岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   ニュース

と き:2012年4月11日(水)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター5F

概 要:

 

 イレブンアクション岡山はこれまで学習会や講演会を7回行い、原発のない社会の実現について学んできました。3.11震災祈念のつどいは市民団体との共同が実現し、運動が広がっていることを実感しました。今回のイレブンアクションには「NPO法人おかやまエネルギーの未来を考える会(略称:エネミラ)」より廣元悦子さんを講師として招き、自然エネルギー導入促進についての実践報告をしてもらい、21人が参加しました。

 廣元悦子さんは、「地球温暖化による深刻な環境破壊を防ぐために、市民の立場で出来ることから始めようとエネミラを設立しました。現在、市内4ヶ所の市有施設に太陽光発電パネルを市民協働で設置しています」とエネミラについて紹介し、自身が仲間に呼びかけエネミラを設立した経緯について、「温暖化問題が深刻化している中、それに対しての対策があることを知り、2000年に会を設立しました。岡山市に協働で市民共同発電事業を行いたいと提案したことをきっかけにNPO法人化しました。現在、岡山県内で実際に自然エネルギーの導入を進める活動をしているNPO法人はエネミラだけです。そのため、県・市の審議会やアドバイザー会議などに出席し、市民としての意見を述べるなどしています」と話しました。「温暖化の主な原因はCo2だと言われています。防げるものは防ぎたい。そのためには、まず省エネに取り組み、自然エネルギーへ転換していくことが必要」との思いで活動にとりくんでいることを訴えました。

 廣元悦子さんたちは太陽光発電やバイオマスエネルギーについて勉強していく中で、「いつまでも勉強している場合ではない。私たち自身で自然エネルギーを作ることを考えなくてはいけない」と思うようになったとのことです。こうした前向きな姿勢が行動を起こし、活動を広げていくのだと知ることができました。

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と き:2012年4月9日(月)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 春になりすごしやすい日々が続いています。憲法改悪反対岡山県共同センターは憲法を社会に活かすことを目的に、宣伝と署名行動を行いました。本日の宣伝には10人が参加し、署名20筆を集めました。

 伊原事務局長は、「民主党・野田内閣は税と社会保障の一体改革大綱を閣議決定しました。社会保障の拡充を謳っていますが、老齢年金・障害年金の給付削減。年金支給開始年齢の引上げ、医療費の窓口負担増加、子ども子育て新システム導入など、あらゆる分野での負担増と給付削減が目白押しです」と消費税増税が行われても、社会保障が拡充されることはなく、大企業優遇の国民いじめに他ならないことを話しました。また、「国会では消費税増税の前に議員定数削減、公務員人件費削減など自らが身を切る改革をまずしたうえで、消費税増税をすべきだと議論されていますが、国会議員の議席は国民と国会を結ぶ重要なパイプです。議員は憲法にある通り、主権国民の代表です。私たちは国民主権、議会制民主主義の根本を踏みにじる議員定数削減に反対します。そして、選挙制そのものを民が反映される制度へと抜本的に改めることを求めます」と力強く話しました。

 

 日本では私たち国民の生活を犠牲にしてまで、大企業のもうけ優先の政治が行われています。憲法では私たち一人ひとりが幸せを追求することは権利として記されていますし、国は国民の幸福のために努めなければならないとあります。憲法が活かされた社会を求めて声を上げましょう。

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と き:2012年4月7日(土)10:00~

ところ:国際交流センター

概 要:

 岡山県学習協は5月から開校される第83期労働学校と10月に開催される全国学習交流集会のプレ企画を兼ねて、島根県学習協事務局長・吉儀和平さんを招いての学習会を行いました。今回のテーマは「吉儀流生き方から学ぶ」と題した自分史です。労働組合などから青年を中心にして13人が参加しました。

 吉儀和平さんは自身がいつどこで何をしたのかを以前から記録として残しており、旅行の記録だけでもノート18冊分あるとのこと。小学から中学時代について、「逆上がりもろくにできず、私は運動ができませんでした。これからの時代を生き抜くには軟弱な体ではダメだと学ぶことができた。中学校では軟式テニス部に所属し、県大会で3位になりました。この時、自分に自信を持つことができるようになりました」と話しました。吉儀和平さんは、「高校生の頃は学生運動が盛んな時期で、学校の校門周辺にヘルメットをかぶった学生がやってくることもありました。しかし、そういった環境に触れ、日米安保について友達と議論をするようにもなりました。また、学校内ではテストの順位が上位50人まで発表されていました。そのことについて、差別だと学校側に抗議し、掲示をやめさせました。このころから、おかしなことに対して意見をいう事ができるようになりました」と自分史を話しました。

 吉儀和平さんのお話はとても面白く、参加者からは笑いが絶えませんでした(^_^)/

 大学ではマルクス主義の歴史観を学び、理想社会を平和に、法則的に作るにはどうするのかを考え民青同盟、日本共産党に入党。その後も、学生時代は積極的に活動にかかわってこられました。

 吉儀和平さんは松江市職員時代、労働組合活動に非常に積極的で、自治労青年部の役員を務めました。しかし、社会党一党支持に反対したことから青年部役員をわずか2年で外されるなど悔しい思いを経験されました。文化活動への関心も非常に高く、市職員として音楽祭やスポーツ大会を開催、また、伝統行事「ホーランエンヤ」を16年ぶりに実施するなど活動は多岐にわたります。「住まい」への関心も高く、「日本人はもっと住まいにこだわるべきだ」と話しました。

 今回の学習会で印象的だったのは「楽しいことはぼやっとしていても成果がある。苦しい仕事はいくら頑張っても成果が出ない」という吉儀和平さんの言葉です。どんなことにも楽しみを見出すこれが「吉儀流生き方」なのかもしれません。

学習会終了後、参加者で三光荘近くの河川敷でお花見を行いました。それぞれが一品を持ち寄るポットラック形式でお花見を行い、みんなで楽しみました。

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と き:2012年4月6日(金)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 

 原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は今年4回目の核兵器廃絶宣伝と署名活動を行いました。風は強かったですが、春の日差しを感じることができました。本日の宣伝には12人が参加し署名33筆を集めました。

 平井事務局長がマイクを取り、「私たちは核兵器の廃絶を求めて署名を集めています。みなさんからお寄せいただいた署名は、国連へと送られます」と署名への協力を呼びかけ、「世界189ヶ国の政府代表がニューヨーク・国連本部に集まり、核兵器のない世界の平和と安全を達成することを決めました」と世界は核兵器の廃絶に向けて動いていることをアピールしました。「しかし、アメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国のほか、インド、パキスタン、北朝鮮が核兵器の保有を表明しています。また、核兵器を廃絶することについて、核兵器は抑止力であり、核兵器があるから世界平和の均衡が保たれていると拒否しています」と話し、「日本は世界で唯一、原爆の悲惨さを経験した国です。今も20万人を超える被爆者が心と体の傷に苦しんでいます。日本が核兵器廃絶を訴える先頭に立ち、声を上げていかなくてはいけません」と締めくくりました。

写真の説明をする平井事務局長

 春休みということもあり、多くの学生が署名に協力してくれました。署名をしてくれた高校生は、「核兵器はなくさないといけないです。がんばってください」と私たちの活動を応援してくれました。

 本日の宣伝には核兵器の悲惨さを訴えるパネルを置きました。多くの人から注目を得ました。

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と き:2012年4月6日(木)19:00~

ところ:県労会議会議室

概 要:

  大好評「学習の友」読書会が開催されました。今回は4月号を使って参加者9人で輪読を行いました。読み合わせた記事は「ホンダ裁判・不当判決を批判する―鷲見賢一郎」「安保が分かれば、世界が見える!―山田敬男」の2つで、それぞれが感じたことを話し、議論が展開されました。

 ホンダ裁判については、「なぜ労働者に不利な判決ばかりが出るのか」「今回のJAL不当判決と同じだ」という意見が出ました。また、労働者よりも資本側の方が圧倒的力を持っていることなどが議論されました。日米安保について、「安保がなくても日本はアメリカの言いなりになるのでは」、「安保条約について学校ではあまり学んだことがない」という意見がありました。こうした場で学習しながら、安保の実態を広く伝えなければいけないとまとまりました。

安保から話は広がり、TPPについても議論が展開されました。「TPPに参加した場合、日本のマンガやアニメはどうなるのか」、「TPPではアメリカだけが国内法が優先されるため、あまりにも不平等」など話題は尽きませんでした。

読書会に参加しているメンバーは立場も違えば、年齢、仕事も違います。毎回、バラエティーに富んだ議論が展開され、参加者同士が自分の思いを熱く語り合います。次回は5月7日に開催されます。気軽に参加してください(^_^)/

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と き:2012年4月4日(水)7:45~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 新年度を迎え、早朝の岡山駅前は新入社員と思われる通勤者を多く見かけることができました。新成人としての出発を祝いながら、まともな政治がなされないために低迷を続ける日本経済の再生のために共に頑張ろうと呼びかけました。しかし、国民の声に背を向けたまま、大企業とアメリカ言いなりの野田・民主党政権は相変わらず国民に負担を求める政策案の連打です。国民の期待を背負って誕生した当初の気持ちに立ち返ってもらいたいものですが、こんな政党に期待をするわけにはいきません。県労会議は野田首相が進めるTPPに危険性を訴え、これに反対する宣伝とビラ配布を行い8人が参加しました。

 マイクを握った伊原事務局長は、「アメリカは日本政府に対して、食料品の輸入規制を緩和するように迫っています。TPPに参加した場合、輸入規制が緩和され食の安全が脅かされることになります。また、食糧自給率は13%にまで低下し、日本の農業は崩壊してしまいます」と、政府の宣伝では「アジアの活力を取り入れるとか、日本経済の活性化のため」と称する嘘・偽りの宣伝に騙されないようにしましょうと訴えました。企業の動きについて、「大手スーパー西友は米国の大企業ウォルマートと提携して、アメリカ米の3割安販売を始めました。農林水産省は3月からSBS米(民間の売買で扱う輸入米)の取扱枠をこれまでの10倍、1千トンに拡大しています。ウォルマートはTPP推進の急先鋒です。日本の米農家が大打撃を受けることは明白です」とTPP参加に向けての動きがすでに始まり、既成事実化していることを指摘しました。

 TPPは農業に限った課題ではありません。アメリカの金融業界が日本に進出し、日本人の家計をハイリスクが襲い、日本をリーマンショックのような高度なインフレに巻き込む危険さえはらんでいます。海外から安い労働力が入ってくれば、海外勢力との競争で賃下げが行われることになります。安い労働力が流入すれば公的な事業は外国産業に移ってしまい、日本の労働者は瞬く間に職を失うでしょう。政府の統計でも350万人が職を失うとしています。また、公的医療保険制度の崩壊の可能性も秘めています。アメリカは日本の皆保険制度の解体を要求しています。TPPに参加した場合、日本の経済が崩壊するどころか、国民生活が成り立たなくなってしまいます。

 TPP反対の声を広げましょう!

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と き:2012年4月2日(月)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 野田内閣は、消費税の増税と社会保障の改悪をセットにした「税と社会保障の一体改革」を強引にでも、成立させようとしています。消費税増税は社会保障のためといいますが、政府案では社会保障はよくなることはなく、切り捨てばかりです。岡山県社会保障推進協議会と岡山市消費税増税廃止各界連絡会は社会保障の全面改悪、消費税増税に反対する昼デモ&宣伝行動を行いました。

 パレードには110人が参加し、シンフォニービル前から岡山駅前まで行進しました。参加者は「社会保障改悪をやめろ!」「消費税増税反対!」「大企業・大金持・富裕層に一層の負担を!」と声を大にして行進しました。

 パレード終了後の宣伝には31人が参加し、署名98筆を集めました。岡山県社会保障推進協議会を代表して川谷宗夫さん(医労連・書記長)がマイクを握りました。川谷宗夫さんは、「野田内閣は社会保障維持のためには消費税増税しかないと言っています。消費税増税が嫌なら社会保障を我慢しろと言わんばかりの態度で強引に法案を閣議決定しました。しかし、消費税が増税されても社会保障はよくなることはありません。よくなるどころか、悪くなる一方です。医療・介護保険料は増額され、年金支給開始年齢も引き上げられることになります」と話し、「消費税は低所得者ほど負担割合が重くなる、不公平な税制です。消費税を増税しなくても、社会保障を拡充することは可能です。大企業優遇税制の見直し、軍事費、政党助成金などの見直し等で12.7兆円の財源を作り出すことが可能です」と消費税増税ありきの野田・民主党政権をするどく批判し、消費税に頼らなくても財源確保が可能であることを示しました。

 医療・年金・介護・生活保護・保育などの社会保障の充実で国民の暮らしは大きく改善します。国が社会保障に責任を持たなければならないことは憲法にも明記されています。憲法第25条では国民には健康で文化的な最低限度の生活を営む権利があることを謳い、国は社会福祉、社会保障の向上、増進に努めなければならないとされています。野田・民主党政権が行おうとしている、「税と社会保障の一体改革」は憲法の精神に反するものであり、国の責任を放棄するものです。

 

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と き:2012年3月24日(土)13:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要:

 

 松井一郎大阪府知事提案の「大阪府教育行政基本条例案」「大阪府立学校条例案」「職員基本条例案」が3月23日の府議会本会議で「維新の会」、公明党、自民党などの賛成で強行可決されました。橋下徹大阪市長は、「政治には独裁が必要」と明言し、職員に対してアンケートによる思想調査を実施するなど、自分に反対するものは排除するという恐怖政治が行われています。こうした大阪での出来事を受けて、「民主県政をつくるみんなの会」は大阪の仲間たちの闘いに学び、憲法と民主主義に基づいた政治を実現しようと学習会を開催し、65人が参加しました。 

伊原事務局長が司会を担当(^_^)/

 開会に先立ちみんなの会代表の中島純男さんは、「橋下市長は自分の邪魔をする個人・団体を徹底的に攻撃して潰してしまおうとしています。誰がいつターゲットになるかわからない恐怖があります。岡山県では石井知事が教育委員会の存在を否定する発言をしています。大阪での闘いに学びながら、民主県政をつくる流れをつくりましょう」とあいさつしました。

中島さんのあいさつには力がこもっていました(*^_^*)

 その後、日本共産党県議会議員・森脇ひさきさんが県政報告を行いました。森脇ひさきさんは、「おかやま夢づくりプランは財界の要望を受けてつくられています。その中で、全国学力テスト10位以内をめざすとしています。しかし、このことについて県教育委員会の中で議論されておらず、県教育委員会からは学校教育を締め付けてほしくないとの声もあります。その他、学力向上と順位には何の整合性もないなど、プランを歓迎する声はありません」と岡山県で財界主導の県政が行われようとしていることに対しての危惧を示しました。

県政について報告する森脇ひさきさん

 今回講師を務められたのは大阪府関係職員労働組合書記長・小松康則さんです。

小松康則さんは優しい雰囲気の持ち主でした(*^^)v

 小松康則さんは、「橋下市長の特徴は本当に実現できるかどうかは関係なく、大胆な発言をするとことです。これによって世間から注目を集めています。反対者に対しては、徹底的に攻撃を仕掛けていきます。いま、大阪では毎日のように大阪府庁舎・市役所を取り囲む運動が行われています」と話し、「橋下氏が大阪府の入庁式で〝君が代″を歌わせることを強制しました。その際、『あなたたちは公務員なのだから、思想信条の自由はない』と発言しています。橋下徹という人物は新自由主義者であり、根っからの右翼的思想の持ち主です」と橋下市長の人物像を分析しました。改憲を狙う自民党・靖国派議員が維新の会にすり寄っているという話が浮上していることからも、維新の会が国政入りをした場合、一気に改憲が進められ、日本が再び戦争へと突き進んでいく可能性があります。小松康則さん最後には、「橋下市長は公務員バッシングを意図的に進めています。また、自治体経営という考え方で姿勢を運営しているため、市民のためになりません」と話しました。

 閉会あいさつをみんなの会代表委員・花田雅行さんが行い、「大阪の闘いに学び、憲法と民主主義に基づいた政治の実現を目指して私たちもともにがんばりましょう」と話し、集会を閉じました。

 小松康則さんは話の中で、「31歳フリーター。希望は戦争」(朝日新聞社「論座」より)という手記を紹介しました。その中に「戦争という手段を用いなければならないのは非常に残念なことではあるが、そうした手段を望まなければならないほどに、社会の格差は大きく、かつ揺るぎないものになっている」という一文があります。若者の間には閉塞感が溢れていることを象徴していると思います。

働いているみなさん、また、これから働こうとしているみなさんに、労働組合に結集することを呼びかけます。労働組合に結集して揺るぎないほど大きくなった格差と貧困の連鎖を断ち切りましょう。

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と き:2012年3月20日(火)14:00~

ところ:大阪市

概 要:

 橋下大阪市長が市政の実権を執って以降、反対するものは許さないというファシズム的な市政が行われています。労働組合を敵対視し、マスコミをも総動員した公務員バッシングにより独裁政治の拠点づくりを進めています。「教育基本条例」「職員基本条例」などの二条例制定、市労働組合から強制的に組合事務所の取り上げを行おうとするなど、闘いは大きな山場を迎えています。そんな中、全労連は激しい攻撃にさらされている市職員などを激励する緊急集会を開催し、各地から150人が集結しました。

 集会の開催にあたり全大阪労働組合総連合・川辺議長は、「憲法、民主主義を踏みにじるようなことは許せません。橋下市長になり恐怖政治はより強くなっている。しかし、私たちには憲法に認められた権利があります。大きな闘いを前進させていきましょう」と力強くあいさつしました。

 全労連・小田川事務局長は、「自分に従わない者は排除する。そのためにはルールを無視、あるいはルールを変えてしまう。こんなことは断じて許せません。大阪で起こっていることが全国に派生していくかもしれないそんな危機感を持っています。様々な共同を広げて運動を大きくしましょう」と激励のあいさつを行いました。小田川事務局長のあいさつに続き自治労連・猿橋書記長、全教・長尾副委員長らが激励のエールを送りました。

 今後の行動提起では市民と一緒になって運動を進めて行くことが重要だとされ、共同を呼びかけていくことが示されました。

 当該者からの決意表明として大阪市労組連・実森委員長は、「私たちは憲法と民主主義に対し容認できない攻撃だと思いながら闘っています。組合に対して思想良心を侵害しようとする動きは今後、市民・府民にまで及んでいく。断固阻止しなければいけない」と怒りを込めて話しました。

大阪自治労連・前田委員長は、「大阪市役所のエレベーターには私語禁止の張り紙があり、一言も誰もしゃべらない。職員は常に橋下市長の監視下にあるという恐怖にさらされているため、職場内は殺伐としています。それでも、組合事務所だけは何をしゃべってもいい場所だと、組合員でない職員も立ち寄ってくるようになっています。私たちは断固闘います」と職場の実態と併せて決意を表しました。

大教組・小林書記長は、「橋下市長が行おうとしているのは、大企業・財界主導の大阪都市構想です。自分の利益のためには反対するものは許さない、労働組合潰しを強行する姿勢が見えています。私たちの闘いは正義を貫き、道理を守るたたかいです」と決意を表明しました。

 集会終了後、大阪市内で街頭宣伝を行いました。宣伝には60人近くが参加し、権利侵害・二条例制定を止めることを求める署名を集めました。大阪市民からは「がんばってください」「橋下市長の政治は怖い」という声もありました。しかし、一方では「アホ!」「バカ!」と罵ってくる人や、「労働組合が政治の邪魔をしている」と罵声を浴びせてくる人もおり、闘いの困難さを実感しました。

 橋下市長率いる大阪維新の会は国政への進出を目論んでいます。大阪で始まった労働組合への攻撃が全国的に展開されることがいよいよ現実味を増してきています。憲法と私たちの権利を守るために共闘の輪を広げていきましょう。

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と き:2012年3月16日(金)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 

 3月も半ばどんどん暖かくなりつつある中、県労会議はディーセントワーク宣伝を行いました。宣伝には7人が参加し、「最低賃金の引上げを求める」署名21筆を集めました。

 伊原事務局長は、「岡山県の最低賃金は685円となっています。この賃金では年間1800時間働いても年収は123万3千円にすぎません。アルバイトでも時給800円程度が大半を占めています。685円は国民生活の実態に即していない金額です」と話しました。「日本経済の再生にとって働く者の購買力の引き上げは緊急課題です。日本経済が低迷し、国民の生活が困窮しているにも関わらず、野田民主党政権は消費税を10%に引上げ、段階的に25%まで引き上げるとしています。ギリシャが財政破たんしたのは、消費税増税が購買力低下を招き、国内のGDP低下したためです。消費税増税は日本経済の回復に逆行するものです」と訴え、最低賃金を引上げすべての労働者の賃金の底上げを行い、内需主導の経済成長に転換することが重要だとしました。

 70代女性は、「私は年金で生活をしています。最低賃金が引き上げられれば、年金受給者の生活も楽になると思う」と署名に協力してくれました。

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