岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   ニュース

と き:2012年3月15日(木)10:30~

ところ:岡山市内

概 要:

 岡山県労働組合会議は2012年春闘の回答指定日に合わせて、昼休みパレードと原発ゼロを求める署名行動を行いました。

 午前中に行った、原発ゼロを求める署名行動には28人が参加し、署名90筆を集めました。マイクを握った伊原事務局長は、「1月27日に中国電力島根原子力発電所の2号機が定期検査で停止し、中国地方では原発は全て止まり、全国で稼働しているのは54基の内2基だけです。世論調査では国民の7割が原発からの撤退を望んでいるとの結果が出ています。しかし、野田首相は財界に言われるがままに再稼働を急いでいます」と政府の姿勢を批判し、原発ゼロの社会をめざしていこうと訴えました。

 昼休みパレードには60人が参加し、「働く者の生活を守ろう!」「賃金の底上げをはかろう!」「雇用破壊を許さないぞ!」と声をあげながら行進しました。

 パレード終了後は、TPP参加に反対する宣伝と署名行動にとりくみました。

宣伝には21人が参加し署名38筆を集めました。伊原事務局長は再びマイクを握り、「民主党・野田内閣はアメリカと財界の要求にこたえて、TPPへの参加方針を打ち出しました。財界が参加を求めているTPPは、国のあり方を大きく変え、貧困と格差をさらに拡大させることになります」と話し、「農林水産省の試算では、TPPに参加した場合、食糧自給率が40%から13%に低下し、失業者が350万人も増えると試算しています。農林漁業に壊滅的打撃を与えるだけではありません。TPPの基本は障壁の撤廃、完全自由化です。TPPには例外品目がなく、物品の貿易はもとより、サービス貿易、知的財産権までもが対象になっています。安い賃金で働く外国人労働者を今まで以上に大量に日本の労働市場に参入させ、すべての産業の労働者が最低賃金ギリギリで競争させられることにつながりなります」と国民生活の崩壊につながることを訴えました。

 春闘はいよいよ大詰めです。すでに回答が出そろった職場も多いと思いますが、賃金を時給で100円以上、月額で1万円以上引き上げること。そして、安定した雇用の確保を目指して最後まで闘い抜きましょう。

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と き:2012年3月15日(木)7:45~

ところ:NTT西日本岡山支店営業所前

概 要:

 岡山県通信産業労働組合(通信労組)は月額3万2千円、非正規労働者の時間賃金240円以上の引上げ、60歳越え契約社員・非正規労働者の待遇改善、成果主義賃金制度廃止などの要求を掲げて、全国で一斉にストライキを行いました。

 県労会議、自治労連、高教組、国労から合計18人が応援に駆けつけ、ビラ配布を行いました。通信労組岡山支部闘争委員長の佐藤庄平さんは、「NTTグループは私たち労働者の要求を全く受け入れず、ゼロ回答に終始しています。また、日本の政治は大企業・大金持ち優遇です。私たち労働者の闘いで政治をも変えましょう」と話しました。

 ビラ配布終了後、通信労組の河井書記長がストライキ宣言を読み上げました。宣言では、野田民主党政権が行おうとしている税と社会保障の一体改革、TPP参加など、国民生活無視の政策が進められていることを指摘し、日本経済を立て直すためには、大企業がため込んだ266兆円もの内部留保を社会に還元することが必要だと示しています。最後に河井書記長は、「通信労組は本日、全国36都道府県、27支部、115事業所の組合員352名が、始業時から10時までストライキで闘うことを宣言します」と宣言を締めくくりました。

 応援に駆け付けた産別からも連帯のあいさつがあり、本日のストライキは成功を収めました。

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と き:2012年3月13日(火)12:30~

ところ:岡山市

概 要:

 

 3.13重税反対実行委員会は、消費税増税に反対する全国一斉行動を行いました。集会には400人が参加し、「国民生活を守ろう」と思いを一つにしました。

 岡山民主商工会・菅野会長は、「日本では庶民税が高く大企業・大金持ちが優遇された税制になっている。色々な人たちと手を取り合って運動を大きくしたい」と開会あいさつを行いました。政党からは日本共産党参議院岡山選挙区予定候補者の垣内雄一さんと氏平みほ子県議が来賓として出席されました。

 農民連・坪井貞夫会長が行動開始にあたっての決意表明を行い、「政府はアメリカいいなりとなり、外国からどんどん輸入すればいいと考えている。その結果、日本の中小業者、農・魚業者はどんどん破産している。消費税増税、TPP参加という庶民いじめの政治を行う政府に対して殺意すら感じる。いまこそ私たちの運動で政治を変えましょう」と力強く発言しました。 

岡山民主商工会・小林事務局長は基調報告で、政府は震災復興を口実に国民に負担を押し付けようとしていること。また、社会保障のためには消費税増税が必要だと政府が言っているのはうそ偽りであり、税と社会保障の一体改革の中身は切り捨てばかりであることを話しました。解決策として、「現時点で大企業がため込んだ内部留保は266兆円に達しています。内部留保を社会に還元すれば、すべての労働者が正規職員としては楽ことができ、消費税増税なくして社会保障の拡充が可能です」と締めくくりました。

県労おかやま・加藤事務局長は閉会あいさつで、「この集会の意義は今後ますます大きくなります。国民との対話を通して共同の運動とすることが大切です。そして、学習をしていくことが必要です」と会場に訴えました。

 集会終了後、200人が参加し岡山東税務署までパレードを行いました。パレードでは「消費税増税反対」「庶民いじめの政治をやめろ」と声が上がりました。

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と き:2012年3月11日(日)14:30~

ところ:三木記念ホール

概 要:

  イレブンアクション岡山はパレード終了後、高橋信雄さん(広島教育研究所事務局長)を講師に招き、「福島の『いま』と『未来』を考えよう」というテーマで集会を開催しました。集会には300人が参加し、原発事故と放射能被害について共に考えました。

 イレブンアクション岡山を代表して花田雅行さん(岡山県労働組合議議長)があいさつをおこない、「福島第1原子力発電所の事故は安全神話を振りまき推進してきた政府・企業・マスコミの責任が問われています。1月27日に中国電力島根原子力発電所の2号機が定期検査で停止し、中国地方では原発は全て止まり、全国で稼働しているのは2基だけです。原発を無くし自然エネルギーに転換していくチャンスです。しかし政府は昨年12月16日に原子炉は冷温停止状態に達し、事故そのものが収束に至ったと確認されたと収束宣言を行いました。事故検証もないまま原発の再稼働、海外輸出を狙うもので許すことは出来ません」と話しました。14時46分ちょうどに震災で命を落とされた方々のご冥福を祈り、参加者全員で黙祷を捧げました。

 集会では、岡山合唱団による合唱が行われました。岡山合唱団のリードで「原発はいらない」を参加者全員で歌うなど、会場は原発ゼロの決意に満ちた歌声に包まれました。

 その後、高橋信雄さんによる「ヒロシマとフクシマ」と題した講演が行われました。高橋信夫さんは、「国は原爆がピカッと爆発した瞬間に被爆者がいた場所が爆心地から何キロメートルだったかを基準に、被爆者が受けた放射線の量を決定しています。その基準に当てはまらなければ、被爆者の病気にたいしても原爆放射線の影響ではないと断定し、原爆症認定申請を却下しています。しかし、原爆がもたらした放射線は機械的に割り切れるような単純なものではありません」と話し、広島に投下された原爆被害の実態を政府は隠ぺいしようとしていることし、福島原発事故の放射能汚染の被害の実態を隠そうとするのは今も昔も変わらないとしました。

「日本では原爆の投下に対してアメリカに謝罪を求めるというより、原爆の使用で日米の多くの人命が救われた。戦争の終結のためには避けられないことであったのだという事が盛んに謳われています」と話し、「なぜこのようなことになるのか。終戦直後の日本はアメリカ軍の占領下にあったことからある程度は理解が出来ます。しかし、占領から解放された現在でも政府はアメリカに責任を追及することはしません。それどころかアメリカいいなりの政治を行い、責任を追及することを放棄しています」と会場に訴えるように話しました。最後に高橋信雄さんは、「福島原発事故の責任はどこにあるのでしょうか。原発推進政策を行ってきたのは日本政府です。この点をおさえて震災復興を求めていきましょう」と話しました。

 3.11以降、国内のみならず海外でも原発ゼロをめざす運動が行われています。現在国内の原発は54基ありますが、稼働しているのはそのうちの2基だけです。政府は原発が再稼働できないなら、電力の値上げを行うしかないとしています。また、原発は安全だという事を強調した、本を出版し小中学生に読み聞かせるなど未だに安全神話に固執しています。政府や東電の消極的な除染対策や生活支援など、災害支援に対する政府の考え方を根本から改めさせる運動を継続していきましょう。

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と き:2012年3月11日(日)10:00~

ところ:岡山市内

概 要:

 

 東日本大震災から1年が経過しました。2012年3月1日時点で死者・行方不明者は1万9130人、転居も含め避難されている方は34万人を超えています。全国各地で東日本大震災による犠牲者追悼式典が行われ、原発ゼロを求める声が増々広がっています。イレブンアクション岡山は「子ども・未来・愛ネットワーク」「いち@311」などの市民団体のみなさんと共同して「3.11震災祈念のつどい」を開催しました。

午前11時30分から下石井公園で慰霊祭が開催されました。会場では有機野菜を使用したフード店が多数出展されていました。慰霊祭は「NPO法人タブララサ」「いち@311」などによる実行委員会が企画し、1000人が参加しました。実行委員会を代表して木内 賢さんが、「あの日のことは忘れない。これからどう生きていくのかを考えよう」と追悼の意を表明。式典参加者全員で1分間の黙祷をささげました。

献花をする参加者一同

 その後、12時30分からパレードが行われ、600人が参加しました。それぞれ工夫を凝らしたプラカードや横断幕を作成し、「原発をなくそう」「早期復興を」「子どもたちを放射能から守ろう」などの思いを表しました。今回のパレードでは「沈黙」がテーマとされ、シュプレヒコールなどを行うことなく、サウンドカーから流れる音楽に合わせて石山公園まで歩きました。パレード参加者からは、「沈黙を共有して歩くのも良かった」「震災犠牲者への追悼になったと思う」という声がありました。

 途中雨が降ってきたりもしましたが、パレード開始時には晴れ間が広がり、暖かい中を歩くことが出来ました。一日でも早く、震災復興が完了し、被災者の生活に暖かさが戻ることを願っています。

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と き:2012年3月3日(土)13:30~

ところ:岡山県立図書館

概 要:

 

 「憲法をいかし、いのちとくらし守る社会を!」をテーマに国際女性デー岡山県集会が開催され、40人以上が参加しました。

 集会開会にあたり岡山県母親連絡会の河重寛子さんは、「1人の女性として生きたいという思いは誰もが同じです。しかし、私たち女性を代表する女性議員は少ないです。政治を動かすのは私たちの世論です。一人ひとりの悩みやつぶやきを大きく発展させましょう」と力強くあいさつを行いました。

 その後、「カンボジアの女性と子どもたち」というテーマでラック・サナさん(カンボジア出身、2009年吉備国際大学を卒業後。現在、岡山県倉敷市内の企業で勤務)が講演を行いました。ラック・サナさんはカンボジア国内の風景写真を紹介したのち、「昔のカンボジアでは女性は勉強しなくてもいいという風潮がありました。男性に養ってもらうのだから必要ない。女性が勉強し、多くを学ぶと変な知恵がついて男女交際に影響するというのがその理由でした」とかつては日本と同じような男女差別があったことを話しました。「日本では女性は結婚すると男性の姓を名のり、男性側へ嫁ぎます。しかし、カンボジアでは名前は変わりませんし、男性が女性の家に入ります。それは現在でも同じです」と文化の違いについても触れました。学校教育について、「カンボジアでは学校にみんな行きたいと思っています。しかし、経済的な理由で学校にいけない子どもたちがたくさんいます。日本ではみんなが学校に行っているのでとても驚きました」と日本の学校教育が広く全般に行き渡っていることを称賛しました。

 講演終了後、DVD「放射線内部被曝から子どもを守るために」を鑑賞しました。閉会では「もっと自由に生きたい。平等に扱われたい。平和に暮らしたい。お金の心配のないくらしがしたい。ゆったりと子育てしたい。不安のない老後をおくりたい。日々かがやいて、いきいきとゆたかに生きたい」との女性の願いがアピールとして読み上げられました。

 集会終了後、岡山市内を30分ほどパレードして、女性の権利向上をアピールしました。

 ラック・サナさんは写真でカンボジアの食文化を紹介してくれました。カンボジアでは昆虫も食糧になるそうで、日本人の感覚からしたらありえないと思いがちです。しかし、日本人はお刺身を食べます。これはカンボジア出身のラック・サナさんからしたらありえないことだそうです。「常識は人の数ほどあるのだ」と考えさせられました。女性は結婚して、子どもを産んだら仕事を辞めるのが当たりまえ。男性より賃金が低くて当たりまえ。しかし、それは本当でしょうか。多くの女性は違うということに気が付いています。男性自身も変わるときではないでしょいうか。

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と き:2012年3月2日(金)19:00~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 

 好評を博している「学習の友」の読書会が開催されました。この読書会は岡山県学習協の長久啓太さんのよびかけによりスタートしたもので、今回で4回目となります。第4回目の読書会では「学習の友3月号」を使用し、青年を中心に10人が参加しました。

 今回読み合わせを行ったのは、「権利とか言ったって、ムダだよ。要求をかかげてもなー。そうだよね。だけど・・・。」(著者:二宮厚美さん)という文章です。参加者みんなで輪読し、感想交流を行いました。

 輪読後の感想交流では、「権利を主張する以前に、自分に与えられている権利がどのようなものなのか知らない」「一部の人の権利ばかりが強調されている」「権利に貧しいと、他の人のことが考えられない」などの声がありました。また、「希望と仲間は、なぜ失われますか」という問いに対して、自分の部署内の要求しか考えていない組合員が多いことや、団体交渉で他部署のことについては関係ないという態度の組合員がいることがとても残念だという声が出ました。

 権利を学ぶということは自分だけの問題ではありません。自分にも権利があるように、自分以外の人にも当然権利は与えられています。権利学習をすることでお互いの権利に気が付くことができます。決して、職場の要求を職種が違うということで他人事にしてはいけません。他人事を自分のこととして考えることから強い団結が生まれます。

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と き:2012年2月29日(水)~3月1日(木)

ところ:静岡県

概 要:

 「核兵器のない世界へ、非核平和の日本、核被害の根絶をめざして」をテーマに2012年3・1ビキニデーが静岡県で2日間に渡り開催されました。岡山県代表団は21人が参加し、全体で1100人が参加しました。

うたごえのみなさんによるオープニング

 全体集会開催にあたり笠井貴美代さん(新婦人会長)があいさつを行い、「平和を願う私たちの草の根の運動が世界を変えています。みなさんがんばりましょう」と集会参加者に励ましのメッセージを伝えました。政党からは日本共産党・参議院議員田村智子さんがあいさつを行いました。

笠井貴美代さん(新婦人会長)

 安井正和さん(原水爆禁止日本協議会事務局長)が基調報告で、「①原爆展のとりくみを軸に地域ぐるみの署名に踏み出す②日本政府が核兵器禁止条約の交渉を支持するなど、被爆国にふさわしい役割を果たさせること③核兵器のない平和で公正な世界を掲げる運動として、核被害の克服、原発ゼロの運動をはじめ、平和、基地、格差、環境など国民的な共同と連帯を発展させること」の3点を行動提起しました。最後に、「すべての自治体での原爆展と住民ぐるみの署名、日常的な被爆者支援の運動、5月6日からはじまる国民平和大行進など、一つひとつの前進をバネにして8月の原水爆禁止2012年世界大会へとつなぎ、核兵器のない世界への確かな扉をひらく年にするために、日本と世界の運動の先頭に立って奮闘しましょう」と話し、新たな行動に踏み出すことの決意を表しました。

 海外代表メンバーの発言で印象的だったのは、カラ・フローレスーメイズさん(われらグアム人代表)の発言です。カラさんは、「沖縄にある米軍基地をグアムに移転すれば基地問題が解決するというわけではありません。軍隊をなくすことこそが本当に大切なことです」と話しました。

 その後、各県の代表団が壇上へ上がり、リレートークを行いました。登壇した岡山県代団は、「核兵器廃絶新アピール署名」に全市町村の首長・議長の賛同を得たことを発言しました。兵庫県原水協として登壇した青年・岸輝彦さん(兵商連)は、「県内の青年団体と個人が共同して、核兵器廃絶、原発ゼロをめざす〝ゼロこねっと″を結成しました」と青年の活躍を紹介しました。全体集会終了後は、各分科会に分かれて「3・1ビキニデー」について各々学びました。

 2日目は久保山愛吉墓参平和行進が行われ、パレードには1500人が参加しました。その後、焼津文化センターで「被災58周年3・1ビキニデー集会」が開催され、1800人が参加しました。

 2日目の集会では第5福竜丸乗組員の大石又七さんが被災証言を行い、「原発事故も第5福竜丸事件も同じです。被災当時、何が起こったのか全く分からなかった。政府は高濃度の放射能を浴びているにもかかわらず、心配ないといっていた。このことは福島原発事故と全く同じです。日本政府は進歩していない」と力を込めて話しました。また、安斎育郎さん(世界大会実行委員会議長団)が講演を行い、「広島・長崎・福島・ビキニの被害を経験した日本が、核兵器ゼロの世界を切り開く力を発揮しなければいけません」としました。

 今回の3・1ビキニデー集会はこれからの運動への新たな展望を感じることのできる集会でした。岡山県からも、核兵器廃絶、原発ゼロの声をあげ、世論を作っていきましょう。

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と き:2012年2月24日(金)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

春が間近に迫っていることを感じさせる晴天の下、県労会議は高校生を対象に「安心て学校へ行き、就職できることは特別なことじゃない!」と横断幕を貼り、宣伝、チラシ配布を行いました。

伊原事務局長は、「1月18日付の山陽新聞の報道によりますと、大学生の就職内定率は作年12月末時点で71.9% 、高校生は73.1%です。過去6番目の低水準となっています」と厳しい就職事情を訴えました。「民主党・野田首相は高校授業料の無償化を中止してしまいました。有料の奨学金を利用すると、学校を卒業すると同時に、数百万円の借金を利息付で負わせる日本の状況は国際的には異常です。また、授業料が払えずに卒業できなかったり退学せざるを得ない高校生います」と高校生の置かれている状況に触れました。伊原事務局長は、「みなさんに配布しているチラシには電話番号が記入されています。みなさんが就職し、困ったことがあったらいつでも電話をしてきてください」と締めくくりました

外食チェーン店「和民」の女性社員が入社2か月後で自殺をし、労災認定されたことが報道されています。報道によると、女性社員(26)が自殺したのは、月約140時間以上もの時間外労働で適応障害を発症したのが原因とされています。不慣れな調理業務などを早朝までさせられ、休日も早朝研修会などをこなさなければならなかったという実態が報告されています。これに対し、渡邉美樹会長は「労災認定の件、残念です」「労務管理はできていた」とネット上で発信しました。とても許すことはできません。

このようなことが現実に発生しているのが日本の労働市場です。これから就職するみなさんはこうした「ブラック企業」には十分注意してください。就職後、何か変だなと感じるようなことがあればいつでも気軽に相談をしてください。

岡山労働相談センター

086-221-0640

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と き:2012年2月22日(水)

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 

 岡山県労働組合会議は2012年春闘、前段の闘いとして昼休みデモを行いました。デモ行進には120人が参加し、「消費税増税反対!TPP参加阻止!社会保障改悪を許すな!」と声をあげました。

 デモ行進終了後、岡山駅前ビックカメラ前で社会保障拡充を求める宣伝と署名行動を行いました。各労組から33人の参加がありました。社会保障のチラシ750枚を配布し、署名27筆を集めました。

 医労連・川谷書記長は、「政府はTPPへの参加を表明し、社会保障と税の一体改革の法案大綱を2012年3月までに決定するとしています。TPP参加を歓迎する財界・大企業は国際的な競争に勝つためには法人税減税が必要だと言い。社会保障費は消費税でまかなえと主張しています」と話し、一体改革で社会保障は悪くなることについて、「4月以降には様々な保険料の値上げが予定されています。後期高齢者医療保険の保険料引き上げ、介護保険料の引上げ、健康保険料の引上げなどがあります」と社会保障と税の一体改革は社会保障の改悪に他ならず、国民に負担を押し付けるものだとしました。

 政府は財政赤字を理由に財源不足だと宣伝しています。その主要な原因は大金元優遇税制、法人税減税です。また、労働者の非正規化と低賃金化は、年金や健保の加入者を減らすとともに、その保険料収入も大幅に低下させました。国民大運動地域総行動実行委員会は大企業・大資産家に応分の負担を求めることを求めています。

 大企業・財界は10年間で内部留保を10倍にも増やし、現在266兆円ものため込みがあります。手元資金だけでも60兆円あると言われています。大企業のため込みの一部を社会にすれば、社会保障の拡充、最低賃金1000円、月額1万円以上の賃上げは十分可能です。

 国民の生活を無視した財界・大企業の横暴を跳ね返し、安心して暮らせる社会を実現しましょう。

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