岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2013年6月

と き:2013年6月12日(水)12:15~

ところ:アリスの広場前

概 要

 今年はカラ梅雨と言われ、雨が少なく水不足が懸念されほど暑い日々が続いています。パート・臨時労組連絡会は最高気温30度と言われる日差しの下で最賃宣伝にとりくみました。9人が参加し6筆の署名を集めました。

 マイクを握ったのは伊原潔さん(県労会議事務局長)で、「私たちは最低賃金を1000円に引き上げることを求めて、活動を行っている。1000円はむりだという声もあるが、本当にそうだろうか。岡山県の最低賃金は691円。仮に691円で働いた場合12万円程度にしかならない。派遣や契約社員として働いている人でもこれくらいあるのが現実ではないだろうか。最低賃金1000円は決して高いとは言えないし、不可能ではない」と述べました。

 パート・臨時労組連絡会は引き続き最低賃金1000円の実現をめざして、署名、街頭宣伝にとりくんでいきます。みなさんのご支援をよろしくお願いします。

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と き:2013年6月8日(土)~9日(日)

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要

 第1日目の全体会では101人の青年が集結し、「傾聴と自己表現」というテーマでワークショップを行いました。第2日目は、「働くことに向き合う」というテーマでワールドカフェを行い、14人が参加しました。

 内田和隆さん(生協労組おかやま青年部)はワールドカフェについて、「話合いや議論の中で一人ひとりが発言しやすくするための手法の一つ。ワールドカフェを行ったからと言って答えが得られるわけではない」と説明しました。1テーブルに4~5人が集まり、今回は「仕事でやりがいを感じるとき」というテーマでワールドカフェを進めて行きました。机ごとに模造紙が備え付けてあり、各々感じたことを自由に書き込んでいきました。

 「仕事は本来しんどいもので、仕事をしないと生活していけないからしている」「お金のためという考えを覆い隠すためにやりがいがある」というネガティブな意見もありましたが、「例えお金が山ほどあっても、お金を使って社会貢献したい」「仕事をしなくてもいいとしても、何もしないわけにはいかない」という前向きな意見がありました。

 各テーブルからの感想発表では、「こうした形で意見を出し合うのは初めての経験。自分の所属している労組でもやってみたい」という声がありました。

 閉会あいさつを行った九鬼裕史さん(県労会議青年部・部長)は、「2日間で学んだことをこれからの活動にぜひ活かしてください」とまとめました。

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と き:2013年6月8日(土)~9日(日)

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要

 全労連中国ブロック主催の青年集会が岡山県で開催され、101人の青年が集結しました。今回の集会テーマは「仲間に寄り添って、いい仕事をめざそう」で、コミュニケーションについて学びました。

 開会に先立ち、花田雅行さん(岡山県労働組合会議・議長)があいさつを行いました。花田雅行さんは、「みなさんは大阪橋下市長の”慰安婦は必要”という暴言をどう考えますか?私は若いころどうお互いを高め合っていくのか、どうお互いを尊重し合っていくのかという議論をした。こうした私の経験から言うと、橋下市長のような人が抱いている未来は実現して欲しくない。男女がお互いに尊重され、高め合うことのできるいい社会になってもらいたい。そして、みなさんの暮らしはアベノミクスの影響でよくなったでしょうか。現実問題として、賃金は上がっていない。円安で物価が上がっている。自治体職員の場合、18歳高卒初任給は14万4百円だ。今13万3千円に引き下げようという議論がされている。公務員賃金は民間賃金にも影響を与える。どうなったら私たちが安心して生活できるのかを考えてもらいたい。最後に、夏に参議院選挙が行われる。ぜひ、いい社会をつくるために投票に行ってください」と話しました。

 続いて、佐々木路生さん(広島県労連青年部)による青年労働者をとりまく状況についての基調報告を行いました。「私は様々な事情があって健康で文化的な生活を送りにくくなっている人と関わっている。いま青年といわれる人たちの周りで世の中がどうまわっていて、労働組合に関わる青年として何が求められているのかのヒントをみなさんにお話しします」と述べ、「いま全国の生活保護受給者は215万人と言われている。しかし、生活保護を受けることができるが、受けていない人は1000万人を超えていると言われている。つい最近大阪でDV被害を受けて家を出た母親と娘が餓死をするという事件が起こった。ある調査によれば1日に4.7人もの人が日本で餓死していると報告されている」と話しました。「では、こうした状況に陥る人たちは、みなさんと比べて何か劣っているところがあるかといえば、全くそんなことはない。普通の人達だ。なかなかそうした状況にある人と関わる機会がないかもしれない。しかし、私たちはひとつの社会で生きている。みなさんがその方の話しをしっかりと聞いていけば、力になることもできる。反対に、その方がみなさんの力になることもある。これからの労働組合活動で賃金要求だけでなく、社会全体の仕組みとして自分たちの生活を支えていくことのできる仕組みとは何かを考えてもらいたい」と訴えました。

 全体講演は市場恵子さん(社会心理カウンセラー)を講師として招き、「傾聴と自己表現」というテーマでワークショップを行いました。市場恵子さんのお話は「切手のない贈り物」という歌とともに始まりました。ワークショップに入る前に、「自分のことを大切に思う、好きと思うという気持ちを自尊感情という。文科省は日本人の自尊感情が低いことを受けて、対策を講じている。若いころは成長しよう、自分の能力を伸ばそう、夢を叶えよう、可能性を広げようと期待水準が高く、自分に落ち込むことも多い」として、「生まれたばかりの赤ちゃんは100%自分のことを大好きな状態でいる。しかし、赤ちゃんが成長していく過程で、色々な憂き目にあう可能性がある。例えば、比較されること、評価されることは自己肯定感を抑圧する。ましてやより力をもった人に支配されることは自尊感情を傷つける。まだまだ社会には様々な抑圧が存在する」と説明しました。

 抑圧を乗越えるために、「私たちに本当に必要なのはお互いが隣人になりあうこと。辛いときに支え合える関係を作ること」と話し、「本来持っているその人自身の力を引出し、その人が感じている抑圧や差別を押し返していく内面の力を大切にすることをエンパワメントという。このところ日本の政治家たちは過去に認めた慰安婦問題をなかったことにし、当事者の声を無視している。20年以上慰安婦問題を訴え続けている、当事者が声を上げたことはエンパワメントだ」と情勢を交えて説明しました。「しかし、エンパワメントは当事者だけでは成立しない。その声にきちんと応えるサポーターや仲間が必要だ。一緒に声を上げ、自分たちの身に起きたことを語り、その語りを信じ、闘おうとする仲間がいたからこそ今の時代がある」と締めくくりました。その後、ワークショップに移り、グループごとに断わる・頼む・提案する・ほめるロールプレイを行いました。会場からは終始楽しそうな笑い声が上がりました。

市場恵子さんは講演の締めくくりとして、「過去と他人は変えられない。しかし、今と自分は変えることができる」と参加者に伝えました。

 講演終了後、全体での夕食交流集会で1日目は終了しました。ワークショップで打ち解け、交流会は楽しく過ごすことができました。

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とき:2013年6月10日(月)12時15分~

ところ:天満屋アリスの広場周辺

 憲法共同センターは6月10日、アリスの広場にて定例の憲法宣伝を行いました。参加者は11人、署名は18筆の協力を得ました。

事務局長の伊原さんが「憲法を変えようとする動きが自民党政権をはじめ野党からも聞こえるが、彼らの狙いは9条を変えて戦争ができる国づくりであり、基本的人権の抑圧だ。これは私たちが勝手に言っているのではなく自民党の憲法改訂草案に書かれていることだ。9条では国防軍を明記して、徴兵制も考えられている。公共性を優先するために国民の権利を制限しようというのが彼らの考え方。6月29日は戦災祈念日で当時、2000人が亡くなった。戦後の復興に懸命に努力された人たちの苦労を無にするような9条の改悪は絶対に許せない。憲法を参議院選挙の争点にして、改憲派の議員を少数派に追い込み、改悪を食い止めよう」と訴えました。

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とき:2013年6月7日(金)12時15分~

ところ:中国電力岡山支社周辺

 イレブンアクション岡山実行委員会は6月7日、定例の中国電力岡山支社抗議行動を行いました。6月に入って梅雨時も多いかと思いきや、けっこう晴れ間が続き、この日も暑い日差しの中を23名が参加して、替え歌やシュプレヒコールで抗議行動を行いました。

出発前の意思統一集会

 リレートークでは花田代表がメガフォンを持って、「原発とは直接関係ないが、中国電力はかって活動家の賃金差別で社会的な問題になったことがある。最近、中国電力の男女賃金差別と闘っている関係者が支援を求めて訪ねてきた。同世代の賃金表を見ても明らかに女性の賃金は低い。こういった大企業は賃金格差で上意下達式の指揮命令系統を形成している。黙って指揮命令に従う社員ほど賃金が高くなる仕組みだ。もう一つは女性の能力を低く見て、どんなに有能であっても女性を男性の下に置くという古い体質の会社になっている。聞いた話だが、原発で働いている社員は有能な人ではなく、会社言いなりの社員の集団になっている。原発の社会では批判も改善提案もされない仕組みが出来上がり、危険な体質が温存されている」と話しました。

今日も元気に替え歌を続けています

伊原事務局長は抗議ニュース38号を紹介しながら、「復興予算の目的外流用では、財務省と環境省が今頃になって、返還を求めはじめ混乱をきたしている。厚生労働省は「震災等緊急対策事業」として6万5千人も雇用しながら、被災者は3%しか雇用していないなどの無茶な使い方をしており、政府のデタラメぶりが明らかになった」と怒りをもって報告しました。

いつも元気にシュプレヒコール

参加者はいつもどおり替え歌でデモ行進を行いましたが、今回は「遠い世界」の替え歌で「♫~海に流すな、汚染した水を/大地に漏らすな、汚染が広がる/収束宣言取り下げ出直せ/原発再稼働/無茶言う首相/これが日本だ、危険な国だ/原発廃炉を求めていこう」と歌いながら行進し、最後の1周をシュプレヒコールで「海を汚すな、瀬戸内の海を守ろう」

中国電力岡山支社抗議行動ニュース13.6.7

遠い世界の替え歌

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と き:2013年6月5日(水)7:30~

ところ:ビックカメラ前

概 要

 岡山県労働組合会議は岡山県公務共闘会議と連帯して早朝宣伝を行いました。本日の早朝宣伝には19人が参加しチラシ500枚を配布しました。

 初めに藤城浩さん(県国公書記長)がマイクを取り、「国家公務員の給与は7.8%カットされている。民間企業にお勤めの方ならこれがどれほどの金額になるかわかると思う。公務員給与は民間給与にも影響を及ぼし、さらなる賃下げが行われる可能性がある」と訴えました。

平松康子さん(岡山市職労)は、「私は保育園で働いている。いま保育分野への民間企業の進出が進んでいる。これで待機児童が解消できると言われるが、実態は狭いアパートの一室で園庭も遊具もない。これで子どもたちの健全な育成ができるわけがない。保育が営利化されようとしていることに憤りを感じる」と話しました。

高教組・和田副委員長は、「アベノミクスの影響で景気が回復していると言われているが、その実感は全くない。今では円安により私たちの給料は上がらないのに物価だけが上昇している。結局、アベノミクスは経済市場をかき乱しているだけだ」と批判しました。

最後にマイクを取ったのは武稔幸さん(県国公委員長)で、「公務員給与は人事院で民間企業の給与水準を参考にして決定するもので、7.8%カットという一方的な給与削減は憲法にも違反する許されないことだ。国は地方公務員にも同様の給与削減を実施するように自治体に迫っている。これは地方自治への介入に他ならない。国民には消費税増税を強いるのだから、まずは公務員が身を切るべきと言われていますが、口実に過ぎない。消費税が導入されて以降、社会保障はよくなっただろうか。一緒に声を上げていこう」と述べました。

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とき:2013年6月1日~2日

ところ:広島市アークホテル

いのちと健康をまもる第5回中四国セミナーが6月1から、2日間の日程で広島市内のホテルで開幕されました。このセミナーには中四国各県から156人が参加しました。

いの健広島・青木会長

開会では、現地実行委員長で結成10周年を迎えた広島「いの健センター」の青木会長が挨拶を行い、「10年前にセンターを結成して、西日本セミナーを開催したが、今回こうして中四国ブロックセミナーと発展している。最近、原発被ばく労働者を診察したが、原発も国民のいのちと健康を脅かすもので、被爆地としても原発反対の運動に連帯したい」と話しました。

全国センター・福地理事長

全国センター福地理事長は、「15年を迎えた全国センターの中長期の展望を検討しているが、活動家の育成が課題だ。セミナーの強化や『カレッジ』などを検討している。もう一つは、全国に地方センターを確立することであり、現在27のセンターになっていますが、早期に全国の都道府県に確立したい」と抱負を語りました。

社会医学研究センター理事・村上剛志さん

基調講演では、東京社会医学研究センター理事の村上剛志氏が、「ここまできた労安活動の成果と今後の課題」とする内容で話しました。

全体の様子

村上さんは、日刊工業新聞社で職業病を闘う中で、労組組合員を6倍化しながら労災防止指導員としても活動してきた経験を話しました。村上さんは、「安全と健康を守ることは民主主義の原則であり、すべての人類は平等かつ独立した存在であり、何人も他人の生命、健康、財産を傷つけるべきではない」とする英国のジョンロックの思想と健康権が、米独立宣言、仏人権宣言、世界人権宣言、日本国憲法に生かされた。

1972年、財界の反対を抑えて労働安全衛生法ができた。その65条3を引用して「安全配慮義務」の判決が出され、71条の2から快適環境形成義務が事業者に生じている。国際労働基準ILO条約、ISOなどで国内事業者に規制をかけられる状況が大きく進んできた。政府も安全衛生法改正、メンタルへルス対策の通達・指針、労働契約法に安全配慮義務を明記した。これを受けて、学校や看護分野などで勤務実態が把握され、労働安全衛生やメンタルヘルスへの対応が進みつつある」と話しました。

分科会・安全衛生委員会の活動

講演が終わると参加者は6つの分科会に分かれて2日間議論を行いました。このセミナーは来年、岡山で開催されます。

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とき:2013年6月2日(日)11:00~19:00

ところ:明治公園、芝公園23号地、国会議事堂周辺

6.2原発ゼロ共同行動

「原発をなくそうと」、全国から6万人が結集した「6.2NO NUKESDAY(ノーニュークスデイ)」が6月2日、東京明治公園と、芝公園23号地、国会前で取り組まれ、原発再稼働と輸出を推進する安倍内閣に対して「再稼働反対、原発の輸出を許すな」の声を東京中に響かせました。

全体集会の様子

原発をなくす全国連絡会が開いた明治公園の集会では、全国から1万8千人が集まり、歌声サークルによるオープニングの歌声や全国で原発ゼロの運動に取り組んでいる仲間たちのリレートークが行われました。岡山県から参加した80名は開会の1時間前に現地到着しましたが、待ち時間を利用して会場の周囲に設置されたテントブースを巡りました。ブースでは日本原水協のグッズ販売やJAL争議団の皆さんが署名をしていました。パイロットの清田さんの顔を見かけ、早速、がっちり握手を交わしました。また、倉敷医療生協の角南さんのギターに合わせて反原発ソングを歌いました。

原発をなくそうと歌い続けました

中国電力の抗議行動で歌っている「替え歌」も紹介して一緒に歌いました。福島県の代表からは「今後も東電に原発10基の廃炉と賠償を求めていく」と決意が述べられました。共産党の志位委員長が激励の挨拶を行い、「安倍首相は世界最高水準の安全基準で安全が確認された原発は再稼働すると言っているが、激しい批判にさらされて原発に絶対安全はないと認めた。また、原子力規制委員会は安全基準を規制基準と言い換え、安全を保障できずにいる。再稼働は破綻している。スケジュール先にありきの再稼働を断固拒否しよう」と訴えました。リレートークでは愛媛大学の学生さんが「伊方原発なくしまっしょい」の活動を紹介し、「原発で苦しむ人たちを二度と生み出したくない。原発がなくても電力は余っている」として、愛媛の仲間全員で「伊方原発停めまっしょい」と唱和しました。

夕方には国会前で大集会が開かれ6万人が参加しました。「収束宣言直ちに撤回」「危険な原発すぐなくそう」と会場が一体となってアピールが続けられました。

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