岡山県労働組合会議

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連想分類語  伊波洋一

と き:2012年9月9日(日)14:00~

ところ:総合福祉会館

概 要:

  今年の5月15日で沖縄返還40周年を迎えました。安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は沖縄返還40周年記念した集会を開催し、県内各地から207人が集結しました。今回の集会は時を同じくして沖縄で開催された、オスプレイ配備に反対する10万人規模の県民大会に連帯する位置づけとなりました。

 開会にあたり、安保破棄実行委員会の花田雅行さんがあいさつを行い、「沖縄に連帯して岡山からもオスプレイ配備反対の声をあげましょう」と会場に呼びかけました。

 開会あいさつの後、平良忠弘さんと仲間のみなさんによる琉球舞踊と唄サンシンの演奏が行われました。

 講演で伊波洋一さんは、「みなさんもご存知の通り、琉球王国には軍隊がなかった。それでも、アジア諸国との交易を通して450年間琉球王国は存続することができた。沖縄の人たちの中には武器をなくして平和を実現するという文化が根付いている」と沖縄の歴史について触れました。「今年で沖縄返還40周年を迎えました。沖縄は復帰をするために本土復帰運動が行われました。決して、アメリカや本土の恩恵で本土復帰を果たしたのではなく、沖縄県民が自ら勝ち取ったのです。しかし、日本国憲法が公布されている日本に復帰しても、沖縄県の状況は変わらなかった」とし、「在日米軍基地の74%が沖縄に集中している。そして、1972年から2010年までの38年間で米軍関連の事故は1545件ある。米軍による犯罪は5705件もある。本土復帰前は1年間で1300件の犯罪が行っていた。いかに、沖縄県民が米軍兵による犯罪に巻き込まれ、様々な被害を受けていたかがわかる」と本土復帰から40年経過しても何も変わっていないことを強調しました。

「日本では航空法の適用がないため、米軍機はどこで低空飛行訓練をしてもいいことになっている。こんな国は日本以外にはない。ヨーロッパでは、それぞれの基地はそれぞれの国の司令官の下にあり、その司令官の許可がなければ飛行機を飛ばすこともできない。低空飛行訓練は自然環境・野生動物への影響を考慮して一切許可していない。しかし、日本は何でもアメリカの言いなりだ」とし、「オスプレイに関する問題は安保条約から60年が経過した今、日本は本当にこのままでいいのかという指針を与えている」と話しました。

講演終了後、安保破棄実行委員会の中尾代表が、「沖縄県と連帯してオスプレイ配備を阻止しよう」と閉会のあいさつを行いました。

集会終了後、沖縄に連帯してオスプレイ配備に反対するデモ行進が行われ73人が参加しました。参加者のアンケートからは、「日本国民は野生動物以下なのか」と怒りの声が上がっていました。

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