岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   ニュース

と き:2012年9月26日(水)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 県労会議は原発ゼロを求める宣伝を行い、合わせて署名も集めました。今回は8人が参加し、署名19筆を集めました。

 マイクを取った伊原事務局長は、「世論調査の結果、国民の7割が原発からの撤退を望んでいることが明らかとなっている。電力会社が発表したこの夏の電力使用量の結果、原発がなくても電力は十分足りることが証明された。それでも、関西電力は大飯原発の運転を延々と継続し、政府は財界の言いなりとなり、原発がなくては日本の経済が立ち行かないと主張している。電力不足キャンペーンがデマだと明らかになった以上、ただちに政府と電力会社は原発から撤退し、日本全国で原発ゼロ社会に向かって歩みだすべきだ。」と訴えました。

 本日署名をしてくれた女性が、「毎週金曜日に行っている中電前行動に参加したい」と話してくれました。また、30代男性は、「野田首相にはやめてもらわないといけない」と話していました。

 県労会議ではイレブンアクション岡山を中心にした毎週金曜日の中電岡山支社前抗議行動への参加を呼びかけています。ぜひ、こちらにも参加ください。

     と き:2012年9月28日(金)12:15~13:00

  ところ:岡山市北区内山下1-11-1うちさんげ電気ビル

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と き:2012年9月15日(土)~16日(日)

ところ:東京・全労連会館

概 要:

 季節は殆ど秋に移り変わろうとしている9月半ば、全労連青年部は第25回定期大会を開催しました。原発事故を巡っての反原発運動を皮切りに様々な運動が大きく前進した一念だったと思います。

 開会に先駆け、全労連青年部・松山部長は、「仕事に就くことが困難な青年が多い。生活に密着した報道がされなければならないのに、消費税増税・TPP参加など争点をずらそうとした報道がされている。こうした状況だからこそ、青年労働者が連帯し、語り合うことでお互いを知りあうことが大切だ」と開会あいさつを行いました。

 来賓として参加した大黒全労連議長は、「今マスコミは総選挙を意識した報道を行っているが、野田民主党政権に対しては国民的怒りが爆発している。躍進しているかのように見える橋本維新の会の維新八策を見ると、強権的、ファッショ的な本質が見て取れる。増々、貧困格差の解消と改善、働くルールの確立など労働運動としてのとりくみが重要になっている。運動を強化し、広がる協働をさらに広げがんばろう」と話しました。

 労働者学習協会の須藤さんは、「何年か前、ある組織の人に『青年は平和と交流しかしちない』と言っている人がいた。しかし、いま何かしたいという青年が増えてきている。みなさんの活動は社会を大きく変えます。みなさんの活動を応援します」と話しました。

 全労連青年部の五十嵐書記長が2011年度活動総括と2012年度運動方針を提案しました。2011年度の活動報告では、9月23~28日にかけて海外の青年活動家との交流が実現したことや、全国青年大集会実行委員会・Ring! Link! Zero・中央青学連や就職連絡会、首都圏反原発連合などの団体に積極的に関わったことが報告されました。2012年度運動方針について、①平和と憲法を守り、住民本位の震災復興・原発ゼロをめざす(将来・未来を見据え安心で安全に働き続けられる世の中をめざし、平和の問題をはじめ、震災復興のとりくみを重視する。)②安定した雇用と社会保障充実に向け、声を集め広げよう(青年の生の声を集め広げる取り組みを重視する。身近な人をはじめ、職場に足を運び対話・アンケートにとりくみ、集めた声を広げる。)③「なぜ学ぶのか」「楽しく学ぶ」を重視した学習を進めよう(学習にあたっては、1.「なぜ学ぶのか」「誰もが働きやすい社会にするためにはどうしたらよいか」という視点、2.交流を通じてお互いのことを知ることも学習の一部。「楽しく学ぶ」を重視する。)④すべての課題を組織強化拡大・青年運動の発展に結び付けよう(青年の置かれている状況をなんとかしようという気持ちや、組織拡大の悩み、他の成功事例などを共有することが組織強化・拡大の第一歩。地域・職種をこえた交流をはかり、つながることを重視し、互いの仕事のやりがいや課題について議論し合える関係づくりを重視する。)以上4点が運動の基調として提案されました。五十嵐書記長は、「全労連青年部は未組織も含めたすべての青年労働者を視野に入れ、切実な要求の組織化、対話と共同の運動の促進のために先頭に立って青年の声を広げることを呼びかける」と最後にまとめました。

 全体討論では、「活動報告が報告だけで終わっており、総括がない」「青年部のHP更新が全くされていない」など厳しい指摘もありましたが、「楽しくなければ青年部ではない」「つながりをつくることも学習だ」など青年らしさの溢れる意見も多数ありました。全体討論後の分散討論では、今後の青年部運動をどう盛り上げるのか、またどうやって青年とつながって行くのかを中心に議論しました。どの組織でも青年をいかに結集させるのかについて大変苦労している様子が伺えました。

 全労連本部の定期大会でも「青年の育成」が強調されていました。今回の全労連青年部定期大会でもどう青年部を拡大・強化するかについて中心に提案されていました。これからの活躍にご期待ください。

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と き:2012年9月14日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要:

 9月も半ばになりましたが、まだまだ残暑の厳しい日々が続いています。原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、第8回目となる中国電力岡山支社抗議行動を行いました。今回は37人が参加しました。

 今回、参加が2回目となる茨城県から子どもと一緒に避難してきた女性は、「夫とも一緒に避難したかったが、仕事がないために茨城から出ることができないでいる。また、家がホットスペース圏内であるため、処分したくてもできない」と心境を話してくれました。

 デモ行進では「線路は続くよどこまでも」の替え歌を歌いました。参加者は思いもいのプラカードを掲げて原発ゼロをアピールしました。

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と き:2012年9月11日(火)12:15~

コース:シンフォニー前~岡山駅前中国銀行

概 要:

 原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会は昨年9月に結成され、ちょうど1年が経過しました。「9.11原発ゼロをめざす県民集会」皮切りに、毎月11日には学習会や自然エネルギーから電力を生産している自治体の訪問活などに取り組み、「3.11震災祈念のつどい」では県内の反原発運動をされている団体ととの共同の取り組みを重ねてきました。最近では毎週金曜日の昼休みに中国電力岡山支社への抗議行動を行っています。今回の1周年となるデモ行進には105名が参加しました。

 中国電力は株主総会で「脱原発」を関連の議案をすべて否決し、島根原発再稼働や上関原発の計画続行など「原発推進」を堅持すると表明しました。デモ行進参加者は中国電力の原発推進の前のめりの姿勢に対して抗議するとともに、政府に対しても「早期の廃炉」を求めました。政府の行った世論調査では、国民の7割以上が原発ゼロを願っていることが明らかとなっています。政府は2030年に原発ゼロを実現するとしていますが、①原発の使用年数を40年とする、②今以上の原発建設は認めないとするものですが、③自然エネルギーへの転換に50兆円が必要、④光熱費が2倍になるなどと国民を脅しています。それでも財界や大企業からは強い反発があるとされています。中国電力の原発推進の姿勢にはこうした背景が伺えます。それにしても政府の無責任さには呆れるばかりです。

福島原発事故により原発の危険性が誰の目にも明らかになりました。被災地では未だに放射能被害が拡大し続けています。福島第1原発の事故は未だに収集の目処が立っていません。危険な原発の再稼働、建設を許すわけにはいきません。原発ゼロをめざして声をあげ続けましょう。

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と き:2012年9月9日(日)14:00~

ところ:総合福祉会館

概 要:

  今年の5月15日で沖縄返還40周年を迎えました。安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は沖縄返還40周年記念した集会を開催し、県内各地から207人が集結しました。今回の集会は時を同じくして沖縄で開催された、オスプレイ配備に反対する10万人規模の県民大会に連帯する位置づけとなりました。

 開会にあたり、安保破棄実行委員会の花田雅行さんがあいさつを行い、「沖縄に連帯して岡山からもオスプレイ配備反対の声をあげましょう」と会場に呼びかけました。

 開会あいさつの後、平良忠弘さんと仲間のみなさんによる琉球舞踊と唄サンシンの演奏が行われました。

 講演で伊波洋一さんは、「みなさんもご存知の通り、琉球王国には軍隊がなかった。それでも、アジア諸国との交易を通して450年間琉球王国は存続することができた。沖縄の人たちの中には武器をなくして平和を実現するという文化が根付いている」と沖縄の歴史について触れました。「今年で沖縄返還40周年を迎えました。沖縄は復帰をするために本土復帰運動が行われました。決して、アメリカや本土の恩恵で本土復帰を果たしたのではなく、沖縄県民が自ら勝ち取ったのです。しかし、日本国憲法が公布されている日本に復帰しても、沖縄県の状況は変わらなかった」とし、「在日米軍基地の74%が沖縄に集中している。そして、1972年から2010年までの38年間で米軍関連の事故は1545件ある。米軍による犯罪は5705件もある。本土復帰前は1年間で1300件の犯罪が行っていた。いかに、沖縄県民が米軍兵による犯罪に巻き込まれ、様々な被害を受けていたかがわかる」と本土復帰から40年経過しても何も変わっていないことを強調しました。

「日本では航空法の適用がないため、米軍機はどこで低空飛行訓練をしてもいいことになっている。こんな国は日本以外にはない。ヨーロッパでは、それぞれの基地はそれぞれの国の司令官の下にあり、その司令官の許可がなければ飛行機を飛ばすこともできない。低空飛行訓練は自然環境・野生動物への影響を考慮して一切許可していない。しかし、日本は何でもアメリカの言いなりだ」とし、「オスプレイに関する問題は安保条約から60年が経過した今、日本は本当にこのままでいいのかという指針を与えている」と話しました。

講演終了後、安保破棄実行委員会の中尾代表が、「沖縄県と連帯してオスプレイ配備を阻止しよう」と閉会のあいさつを行いました。

集会終了後、沖縄に連帯してオスプレイ配備に反対するデモ行進が行われ73人が参加しました。参加者のアンケートからは、「日本国民は野生動物以下なのか」と怒りの声が上がっていました。

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と き:2012年9月7日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要:

 原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、第7回目となる中国電力岡山支社抗議行動を行いました。今回は47人が参加し、新しいメンバーが加わりました。

 政府が公募したパブリックコメントの結果、国民の7割が原発ゼロを望んでいることが明らかとされ、今や脱原発は国民世論になっています。しかし、中国電力は上関原発開発計画の推進など、「原発推進」の堅持を表明しました。「原発ゼロ」が国民世論であることに確信を持ち、中国電力に抗議し、原発開発・維持を阻止させましょう。

 すっかりおなじみになった替え歌は「森のくまさん」「手のひらを太陽に」の2曲です。歌に合わせながら脱原発をアピールしました。参加者は「原発反対」「原発NO!」などのプラカードやうちわを持って歩きました。

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と き:2012年9月5日(水)7:45~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

内 容:

 

 県労会議は定例の早朝宣伝を行いました。本日の宣伝は高教組の「修学・進路保障要請キャラバン」と共同で行い、13名が参加しました。宣伝ではチラシ200枚を配布し、教育無償化を求める署名を集めました。

 マイクを握った高教組の竹内さんは、「高校生、大学生が希望をもって学ぶことができるように、給付奨学金制度をつくることが必要だ。高校無償化になったが、私立高校では一部が補助されているだけで、授業料無償化とは程遠い状況がある。全国では86%の市区町村で様々な教育補助を厳しい財政のもとでも独自に行っている。これは憲法に照らし合わせると本来は国が行うべきことだ」と国の責任で教育の無償化を実現することを求めました。

 同じく高教組の三上さんは、「障害児教育を必要としている子どもたちが増えている。しかし、障害児学校や教室は全く足りていない。設置基準を設け、障害児学校を増設することが必要だ」と話し、「全教員の90.7%は授業の準備をするのに時間が足りないと感じ、76%の保護者が教員を増やすことが必要だとアンケートに回答している。教員が子どもとしっかり向き合い、ゆきとどいた教育を実現するためには教員の増員が必要だ」と教育現場からの声を届けました。

要請書を手渡す岩佐委員長(岡山県高教組)

 キャラバン隊はこの後、岡山県に対して要請書を手渡し、教育費の無料化や高卒者の就職、障害者雇用などについて懇談を行いました。全国的には教育費の無償化は授業料が不徴収となっていますが、岡山県では留年者や年齢が高校教育対応年齢を超えたものは従業料を払っています。また、来年から障害者の雇用率が引き上げられることから県の考え方を聞き、障害者雇用拡大に向けての努力を求めるなどの要請行動となりました。

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と き:2012年8月31日(金)18:00~

ところ:広島県・東区地域福祉センター

内 容:

 全国学習交流集会in倉敷・広島実行委員会は「非正規雇用問題」に関するシンポジウムを開催し、10年後の働き方について考えました。青年を中心に40人が参加し、有意義なシンポジウムとなりました。

 コーディネーターの佐々木宏さんは、「私は広島大学で教育福祉論を研究している。教育福祉論は学校教育と貧困問題を扱う分野。いま非正規雇用は豊かでない家庭で育った子どもが社会に出た後の受け皿になっている。そういった点に関心がある」と開会にあたりあいさつをしました。

 その後6人のパネリストが順次問題提起を行いました。松岡幸輝さん(広島法律事務所・弁護士)は、「非正規労働者の問題は2点ある。正規と比べて明らかに賃金が低いことと、技術の習得が困難という点が大きな問題だ。非正規の場合は一般的に正規職員よりも賃金が安く、一時金がない。退職金がないなどという話もある。正規職員と同じ仕事をしているにもかかわらず、賃金に差があるというのはおかしいと思われる。労働者にはキャリアを高める権利がある。しかし、日本では認められていない」と問題提起を行いました。

大橋隆行さん(ヒロシマ青年革新懇事務局長)は、『若者の生活と仕事に関する実態調査』アンケートの結果報告を行い、「未婚が80%を超えており、実家暮らし46%を占めている。総支給額は20~29万円が最も多かった。若者の貧困化が見える」と話しました。

 大内理枝さん(広島県労連パート・臨時・嘱託労働組合連絡会会長)は、「学校給食の現場では正規の職員が1~2名。残りはすべて非正規。また、保育の現場では半数以上は非正規で働いている。保護者からしたら正規・非正規は関係ない。区役所の案内も嘱託職員だ。住民サービスの最前線で働いている職員が非正規というのは問題」と公務現場の実態を話しました。

 山地恭子さん(広島共立病院相談室・医療ソーシャルワーカー)は、「まず正規・非正規に関わらず、医療費に関する相談がない日はない。若い人からお年寄りまで変わらず相談がある。しかし、最も困難なのは非正規労働者であると思われる。入院して病気をしたら即解雇などということが後を絶たない」と話し、「最近の相談例に、非正規で働きながら親の介護をしていた人がいます。しかし、非正規であるために医療費の支払い、葬式費用が困難というケースもある」と切実な実態を訴えました。

 佐々木路生さん(広島県生活と健康を守る連絡会)は、「非正規という問題について、所得が低く抑えられているという問題。経験の蓄積ができないという問題。さらに、社会との繋がりを絶たれているという問題がある。私たちのもとに相談に来る人たちは、本当に社会との繋がりを失っている人が多い」と話し非正規という働き方により社会的つながりが絶たれていることを訴えました。

  居神友久さん(広島県民主商工団体連合会事務局長)は、「大企業1万2000社、中小企業は420万社が存在する。従業員数で言えば、大企業1196万人、中小企業4200万人という構造になっている。日本の中小企業の果たす役割は数字から見ても大きいと考えられる。しかし、バブル崩壊、規制緩和により中小企業の経営は厳しさを増している。モノづくりの技術を継承するためにも非正規という働き方は考えられない」としました。

  会場からは、「大企業による値切りや、大企業優位の法改正など大きな問題ではあるがもっと根深いものがあるのではないか」「労働者は正規、非正規と分断され、労働者として結集することが困難な状況にある」などの意見が出ました。

  最後にまとめとしてコーディネーターの佐々木宏さんは、「日本が高度成長していくことが見込める場合、問題解決は難しくない。しかし、経済は成熟してきている。今は誰かが負担しなければ問題は解決できない構造になっている。いま運動のできる人が声をあげ、運動に参加し、弱い立場にある人が運動に参加し、声をあげることができるようにしないといけない」と話しました。

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と き:2012年8月31日(金)12:00~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要:

 原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、第6回目となる中国電力岡山支社抗議行動を行いました。今回は40人が参加し、新しい顔ぶれもありました。

 今回歌った替え歌は「ももたろう」「めだかの学校」の2曲です。歌に合わせながら原発ゼロをアピールしました。参加者は「原発反対」「原発NO!」のプレートやうちわを持って歩きました。

 今回初めてイレブンアクション岡山のとりくみに参加した年配女性は脱原発運動への関心が高く、私たちの運動に共感を示してくれました。

 9月からは開始時刻を変更し、12時15分~45分とします。一人でも多くの方の参加を待っています(^_^)/

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と き:2012年8月25日(土)9:30~

ところ:岡山市立中央公民館

内 容:

 子育て・教育なんでも相談ネットワーク総会が開催されました。総会には約30人が出席しました。藤田照子さん(養護教論)を講師に「いのちを喜ばせたい」というテーマでの講演が行われました。

 代表世話人の難波一夫さんが経過報告と次年度の活動計画を発表しました。難波一夫さん今後の課題として、「相談員の高齢化が進み、若手の相談員育成が必要である」と強調しました。また、相談内容について、「深刻な経済格差と貧困の広がりにより、不登校・暴力・いじめと問題行動が増えてきている」と報告しました。今後の活動の方針として、情勢に応じた学習会を開催することとホームページの強化を図ることが提案されました。提案は満場一致の拍手で採択されました。

 講演前に佐藤匡さんによるギター演奏が行われました。いじめられた経験をもつ佐藤匡さんの歌には心にずっしりと響く力がありました。

 藤田照子さんは、「家庭や学校、地域には様々な意見の違いがある。家庭では、長女を朝起こすのが大変。時間がかかる。しかし、夫は甘やかすなという。学校では、保健室登校さることは特例を作ることになる。保健室はサボるこのたまり場だ。地域では、我が家は高齢者世帯だから、子育てよりも介護に予算を回してもらいたいなど、違いがたくさんあります」と自らの経験から話しました。「様々な思いを正直に出し合って語り合えば、矛盾の根源が見え、つながるきっかけになる。お互いを理解し、どんな状態がみんなの幸せになるのかイメージを具体的に語り合うことが大切だ。そして、どうすればそういう姿を実現できるのか。一人ひとりができそうなことを見つけてチャレンジすべき」とまとめました。

 講演終了後、「いじめを克服するための緊急のとりくみを」という声明が発表されました。声明では正規雇用教職員増を最優先した予算措置をとること。いじめの件数の多い少ないだけを問題にするのではなく、解決にとりくんだ件数と、中身に重点を置くことなど7点が提案され、採択されました。

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