いました。厳しい寒さの中、11人が参加しチラシ400枚を配布しました。

 伊原事務局長は、「民主党野田政権は震災からの復興と日本経済再生のためと庶民への大増税。また、社会保障財源確保のためと称して消費税増税を行うとしています。一方では大企業への法人税減税を行っています」と、これでは今年世人を迎えた若者が将来に希望を持つことができないと訴えました。年収200万円以下の層が1.6%低下しましたが、岡山県の最低賃金は685円と低水準です。これではまともな生活はできません。県労会議は最低賃金1000円、最低でも800円を求めて活動しています。「テレビでは政府の御用学者が消費税を増税すれば日本経済は回復すると言っています。しかし、今の状況で諸費税増税を行えば経済の回復には逆効果を及ぼします。一部大企業がため込んだ内部留保260兆円を社会に還元させるべきです」と伊原事務局長は力強く話しました。最後に2012年国民春闘について、「震災復興、原発、TPP、社会保障など課題は山積みです。私たちはみなさんと一緒になって今年の春闘を闘っていきたいと思います。みなさんのご支援とご協力をお願いします」と決意を表しました。

 消費税増税、社会保障の削減、TPP参加などはどれも財界・大企業の要望です。野田政権は国民の置かれている厳しい状況を改善するどころか、露骨なまでに財界・大企業のいいなりです。地道な活動を継続し国民世論をつくり、私たちの声を届けましょう。

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と き:2012年1月10日(火)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 

 憲法改悪反対岡山県共同センターは新年初めての宣伝と署名行動を行いました。本日は9人が参加し、署名24筆を集めました。昨年は東日本大震災、福島原発事故、そして長引く不況の影響で本当に大変な1年間になりました。2012年は憲法が活かされた人間らしい生活のできる社会、働きがいのある社会をつくり、希望のもてる年にしていきましょう。

 伊原事務局長は野田政権のもとで震災・原発事故からの復興・復旧が進んでいないことについて、「野田政権は震災の復興を口実に、財界やアメリカの言いなりとなり、消費税増税、TPP参加交渉という負担を国民に押し付けようとしています。民主党と野田政権はこれらの悪政を更に推進めるため、日本が世界に誇る憲法9条、25条を変えようとしています」と話しました。いま民主・自民・公明3党は憲法審査会の選任を強行し、改憲を狙う委員ばかりで構成されています。「時代の変化に対応した憲法が必要だ」などと主張しています。しかし、現憲法で国民のあらゆる権利や生活が制限され不利益を被ったことはありません。「9月に行われた読売新聞の憲法世論調査では、〝9条を変えない″が58%になっており、国民が世界に誇る平和憲法を守りたいと思い続けていることは明らかです。一人ひとりが大切にされる社会の実現に向けて、〝憲法守れ″の声を大きく広げていきましょう」と締めくくりました。

 本日の宣伝では、「9条獅子舞」が披露されました。道行く人からは「活気があっていいですね」と声をかけられました。

伊原事務局長による獅子舞ヽ(^o^)丿

にらみを利かせながら・・・

音楽に合わせてかっこよく!!

 今年になって野田政権の支持率は大幅に下がり、ついに支持しないが50%を越えました。民主党は看板政策としていた「子ども手当」を撤回、消費税増税、社会保障削減、公務員賃金切り下げ、議員定数削減、米軍基地の問題など自公政権時よりもさらに悪い状況を作り出しています。一方で大企業には12兆円もの減税を行っています。国民のさまざまな願いを切り捨て、弱者の切実な要求を実現する道を閉ざしています。今こそ、民主党への働きかけを強め、これらを撤回させる運動を広げましょう。

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と き:2012年1月9日(月)13:30~

ところ:さん太ホール

概 要:

  私たちのまち・岡山を考える 市民のつどい実行委員会主催で、映画「書道ガールズ わたしたちの甲子園」の上映と明誠学院高等学校書道部による書道パフォーマンスが行われました。風が強く寒い中ではありましたが、多くの参加者があり会場は満席でした。

明誠学院高等学校書道部の作品ヽ(^o^)丿

 映画「書道ガールズ」は〝紙のまち″として知られている愛媛県を舞台に、書道部に所属する生徒たちが書道パフォーマンスで故郷を元気にすることにひた向きにとりくむ姿が映し出されています。何かに一生懸命になれることの素晴らしさは感動を呼びました。

 この映画を機に書道パフォーマンスが全国的に行われるようになりました。明誠学院高等学校書道部による書道パフォーマンスは圧巻です。活々とし迫力あるパフォーマンスでした。

チームワークもとれ、連帯感にあふれていました。

「優しい心に飛び込もう、窓の外には夢がある」

完成後、「震災のことを考えるといたたまれなくなります。優しい気持ちを大切にして、みんなで助け合いたいという思いを込めました」と書道に込めた思いを話しました。

書道に込めた思いを話してくれました(*^^)v

 明誠学院高等学校書道部はとても連帯感がありました。部員のみなさんはとても楽しそうで見ていてとても微笑ましかったです。

私たちの組合活動も仲間と一緒に進める運動です。お互いに優しい気持ちを大切にしながら活動にとりくみたいものです。

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と き:2012年1月8日(日)

ところ:岩国市福祉会館

概 要:

 岩国市長選挙に立候補された吉岡光則さん(65歳)の選挙支援の依頼があり、県労会議としてとりくみました。

みんなで意思統一(^_^)/

 吉岡光則さんは安保廃棄・岩国基地撤去岩国市実行委員会も加わる「住民投票を力にする会」事務局長でもあり、「住民投票を力に豊かな岩国をめざす会」(略称・岩国の会)から立候補しています。岡山の他、山口・広島・島根・兵庫・高知から合計28人が集まりました。

多くの方が応援に駆け付けてくれました。

 午前中、参加者全員で意思統一を図り第1弾のビラ配布と街宣を行いました。

候補者の吉岡光則さん(>_<)

 午後、吉岡光則さんを交えての集会が行われました。これまで「艦載機移転NO!」を訴えていた井原勝介元市長が今回の選挙では艦載機移転の容認姿勢を取っていることについて吉岡光則さんは、「私が当選しても同じようなことになるのではないかと支援者のみなさんは不安に思っておられるかもしれません。しかし、私のイメージカラーは赤です。信号機に例えると赤は止まれです。私は米軍基地、艦載機移転を許しません」と力強く訴えました。

 その後、第2弾のビラ配布と街宣を行いました。終了後の団結式で中尾元重さん(岡山県平和委員会名誉会長)は、「今回の選挙は負けられない闘いです。みなさんの一層の支援とご協力をお願いします」と締めくくりました。

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と き:2012年1月6日(金)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

原水爆禁止岡山県・岡山市実行委員会は新年最初の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。風が強く寒さも厳しい中、17人が参加し署名37筆を集めました。

マイクをとった平井事務局長は、「昨年2月からスタートした〝核兵器全面禁止のアピール署名″は東日本大震災と原発事故が起こる中でも全国各地でとりくまれ、10月には国連総会第1委員会に自治体首長の766人を含む102万9301人分の署名を提出することができました」と私たちの署名が国際政治を動かすことを話しました。

「日本原水協は日本政府に対し、核兵器全面禁止条約を提唱すること、アメリカの核の傘から離脱し、核密約をすべて破棄し、非核三原則を厳守するよう求めてきました。しかし、昨年日本が提案し採択された決議には核兵器禁止という文字はありませんでした。それは、日本政府がアメリカの核兵器や核戦略に、日本の平和や安全を頼っているからです」と核の傘をやめさせ、非核平和へ日本を変えることを訴えました。

核兵器全面禁止は世界のゆるぎない流れです。核兵器のない世界へ歴史のページを開くのは、そのために努力する多くの国の政府と私たち市民社会の草の根の運動です。

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