岡山県労働組合会議

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3.8国際女性デー

とき:2011年3月8日(火)18時~

ところ:岡山県立図書館2階サークル活動室2

概要:

3月8日(火)講師に香川大学長安めぐみさんを迎え、国際女性デー岡山県集会が開催されました。開催にあたり実行委員の花田千春さんよりあいさつがあり、「世界では女性の前進を求めた運動が展開され、成果を得ている。日本がグローバル化というからには、女性の権利も国際水準にするべき」と訴えました。また、日本共産党から氏平みほ子さんがあいさつされ、「4月の県議会議員選には56人の定数に対し、4人の女性しか立候補していない。これでは女性の問題を解決することは難しい」と4月に行われる一斉地方選挙における女性たちの確かな選択を促しました。

    講師の長安めぐみさん

 講師の長安めぐみさんは、女性の社会進出が盛んになり、日本の女性は強くなったと言われていることに対して、「まだ社会には根強い性役割分担意識がある」と指摘されました。夫は外で働き、妻は家庭を守るべきであるという考え方に20代女性で36.6%が賛成していること。また、妊娠後休みが取れない、職場の風習等により、66.5%の女性が結婚・妊娠の後仕事を辞めていること。そして、育児休業を利用して継続するのは13.8%とほんのわずかであることを示され、「いったん仕事を辞める女性が多いことが原因で、女性の2人に1人が非正規労働者になり、男女間で所得格差が発生しています。本人が望んで仕事を辞めるなら問題はないですが、社会のプレッシャー・慣習が大きく影響していることは否定できない」と日本が男女平等には遠いことを述べました。また、日本の出生率が低下していることについて、「夫の家事・育児参加時間が長いほど、第2子出産割合が高くなっている」と男性の家事・育児参加時間が出生率に比例していることについても言及しました。後半、岡山県民の45%がパートナーからの暴力を経験していることを示し、「本来安全であるはずの家庭・職場・学校でDV・虐待・セクハラの被害にあっている」と指摘しました。また、「被害者は孤立することが多く、暴力がますます深刻化しる。周囲にいる人がどれだけ関わることができるかが解決につながる。社会の問題に目を向けるとき世代・世界を超えた運動になる」と話しました。

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