と き:2014年8月27日(水)12:15~
ところ:アリスの広場前
概 要
STOP!秘密保護法廃止岡山県共同行動実行委員会は街頭宣伝を行いました。今回の行動には10人が参加し、署名30筆を集めました。
マイクを握ったのは伊原潔さんで、「年内も秘密保護法が施行される。この法律は集団的自衛権と一体のもので、日本を戦争できる国へと作り変えることが目的だ。何が秘密であるのかも秘密で、何も知らないまま秘密に触れたということで逮捕されることもありうる。まさに国民の目と耳、口をふさぐための法律だ。このまままだといつの日か、みなさんの子どもや孫が戦地に駆り出される日が来ることになる。戦前の悲劇を繰り返させないためにも、反対の声をあげよう」と訴えました。
ある市民の人は、「私は自民党支持だが、自民党を支持している人の多くも集団的自衛権には反対している人が多い」との意見を聞かせてくれました。
0 Comments | Posted by sakaki in ニュース, 平和, 県民運動
と き:2014年8月26日(火)7:45~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
県労会議は高教組と共同で教育予算の増額と教育条件整備の充実を求める街頭宣伝を行いました。宣伝には13人が参加し、チラシを配布しました。
マイクを握った三上さん(高教組委員長)は、「日本の奨学金制度は,いずれ返さねばならないという世界から見れば非常識な制度だ。有利子奨学金という名前のローンにすぎない。大学生の平均学生生活費は年間188万円。大学に進学しようとすれば多くの家庭が奨学金を借りることになるのが現実だ。月12万円を4年間借りて3%の金利がついた場合,843万円の返還の義務を負い、大学に行くために奨学金を借りるということは,人生で2番目に高い買い物をし,社会に出ると同時に債務者となることを意味している」と訴え、「2010年から回収強化策が導入され,延滞3か月でブラックリストに登録されることになった。消費者金融とそう変わらないものになっている。返還猶予をひろげることはもちろんだが,返す必要のない奨学金制度,給付制奨学金制度をつくりひろめることが必要だと私たちは考えている」と述べました。
続いて、マイクを握ったのは松本さん(高教組)で、「安倍政権の言う『教育再生』とは,ほんの一握りのエリートを育成することを目的とし,残る多くの人たちは切り捨てるという,今も進みつつある格差をさらに進めるものと言わざるをえない。勝者はとことん優遇し、その他大勢は死なない程度に生かす。『グローバル化』『世界と戦う』という言葉で覆い隠されているが、実態は子どもたちを過剰な競争に駆り立てることになっている」と今の教育実態を話し、「小学校と中学校では全国学力テストが実施されているが、こどもの学びのつまづきを把握するという本来の趣旨を外れ、まるで自治体対抗の学力合戦の様相を呈している。岡山県でも、新しく「がんばる学校応援事業」が進められ、成果を上げた学校にご褒美ともいえる奨励金を出すとしている。しかし、すべての学校が目の前の子どもたちのために日々努力し、悩んだり工夫したりしている。この事業に対して、疑問を表明している市や教育委員会も出てきている。この事業の在り方をしっかり注目していかなければならない」と訴えました。
宣伝終了後、岡山県教育委員会との懇談が行われました。高教組が目指している教育は、ひとりの子どもも見捨てない、見逃さないゆきとどいた教育です。未来を担う子どもたち一人ひとりに十分で豊な学びを保障し、お金の心配なく教育が受けられるよう社会や国のあり方を変えていきましょう。
0 Comments | Posted by sakaki in ニュース, 県民運動
と き:2014年8月23日(土)13:30~
ところ:おかやま西川原プラザ
概 要
岡山県社保協は第21回総会を行いました。総会には70人が参加し、社会保障充実を目指して活動する決意を新たにしました。
山口一秀さん(中央社保協事務局長)が記念講演を行いました。山口さんは、「安倍政権は社会保障制度改革推進法、プログラム法に続き、医療・介護総合法で社会保障を自助の共同化とし社会保障制度の解体を進めている。また、成長戦略の改定を閣議決定し、医療・介護・年金の給付削減、提供体制の合理化、営利化を強調している」と一連の情勢を話し、「推進法から2013年末のプログラム法につづき、先の通常国会では医療・介護総合法が強行成立された。要支援を介護保険から締め出し、地域支援事業という形で自治体と住民に責任を押し付けるなど、保険範囲の縮小に踏み出した大改悪だ。これから2年程度をかけて地域医療ビジョンと地域包括ケアシステムの策定作業を進めようともしている」と述べました。
最後に、「社会保障解体攻撃の下で、私たちが社会保障の解体は許さない、憲法を活かして社会保障の充実を実現しろと声をあげることはとても大切だ。国民的な協同で運動の新たな発展を実現しよう」と訴えました。
その後、総会に移り、川谷事務局長から議案の提案がありました。議案提案後、各団体から発言がありました。来年度は、プログラム法、医療・介護総合法の具体化阻止の活動。国保改善の運動・後期高齢者医療制度の廃止、介護保険の抜本的改善などを中心にとりくみことが確認されました。今年秋には介護ウェーブが行われます。とりくみを通じて、介護保険制度の充実に向けた世論喚起に努めること、介護労働者の処遇改善・大幅増員に向けたとりくみの強化が重要となります。
憲法25条を活かし、国民の命と健康を守るために岡山県社保協は全力で運動を進めて行くとの決意が表明されました。
0 Comments | Posted by sakaki in 県民運動, 社会保障
とき:2014年8月19日~20日
ところ:鏡野町、津山市、西粟倉村、奈義町、勝央町
自治労連岡山県本部は8月19日から憲法、自然エネルギーへの転換、地方自治の原則と地方交付税の在り方、地方経済と人口減少などをテーマに県内自治体を訪問するキャラバンを開始しました。県労会議はこの運動に連帯し行動を共にしました。すべての首長さんとの懇談を希望しましたが日程の調整がつかず、初日は鏡野町の山崎親男町長と懇談。20日は3自治体を訪問して、西粟倉村の青木秀樹町長、勝央町の水嶋淳治町長と懇談することができました。首長と会えなかった津山市と奈義町からは担当課職員と副市長さんから憲法厳守のコメントと議会での発言が紹介されました。
鏡野町の山崎町長との懇談(左から2人目)
懇談できた3人の町長の考えは要約すると次の様な内容でした。「憲法というより、安倍政権の動きについて違和感がある。緊張を強める世界情勢を概観すると専守防衛というだけでいいのか?という疑問がある。外交だけで解決できるのかという不安もある。ただ、それは集団的自衛権の行使容認ではなく、他国が日本を攻撃してこないような抑止力をどうすればいいのか?信頼しあえる関係をつくることが大切という考えもあるが、それでは何故紛争が続くのか?という戸惑いだ」としました。私たちはそれが憲法9条だという考えを持っていますが、首長さんは戦争を否定しながらも、「こうすれば世界が平和になるという考えに行きつかず、さまざまな疑問に答える用意もない。世界情勢の劇的な変化の中で中国や北朝鮮の脅威、日本とロシアの関係など、どう対応すればいいのか?憲法について否定はしないが語るのは難しい」と述べました。
津山市との懇談
懇談した3自治体の首長のお話はとても簡単な記述では言い表せない内容です。要約するのが申し訳ないくらいですが、そのままお伝えしても分かりにくいと判断しました。ただ、憲法をめぐる動きを心配されながら、思いは私たちと同じだということ。同時に今のままでいいのか?という疑問をお持ちだということがよく分かりました。
西粟倉村・青木秀樹村長(左端)
懇談は政府の地方交付税を人質にした理不尽な賃金削減への怒り、合併せずに頑張って来た積み上げた自治体のご苦労が国の政策によって安易に壊されるもどかしさは、聞く者の心を打つものでした。合併についてもそれをせずに頑張って来た首長は「合併問題を総括せずに国に支援を求めるのか如何なものか?」と疑問を口にしていました。
地域の活性化や人口原対策なども率直な意見を聞きました。
奈義町・森藤副市長との懇談
西粟倉村では木工産業を都会から移住してきた若者と話し合いながら再生を図ろうとする経験を楽しく聞きました。外国産の建材に負け安くなった木材を見直して、バイオマスや地域再生に生かそうとする姿勢は非常に前向きで興味をひかれました。
自然エネルギーの利用では、奈義町が町内19のコミュニティーハウスに4KWの太陽光パネルと蓄電池を設置して非常時に対応しているという話は、自治体の積極的な対応として注目されます。
勝央町・水嶋町長との懇談(右端)
人口減少についても県北の自治体がこぞって言っているのは、「減少傾向は仕方ない。農業が基幹産業なのでこれを活かすことを考えている。子育てや介護が意味のある生き方であったり生活の仕方であったりする価値観に変えたい。お金のためでない生活や地域を元気にする効率化を考えている」というお話で、ことさら人口減を気にしないとのことでした。一方で、津山市のように、仕事の確保や駅前開発、資源を生かす、コンパクトな街づくりなどで魅力を引き出そうと構想している自治体もありました。
憲法をくらしに生かすとは言いますが、地方自治の先頭に立って住民の暮らしを守ろうとする首長の姿は、県政とは違った人間味あふれる姿勢に溢れているように感じました。憲法キャラバンは当面、8月29日まで続けられます。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 県民運動
ところ:岡山駅西口「さんすて」
県労会議は8月19日、最賃宣伝を行い7人が参加しました。岡山労働局は8月11日に地方最賃の答申を行いました。何と16円の引き上げで最賃額を719円としました。
最低賃金引き上げの取り組みは中央答申が8月11日に出されて以降、地方の宣伝や要請行動の結果、若干ですが、それを上回る引き上げがなされています。
8月29日、中央最低賃金審議会は2014年度の地域別最低賃金額の改定の目安として、Aランク19円、Bランク15円、Cランク14円、Dランク13円とする内容を厚生労働大臣に答申しました。
Aランクは昨年と同額、BCDランクは昨年より2~4円上積みしたが、加重平均では昨年実績を1円上回る水準にとどまりました。
目安どおりの改定が地方で行われたとして、最低額は677円、最高額は888円となりますが、この賃金では、フルタイム働いても生活保護基準以下の収入にしかなりません。「雇用戦略対話合意」によって、速やかに到達すべきとされた800円をクリアした地方はわずか1増の4都府県、700円台は26道府県、600円台は17県も残り、目標にはほど遠い状況です。さらに、この目安では、地域間の賃金の最大格差は現行の205円から211円へと拡大することは必至で、低額かつ格差拡大のこの目安には、納得することはできません。
岡山県労働組合会議はパート・臨時労組連絡会が中心となって労働局へ専門部会の委員の推薦、最賃体験に基づいた最賃額引き上げの意見書提出、審議会での意見陳述などを行ってきました。その結果、最賃審議会は中央答申にプラス2円して、16円の答申を行いました。プラス2円は全国でわずか7地方審議会ですから奮闘の結果と言えます。
昨年に比べ企業業績は好転、有効求人倍率をはじめとする雇用情勢も改善傾向にあり、さらに物価も3%台に上昇している。中小企業も65%が賃上げをしたと答えていています。(8月16日朝日)一方、地方からは、賃金の地域間格差の是正を求める声がかつてないほど強まっている。賃金格差が生み出す人口流出によって「消滅」するとまで言われはじめた地方・地域の危機感は切実です。
今回の答申では労働者側委員が16円の答申に反対して更なる引き上げを要求したと聞きましたが、これまでの全会一致の状況から一転して審議会の意見が割れる状況を生み出したのは私たちの運動の成果だと考えています。しかし、まだまだ審議会を大きく動かすところまで運動は前進していません。来年はさらに署名を積み上げ、もっと多くの意見陳述で最賃審議会に働きかけたいと考えています。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 県民運動, 賃金闘争
と き:2014年8月18日(月)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
岡山県労働組合会議は定例の労働法制の改悪に反対する街頭宣伝・署名活動を行いました。雨上がりの蒸し暑い中でしたが、8名が参加し署名8筆を集めました。
マイクを握ったのは伊原事務局長で、「今年の最賃は16円上がって719円との答申が出た。しかし、多くのアルバイト求人では800円~1000円の時間給で募集がかけられている。岡山県の最賃はアルバイト水準にも達していない。低すぎる最低賃金が働く人たち全体の賃金を下げる結果につながっている。また、残業代ゼロ法案、非正規雇用のさらなる拡大など、私たちの働く状況がさらに劣悪なものにされようとしている。GDPは6.8%下がった。生活実感はそのままGDPに数字になって表れているのではないか。よりよい生活を実現するために、労働法制改悪に反対しよう」と訴えました。
0 Comments | Posted by sakaki in ニュース, 活動日誌, 雇用
と き:2014年8月11日(月)18:30~
ところ:岡山市勤労者福祉センター
概 要
岡山県自治体問題研究所が行った市民公開講座に参加しました。今回の市民公開講座は、NPO法人タブララサの河上直美さんを講師にして開催されました。しかし、全体の参加者が6名と少なかったことが残念でした。
河上さんのお話は「若者が関わるまちづくり」というテーマで行われました。まず、「地域に若者は本当に必要なのか?」と問題提起し、「何かをするために若者の手が必要なのと若者に地域に住んでもらうことは違う。例えば、高齢者が余生を過ごすための地域というコンセプトでまちづくりをしている自治体がある。しかし、実生活では支えが必要になるため、高齢者を支えたいという思いで集まる若者もいる。地域活性化という義務感だけでは若者は集まらない」と話しました。タブララサの事例からは、「学生や20代~30代前半の社会人など比較的若いメンバーが集まっている。今は100人以上がキャンドルナイトなど私たちのとりくみに参加してくれている。しかし、コアになるメンバー18人しかいない。メンバーも徐々に変わってきており、常にコアになるメンバーを探している」と述べました。
タブララサのとりくみ多くの若者が参加する理由について、「タブララサにもエコな社会をつくるという目的がある。しかし、人によって何が楽しいかは違う。そのため、ルールの範囲内で楽しいと感じられることを複数用意している。音楽・アート・食・オシャレなど。そのため、キャンドルナイトに加わった人はまちづくりに参加したとは思っていないはず。楽しいから、誘われたから参加したという人が多いが、結果としてまちづくりに自分たちが加わっているという状況になる」と話しました。
河上さんの話しを聞いて改めて楽しいということが重要なことを感じました。また、タブララサのとりくみに参加している人たちはみんなオシャレです。エコ活動、ごみの削減と聞くとどこか堅い印象を受けます。タブララサではどうやってカッコよくするのか、活動をスマートにこなしていくのかが実は深く考えられているのだと思います。
0 Comments | Posted by sakaki in ニュース, 学習・宣伝・組織
とき:2014年8月10日(月)12時15分~45分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
憲法共同センターは8月10日、岡山駅ビックカメラ前で宣伝・署名を行いました。
宣伝には12名が参加、23筆の署名を集めました。
安倍内閣のもとで強行された集団的自衛権行使容認の閣議決定、憲法改定、秘密保護法など戦争のための法案づくり、憲法までかえようとする動きが強まっています。現政権の一連の動きは憲法の立憲主義を否定するものです。署名をした女性は「戦争をしようとする安倍首相はおかしい。絶対に戦争は行けない」と話しました。
友達連れで買い物をしていた2人連れの女性は最初1人が署名をしてくれましが、もう一人は署名を拒否していました。署名をしてくれた女性が友人に「戦争したらいけんじゃろー。署名した方がええって」と促すと、その女性も署名に応じてくれました。知らせることや語りかけるの大切さを感じた瞬間でした。
0 Comments | Posted by kiyoshi in 県民運動
とき:2014年8月4日(月)14時~6日(水)13時
ところ:広島県総合体育館グリーンアリーナ
「核兵器のない平和で公正な世界のために」をテーマに原水爆禁止2014年世界大会―広島が8月4日から始まり、2015年NPT再検討会議に向けたアピール署名100万筆達成への決意をも新たに、3日間の幕を閉じました。開会総会では6500人が結集、台風10号の影響で参加が困難な中で岡山県から127人が参加をするなどし、6日の閉会総会には7000人が会場を埋め尽くしました。
開会のあいさつ・小田川小田川議長
日本が直面する戦後初めての集団的自衛権による戦争の危機と不安、そして核廃絶への具体的な行動が求められる中で、参加者の発言は、核廃絶に向けた署名の目標達成と戦争を許さない決意に満ち溢れました。開会のあいさつを行った全労連・小田川議長は、「来年は広島・長崎に原爆が投下されてから70年、2013年NPT再検討会議が開催され核軍縮の加速決議に171カ国が賛成、今年2月の核兵器の人道的影響に関する第2回国際会議議長のまとめは拘束力のある核兵器全面禁止の方向を打ち出した。この流れをさらに強くして、核保有国を禁止条約の交渉のテーブルに付かせることが必要。そのためにも①400万に達している核廃絶署名を早期に達成しよう。②原発再稼働をねらう政府に今尚16万3千人が避難生活を余儀なくされている現実を突きつけ、ノーモア広島・長崎、原発ゼロの声を広げよう。③集団的自衛権の行使など戦争する国に反対の声を突きつけよう」と訴えました。
世界大会開会総会
国際会議宣言・冨田宏治さん
国際会議宣言では「2015年のNPT再検討会議を核兵器廃絶の決定的転機の年とする。原水爆禁止運動の確固たる決意を示す時だ。世界には16000発を超える核弾頭が存在している。それは人類生存への脅威だ。核兵器廃絶は緊急の課題。核兵器の存在は平和で公正な社会と人類の生存を直接に脅かしている。社会格差が増す中で貧困・飢餓など、命の危機に対する莫大な資金が必要になっている。しかし、核兵器の製造と維持のために資金は浪費されている。一部の核保有国がこだわる核抑止論には一変の道理もない。すべての国の脅威を増しているだけ。非人道性を持つ核兵器に深い懸念をします。核兵器の残虐性を告発し使用禁止と廃絶を求める人道的側面を強調する国連の共同声明は賛成が125カ国となった」と強調しました。日本被団協の坪井直哉代表委員は「核兵器廃絶は絶対にあきらめない」と決意を語りました。
各県の代表の発言では原水協平井昭夫事務局長が岡山県内すべての自治体で原爆写真展が取り組まれた経験を報告しました。岡山県代表団も一緒に舞台に上がってアピールを行いました。
被団協・坪井直哉さん
平井事務局長が原爆展の経験を報告
2日目の分科会で県内18の会場に分かれました。県労会議は第3分科会「非核3原則の実行・核密約破棄・沖縄連帯・米軍基地撤去」に参加しました。その分会会では共同の広がりこそ核兵器廃絶への力であり、私たちの認識を広げる事だと発言し、県労会議が県内の中立労組や中小企業に手紙を出して核廃絶署名を188筆集めた経験を紹介しました。参加者は沖縄のアメリカ軍基地建設や米軍の軍事訓練に反対する運動に連帯しながら、オスプレイ基地化、憲法改定、飛行訓練など、日本政府の憲法を踏みにじる動きについても闘いを紹介しました。
第3分科会で発言する伊原県労会議事務局長
第3分科会で訴える沖縄の代表
コラソン・ヴァルデス・ファブロスさん(フィリピン)
アート・ディオロさん(グァム)
マラヤ・ファブロスさん(フィリピン)
平和記念式典を終えるのを待って、大会は国連政府代表・各国代表を迎えて6日の閉会総会に臨みました。平和式典では安倍首相が心にもない核兵器廃絶を口にしたことや、挨拶が昨年の挨拶に似ており、コピペとの批判がインターネットで流され、国民の失笑を誘いました。また、被爆者の代表から集団的自衛権の閣議決定見直しを迫られ、これを拒否した事も印象的な報道として記憶に残りました。
アンゲラケインさん(国連軍縮上級代表)
日本の核兵器廃絶署名4,104,911筆が送られました。
国連代表のアンゲラケイン軍縮問題担当上級代表は「被爆者の努力で人類は核兵器に対する危機感を持つようになった。核軍縮がどんなに大変かを知っている。軍縮は他の問題と別ではない。平和市長会議に6200都市が加盟。日本の署名は数100万筆になっている事。女性たちの努力も。部分核実験以来だ。宗教者たちも。しかし、軍縮では具体的で大きな前進が見られないことに悩んでいる。15年は被ばく70年の年。核兵器がどんなに非人道的化を被爆者は証言するだろう。核軍縮の具体的成果を望んでいる。核兵器廃絶に失敗した恐ろしい結末、核軍縮が空想だとする意見、核兵器が軍事的にも価値のない兵器だと証明しなければならない平和と正義を追求するためには、国連憲章で定めた基本原則や基準を完全に尊重して活動する必要がある。核軍縮は、相互の信頼の上に成り立ち、成熟することで世界平和に大きく貢献をする。だから、核兵器廃絶を廃絶しなければ平和の実現が遅れる。核軍縮促進のための努力に世界の人が感謝する日がきっと来る。同じ目標をもつ国連の仲間がいる。世界の非政府組織も日本の運動を支持しています」と挨拶し、高草木日本原水協代表理事が410万4911人の署名を手渡すと会場から盛大な歓声と拍手が送られました。
二階堂和美さんの澄み切った歌声(ジブリの映画かぐや姫の主題歌でも有名)
0 Comments | Posted by kiyoshi in 活動日誌