月別 2010年8月
とき:2010年12月3日(金)16時~5日(日)12時
ところ:佐世保・アリカス佐世保大ホール
内容:総会のほか、シンポと分科会 ①本当に米軍基地、日米安保は「抑止力」なのか?なぜここまでくらしが破壊されるのか?②米軍基地のない沖縄と日本をめざす草の根運動の交流③アフガンで米軍・自衛隊は何をしたのか?④なぜ米軍犯罪・被害はなくならないのか?⑤本当に日本への核持ち込みはないのか?⑥子どもたちに迫る米軍・自衛隊⑦自衛隊の戦争体制づくりはどこまで来たのか?⑧知っていますか?日本の「死の商人」の姿を⑨「韓国併合」100年、東アジアへの植民地支配と武力侵略への「戦後補償」の完全な清算を⑩青年が考えるアンポ、~ナニ・ナゼ・どうしよう?
神奈川で開催された平和大会(2009年11月)・安保の分科会の様子
*佐世保基地は、米軍の海外で唯一の強襲揚陸艦の拠点基地です。世界中に侵入するLCAC(エアクッション型上陸艇)海外唯一の前進配備基地です。それが今、数百億円の血税を注いで大増強されています。
また、佐世保基地は西太平洋の燃料・弾薬補給の拠点基地です。ここからベトナム侵略戦争、イラク・アフガニスタン戦争など無法・残虐な戦争がくりひろげられてきたのです。
*いま、針尾島弾薬集積所を1000億円以上かけて大増強する計画が推進されています。また、原子力空母や原子力潜水艦が頻繁に入港する核持ち込みの拠点です。一昨年発覚した原潜の放射能漏れや火災事故も発生。市民の命が脅かされています。
*さらに、インド洋やソマリア沖への自衛隊海外派兵の拠点です。陸上自衛隊相浦駐屯地には、日本版「海兵隊」である特殊部隊が配備されています。
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とき:2010年9月18日(土)13時~
ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室
概要:15回大会と講演会
講演会のテーマは「STOPセクハラ・NOパワハラ」
講師は原田隆弁護士(あさひ法律事務所)
チラシはココ女性部大会チラシ228KB
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とき:2010年8月26日11時~
ところ:岡山労働局企画室
概要:
岡山県労会議とパート・臨時労組連絡会は8月26日、労働局に対して「最低賃金の引き上げに関する要請」を行いました。要請には花田議長、伊原事務局長、高木パート・臨時労組連絡会の高木会長が出席し、労働局からは山本賃金室長、有本賃金室指導官、片山企画室補佐が対応されました。要請の趣旨は、①民主党が提起し、合意された経済成長戦略に基づき2020年までに最賃を平均1000円、最低でも800円とした到達に向けて、一層の努力をすること、②生活保護との整合性をはかること、③地域間の賃金格差を是正し、A~Dの4ランクの最賃格差をなくすこと、④全国一律の最低賃金制の法制化をはかること、⑤最賃審議会や委員の推薦にあたっては、公示と同時に県労会議にお知らせいただくこと、⑥審議会に日程などについても申し出に応じてお知らせいただくこと。など、6点を要請しました。
山本賃金室長(右)に要請書を渡す花田議長
⑤⑥の申し出については連絡があれば知らせるとの返事でしたが、これまでとは後退した内容となりました。その他の要請事項についてはこれまで通りの「総合的に判断して」という回答であり、「本省に伝える」との返事に終始しました。県労会議としても労働局の姿勢は「のれん押し、糠に釘で何の反応もなければ、返事もない。最賃の答申も額だけで経過やまとめの報告もなく、答申理由や説明がないのは県民に対して不誠実ではないか?」と粘って話を進めようとしましたが、「そういうことにはなってない。皆さんの要請や要望は誠実に伝えている」の一点張りで進展はありませんでした。花田議長は、「公示というのは広く知らせることに意味があり、何もしないことではない」と再度、要請事項を説明し、県民に理解が得られる対応を求めましたが、山本室長は「信じてもらうしかない。地方で判断するようにはなってない」と全く不誠実な内容でした。最賃審議会の経過は専門部会が8月19日に行われましたが、結論が出ず、9月2日に再度、審議が行われる予定です。
要請書はココ最低賃金の引き上げに関する要請80KB
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とき:2010年8月25日18時~
ところ:ピュアリティーまきび
概要:
8月25日、国鉄労働組合岡山地方本部は1047名JR採用差別事件の解決・レセプションをピュアリティーまきびで開催しました。採用差別事件は23年間に及ぶ闘争となりましたが、民主党政権になってから政治解決に向けた動きが高まり、今年6月28日に国との和解が成立しました。国鉄がJRとして分割民営化された時、当時、日本の労働組合の中でも戦闘的な闘いで社会的にも大きな影響力を持っていた国労は国鉄の分割民営化に反対していました。当時の中曽根康弘総理は「一人も路頭に迷わせない」としながらも、後の回顧録の中で「民営化の目的は国労を潰すことが目的だった」と語っています。1987年4月の国鉄分割民営化で「JR不採用」とされ、さらに1990年4月には国鉄清算事業団から2度の解雇宣告を受けました。
感謝とともに23年の闘いを振り返る柴田さん
国労は労働委員会・裁判闘争・ILO勧告を勝ち取る闘いに全力を上げ、当時、全国各地から支援共闘ができ、県労会議もこの一員として闘ってきました。組合員の皆さんにはカンパや物品販売などで多くの支援を頂きました。この採用差別事件の当事者で岡山争議団の柴田俊夫さんは県労会議の初代の議長でした。その時の事務局長が現在の県労会議の花田議長です。
県労結成当時を思い出しながら、柴田さんの苦労を労う花田議長
県労花田議長は、「柴田さんが自らの闘いと同時に県下の労働運動を引っ張ってこられたことに敬意を表します。国労の団結と支援共闘の皆さん、それを支えた家族の力だと思う。バトンを引き継ぐことが恩返しだと思う」と話しました。
感謝の挨拶を述べる後藤委員長
レセプションの冒頭に挨拶に立った国労の後藤委員長は、「当事者を含めて解決案をめぐって議論を重ねながら、最終的に解決案を受け入れた。JRへの採用問題はあるものの、解決案を受け入れたことを嬉しく思っている」と、参列した104名に関係者に感謝とお礼を述べました。また、解決までの23年の記録集を編纂され、関係者全員に記念品として贈呈されました。解決を祝うと同時に、JRへの採用に向けた闘いの決意が次々に語られるなど、閉会までの2時間は走馬灯のように過ぎ、安堵とも決意ともとれる複雑な思いが交錯する懇談は終わりました。国労の皆様、お疲れ様でした。闘いは続きます。国家的不当労働行為は止むことはありません。国民的な闘いはこれからです。ともに頑張りましょう。
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一緒に学び、交流しましょう!
日時:10月9日13時~10月11日昼まで
- 9日 記念講演、基調報告、分科会①、自由交流
- 10日 分科会②、オプショナル企画、青年交流企画
- 11日 記念講演、まとめ
- 場所:1日目 日本教育会館 2日目 みらい座いけぶくろ(豊島公会堂)
- 参加費:5000円(宿泊は別途)
記念講演 伊藤千尋さん(ジャーナリスト)
萩原伸次郎さん(横浜国立大学教授)
詳しくはこちら⇒チラシ
- 主催:全国学習交流集会in東京中央実行委員会
- 協賛:全労連、東京地評 ほか
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とき:2010年8月23日12時15分~13時
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:
署名に応じてくれた若いカップル
安保破棄岡山県実行員会は8月23日、岡山駅ビックカメラ前で宣伝・署名行動を行いました。事務局長と代表委員の中尾さん(県平和委員会)が宣伝カーのマイクを握って訴えを行いました。沖縄では11月28日の県知事選挙を前に、普天間基地撤去を求める県民世論が高まっています。民主勢力や野党3党が伊波宜野湾市長に知事選挙への出馬を要請し、市長もこれを受け出馬を表明したことが報道されています。普天間基地撤去は沖縄県民の切実な願いであり、これに応えて運動に連帯することは日米軍事同盟によって苦しんでいる同じ国民である私たちの課題です。日本経済が大変な時に、軍事費だけが聖域扱いされ、自公政権の時より思いやり予算が増えていることも問題です。国民の苦しみよりもアメリカの要求に応えることに熱心な民主党政権の政治姿勢が問われています。
訴えをする中尾代表委員
この日の宣伝では、「どうして沖縄に基地が集中しているのか、今勉強しているんです」という学生さんや、「移転をするのだったら政治家が責任をとって東京にすればいい」と言って、署名に応じてくれた年配の女性の方などがいました。意見を聴けるのがこの運動の楽しみです。意見を聞くことで宣伝の仕方や学習意欲を高めることができます。この日は10人が参加して19筆の署名を集めました。
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とき:2010年8月21日(土)14時~17時
ところ:勤労者福祉センター5階体育集会室
概要:
8月21日、岡山市社保協は総会を開き1年間の活動の経過を承認し、2010年度の運動方針を決定しました。総会には85名が参加して、米田事務局長の報告とともに、2名が発言しました。恒例の学習会では、福岡市の国保料引き下げの運動を事務局長の有馬精一さん(国保を良よくする福岡市の会)が、全国一高い国保料金を2年連続の運動の中で47万円から42万円に引き下げた経験を報告しました。
挨拶する村上会長
総会方針の提案では米田事務局長が世帯数291,706のうち、国保世帯は103,005であり、滞納世帯は30,705、資格証明書世帯は1,705、短期保険証は5,450となり、国保の収納率87.40%まで落ち込んでいる。その原因は高すぎる国保料にある報告しました。社保協と岡山市との毎年の協議の中で、国保問題の深刻さが共有され2007年度以降、政策的繰り入れがされてきたが、それでも政令都市(19都市)の中で3番目に高い保険料だとして、国保制度の再生運動を強めようと訴えました。発言では年金者組合が最低保障年金制度や後期高齢者制度廃止の運動について報告し、生活と健康を守る会からは貧困対策や派遣村の運動について報告しました。
総会方針を提案する米田事務局長
学習会で福岡市の運動を報告した有馬さんは、福岡市は他都市に例のない*上乗せ方式が高すぎる国保料の原因となっていることや、「高すぎて払えない滞納世帯が4分の1」となり、年収200万円以下の世帯では深刻な状況にある。市民の1割以上の請願署名(14万6千人)を市議会に提出して国保料を下げさせたと話しました。運動の内容も貴重な経験談があり、市議会議員の自宅を訪問して、深刻な国保の実態を紹介した自作のDVDを手渡し懇談するなどの中で、議員の態度が変わったこと。これまで値上げを追認するだけだった福岡市国民健康保険運営協議会が運動によって「引き下げ」を答申したことなどを上げました。有馬さん自身の経験として、「国保は相互扶助、受益者負担だとする厚生労働省の役人に対して、国保法の中にはこういった用語は無く、誤りだとする追及がされた。その後、厚生労働省は誤りを認め是正の通達がされた」という話があり、社会保障運動の原点に返る思いを強くしました。
有馬さんのレジメはココ有馬精一さんのレジメ(8.21岡山市社保協総会) 356KB
資料をもとに説明する有馬清一さん(福岡市)
*上乗せ方式(福岡市の場合):①保険料未納見込み分31億円、②前年度の赤字分82億円、③賦課限度額を超えた分54億円④市の独自減免分9億円⑤収納率が低いことを理由とした国庫支出金のカット分
85名が参加した総会
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とき:2010年7月28日(水)13時30分~
ところ:勤労者福祉センター4階大会議室
概要:希望ある新しい日本へ
7月28日、岡山県革新懇の学習交流集会が開かれ、県下各地から57名が参加しました。冒頭、事務局長の明石さんが、「98年11月に岡山市で中四国ブロックの交流会が開かれ、180人が参加して成功した。今年の9月19日に米子でブロック交流会が予定されており、この交流会を成功させよう」と挨拶しました。
講演をする荒川和明さん
学習会には元革新懇事務局長(現在は日本共産党中央委員会国民運動委員会所属)の荒川和明さんが招かれ、「希望ある新しい日本へ、岡山から革新懇運動の飛躍を」と題して講演を行いました。荒川さんは「国民が主人公の政治をめざして思想・信条の違いをこえて、国民的共同を進める組織が革新懇運動であり、国政革新を中心に運動する統一戦線組織だ」「そもそも、国の政治を変えるのは国民の役割であり、革新懇運動は日本でただ一つの組織です」と話し始めました。取材でノーベル物理学賞の益川敏英さんの取材時のエピソードが紹介され、「益川さん革新懇を知っていますか?と質問すると、知らないはずはないでしょう!と返され、さすが益川さん、何でも知っている。驚いた」と、革新懇運動は誰にでも受け入れられる組織だと説明。「政治の現状は参議院選挙の結果を見ても財界主導の2大政党づくりは行き詰っている、このねじれは政治と国民とのねじれだ」「革新懇には30年の歴史が示す3つの値打ちがある。自発的で幅広い共同、組織原則は全員一致制で無理をせず、押し付けずに」として、結成は難しくない、まずは身近な問題から。管理職も労働者も組合の違いを超えて結成を、と呼びかけました。「本気の1人が呼び掛ければそこに革新懇が生まれる。一歩を踏み出してほしい」、と背中を押すような話に参加者はうなずいていました。
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とき:2010年8月4日~6日
ところ広島市内
概要:核の傘からの離脱を
原水爆禁止世界大会・広島が8月4日~6日、広島市内で開催されました。被ばく65周年を迎えた広島市には全国から原水協の代表8000人が参加しました。
横須賀には原子力空母はいらないと、訴える神奈川県の代表団
8月6日には広島平和公園で記念式典が行われ、播基文(パン・ギブン)国連事務総長、菅首相、秋葉忠利広島市長、田上富久長崎市長、米国ルース駐日大使、らが参列しました。今年は過去最高の74カ国の海外代表が式典に参列しました。5月に開催されたNPT再検討会議で、核兵器廃絶の国際世論が大国の核抑止の政策を許さない大きなうねりとなって、核兵器禁止条約の国際交渉が国際政治の現実的世論になるという大きな変化が背景にあります。この式典の中で播基文国連事務総長は、初めて国連事務総長として広島の式典で、「私たちはともに、核兵器のない世界をめざしている。力を合わせる時がきた。国連でも新たな取り組みが生まれている。9月にはハイレベルの軍縮会議を招集する。被爆者が生きている間にその日を実現しよう」と挨拶しました。また、秋葉広島市長は「核の傘からの離脱、被爆者援護策の実現を」とする平和宣言を発表しました。菅首相は「核兵器廃絶の先頭に立って行動する動議的責任がある」としながらも、後の記者団の質問に答えて、「核抑止力は必要」と述べるなど、被爆者の願いに背を向け、米軍による核持ち込み態勢を容認する姿勢を示しました。
4日に広島に到着した国民平和大行進の皆さん
4日、18時~開催された全労連と海外の労働組合との交流会
閉会式で紹介された岡山県PPOの青年たち
3日間の世界大会はNPT参加者を含め、核兵器廃絶の世界世論を実感した熱気溢れる大会となり、岡山県の若者グループPPOが紹介され、6.9行動の中で折り鶴やピーストークに取り組んだ経験を語り、40名がカンパでバス参加していると報告しました。
フィナーレ・広島大会の成功を喜び合う全国の仲間
今年の世界大会は核兵器廃絶の課題と軍縮、軍事基地撤去・基地被害に対する運動の高まりが海外代表からも語られました。アフガニスタンの代表は「米軍は人権を取り戻す闘い、と言いながら罪のない多くの民間人を殺している」と訴えました。閉会総会であいさつをした国連のセルジオ・ドゥアルテ軍縮問題担当上級代表は「核兵器のない世界をめざして歩めることは私の誇り。将来に世代に対する責任であり、今こそ前進の時です」と話すと会場は大きな拍手に包まれました。
広島の暑い夏は大会会場を核兵器廃絶の熱いエネルギーに変え、参加者は手を取り合い大会成功を喜びました。
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とき:2010年7月31日(土)12時15分~13時
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:
7月31日(土)12時15分から、岡山駅ビックカメラ前で安保破棄岡山県実行委員会の宣伝行動を行いました。街の雰囲気も夏祭りで盛り上がろうと、浴衣姿の若者が目につきました。うらじゃの衣装と顔化粧の集団が灼熱に照りつける街中を、速足で商店街に向かって急ぐ様子はこれから始まる街の活気を連想させます。私たちも街の浮き立つような雰囲気の溶け込むように宣伝を始めました。いつもは宣伝カーの上から訴えをするのですが、今回から市民目線で話しかけるような効果を狙って、路上から訴えました。
「普天間基地の辺野古への移設が県民無視で進められようとしていることや、これに対して県議会が反対決議を上げていること、そして何よりも、沖縄県民の苦しみに連帯した運動として、同じ国民として黙って見ているわけにはいかないこと」などを話してみました。意外に反応がありました。前回は署名数が少なくて残念でしたが、今回は12人が参加して39筆を集めることができました。「頑張って下さい」と励まされたという参加者もいて、運動継続の力になると集約しながら話し合いました。
親子で署名をしてくれました。
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