連想分類語 オスプレイ
と き:9月30日(土)14時~
ところ:岩国市役所前広場
9月30日、オスプレイの本土初飛行抗議市民大集会が岩国市役所前広場で開かれました。会場には、台風17号による天候が心配される中、岩国市民を中心に県外からの参加者1200名が参加しました。岡山からは9人が参加しました。
リレートークで訴え
台風は山口県には関係ないかのような晴天に恵まれた会場は汗ばむほどでした。
集会では政党として社民党と共産党が出席して連帯の挨拶が行われ、県内の平和団体が次々にオスプレイ配備撤回を訴え、「岩国にも沖縄にもいらない。オスプレイは米国に帰れ」の声をあげようと、平和委員会や愛宕山を守る会など8団体がリレートークで交流しました。集会後、参加者はシュプレヒコールで「オスプレイはいらない」と訴えながら岩国駅までデモ行進を行いました。沿道から手を振ってくれる市民も居て、オスプレイの飛行差し止めや配備反対が市民の声になっていることが感じられました。共産党の市田書記長は、「オスプレイは市街地を飛ばないと安全宣言で約束した2日後に岩国市上空を飛行した。地元民は訓練を思わせる飛行をしていると話している。日本の航空法では安全装置のない飛行機は上空を飛べない。しかし、特例法をつくって欠陥機の飛行を認めている。オスプレイは日本の防衛と何ら関係がない。海兵隊を大量に運ぶのがオスプレイだ。沖縄のすべての自治体が反対している。全国でも100を超える自治体が反対している。全国的に反対の声を共同してあげよう」と決意を語りました。
訴えをする大川さん
大学生の大川祈さんは、岩国の決意として、「私には夢がある、基地のない岩国から基地のない沖縄を旅することだ。オスプレイはいらない」と訴えました。
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とき:2012年9月24日12時15分~12時45分
ところ:岡山駅・ビックカメラ前
9月24日、安保破棄岡山県実行委員会は定例の宣伝を岡山駅・ビックカメラ前で行いました。宣伝は沖縄に10月から配備が予定されているオスプレイ配備と日米軍備強化に反対する署名行動でしたが、参加者は7人で12筆の署名をいただきました。
弓田県労事務局次長が訴えを行い、「アメリカ軍は日米協定を守らない。欠陥機オスプレイは21日の岩国市でのテスト飛行では海に向かって飛行訓練をする予定だったが、早速、住宅街を飛行するなど米軍の横暴が証明された。危険なオスプレイは日米同盟の象徴のように言われているが、実際には日本国民の命を脅かしている」と署名への協力を訴えました。署名では中学生を思われる3人の女性は関心を示し、しばらく話を聞いてくれましたが「よくわからない」と言って去りました。反対にまっすぐ署名用紙の前に立ち、自らのペンでサインしてくれた若い男性など様々でした。
テレビでその危険性が宣伝されているものの、安保との関わりや本当に危険なのか、安全保障のために必要と考えているのでしょうか?人それぞれだと思われますが、オスプレイの危険性だけでなく、安保との関わりを判り易く、米軍は日本を守るために駐留しているのではないこと、日本だけがアメリカの軍備強化に協力しているが、世界はアメリカの軍隊を締め出していることなど、多面的な宣伝が必要なのだと感じました。
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と き:2012年9月9日(日)14:00~
ところ:総合福祉会館
概 要:
今年の5月15日で沖縄返還40周年を迎えました。安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は沖縄返還40周年記念した集会を開催し、県内各地から207人が集結しました。今回の集会は時を同じくして沖縄で開催された、オスプレイ配備に反対する10万人規模の県民大会に連帯する位置づけとなりました。
開会にあたり、安保破棄実行委員会の花田雅行さんがあいさつを行い、「沖縄に連帯して岡山からもオスプレイ配備反対の声をあげましょう」と会場に呼びかけました。
開会あいさつの後、平良忠弘さんと仲間のみなさんによる琉球舞踊と唄サンシンの演奏が行われました。
講演で伊波洋一さんは、「みなさんもご存知の通り、琉球王国には軍隊がなかった。それでも、アジア諸国との交易を通して450年間琉球王国は存続することができた。沖縄の人たちの中には武器をなくして平和を実現するという文化が根付いている」と沖縄の歴史について触れました。「今年で沖縄返還40周年を迎えました。沖縄は復帰をするために本土復帰運動が行われました。決して、アメリカや本土の恩恵で本土復帰を果たしたのではなく、沖縄県民が自ら勝ち取ったのです。しかし、日本国憲法が公布されている日本に復帰しても、沖縄県の状況は変わらなかった」とし、「在日米軍基地の74%が沖縄に集中している。そして、1972年から2010年までの38年間で米軍関連の事故は1545件ある。米軍による犯罪は5705件もある。本土復帰前は1年間で1300件の犯罪が行っていた。いかに、沖縄県民が米軍兵による犯罪に巻き込まれ、様々な被害を受けていたかがわかる」と本土復帰から40年経過しても何も変わっていないことを強調しました。
「日本では航空法の適用がないため、米軍機はどこで低空飛行訓練をしてもいいことになっている。こんな国は日本以外にはない。ヨーロッパでは、それぞれの基地はそれぞれの国の司令官の下にあり、その司令官の許可がなければ飛行機を飛ばすこともできない。低空飛行訓練は自然環境・野生動物への影響を考慮して一切許可していない。しかし、日本は何でもアメリカの言いなりだ」とし、「オスプレイに関する問題は安保条約から60年が経過した今、日本は本当にこのままでいいのかという指針を与えている」と話しました。
講演終了後、安保破棄実行委員会の中尾代表が、「沖縄県と連帯してオスプレイ配備を阻止しよう」と閉会のあいさつを行いました。
集会終了後、沖縄に連帯してオスプレイ配備に反対するデモ行進が行われ73人が参加しました。参加者のアンケートからは、「日本国民は野生動物以下なのか」と怒りの声が上がっていました。
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とき:2012年7月22日(日)14時~
ところ:岩国市市役所前公園
横断幕を持つ花田議長と中尾代表(右は共産党の垣内氏)
7月22日、米軍垂直離着陸機オスプレイの配備・岩国基地搬入に抗議する集会が岩国市役所前の公園で開かれ、全国各地からの代表と岩国市民1100人が結集しました。岡山県からは60名が、「オスプレイは米国に帰れ」と横断幕を掲げて参加しました。
集会には1100人が結集しました。
集会では主催者を代表して吉岡光則実行委員長が、「集会を始める前に三沢基地のF16戦闘機が北海道根室沖に墜落した。米国の欠陥機はいらない。23日にはオスプレイが持ち込まれる。自治体ぐるみの住民の反対を無視する政府に怒りを覚える。反対する理由は①欠陥機の配備だけでなく、日米の軍事能力追求と裏腹に安全性が置き去りにされている。②在日米軍は世界侵略のために日本を足場にしている。否応なしにアメリカの戦争政策に加担させられている。政府はアメリカに文句が言えない。一方で国民には痛みを押し付けている。絶対に許せない。粘り強く闘おう」と訴えました。
吉岡光則実行委員長
沖縄の代表(共産党県議)は「全国は一つ。連帯して闘おう」と呼びかけました。司会者が、「各政党に参加を要請したが共産党が出席してくれた」として、井上哲参議院議員と石村智子さんを紹介。井上議員は、「米国は日本の航空法を守るとしながら、日米安保を盾にこれを無視してきた。オスプレイは低空飛行で固定翼機と闘う訓練をしている。高度は152M以下で、はなから日米合意を守るつもりがない。これは環境レビューに書いてある」と話し、オスプレイが海兵隊の先陣を切って闘う危険な戦闘機だとする国会報告を行いました。
井上哲参議院議員(右)と石村智子さん(左)
集会では、全国と中国四国の代表(岡山から中尾元重安保実行委員会代表)が登壇して紹介された後、中央安保破棄実行委員会の東森事務局長は「オスプレイ配備反対の一点で共同して闘おう」とよびかけました。
共同した闘いを呼び掛ける東森事務局長
集会の最後には、「オスプレイの写真に赤い×印」が記入されたカードを一斉に掲げ、「オスプレイ配備反対」の唱和が響きました。
集会の最後はカードを掲げて抗議。この後、参加者はデモ行進へ。
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と き:2012年6月20日(水)12:15~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概 要:
岡山県もいよいよ梅雨入りし、同時に台風が接近しているなか天候が心配されていましたが、つかの間の快晴となりました。安保破棄岡山県実行委員会は定例の街頭宣伝を行い、13人が参加し、オスプレイ配備反対署名17筆を集めました。
マイクを握った弓田盛樹さん(県労会議)は、「アメリカ軍が墜落事故を繰り返す輸送機オスプレイを沖縄の普天間に配備し、沖縄県内の各基地をはじめ、日本本土でも低空飛行などをおこなう計画を進めている。こうした動きに沖縄をはじめ全国各地から怒りの声が広がっている」とオスプレイ配備の危険性を訴え、「いま日米両政府は、沖縄県民の総意に反して、辺野古への新基地建設、高江ヘリパッド建設、危険な輸送機オスプレイの配備を強行しようとしている。今年5月に行われた日米安保条約に関する沖縄の世論調査では、『日米友好条約に改めるべき』が55.4%、『破棄すべき』が15.5%、『多国間安保条約に改めるべき』が13.3%と、何らかの形で現在の日米安保条約を変えることを求める声が84.3%に達している」と国民の意識が変化しつつあることを話しました。最後に、「AESAN地域フォーラムが開催され、多様な国々がアジア・太平洋地域の安全保障問題を協議する場が設けられている。いまのアジアはどんな国でも武力をもってして問題解決をすることはできない。軍事同盟を形成することは争いの連鎖を生むだけで最悪の選択でしかない」とまとめました。
続いてマイクを握った余江雪夫さん(民青同盟)は、「スプレイはヘリコプターと飛行機の機能を合わせ持つ飛行機で、開発段階から何回も墜落事故を起こしている。今年の4月にはモロッコで墜落事故を起こし、今月14日にはアメリカ・フロリダ州でも墜落事故を起こした。17日には沖縄でオスプレイ配備反対の市民大会が開かれ、市内外から5200人が参加。オスプレイ反対の声は大きく広がっている」とオスプレイ配備反対署名への協力を訴えました。
今回の宣伝は比較的反応がよく、市民の関心度の高さを感じました。
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