岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

連想分類語  青年

と き:2012年11月14日(水)12:15~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

内 容

 冷たい風が吹きすさぶ中、県労会議は消費税増税法案の中止を求める宣伝を行いました。本日の行動には12人が参加し、署名5筆を集めました。

 伊原事務局長は、「政府の試算によると、消費税が10%になった場合、子ども2人・年収500万円の世帯で、11万5千円もの増税になり、社会保険料を含めて年間34万円もの負担増になることがわかる。国会で決められたのは、消費税増税だけでなく、年金削減や医療費負担の増加など社会保障を削る国民いじめの計画だ。これでは暮らしはもちろん命まで危険にさらされることになる」と話し、「国民の声を無視した増税法案は2014年4月に8%、15年10月に10%へ大増税するというとんでもない計画だ。フランスでは、増税に反対する大統領が選挙で勝利し、付加価値税の大増税を撤回させた。富裕層への増税を打ち出して財政を立て直そうとしている。日本でも、国民の力で何度も増税をやめさせた歴史がある。一緒に増税中止の声をあげよう」と国会への請願署名への協力を訴えました。

 野田内閣のもと増税法案は成立しましたが、増税の実施は2014年4月からです。それまでに私たちの審判で国会を動かせば、増税はかならずストップできます。

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と き:2012年8月18日(土)~19日(日)

ところ:広島県立県民の浜海水浴場

概 要:

 2012年夏の終わりに初めて全労連中国ブロックに所属する青年の交流集会が開催されました。今回の交流集会には総勢12人が参加し、密度の濃い交流となりました。既に来年の開催地も決定しています。

 開会に際し実行委員の弓田盛樹さん(岡山県労働組合会議)は、「みなさんがいまの自分とこれらの自分を考え、自分の夢や希望から活動に参加するようになってもらいたい」と今回の集会の目的を話しました。その後、アイスブレイクとして自己紹介カードを使った自己紹介交流を行い、それぞれの職業・職種、趣味などのアクティビティで会話が弾みました。参加者同士のつながりを深めることができたのではないかと思います。

 自己紹介交流終了後のフリータイムでは海岸にいき、思い思いに羽を伸ばしました。

2日目はそれぞれの「今とこれから」というテーマでディスカッションを行いました。各人の現場、職場の状況、悩み・葛藤、さまざまな不安を語り合いました。「労働組合や民主団体は組織率を低下させている。10年後が心配だ」「専従職員こそ色々なことに加わっていかないといけない」「やりたいことがうまくできない。組織に縛られていてはいけない」などの意見がでました。お互い困難な状況下でもがんばる同じ青年のスガタに、大きな刺激を受けたのではないでしょうか。

参加者からは、「今とこれからを話すことなんてないで、いい内容だった」「様々な職種の実態がわかってよかった」「青年のつながりに希望が持てた」など前向きな感想が寄せられています。

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と き:2012年5月27日(日)9:00~

ところ:静岡県

概 要:

 

 ユニアカ2012の二日目では原発ゼロの運動を青年としてどう進めて行くのかを考える学習会となりました。林克さん(静岡県労働組合評議会議長)を講師として、「世界一危険な浜岡原発の廃炉から、原発ゼロをめざす」と題した講演が行われました。

2日目の司会は細川善広さん(国公労連)(^_^)/

 林克さんはまず福島原発事故の惨状を目の当たりにして原発が「安全」で「安い」ものではないことが明らかになったとし、「校庭の土壌、水道水、牧草、農産物、水産物、そして、静岡のお茶にまで放射能汚染は及びます。チェルノブイリ事故では9000人がガンで死亡し、子や孫など次世代にも大きな影響を与えています。現在、福島県の12市町村10万人が避難生活を余儀なくされています。このように原発事故の被害は空間的、時間的、社会的に広がります」と話しました。

 

林克さん(*^^)v

 原発が安全でないことについて、「原子炉を止めたとしても、原子炉内の燃料棒は膨大な熱を出し続けます。絶えず水で冷やすことが必要で、構造そのものが不安定です。また、核燃料を燃やすと使用済み核燃料が絶えず出続けることになります。100万キロワットの原発から、毎日3kgのウランが出ます。これは1日でヒロシマ型原爆3発分。1年で1000発分に相当します。しかも、使用済み核燃料は後始末ができないのです」とグラフを示しながら説明しました。

 「浜岡原発予想される東海地震の震源域の真上にあります。また、長さ400kmの巨大な活断層が浜岡原発の真下に存在する可能性があることも研究でわかってきています。中部電力はそうしたことを否定していますが、東日本大震災以降、専門家らは耐震評価の見直しを訴えています」と浜岡原発の危険性を訴えました。最後に、「3月11日のひまわり集会では幅広い共同が実現しました。5000人の参加があり、若者や子供連れの親子、ビジネスマンの姿も見受けられました。幅広く結集する運動と機動的に行動する運動を作っていかなければいけません」と今後の運動のあり方について話しました。

感想交流の様子(^_^)/

 その後、グループに分かれて感想交流と今後の運動について話し合いました。各グループの意見で多かったのは「自分たちの生活を見直さないといけない」という意見です。原発をなくすだけではなく、これからの自分たちのライフスタイルについて多くの青年が考えていました。

最後にグループごとに発表ヽ(^o^)丿

 閉会あいさつをおこなったのは中津川恵子さん(大阪労連)で、「原発ゼロの社会をつくるために、青年同士が連帯して頑張らないといけない。今日までの2日間で学んだことを、帰ってから一人でも多くの青年に広めてください」と話しました。

中津川恵子さん(大阪労連)

 今回のユニアカは原発問題をテーマに開催されました。これからの時代を生きていく私たち青年だからこそできることとしなければいけないことがあると思います。ユニアカ2012を通して、これからの自分を見つめなおすことができたのではないでしょうか。

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と き:2012年5月10日(木)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要:

 第83期岡山労働学校がいよいよ開講しました。今回は「働くて、なんだ?教室」というテーマで働く権利について2ヶ月間学びます。入学式には40人が参加し、前期の労働学校で大好評だった沢山美果子さん(岡山大学大学院客員研究員)をお呼びしての記念講演が行われました。

 県学習協会長の伊原潔さんは、学ぶことで初めて見えてくるものがあるとし、「2ヶ月間一緒に労働学校で学んでいきましょう」とあいさつを行いました。続いて、沢山美果子さんによる講演が「自分の『不安』と向き合って」というテーマで行われました。 

 

  沢山美果子さんは、「〝35歳のわたし″というレポートを学生に書いてもらったことがあります。そこにはいくつか特徴が見えます。ほとんどの学生が白い家に住んでいて幸せな生活を送っていると書いています。また、女性と男性のライフスコープは全く違います。女性の場合、卒業後すぐに就職できると思っている人は少なく。男性は、自身が身を立てないと結婚できないと考えているようです」と話しました。また、最近では就職できるかどうか入学早々から不安感を抱く学生が増えていることや、日本生産性本部の調査ではデートよりも仕事を優先する人の割合が過去最高の87.0%であることを紹介しました。沢山美果子さんは働くことは生きること、働き方は生き方の問題だとし、漫画「働きマン」(安野モヨコ)の中から多様な働き方を取り上げ、「働き方に悩んだら、自分はどう生きたいのかというところまで考えることです。しかし、今は早さばかりが求められすぎており、学校のテストでもいかに早く答えを出すかが重視されます。焦らずにじっくり物事を考え、本質をつかむことが大切です」と話しました。最後に沢山美果子さんは、「自分の中の違和感や迷い、居心地の悪さ、不安感を問いにしてください。問う主体は自分自身です。考え続けるプロセスの蓄積に意味があります」とまとめました。

 沢山美果子さんの講演を聞いて、今期の労働学校でみなさんと学び、ネットワークを作っていくことを大切にしたい。そんな風に思いました。自分はどうありたいのか。何を大切にしているのかもっと深めていきたいです。

 みなさんも一緒に労働学校で学びませんか?来週の労働学校は一味違います。来週テーマは「偏愛交流」です。自分の好きなもの、こだわっていることなどを、ドンドン紙に書いて交流します。ぜひ参加してください(^_^)/

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と き:2012年5月6日(日)13:00~

ところ:イトーヨーカドー前

概 要:

 Ring Link Zero実行委員会の呼びかけにより、「核兵器ゼロ全国青年いっせい行動デー」が全国各地で行われました。岡山では民主団体を中心とする青年9人が集まり、核兵器廃絶署名、折り鶴宣伝、シール投票を行いました。署名は6筆集めることができました。

 最初にマイクを取ったのは弓田盛樹さん(県労会議)で、「5月5日23時をもって国内で稼働している原発がなくなりました。子どもたちのためにも原発はなくさなければいけません。原発は核兵器と同じです。核兵器開発の延長線上で開発、普及されたのが原発です。そして、今なお世界には2万発以上の核兵器が存在します。核兵器と人類は共存できません。みなさんの思いを署名に寄せてください」と訴えました。

続いて、石原友喜さん(PPO)がマイクを握り、「僕たちはいま核兵器ゼロをめざす署名を集めています。世界にある2万発の核兵器はなくさないといけません。この署名は国連に届けます。みなさんの一人ひとりの思いが世界から核兵器をなくします」と署名への協力を呼びかけました。

 また、5月6日に国民平和大行進がスタートしました。東京・夢の島を出発して広島・平和記念公園まで3ヶ月間歩きつづけます。7月16日に岡山入りをします。誰でも、気軽に参加できます。みなさんのご声援をお願いします。

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と き:2011年12月3日~4日

ところ:全労連会館

概 要:

  全労連・2012年国民春闘討論集会に引き続き、青年春闘をどう闘い抜くのかについての討論が全労連青年部でも行われました。全労連青年部は「つづけよう復興支援!なくそう原発!~青年の力で、笑顔で働き安心して暮らせる社会をつくる 2012青年春闘~」をスローガンにして青年として春闘に取り組み、また各地方の青年春闘を支援することを決意しました。

 開会に先駆け「青年層は労働組合をどうみているのか―労働組合の発展へむけて」と題し、労働総研・若者の仕事と暮らし研究会の村上英吾さん(日本大学)、中澤秀一さん(静岡県立大学)、小澤薫さん(新潟県立大学)ら3人の講師による学習講演が行われました。

 村上英吾さんは、「大学生が労働組合に対してどのような認識を持っているのかを明らかにするために、2009年よりアンケート調査を計5回にわたって実施しました。その結果、大学生は労働組合に対して悪いイメージを持っているわけでないことが判明しました。労働組合の認知度が高まれば、イメージのさらなる向上や加入者増につながる可能性があります」と話しました。中澤秀一さんと小澤薫さんは、若手組合員の組織化に向けて、加入前と加入後のイメージに焦点を当て調査を行った結果を報告しました。加入のきっかけについて中澤秀一さんは、「殆ど周りが入っているからかユニオンショップだからという回答だった。また、先輩組合員に粘り強く説得されたケースや少数ですが組合の必要性を強く意識してというケースもあった」と話しました。小澤薫さんは組合のイメージについて、「労働組合に対して、『職場をよくする集団』『色々な人や集団とつながれる』というイメージは就職して労働組合に加入する前と後では前者が58.7%→90.5%に増加し、後者も36.5%→90.5%に増加しています。反対に、『権利ばかり主張している』や『経営者に敵対的』というマイナスなイメージは減少しています」と調査結果を報告しました。「労働組合のイメージは悪くはないが、認知度が低いために加入者が増えないのではないか」という分析が2人からされました。3人の報告で共通していたのは、主体的に労働組合に関わろうとする人が少ないという点でした。

 代表委員会開催に当たり全労連青年部部長・松山友幸さんは、「今回の代表委員会では青年春闘をどう進めて行くのかが課題となっています。非正規労働者の待遇改善を図ることを青年部運動にどう結び付けるのか。賃金は生活給であると認識し、生活実態に基づく賃金闘争を行うこと。これら2点を強調します」と話しました。

続いて、全労連青年部書記長・五十嵐建一さんから2012年青年春闘方針が提案されました。「全労連・国民春闘討論集会ではディーセントワーク宣伝に取り組むことが提案されました。そこで、青年部としても宣伝・署名活動に取り組みます。『休みがほしい人は署名して』『正規職員になりたい人は集まれ』など単純な言葉で署名に協力してもらえるようなチラシをつくることに取り組みます」と話し働きがい、働くよろこびをとりもどし、働くルールの確立を求める取り組みを示し、「春闘期の各地の取り組みをホームページ、ブログ、ニュースなどで情報発信することを目指します。特に、青年部独自に春闘要求をまとめ、交渉している組織を全国に紹介し、サポートする」と青年の成長と組織強化の取り組みを提起しました。

 青年春闘方針提案後、4つのグループに分かれて討論を行いました。討論では春闘に青年としてどう取り組むのか。青年の組織化には何が必要化などを議論しました。特に、最低賃金引上げと社会保障充実を共通課題として取り組むことが大切だとの意見と、春闘での取り組みを組合員に知らせることが大切だとの認識でまとまりました。

2日目は前日に引き続き、全体討論が行われました。

各地での取り組みが報告される中、長野県労連で青年部を担当している八重田景子さんは、「要求はグチから始まると言いますが、夢から始まるのが本当の要求だと思います」と発言しました。群馬医労連の飯田孝さんは、「青年部で原発学習を企画し、上の人たちに協力を要請すると最終的に青年部の思いが反映されない企画になってしまった。本当に青年部を発展させようと思うなら、青年の思いを反映させるべきです」と春闘に青年の思いを取り入れることを強調しました。

討論終了後、五十嵐建一さんは、「皆さんが青年部で学んだことを地域に活かし、単産・単組に活かしてもらいたいです。そして、職場での要求をくみ上げ、仕事や生活の悩みを共有し合うことに努めてもらいたい」と総括答弁を行いました。

最後に国公労連・細川善広さんから、この春闘で、産別・地域を強く結び、すべての働く青年の生活と権利のために青年春闘を闘うことを決意する2010年青年春闘アピールが発表されました。

 私たち青年をとりまく環境は大きく変化しています。春闘に青年が積極的に関わり、青年部の存在感を明らかにすることこそ重要です。青年が積極的に春闘に関わり、目に見え音が聞こえる春闘をつくることが求められています。

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と き:2011年11月11日(金)19:30~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 第6回県労会議青年部準備会が11月11日(金)に開催されました。各組合から6人の青年が集まりました。

 いま、青年たちは県労会議青年部正規発足に向けて本格的に学習しています。今回は全労連が作成した「組合員教科書」を利用して学習をしました。学習の前の経過報告では、10月23日に開催された全国青年大集会や秋闘についての報告がされました。垣内啓くん(JMIU)は、「全国青年大集会に初めて参加することができてよかった。集会での発言は知らないことだらけで、本当に勉強になりました」と話し、来年の集会にも期待感を膨らませていました。橋本隆司くん(JMIU)は、「秋闘が終わりました。要求通りとはいかないまでも、まずまずの結果を得ることができたのでよかった」と話しました。

岡崎加奈子さん(自治労連)は、「自治労連青年部の総会が開催されました。今年は青年の参加者が多く活気に溢れました。倉敷市職労の方から全国青年大集会についての発言がありました。青年大集会に参加して勉強になった。これから組合運動をがんばりたいという前向きな発言がとてもうれしかった」と話しました。

中務愛子さん(医労連)は、「全国青年大集会には前日の交流企画から参加しました。中国地方全体での連帯感を感じました。集会では被災地からの発言がとても印象的でした」としました。

坪井晶子さん(岡山医療生協労組)は、「全国青年大集会の発言がとても勉強になりました。とくに、日航の人たちの発言が印象的でした。後の人たちのことを考えると行動に出るしかないと思ったという発言に感動。自分たちのしていることは社会をよくする運動なのだと確信して闘っているのだと考えさせられました」と話しました。

 経過報告終了後、「組合員教科書」の読み合わせに移りました。今回は第1章「人間らしく生き働くことと労働組合」を題材に選びました。労働組合は初めからあったのではなく、長い歴史のなかで誕生したこと。どんなに弾圧されても、生活と権利を守るためには労働組合とストライキを中心とした団体行動しかないことを学びました。組合員教科書から弓田盛樹くん(県労会議)は、「現代社会は資本主義社会です。人間らしい労働と生活を守るためには、一人ひとりがバラバラでいるのはよくありません。労働組合の役割は労働者同士の競争から、労働者が団結できるように環境をつくることです」と話しました。

参加者からは、「労働組は今では当たり前の風潮だが、権利として確立されるまでの歴史を知って驚いた」「現在の日本と昔のヨーロッパを重ねると現代日本がより深刻に思える」との発言がありました。

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と き:2011年10月27日(木)18:30~

ところ:勤労者福祉センター

概 要:

  「女と男」のジェンダー教室はいよいよ本格的に講義が始まってまいりました。第3講義は市場恵子さん(社会心理学講師、カウンセラー)を講師として「暴力とジェンダー」と題したDV・性暴力・慰安婦問題について学びました。

市場恵子さんはの趣味はギターだそうです(*^^)v

 市場恵子さんは暴力は「女性問題」ではなく、「男性問題」であるとし、「女性が抱えている問題は、女性だけの問題として考えられていました。男はなぜ暴力をふるのか。なぜ男性が加害者になることが多いのかをこれからは考えていくことが重要です」と初めに説明しました。

殴る、蹴るといった身体的暴力だけがDVになるのではく。日々の暮らしの中で相手を傷つけ、貶めるような言葉も暴力です。市場恵子さんは、「こうするのが女の務めだ。妻はこうあるべきだと生き方を男性側から定義され、その枠組みの中に抑え込もうという考え方も暴力です」とジェンダーの視点を説明しました。21世紀を迎えた今日なら、広く男女平等の意識は根付いているかと言えばそうではありません。テレビ・雑誌・映画を見ると未だに女らしさ、男らしさが強調されています。いったいいつから男女のあり方像がでてきたのでしょうか。市場恵子さんは、「日本には女性禁止の場所があります。最も有名なのは奈良県比叡山です。そもそも女人禁制は女性の体はけがれているという思想から起こったものです。これは女性を貶めるための手段として利用さているものです」と男性優位の社会構造に問題があることを示しました。

 性暴力について「加害者を正当化する、性暴力神話があります。それは、男性の性欲は本能だ。被害者にも落ち度があった。恋愛のもつれなどです。しかし、性暴力は個人の問題ではありません。社会全体の問題です」と力強く訴えました。京都で飲みの席で酔いつぶれた女子大生が、同席していた男子学生たちに輪姦されるという事件が発生しました。大学側は男子学生たちに対して厳しい処置を下しました。しかし、加害者側は大学の処罰が厳しすぎるとし、裁判を起こし勝訴しました。大学側は上告し裁判はまだ継続中です。市場恵子さんは、「大学が厳しい処罰を下したのは当然です。さらに、この裁判には被害者である女子大生は一度も出席していません。法律の場にも加害者を正当化する傾向があります」と社会全体の歪みを指摘しました。

講義終了後の感想交流はとても盛り上がりました(^_^)/

 人間関係にはどんなに親しい間柄でも犯してはならない人権があります。私たちはよく、思い通りにならないことに対してイライラします。バイロン・ケイティ(心理カウンセラー)は、「人は相手を無意識にコントロールしようとするものだ」と言っています。コントロールすることは愛ではなく支配です。自分自身を見つめ、感情・行動をコントロールしてこそ本当の女らしさ・男らしさの発見になるのではないでしょうか。

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と き:2011年10月23日(日)11:00~

ところ:東京・明治公園

概 要:

 「『震災だから』じゃすまされない!まともな仕事と人間らしい生活を」とスローガンに全国青年大集会2011が開催されました。今年の青年大集会には全国から4,800人の青年が集結しました。岡山県からは16人の青年が参加しました。当初は雨模様だった天候も青年の溢れる熱気で、快晴へと変わりを天候にも恵まれました。

 集会開催前に12種類の分科会が開催され、全労連青年部は「最低賃金」ブースを担当しました。パネリストの伊藤圭一さん(全労連・調査局長)は、「私たち全労連は最賃を上げることが全体の暮らしと経済の底上げになると考えています。今年の上げ幅は地方により1~18円。中央最低賃金審議会の改定目安を乗越えた地方は7割にのぼりました。これはみんなでがんばった成果です」と最賃引上げを勝ち取っていることに確信を持つことが大切だとしました。青年の間に貧困が拡大していることについて、「貧困には一度はまると抜け出すことが困難な貧困トラップがあります。低賃金だから深夜もいとわず長時間働く。貯蓄がなく、アパートを借りることができない。住み込み仕事を希望する。これらが劣悪雇用につながり、最終的には不安定雇用に行きつきます」と話し、貧困を自己責任にせず、法制度による保護・救済の土台づくりと労働組合の力が必要であると訴えました。

分科会の様子

各地の青年から発言もありました

 松山友幸さん(全労連青年部部長)の開会宣言、「ニュヨークに始まった格差と貧困をなくす運動は世界全体に広がっています。声を上げれば変えられる。まともな仕事と人間らしい生活を取り戻すことができると確信して本日の集会を成功させましょう」によって本大会が始まりました。

 初めに全国で闘っている青年から実態の告発と報告がありました。ソニー仙台テクノロジーセンターで震災を口実にした雇い止めと闘っている青年たちは、「東日本大震災以降、私たち期間社員には自宅待機が命じられました。会社に呼び出された時にはたった5分の面接で雇い止めを言い渡されました。必要な時には正社員をエサにいいように利用し、必要がなくなると震災を口実にゴミのように扱われました。正社員と同じように働いていたのに、こんな残酷なことが許されていいのでしょうか」と会場に訴えました。

岩手県大船渡市から参加した、岩手県自治労連・青年部からは、「緊急時にこそ住民のみなさんに安心してもらうことのできる行き届いた公務が必要です。にもかかわらず、公務員数は削減され続け、9月の人事院勧告で公務員賃金の引き下げが発表されました。これからも皆さんとともに頑張っていきます」との発言がありました。

その他、日本航空キャビンクルーユニオンからの発言。福井県のパナソニック若狭工場で派遣切りになり、直接雇用を求めて裁判を闘っている河本猛さんからの発言。学費無償化を求めて活動を展開している高校生・大学生からの発言。また、不払残業代と慰謝料を勝ち取ったSHOP99元店長清水文美さんらが次々と発言しました。

 湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長)は、「みなさんが各地で小さな集まりを積み重ねることで培った経験とノウハウを次世代の育成に行かしてください」と話しました。同じく反貧困ネットワークを代表して、宇都宮健治弁護士があいさつをし、「私たちは日本の仲間と連帯し、同時に全世界で貧困と格差と闘っている仲間とつながることが大切です。そうすることで、まともな仕事と、人間らしい生活が勝ち取れるのです」と集会参加者を激励しました。

韓国青年ユニオン代表のハン・チヘさんは、「いま、1%の人たちが社会を乱しています。私たちの権利を踏みにじる1%の人たちに対して全世界の若者が立ち上がっています。一緒に手を握り、若者の権利のために闘いましょう」と連帯の意を表明しました。

アメリカから参加したUE(アメリカ電気・無線・機械労働組合)のオータム・マルチネスさんとマイケル・フェリットさんは、「仲間を誘って組合をつくり私たちの身近で起こっている活動や世界の活動に参加しましょう。働くものの権利のためにともに闘い続けましょう」と力強くアピールしました。

全労連・大黒作治議長は、「野田内閣は財界と一体となり、労働時間の延長、派遣法のさらなる規制緩和を行おうとしています最賃の引上げ、労働時間の短縮、ルールある経済社会の確立、ディーセントワークの実現が全世界で求められています。みなさんのこれからの奮闘に期待します」と青年への思いを訴えました。

日本共産党・志位和夫委員長は、「全国のみなさんが連帯して新しい日本をつくることを求めます。一つひとつの闘いには困難があります。しかし、屈することなく闘い続けることで労働者の権利が守られ、人間らしく働くルールの確立ができると思います」と青年たちに力強いエールを送りました。

 各県の青年組織から発言が行われました。民青同盟鳥取県委員会は、「全国では街頭でアンケートや署名活動を行うことで青年の声を集めています。青年の声を聞いて、青年の悩みや・苦しみに思いを寄せることこそ民青の本来の役割だと思います」と仲間に寄り添うことこそ大切だとしました。

広島青年ユニオンは、「いま私たちの隣には全国の仲間がたくさんいます。きっと力になってくれるに違いありません。大人たちよ青年の声をもっと聞け!今こそ私たち青年が声を上げるときです」と力強い発言がありました。その他、神奈川・大阪・京都から発言がありました。

「1%の金持ちが支配する社会を変えよう」と集会アピールが発表され、拍手を持って採択されました。

田中悠さん(民青同盟中央委員長)が閉会あいさつを行い、「貧困格差に対する大きな運動は世界中に広がっています。安定した仕事に就きたい、給料を上げてほしい、人間らしく働きたいと自信を持って声を上げていきましょう」と呼びかけました。

その後、青年によるパレードが行われ都内はにぎわいました。

 全国青年大集会は回を重ねるごとに迫力ある集会へと成長しています。それは同時に、集会に参加している青年も成長していることを示しています。今こそ、私たち青年が声を上げるときです。

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2010年5月16日(日)、東京明治公園で全国青年大集会が開かれました。連帯のあいさつには、同事務局長の湯浅誠さん、全労連の大黒作治議長、日本共産党の志位和夫委員長があいさつされました。全国から5200人の参加者が集まり、岡山からは約20人の参加でした。各地域の実態報告や運動報告が紹介され、派遣・非正規切りの実態や最近まで路上生活をしていて派遣村で青年ユニオンに出会い、今は生活保護を受けながらアルバイトを頑張っている方のお話を聞くことができました。訴えの中で「一人の力がどんなに小さくても企業の力がどんなに大きくても私は負けません!」と強く訴えた方の言葉が心に残りました。教職員組合からは、「教職員をふやして子ども達とじっくり向き合いたい」「少人数学級を実現してほしい」など訴えました。最後に風船を飛ばし集会アピールは採択されました。

集会後、暑さに負けず元気よく繁華街をアピールウォークしました。

                全労連議長 大黒作治さん   

             日本共産党 志位和夫委員長

                    集会アピール採択

                  訴える岡山の青年たち

                歌いながら訴える青年たち  

                   岡山アピールウォーク

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