岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   学習・宣伝・組織

と   き:2011年6月2日

ところ:勤労者福祉センター

概  要:

 岡山県労働者学習協会主催の労働学校第が開校されました。第4講義の今回は21名が参加し、「封建社会と宗教的世界観」について学習しました。

講義の様子

講師の長久啓太さんは、「ソクラテスは、青年が自分自身で物事を考え抜くことができるように、積極的に彼らを励ましていたそうです。ソクラテスのこの態度はとても大事だと思います」と受講者に積極的に考えるようにと促しました。原始キリスト教の歴史と近代の労働運動の接点について、「ローマ時代人々は隷属と困窮に苦しんでいました。キリスト教がローマで国教として認められるに至ったのは、圧倒的多数を占める弱者の救済をキリストが説いたからです。当時は圧迫からの解放は宗教面での解放しかありませんでした」とし、「労働運動は社会の変革に救済を見出します。キリスト教は死後の世界に救済を見出していますが、理不尽な搾取と貧困からの解放を目指しているのはどちらも同じです」と話しました。

講義終了後のグループ討論の様子

 現代社会でも圧倒的多数を占めるのは労働者です。労働者が社会に対して疑問を抱き、なぜと問うことが社会を発展に導くことを考えさせられる講義でした。

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とき:2011年6月2日(木)7時45分~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要: 

 県労会議公務共闘は6月2日、公務員賃金削減に反対する早朝駅前宣伝を行いました。花田議長がマイクを握り、「公務員賃金の削減は景気後退に繋がり、社会保障制度や消費税増税の露払いになるだけで、震災地域の復興には役立たない。大企業の内部留保を震災復興に役立たせることが一番有効だ」と訴えました。

高教組の和田書記長も、「民間のシンクタンクが経済効果を発表しているが、公務員賃金削減は税収を減らし、公務員賃金を下げても経済効果は上がらない」とする研究結果を紹介しました。

この日の宣伝では公務共闘の組合員を中心に16名が参加をして、600枚のチラシを配布しました。

とき:2011年5月31日(火)朝7時45分~8時15分

ところ:岡山県合同庁舎前

概要:

 震災復興の財源確保を理由とした公務員賃金削減案が政府と連合との間で合意されました。岡山県労会議公務共闘は、公務員賃金が削減されれば被災地の公務員のみならず、地方公務員や民間賃金にも影響して、景気はさらに悪化するとして5月31日から3日間、門前や駅頭で早朝宣伝を計画しました。

 初日に行った合同庁舎前の宣伝では県労公務共闘の組合員をはじめ支援の仲間が18名参加して、労働局や農政局、自衛隊の職員にチラシ300枚を配布しました。「公務員賃金削減・消費税増税反対」と書かれた横断幕を掲げ、「岡山県労会議です。おはようございます」と声を掛けながら、チラシを手渡しました。

 労働局要請などで顔なじみの職員に声を掛けると、「おはようございます。ご苦労様」と返事が返ってきました。玄関口に掲げた横断幕を横目で見ながらチラシをひろげる職員もいて、これまでの宣伝では見られない光景が印象的でした。県国公の組合員が全面に立って、チラシを配布していると顔なじみの職員が声を掛けてくる場面もあり、充分な手応えを感じることができました。

 宣伝をはじめた直後に通りかかった車から若い男性が、横断幕を見ながら、「(公務員賃金削減は)当然のことじゃろがー!」と罵声を浴びせる一幕もあり、問答無用の世論の風潮を象徴するかのようでした。公務共闘では今年に入ってから、地域主権改革に反対で3ヵ月間連続の駅前早朝宣伝を行い運動が前進しています。今回の宣伝では公務共闘組合員が15名参加して運動の先頭に立ち、「震災復興を理由に制度改悪をいっきに進めようとする政府の狙いを許さない」と奮闘しています。

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とき:2011年5月16日17:30~19:30

ところ:岡山協立病院コムコム会館

概要:

5月16日に川中優子さんの原爆症訴訟における原爆症認定についての学習会が開催されました。

弁護士の近藤剛さんが原爆症認定訴訟について説明をしました。近藤剛弁護士は、「2010年6月16日の岡山地裁判決では原告敗訴となりました。しかし、裁判所自ら主張整理も行わず、双方の採取準備書面を短い判決文の末尾に添付しただけであり、裁判所の判断部分はわずか7項程度でした。裁判所の事実認定は極めてずさんです」と話しました。また東日本大震災による福島第一原発事故を踏まえて、「2007年、自民党と公明党による原爆症認定問題に関するプロジェク・トチームでは原爆による放射性降下物の影響は3.5キロまで認めるとし、原因確率を廃止する案がまとまりました。福島原発の事故では20キロ~30キロの範囲は危険区域とされています。いったい3.5キロという線引きの根拠はどこにあるのでしょうか」と政府の原爆症認定問題に対する姿勢を批判しました。

学習会の様子

福島原発事故によって内部被ばくの恐ろしさが日本中に伝わりました。原発問題に対する認識を深めることが今後の平和運動につながっていきます。学習を通して運動を強化していきたいと思います。

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とき:2011年5月3日(火・祝)13時30分~16時30分

ところ:岡山市・三木記念ホール

概要:

  憲法記念日の5月3日、憲法のつどい岡山県実行委員会は三木記念ホールで「輝け日本国憲法!集会」を開催しました。35回となる今年の集会は、恒例の岡山大学職員合唱団や岡山合唱団の合唱、詩人会議の詩の朗読の後、で2年越しとなった松元ヒロさんの憲法や安保条約をテーマにしたお笑いライブをはじめ、休憩を挟んで、「民主党政権と日本国憲法」と題して小畑隆資さん(オバタタカヨシ)の講演が行われました。岡山合唱団からは「憲法104条」という合唱曲を披露され、憲法にはないが、「あればいいな」と思わせる条文が曲になっていました。

 松元ヒロさんは、新しい持ちネタ・アンポ君を発表し、「僕・アンポ君は1951年9月8日に生まれました。長男は憲法君です。二男は何処でもそうだけど、チャランポランです。お姉ちゃんはサンフランシスコ講和条約です。お姉ちゃんは華々しかった。同じ日に生まれました。アメリカの庇護のもとに生まれました。サンフランシスコ条約が100ヵ国と3000人の聴衆の前で49カ国がサインをしてめでたく生まれました。同じサンフランシスコで生まれた僕は、アメリカ側からはたった4人、日本からは只一人がサインをして、こっそりと生まれました。その時にサインしたのが吉田茂さんです。若い人たちは知らないでしょう。年取った人はもう忘れたでしょう」と紹介すると、会場は爆笑です。

松本ヒロさんのライブ

 また、世相を風刺しながら、福島原発の事故を題材に、「原子力発電は核分裂をエネルギーに変える前に、人間を分裂させます。何処もそうです。沖縄の基地問題と同じです」と、お金で住民を買収して反対・賛成派に分裂させる原発政策の怖さを面白く語り、参加者の共感を誘いました。毎回、政治と憲法が笑いと共に身近に感じさせる松元ヒロさんの話術には「感心」以上の凄ささえ感じられます。

記念講演をする小畑隆資さん(岡山大学名誉教授)

 記念講演をした小畑隆資さんは、「民主党政権は地域主権改革と言いながら、規制緩和で自由を主張することで憲法からの権力者の規制緩和を実現しようとしている。権力者の自由を縛っていた憲法の規定を取っ払おうとしている」と話し、民主党政権の危険なたくらみを暴露しました。

とき:2011年4月13日(水)12時15分~45分

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

4月13日、県労会議は震災からの復興とエネルギー政策の転換をテーマに岡山駅前で宣伝を行いました。宣伝には8名が参加し、労働者派遣法の抜本改正を求めるチラシを入れたティッシュの配布を行いました。

掲げた横断幕は、集めた義援金が全労連を通じて、宮城、福島、岩手の3県に届けられたことを知らせる内容とし、同時に震災復興とエネルギー政策の転換を求めました。

伊原事務局長がマイクを握り、「避難所での生活はすでに限界です。震災により財産も仕事も失った被災者の生活再建のため、雇用を維持・創出する諸制度を整備する必要があります」と訴えました。また、原発事故については「放射能汚染水を海に放出するなどもってのほかです。原発事故に対する日本政府の対応は、世界からの信頼を失墜させることになります」と、日本政府と東京電力、原子力安全保安院の無責任さを告発しました。

県労会議として被災地復興支援に職員を派遣することになりました。支援活動はこれからも長い間継続することになります。被災者の生活と地域の再建、原発依存からの転換ため、震災復興に向けた国民世論を高める必要があります。チラシは400枚を配布しました。

とき:2011年3月8日(火)18時~

ところ:岡山県立図書館2階サークル活動室2

概要:

3月8日(火)講師に香川大学長安めぐみさんを迎え、国際女性デー岡山県集会が開催されました。開催にあたり実行委員の花田千春さんよりあいさつがあり、「世界では女性の前進を求めた運動が展開され、成果を得ている。日本がグローバル化というからには、女性の権利も国際水準にするべき」と訴えました。また、日本共産党から氏平みほ子さんがあいさつされ、「4月の県議会議員選には56人の定数に対し、4人の女性しか立候補していない。これでは女性の問題を解決することは難しい」と4月に行われる一斉地方選挙における女性たちの確かな選択を促しました。

    講師の長安めぐみさん

  (さらに…)

とき:2011年3月2日12時15分~13時

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:

3月2日、岡山県労会議は3月4日に全国一斉で受け付ける労働相談ホットラインの宣伝を行いました。ティッシュ入れた宣伝チラシを500個用意して、「3月4日は全国一斉労働相談受付、お気軽のご相談下さい」とする横断幕を掲げ、商店街を往来する買い物客にチラシ手渡しました。伊原事務局長がマイクを握り、「県労会議では毎日労働相談を受け付けていますが、3月4日は専門の相談員を配置して職場での悩みごとや雇用問題の相談をお待ちしています。無料ですからお気軽にご相談下さい。不安定雇用の人達は雇用の調整弁として使われ、非正規労働者は1755万人となりました。正規の人達が簡単に解雇になるケースが増えています。皆さんのお役に立ちたいと思います。ご一緒に悩みを解決しましょう」と訴えました。

この宣伝には10人が参加して、30分間宣伝しながら400個のティッシュ・チラシを配ることができました。中には、「ティッシュを下さい。仕事がなくて困っている。搾取?されている。どうしたらいいのか?」と聞いてくる人もいました。立ち止まり、じっと横断幕を見つめる男性の方や、チラシを受け取りながら訴えに耳を傾ける年配の婦人の姿も見受けられ、「戸惑いながらもどうしたらいいのか模索?状態の方が多い」と感じさせられる宣伝となりました。雨がちらつき、春雨を思わせる一時でした。道行く人の手がポケットから出やすい季節となりました。いよいよ訴えれば響く季節の到来です。

とき:2011年2月26日(土)14時~16時30分

ところ:勤労者福祉センタ4階ー大会議室

概要:

岡山市社会保障推進協議会は2月26日、講師に赤旗社会部「子どもと貧困取材班記者」の萩野悦子さんを講師に招き、「子どもの貧困」を考える学習会を開きました。萩野さんは東京の足立区にお住まいで、息子が2人居る母親でもあると自己紹介しながら、近所に5歳くらいの子どもがいて、保育園にも幼稚園にも行かずブラブラしていて気になっていた。ある時、その子が家に来るようになって話を聞くと、お母さんは居るがお父さんは居ないと話したことが取材の動機で、「どうしてこうゆう子どもたちが居るのか?」と疑問を感じたそうです。近所の母さん方から話を聞いているうちに、DVで夫と別れたお母さんや、逃げていて就学通知書が来なかったケースなど、住民票もなく、近所とのつながりがあっても学校へのいけない状態の人がいること、出生届を出していない母親がいることなどを保育園の友達を通して聴くようになり、取材を続けるようになったと言います。

出版された本を紹介しながら話す萩野さん

児童福祉施設に3日間泊まりがけで取材したことを通して、親の虐待に合った子どもが、「俺にみたいな子どもが増えているんだってな」と、ひねくれて冷静な顔を装いながらも「聞いて欲しい、話したい」という気持ちが感じ取れたと言います。親しく話す内に子どもらしい素直な顔に戻っていく様子を話してくれました。夫の虐待に耐えきれず離婚したある母親は、「子どもに申し訳ない」とずーっと自分を責め続けていたが、萩野さんが言った「男が悪い」という言葉に助けられたと話したそうです。萩野さんは、「男が悪いんです。男は逃げられる。離婚しても女性は男の収入に半分しかない。それも非正規の仕事ばかりで這いあがれない」と言います。本当は貧困を意図的につくりだす政治が悪いのであって、男のせいだけではないことは十分承知の上でそう言ってのける萩野さんは、競争社会をなくさなければ格差はなくならないし、貧困者になるともう立ち上がれない。施設の子どもは学業も大変で、施設を出た後のことを考えてアルバイトをしなくてはならない。そうすると勉強ができなくなる。高校を退学すると施設を出なくてはいけない。はじめから格差があるんです、と力を込めて話してくれました。貧困は心も経済も荒廃させ子どもたちが犠牲になると、いたたまれない気持ちを吐き出すように参加者に訴えました。参加した40人は討論の中でも岡山の教育の実態に触れながら、或いは貧困の実態を出し合いながら問題意識を深めることができました。

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とき:2011年2月23日(水)終日

ところ:岡山県内各駅頭、岡山市中心街

概要:

 岡山県労会議は全労連に結集する2011年春闘の中で地域総行動を重視して、目にも見え音も聞こえる宣伝活動を全県に広げるようと県下一斉の早朝宣伝に取り組みました。日本経済のゆがみを是正させる運動として、「働く者の賃上げと国民経済の抜本的改善を」と、署名行動や宣伝に取り組み広く県民に協力と支援を訴えました。

岡山駅前での早朝宣伝行動

 岡山県労働組合会議を中心とする県春闘共闘は2月23日を春闘前半の山場をつくる運動として取り組み、早朝より県下各地の駅頭宣伝や午前午後の2回に分けた宣伝・署名行動、NTTや経済界への要請行動、昼休みのパレードなど多彩な行動を展開し、労働者の賃金引き上げによる日本経済の再生をと訴え、終日行動を展開しました。

天満屋アリスの広場前の宣伝署名行動

シンフォニービル横での宣伝行動

(さらに…)

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