岡山県労働組合会議

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連想分類語  浜岡原発

と き:2012年5月26日(土)13:00~

ところ:静岡県

概 要:

 全労連青年部主催のユニオンユースアカデミー2012(通称:ユニアカ2012)が静岡県で開催されました。北は北海道、南は沖縄、全国各地から青年52人が参加しました。

バス内の青年の様子(^_^)/

 第1日目は浜岡原子力館の見学を行いました。集合場所である静岡駅からバスで約1時間の移動となりました。バス内企画として岡村哲志さん(原発問題住民運動静岡県連絡センター事務局長)により「浜岡原発と住民運動」と題したお話を聞かせてもらいました。

バス内企画の司会を担当するのは矢澤純さん(千葉県労連)

 岡村哲志さんは、「原発はいったん事故がおきたらどうすることもでず、被害の大きさは予想もできません。中部電力は〝安全性は大丈夫″、〝火力発電よりも安全だ″、〝外国では町の中心に原発がある″などという無責任な宣伝を行い、原発を建設しました」と浜岡原発の危険性を訴えました。また、3月11日に開催した「ひまわり集会」には4000人が参加し、浜岡原発を「人の鎖」で包囲したことについても紹介しました。

岡村哲志さん

 浜岡原子力館到着後、グループに分かれ館内を見学しました。館内にはいかに原発が安全であるかを示した模型がたくさんありました。しかし、福島原発事故についての説明はどこにもなく不快感を抱きます。電力会社は未だに「想定外の事故」としてしか考えていないのでしょうか。

 浜岡原子力館見学終了後、ホテルに向けて移動。バス内企画第2弾として、杵柄歩さん(農民連青年部部長)を講師に講演が行われました。

杵柄歩さんの話は大好評でした(*^_^*)

 杵柄歩さんは、「福島原発から100km以上も離れたところで生産された農作物からも放射能が検出されました。出荷間近の農作物を破棄しなければならない農家の心の痛み、やり場のない悔しさ、将来の不安を思うと胸が潰れる思いです。本当に大切なものは賠償されないのです。原発と生命そして生命を育む農業は共存できないと強く感じます」と農業家の一人として訴えました。杵柄歩さんは豊かな大地と自然を破壊し、人々の健康を脅かしてまで原発を建設し維持する必要はないとし、その根拠として、「静岡県の場合はたった10.6%が原発からの電力供給で、原発がなくても火力や水力をフル稼働させれば十分に賄えます。日本のような地震大国に54基もの原発が存在する以上と危険性をいまこそ認識しないといけません」と話しました。最後に、「私たち自身もこれまでの生活を見直し、新たな未来への舵を切るときに来ています。被災地を思い先の見えない不安のただ中にいた折に、友人のお父さんが言いました、『どんなことが起きても俺たち百姓はつくり続けなければならない』と。私たちにできることはつくり続けることです。食料は人の命をつなぎます。その命の糧をつくりだすのが私たち百姓です」とまとめました。

楽しそう♪

 ホテル到着後、夕食交流会、青年大交流会(二次会)が開催され、大いに盛り上がりました。また、参加した青年からは「楽しい」「来てよかった」といった感想が多くあり、青年同士の連帯感の強さを感じる1日となりました。

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