カテゴリ ニュース
と き:2013年2月22日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
本日の天気は快晴で春の訪れを感じさせる陽射しでした。しかし、まだ風は冷たく、風邪も流行っているので油断はできません(^_^;)原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は28回目となる原発抗議行動を中国電力に対して行い、今回の行動には40人が参加しました。今回は「浦島太郎」の替え歌に合わせて、脱原発を訴えました。
沖縄電力を除く9電力会社は、原発専業の日本原子力発電が資金繰りに行きづまらないよう支援することを決定しました。1200億~1300億円規模の債務保証や資金支援をするとしています。その理由について、「敦賀原発など3基の原発を動かすめどがたたず、銀行から融資を受けられないおそれがあるからだ」としています。しかし、電力会社は相次いで電気料金値上げを決めています。原子力村を守るためだとしか思えない今回の決定に、国民からの非難が上がっています。
本日のニュースと替え歌歌集はこちら(^_^)/
以下イベントのお知らせです。
1.remember3.11 ウォーク&トーク
失われた多くのいのちと被災地に想いをはせ、わたしたちに何ができるかを考えます。
3月10日(日)10時半~16時
10時半~ 石山公園で集会
11時~ 桃太郎大通りをウォーク
13時半~16時 岡山バプテスト教会で追悼&トーク
詳細は以下のHPからチラシをダウンロードしてください。(関東からの避難者の方が心をこめてデザインしてくれました)
http://ow.ly/hMJTo (A5版、4.7MB) ※実物をご希望の方は以下へ。
子ども未来・愛ネットワーク info@kodomomirai.org Tel 080-1805-3808
2.有機生活マーケットいち
これからの新しい暮らしを提案するマーケット「いち」。
自然にも身体にもやさしい食べ物や雑貨、支援団体などのお店が70も並びます。
3月10日(日)10~16時 下石井公園
会場には献花台を設けます。
お花は、お持ちいただくことも、会場でお求めいただくこともできます。
売上の一部は「おかやまバトン」に託され、被災地の支援に役立てられます。(おかやまバトンは、岡大の学生や教職員を中心に、被災地の支援を行なっている団体です)
隣の西川アイプラザでは、被災地やボランティアの活動を撮った映画「Pray For Japan」を上映します。
いちHP http://www.ichi-jp.org/#id1
3.RNN東日本大震災三回忌慰霊祭
仏教・キリスト教・神道・他諸教が、宗派を超えてともに祈る会です。一般の方の参加も歓迎です。
3月11日(月) 14時半~16時
黒住教本部 神道山日拝所(岡山市北区尾上2700)
お問合せはRNN(人道援助宗教NGOネットワーク)事務局へ
http://www.rnn.jp/ Tel 086-284-1242
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と き:2013年2月20日(水)7:30~
ところ:岡山市内
概 要
2013年国民春闘岡山県共闘委員会・国民大運動実行委員会は春闘勝利に向けた地域総行動を行いました。県下32駅頭で早朝の宣伝、チラシ配布を行い、お昼にはパレードも行いました。県労おかやまは、TPPや消費税増税の問題で各政党を訪問し、NTT、郵便局と懇談を行いました。
岡山駅ビックカメラ前には20人が集結。冷たい風が吹いていましたが、寒さに負けない活気に溢れた宣伝を展開しました。マイクを握った伊原事務局長は、「いよいよ2013年春闘が始まった。今年の春闘は絶対に負けられない。いま、大企業の内部留保267兆円に注目が集まっている。テレビでも内部留保を賃上げに回してもいいのではないかと報道され、安倍首相も経済界に対して賃上げを要請した。賃上げはもはや国民世論になっている」と賃上げを勝ち取ることを訴えました。午前中にアリスの広場前で行った反原発宣伝には25人が参加し、署名96筆を集めました。原発がなくても電力は十分足りていることや、自然エネルギーを活用して持続可能な社会を目指すことなどを訴えました。
お昼休みの時間帯には、パレードを行いました。各団体から100人が集まり、「日本経済を立て直そう!」「大幅賃上げを勝ち取ろう!」「働き方を変えよう!」とコールしました。
パレード終了後、ビックカメラ前で最賃宣伝を行い、最低低賃金の引上げを求める署名を集めました。宣伝には28人が参加し、署名46筆を集めることができました。
伊原事務局長は、「岡山県の最低賃金は691円。しかし、これではまともな生活はできない。アルバイトの求人を見るとどれもが750~800円の時間給になっているではないか。最低賃金を引き上げることは、一般の労働者の賃金水準を底上げすることにもつながる。ぜひ、署名に協力してもらいたい」と話しました。
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と き:2013年2月15日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
イレブンアクション岡山は27回目の原発抗議行動を行いました。朝から雨が降っており天候が心配されましたが、幸い雨は止み38人が参加しました。今回は「青い山脈」の替え歌を歌いながら抗議の声を上げました。
経済産業省の電力システム改革委員会は8日、電力システム改革の工程表を盛り込んだ報告書をまとめました。電力を家庭などに自由に売れる「小売の全面自由化」を3年後から開始し、電力会社から送配電部門を切り離し5~7年後には「発送電分離」に踏み切るとしました。これで、各家庭が料金や発電方法などで電力会社を自由に選ぶことのできる環境が整い、大手電力会社が地域ごとに独占する体制を崩すことができます。 この改革では電力会社に課せられていた「電力供給の義務」も2016年をめどになくすとなっており、競争原理主義に陥ることが危惧されます。
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と き:2013年2月9日(土)13:30~10日(日)12:30
ところ:静岡県藤枝市
概 要
全国農民連青年部第21回総会が静岡県で開催されました。青年部部長の杵塚歩さんは、「2011年が大きな転機の年となった。4月に収穫したお茶から350ベクレルの放射能が検出され、すべて廃棄した。これからどうしていこうかと真剣に考えたとき、全国に仲間がいることがとても心強かった。それぞれが色々な形で3.11と向き合うなか、これからどう生きていくのかをみんな真剣に模索している。原発に限らず、TPPなど社会はとても歪んでいる。今まで日本社会は開発による都市化で農村と自然から生活が離れていった。それによって社会が歪んだ面は大きいと思う。だからこそ社会に対する私たちの役割は非常に大きいものがある」と開会あいさつを行いました。
その後、4人のパネリストを招いての特別企画「農のススメ・農のおいしさ~ハングリーな情熱~」が行われました。
植田修さん(京都府・京都の和茶園)は、「2003年、私は縁あって京都府和束でお茶を作っている農家に出会ったことがきっけとなり農家になることを決意し、和束町で就農した。よそ者である自分がお茶畑で働く姿を毎日見てもらうことで本気で農業をしたいという思いが伝わり、周囲から認めてもらえるようになった」と就農したての頃を振り返り、「皆さんにも自分の中にしかないオリジナルの農業、生き方を表してもらいたい。そうすることでこれから起農しようとする人が増えると思う。何よりも畑仕事が大好きで、自分の農業スタイルを楽しむこと。そして、仲間内で楽しくやっていくこと。そういう人こそ周囲から共感を得ることができ、支えてもらえるはずだ」とまとめました。
続いて、大坂俊広さん(静岡県・藤枝農民組合)が登壇しました。大坂俊広さんは、「現在、私一人で多品目栽培を行っている。年間50品目、連作を避けながら栽培している。できた野菜は10種類をセットにして販売している。いいものをできるだけ近く消費することに重きを置いているため、地元での売り上げが90%を占めている。また、そうすることで生産者と消費者のつながりを深めることができる」と話しました。「私はこれまでの5年間がむしゃらに農業に打ち込んできたが、ここにきてこれからどうやっていこうかと立ち止まって考えている。やはり多品目栽培には手間がかかり、24時間が自分の時間ではない。普通の人は土日が休みだが、『農家で好きなことをやっているのだから休みはなくてもいい』ということにはならない。農業で生計を維持していくためにも、しっかりと自分の栽培方法を見つめ直し、効率化をしていかないといけない」と農家独自の課題を提示しました。
安形真さん(愛知県・合同会社アグリホリック)は、「大学卒業後、就職をしたが給料未払いの問題で社長ともめたこともあり、人に雇われて生きるのはしんどいと思うようになった。その後様々な職を転々としたが、会計事務所に就職したことが転機となった。当時農家を担当していのだが、高齢者が多く会計のことは全く理解してもらえなかった。経営努力もなく、このまま日本の農業は滅びゆくのかと漠然と思っていた。そして、自分の祖父がスイカ農家を営んでいたが、あるとき農家を辞めることを祖父から告げられた。その2つが相まって農家になることを決心した」と自身のバックグラウンドを話しました。「アグリホリックは農業を活性化し収益を上げ、生活を成り立たせ、その先にはまちの活性化があるというビジョンのもと活動をしている。今後農業をしたいと言う若者を増やすためには給与水準を上げていかないといけない。そのため、3年以内に、給与水準を上げること。5年以内にアグリホリックを全国展開することを目標にしている」と農家も計画経営していくことが大切だと主張しました。
最後に小野邦彦さん(京都府・野菜提案企業―坂ノ途中代表)がマイクを取り、「私は生産をしておらず、販売をしています。私たちがいつも言っているメッセージは、『未来からの前借り止めましょう』です。農業が持っている環境負荷の軽減の側面を意味します。こういう意識で新規就農する人は多いのですが、途中で続けられなくなる人が多い。その一番の原因は、栽培技術はあっても、販売技術の難易度が高い点にある。自分は作るのは好きだが、売っていくことには才覚がないと言う人が農業をしてはいけないということはない。私たちは農薬化学肥料不使用を条件に新規就農者や若手農家と提携して、ネット通販や店頭での販売をしている」と事業について紹介しました。世界経済フォーラムに参加したことについて、「昨年の世界経済フォーラム東アジア会議に参加した。私が持続可能な開発のためにオーガニックの拡大を目指していると言うと、『それはいいことだ。とても大切なことだ』という反応が返ってきた。しかし、この反応は日本ではなかなかない。日本ではオーガニックと言うと健康志向と解釈されがちで環境保全とはなかなか結びつかない。小さな農地を守るスモールファーマーをいかに増やし支援していくのかと言うことまでも議論されていた。日本ではいかに管理していくかということが議論されるが、国際社会とのギャップを感じた」と話しました。
4名の発言はどれも農業の可能性を強く感じさせるものでした。有機栽培をするのは良いものをつくりたいということだけではなく、自然環境の循環を守りたいという感慨深いものがあります。経済成長を優先するあまり私たちは生命のサイクルをなおざりにしすぎていたのではないかと反省させられる会でした。
その後の総会では、①地域農業や環境を考えた安心・安全な農作物をつくり届ける②新たな出会いと繋がりを!総会、夏の学習会を充実させる③地域・青年部の充実の3点が提案され、満場一致で採択されました。
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と き:2013年2月8日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
先週の金曜日は冬とは思えない暖かさでしたが、本日は打って変わり、花雪が降るほどの寒さとなりました。原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は26回目となる原発再稼働抗議行動を行い、凍るような寒さにもかかわらず39人の仲間が集まりました。
東京電力が昨年2月、福島原発事故に際して現地調査を決めた国会事故調査委員会に、原子炉が入る建物の内部は明かりが射し、照明も使える状態であったにも関わらず、「真っ暗」と虚偽の報告をし、国会事故調査委員会の調査活動を妨害した疑いが強まっています。原発事故からまもなく2年が経過しようとしていますが、依然として原発事故の原因究明と被災者復興が進んでいません。そうした中、原発事故により放射能汚染されていない環境で生活する権利を奪われたとして、避難を余儀なくされている被災者たちが福島市内で記者会見し、「国と東電を相手に、原状回復と慰謝料を求める集団訴訟を福島地裁に起こす」と発表しました。東日本大震災から2年となる3月11日に提訴するとしています。この報道を受けて、Twitterなどには「東電は本当に加害者という意識が未だにない」「自分もこの会社を訴えたいくらいだ」という意見が溢れていました。
今回の行進では「花・春のうららの隅田川」の替え歌で、原発なくせと訴えました。
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と き:2013年2月6日(水)7:45~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概 要
岡山県労働組合会議は定例の早朝宣伝を行いました。明け方、雨がしとしと降り、寒さが増す中での行動となりました。今回は5人が参加し、「若者にまともな雇用を!」のチラシを配布しました。
マイクを握ったのは伊原事務局長で、「いよいよ2013年春闘の始まりです。私たちはすべての労働者と一緒になって、暮らしと生活の向上のためにたたかっていく」と語り、「大企業は267兆円もの内部留保をため込んでいる。この10年間労働者の賃金は下がり続け、消費税増税や社会保障改悪など、労働者の犠牲の上に積み上げられているのが内部留保だ。内部留保のわずか1%活用することですべての労働者1万円の賃上げが可能だ」と展望を話しました。最後に憲法問題について、「自民党・安倍政権は日本国憲法を改正することを目論んでいる。自民党の改憲草案では、権力者を監視するという憲法本来の役割を破壊し、国の責任を放棄する内容になっている。『天皇元首制』『国家・国旗の尊重義務』など、国民に対して義務を課し、国民を監視する内容になっている。自民党が考えるような憲法が実現したら本当に恐ろしい社会になってしまう。一緒に声をあげてもらいたい」と訴えました。
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と き:2013年2月1日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクションおかやまは25回目となる中電前抗議行動を行いました。先週とは打って変わり2月とは思えないほど暖かい気候の中での行進となりました。今回の替え歌は「春がきた」で、42人が集まりました。
石村智子さんから中国電力本社に対して、「島根原発再稼働・上関原発推進の動きに抗議する」との申し入れを行ったことの報告がありました。石村智子さんは、「安倍政権の原発推進政策のもとで、中国電力はこれまで以上に島根原発再稼働、上関原発計画推進の態度を露わにしている。福島原発事故について、『地震で壊れたわけでなく津波によるもの』と断言したことに唖然とした」と話しました。その後、中電岡山支社を包囲する形でデモ行進を行いました。
電力会社10社の3月の電力料金は、中部電力は2月と比べて6円値下がり。九州電力は据え置きとなっていますが、2社以外の8社は3~36円値上がりします。また、四国電力は家庭向けの電気料金値上げを2月に申請するとしています。原発再稼働に反対するならば、電力料金の値上げという国民脅しとも見える、納得しがたいことです。合わせて独占禁止法の対象外という理由で、超寡占・既得利権の集中、毎年約5000億円もの税金が原発関連予算に配分するという構造も問題です。社会保障の財源確保のためとの消費税増税、下がり続ける労働者の賃金、増加する非正規労働者など財源の配分の仕方がおかしいところはたくさんあります。
おかしいことには声をあげて抗議しましょう!
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と き:2013年1月27日(日)10:30~
ところ:赤穂ロイヤルホテル
概 要
イレブンアクションおかやまは視察企画第4弾を行いました。「考えよう自然エネルギー利用とエコな生活」と題した今回の視察では13人が参加し、備前グリーンエネルギー株式会社のとりくみを学びました。
代表取締役の武本洋一さんが講師を務め、会社のとりくみや自然エネルギーについて話してくださいました。武本洋一さんは、「エネルギーの削減と新しいエネルギーを開発することを目指している。私がこうした事業に関わるきっかけになったのは、奈良県にある『おひさまプラネット』の原さんの影響がある。原さんは奈良県飯田市に活動が特化しており、自然エネルギーの普及事業をしている。銀行、地元農家などと連携しながら活動しており、全国から注目を集めている。原さんと全く同じことはできないが、私もチャレンジしたいと思った」と会社を立ち上げるきっかけを話しました。
武本洋一さんは、「岡山県でもメガソーラーを設置しようという計画がある。しかし、日照時間は実際には短く、全国的にも12~16位の水準だ。仮に岡山県に全国各地からプロジェクトが来たとしても、資本が東京であった場合、東京の業者が行うことになるので地元に雇用が発生しない。そして、1kw/42円で買い取られるため、毎年数千万円の売電益がでるが、すべて東京の業者が持っていく。これでは岡山には何も残らない。地域で知恵をだし、地域のお金を地域で回すサイクル。地域の銀行で支援できる体制をつくることが大切」だとし、「いくら太陽光発電設備を設置したとしても、採算ベースに合わなければ経済的な効果がない。経済的な効果がなければ雇用を生むこともできない。こうした点を抑えておく必要がある」と再生可能エネルギーを取り入れる際には事前の調査が大切になることを訴えました。原発については、「大きなリスクの伴う原発を永遠に推進することは困難だ。3.11を機に新しいエネルギーを創出し、スマートグリットを広げたい」と話しました。
赤穂ロイヤルホテルの山本誠彦総支配人は、「経済産業省が管轄するNedoの補助事業において、施設の給湯・空調・断熱・照明・冷蔵庫などを見直し、太陽光発電を設置した。一例を上げると、会議室のエアコンスイッチはすべて共通で一括管理だったのを、必要な部屋だけで使用できるように各部屋にスイッチを設置した。また、厨房からは猛反対されたが冷蔵室をなくし、冷蔵庫を設置した」と説明し、「『エコを追求することはサービスを売りにするホテルにはそぐわない』と言う意見もある。しかし、私たちが目指しているのは今までとは違うホテルだ。私たちは人と環境に優しいホテルをめざす」としました。
ホテルの屋上に設置されている太陽光パネル
その後ホテル内を見学し、昼食となりました。
午後からは備前グリーンエネルギー株式会社が運営するエコハウスを見学し、視察を終えました。
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と き:2013年1月26日(土)17:00~18:00
ところ:県労会議会議室
概 要
2009年12月11日の県労会議青年部第1回定期大会以降、青年部としての活動は行われず、事実上の活動休止となっていました。2011年5月から活動再開に向けて月に1度の青年部会を再開し再結成のための準備を行ってきました。そして、約2年に及ぶ準備期間を経て第2回青年部定期大会を開催し、青年部再結成に至りました。今回の定期大会には各組織から総勢13人が参加しました。
大会では県労会議・花田議長があいさつし、「私の出身である岡山市職労の青年部では交流することを重視していた。交流を通して仲良くなっていく中で、様々な疑問や知りたいことなどを言い合えるようになった。青年部活動をしていて本当に良かったと思う。みなさんも、交流を通して青年部活動を盛り上げてもらいたい。そして、学習もしっかりして、お互いのいいところを取り入れながら要求をつくってもらいたい」と青年を励ましました。
若かりし頃を振り返る花田議長(笑)
青年部の岩本部長は、「先日医労連青年の会議で学習会を行い、1時間ほど意見交換を行った。普段職場内や組合の先輩に対して意見をいうことは出来なくても、青年部の中でなら自由に意見がいうことができる。これが大切だ。青年だからこそ出せる要求でこれからもがんばっていこう」と話しました。
岩本部長は今大会を機に引退されました(T_T)/~~~
その後、県労会議の弓田さんが活動方針の提案を行いました。弓田さんは、「県労会議青年部では『労働組合とは何か』『青年部とは何か』を自分たちで考え、活動を通して自分なりの答えを見つけることを目指していく。そのため今年度は組織の活動が見える、身近に感じることのできる運動展開を具体化していこう」と話し5つの提案を行いました。
①憲法を活かし住民本位の震災復興・原発ゼロ、戦争のない持続可能な社会をめざそう
②すべての課題を組織拡大強化・青年運動の発展に結び付けよう
③「なぜ学ぶのか」「楽しく学ぶ」を重視した学習を進めよう
④安定した雇用と社会保障充実に向け、声を集め広げよう
⑤政治の民主的転換をめざそう
議案は満場一致で採択されました。
大会では各青年部の活動報告が行われました。自治労連青年部からは、「交流を目的として4つの行事を開催した。事務局としてはどれも有意義な行事になったと考えている。しかし、参加人数、参加者の反応に差があった。参加人数が少なかった行事については広報にもっと力を入れることができたのではないか、内容もより魅力的なものにできたのではないと反省している」と今後に期待を持てる報告がありました。
活動が休止状態に陥り、ここ数年の間に活動を再開した高教組青年部からは、「青年部活動が停滞していた時期があり、青年の結集が非常に悪かった。青年の参加が増えたのはここ2年くらいからだ。きっかけとなったのは遊ぶことと学ぶことを合わせた企画で、『まなそび』を行い多くの青年が参加してくれたこと。参加した青年の半数以上が組合に来たことのない人たちだった。徐々に労働組合に対する理解が深まっている」とこれまでの成果を振り返りました。
JMIU青年部は、「年に1度ソフトボール大会、ボーリング大会を開催し交流を深めている。しかし、予算が少ないため毎回工夫をしながら企画をしている」と苦労をしながら活動を展開している様子が伺える報告でした。
生協労組おかやまからは、「実は青年部は事実上存在していない。いまは1人でやっている状況で、青年の結集が非常に悪く悩んでいる。今考えているのは、一所懸命働きたいという思いをサポートできるような企画だ」と何とかして青年のモチベーションを高めたいとの思いに溢れた報告でした。
医労連青年部は、「単組で平和行進にオリジナルTシャツを作成して参加し、クリスマス会を企画した際には60~70人が参加した。また、さつま芋を植えて、収穫したさつま芋を販売して財政活動を行った。今年もみんなで和気あいあいとした活動をしていきたい」との前向きな報告でした。
終了後、近くの居酒屋で交流会を行いました。仕事に対する熱い想いと悩み、恋愛についてなどを語り合いました。
今年度は以下のメンバーでがんばっていきます(^_^)/
部 長: 九鬼 裕史(医労連)
副 部 長:中務 愛子(医労連)
事 務 局 長:弓田 盛樹(県労会議)
事務局次長:内田 和隆(生協労組おかやま)
常 任 幹 事:高森 望 (自治労連)
村田 功一(自治労連)
高田 学 (高教組)
坪井 晶子(県労おかやま)
若葉 純一(JMIU)
これからも県労会議青年部をよろしくお願いします。
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と き:2013年1月26日(土)10:00~
ところ:勤労者福祉センター
概 要
いよいよ2013春闘の開幕です。県労会議は第39回幹事会を開催し、「変えよう 職場・地域と政治、勝ち取ろう 賃金・雇用・暮らしの改善」をスローガンに2013年春闘方針を確立しました。
開会に先立ち県労会議の花田議長があいさつを行い、「今年の春闘でも賃上げが大きな課題となっている。民間も公務でも年収が58万円下がっている。雇用の形態も非正規が増加しており、私たちの暮らしは悪くなっている。賃下げ、雇用形態の改悪により日本経済は悪化しているのです。一方で大企業は260兆円もの内部留保をため込んでいる。内部留保を社会的に還元し、賃金引上げ、正規雇用、中小企業へお金を回すことで日本経済を好転させることが求められている。合わせて公務共闘のとりくみも重要。国家公務員の7.2%の賃下げなど不当なことがまかり通っている。民間・公務が一つになってたたかっていこう」と話しました。
伊原事務局長により運動方針の提案が行われました、「今年の春闘では職場と地域から運動を飛躍的に強化し、県労会議ここにありという立場で運動を展開したい。2013年春闘では3点を焦点とし、とりくみを具体化する。第一に、大企業の横暴批判と反撃の強化。第二に、労働者の要求前進を妨げ痛みと我慢を強いる政治が強まっている状況をふまえ、暮らし・いのち・平和を守るとりくみでの共同を前進させる。第三に、企業内労働組合主義の弱点があることを確認し、たたかう労働組合としての社会運動での役割を積極的に果たす春闘にとりくむ。官民・正規非正規一体の取り組みとしよう」と、厳しい情勢に打ち勝つためにも一人でも多い結集を呼びかけました。
議案の提案後、天神会労組の川ノ上隆さんから訴えがありました。川ノ上隆さんは、「解雇されてちょうど一年が経過した。署名・物品販売でみなさんに支えてもらい、今この場で話をしているが、みなさんがいないとこの場にはいなかった。幾度も辞めたいと思った。今でもそういう気持ちがないわけではない。しかし、やめるわけにはいかない。介護施設の場合10年、20年働いても総支給額21万円にしかならない。理事会の資料を見ると十数億円を天神会は現金として保有している。働きやすい職場を実現するために闘い続けていく」と決意を表明しました。
その後、議案提案を受けての質疑・討論に移りました。
自治労連・応本さんは、「国家公務員の賃金が昨年4月から平均7.8%引下げられていることから大変厳しい中での賃金確定闘争になっている。国・県からは地方公務員も同じように引き下げるようにとの指導がある。当局からは国の言いなりのなった改悪提案がされている。こうした攻撃をはねかえすためにも自治体労働者として住民に頼りにされる仕事を行い、住民とともに前進していく体制作りが重要だ」と訴えました。
医労連・岩本さんは冒頭で、「雨にも負けず、風にも負けず頑張っている県労会議の街頭宣伝に協力することを固く決心する」とし、「今年の3月末までに退職する看護師は58人。今年の4月には180人募集に対して57人の看護師が採用予定になっており、慢性的に人員不足状態だ。長時間の二交代制などしわ寄せは現場にきている。こうした事態を解決するために、医労連では8時間労働、夜勤の回数を減らすこと、職員を大幅に増やすことなどを経営者・国に求めている。また、岡山県の看護師の初任給は20万円で最低生計費を下回っている。社会的役割にふさわしい賃金、社会の経済発展に欠かせない労働、基本的人権にふさわしい賃金を実現しないといけない」と2013年春闘を県労会議に連帯してたたかうこと表明しました。
県労会議女性部・落合さんは、「1月13日の『成人式で成人おめでとう宣伝』を行った。少しでも華やかな宣伝にしようということでデコワン(デコレーション腕章)を作成してとりくんだ。宣伝には7人が参加し、600枚のチラシを配布した。現在2月17日の総会開催に向け準備をしている」と今後が期待できる発言です。
JMIU・福井さんは、「リーマンショック前後の1年で50~60万円の賃金ダウンになっている。企業の受注状況も激変したということもありかなり厳しい状況にある。成果主義の導入のたたかいがあり、賃金・一時金の中でも差をつけて社員のやる気を上げることを狙っているが、青年層の賃金は全く上がっておらずやる気を失っている。経営者は全く実態を見ていない。産別でできるだけ結集してたたかう」と厳しい実態を踏まえての発言でした。
建交労・朝倉さんは、「建交労には女性が非常に少ない。少ない人数ではあるが女性部をつくるという方針に基づいて準備会を行っている。学習活動に力を入れ、昨年は原発や安保を中心に学習した。今後も学習をしながらがんばっていく」と話しました。
県国公・藤城さんは、「公務員の賃下げが様々なところに影響を及ぼしている。県国公は昨年4月から7.8%の賃下げが強行され、退職金400万円カットも強制的に採択された。私たちは、賃下げは憲法違反とし東京地裁でたたかっています。公務員の賃下げは625万人の労働者に影響すると言われている。国の借金が膨らんだのは公務員の賃金ではなく無駄な公共工事などに莫大なお金をつぎ込んだことが原因だ。これからも私たちはたたかい続けるので、支援と協力をお願いします」と力強く訴えました。
全ての議案は満場一致で採択され、春闘アピールが発表されました。生活保護引下げ問題と合わせて考えると、国が国民・労働者の賃金をいっそう引下げようとしていることがわかります。活動進めながら学習をし、社会的な問題を組合員の問題として考えながら2013年春闘をたたかいましょう。
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