岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   活動日誌

とき:6月18日(金)12時15分~

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:最近の賃宣伝は署名の集まりも悪く、ちょっと困っています。この日は、中央最賃審議会の開催が例年と比べて遅れています。岡山では7月の初めが審議会の開催日になるだろうとお話ししましたが、7月5日が審議会の開催日となることが後ほどわかりました。最賃の世界の流れは、その額が生活できるぎりぎりの水準ではなく、人として当たり前の生活ができる水準に変わってきている、と訴えました。ヨーロッパでは最賃額が月額で20万円を超えている、ベルギー、フランス、オランダ、アイルランドなどを紹介しました。また、全県で最賃額が違うというのも日本だけで、日本の異常さは先進資本主義国の名前を汚しています。正職員でも大変な生活を強いられているのですから当たり前かも知れません。アルバイトならいいのですが、時間給670円(岡山)ではまともな暮らしは絶対にできません。2つの仕事を掛け持ちするくらいでないと生活はできないと思います。そんなことを訴えました。

生活が大変と話す方も

また、最賃体験をしていることもお話して、県労会議のこの問題に対する取り組みの構えをお話ししました。しかし、署名は5筆でした。9人が参加しました。

人間らしく生きるために、私たちが参加して新しい制度の確立をめざそう!

2010年6月27日(日)10時~

ところ:高島公民館

概要:6月27日(日)に高島公民館で加盟団体が参加し総会が開催されました。総会では白沢障全協事務局長が「障害者自立支援法違憲訴訟―基本合意の完全実現をめざして!」と題して記念講演を行いました。

総会の様子

 今年の1月7日に「障害者自立支援法違憲訴訟原告団・弁護団と国(厚生労働省)との基本合意」が締結されているにもかかわらず、当事者に何の協議もなく「障害者自立支援法等の一部を改正する法律案」が提出され廃案にした闘いが報告され、政府に対する怒りがわいてきました。

白沢障全協事務局長

 そして、今後の運動はあくまでも「基本合意書」に運動推進と政府・厚生労働省との協議を重視する。他分野と共同を強化して取り組む事が報告されました。

 その後活動のまとめ、運動方針などが提案され全て確認されました。各地の会等から活動報告が行われました。県労会議から花田議長が参加しました。

2010年6月20日(日)10時~

ところ:高梁市総合福祉センター

概要:6月20日(日)あいにくの曇り空でしたが、高梁総合福祉センターで生き活きフェスタinたかはし~第10回地方自治研究全国集会プレ集会~が開催されました。

 このフェスタは「自治体労働者が住民の皆さんと直接つながる仕事について、フェスタという形で、住民の皆さんと共に考え交流すること」を目的に04年に倉敷で開催されて以来、4回目となります。当日は600名の参加者があり、アユのつかみ取りなど大変盛り上がり、賑やかなお祭りになりました。

 同時に開催された「まちづくり地域づくりを考える」集会は岡田知弘先生(京大教授)が「『地域主権改革』と中山間地域のまちづくり・むらづくり」と題して問題提起をしました。「何が原因で困難な状況になったのか。民主党の推進する『地域主権改革』はどのような影響をもたらすか。まちづくり・むらづくりを進めるために何が必要か」「小規模自治体への支援の強化、住民と行政が協力して地域づくりを進める。大都市との連携」等が必要と話しました。

岡田知弘先生(京大教授)

 高梁市の歴史まちづくり課の前野課長補佐は国の重要文化財がある地域が対象の「高梁市歴史的風致維持向上計画(案)」を基にまちづくり計画を報告し、全国で16市が国の認定を受け、県内では津山市が認定されている。高梁市は秋頃の認定を受ける予定で作業を進めている事や内容を報告しました。

 高梁市の加藤企画課長補佐は「高梁市内の集落活性化について」市内の2地域で計画書が作成された。当初は座談会で地域に入ると「万策尽きた」と言われた中で始まったと報告し、今後は作成した計画書の進行管理をやっていかないといけないと述べました。

 これを受けて計画書作成に協力した吉備国際大学の靏先生は、住民の声を直接聞く、住民と共に策定する。また誰かが教えてくれると言う受け身でなく、押しつけでもなく、一緒に考えて住民が選び取る事を重視し、まさに真の共同をめざした取り組みの中で、住民は「漫然とした不安から解放」されたと語っていることが報告されました。

靍先生(吉備国際大学)

 日本共産党の武田県会議員は「岡山県の中山間地施策」について報告しました。県が策定している「岡山県中山間地域活性化基本方針(改訂版)骨子」について、地域における課題として、「単独での地域運営が困難になっている集落については、複数の集落で広域的に支え合う等が課題になっている」「産業をどう造っていくのか、産業の育成なしにはやっていけない」と提起しました。

全体の様子

岡田教授はまとめの中で、まちづくりは暮らしをつくる事、人をつくる事が大事。そして財政、政策権限を地域に与え、そこにあった地域づくりをする事が大切。2世帯に1世帯が年金暮らしをしている地域では年金額をあげる政策が必要であり、消費税を下げる事により効果が出る。年金財源が地域のくらしを支え、お金が循環している。高齢化は地域経済に重要な役割を果たすという新たな視点を提起しました。

10月の第10回地方自治研集会が楽しみとなるプレ企画でした。

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とき:2010年6月16日(水)14時~

ところ:岡山地方裁判所

概要:

「私の病気の原因は、原爆であると認めてください」と裁判に訴えていた川中優子さんの判決が6月16日、午後2時から岡山地方裁判所で行われ、裁判長は「原告(川中さん)の請求を棄却する」と判決を言い渡しました。

 原爆症認定集団訴訟で国はこれまで25連敗をかさね、「被爆者の実態に即した」判決が全体の流れになっていました。この流れに逆行する判決に傍聴に参加したおよそ80名の支援者たちは「不当な判決」と強いいきどおりと共に声も出ませんでした。

判決後、岡山弁護士会館で報告集会がおこなわれました。

裁判所入りする訴訟団

この判決に対し、記者に感想を聞かれた川中優子さんは「被爆者に対しあたたかい判決を期待していたが裏切られました。今日は勝利判決を期待してきました、残念です。旧態然とした国の方針に沿った判決だと思います。」と感想を述べました。

 近藤弁護士は「きわめて不当な判決だ。被爆の状況、急性症状など被爆者の声に耳を傾けようとしていない、評価もしていない。いま黒い雨の地域拡大が言われており、川中さんの被爆した仁保地区でも降ったことは明らか。1歳で被爆したという感受性の高い年齢での被爆も考慮しない、昔の基準に逆戻りした判決といわざるを得ない」と判決を厳しく批判しました。参加者からも怒りの発言が続きました。

 全国弁護団事務局長の宮原弁護士は「これまでの流れ〔国が25連敗〕に反する判決だ。被爆者援護法の精神は、被爆者の心に寄り添ってつくられており、今日の判決は援護法の考えを理解していない判決だ。同時に、積極認定の審査方針に反し、集団訴訟以前の状況に引き戻す判決といわざるを得ない」と話しました。

記者会見をする川中優子さん(右) 近藤弁護士は左

 近畿弁護団の藤原団長も「今日の判決を聞き闘い続ける必要があることを痛感した。被爆者がどのような思いで生きてきたかわかろうとしない判決だ。認定がほしいなら『証拠を出せ』『証明せよ』は、援護法の精神に反する発想の判決だ」と発言しました。

川中裁判を支える会松岡会長は「私は1人の被爆者で、医師であります。今日の判決は『国が言ったことをそのままコピーした』といわざるを得ません。この怒りを被爆者援護・連帯の運動と核兵器廃絶の運動に発展させましょう」と挨拶されました。

①6月11日(金)18時~②6月15日(火)18時30分~③6月25日(金)18時~

④7月9日(金)18時~

県労会議の案内チラシはココ①③④安保条約連続学習会6.11、6.25、7.9253KB

安保破棄実行委員会主催の学習会はココ②6.15アンポ学習会チラシ225KB

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  • とき:2010年5月22日(土)~23日(日)
  • ところ:松山市・松山大学

概要:2010年5月22日(土)松山市・松山大学で「非正規ではたらくなかまの全国交流集会」が開かれ、432人の参加者が集まりました。愛媛合唱団と八重樫節子さんのオープニングコンサートで始まりました。

                   愛媛合唱団のみなさん

主催者あいさつでは全労連事務局長小田川義和さん、開催地歓迎あいさつは愛媛労連議 長田福千秋さんがあいさつされました。この集会のメインである記念講演では、広島県立大学教授 都留民子さんが『「格差と貧困から平等な社会へ」~ヨーロッパの「福祉国家」に見る打開の道』をテーマにお話していただきました。ヨーロッパでは子育てにお金はいらない、ヨーロッパには扶養控除はない。扶養控除はなくてそれを子育て支援のほうにお金をまわしている。日本は失業者の保障がなく失業者は何でもいいからとにかく仕事をしてはやめるの繰り返しだからワーキング・プアが広がっていくのである。これから日本は企業に依存しない労働者を作っていき、企業があってもなくても社会保障で生活できる社会を作ることが必要だと熱く語られました。この講演を聞く前は、ヨーロッパは国民にいろんな支援をしている国なんだなぁっと思っていましたが、講演を聞き日本が国民に平等な「社会保障」をしてなさすぎるんだということに気付かされました。とてもわかりやすい講演でした。

                   講師の都留 民子さん

現場からの発言では「非正規労働者の要求実現」、「最低賃金引き上げ運動」、「公務の非正規労働者」、「仲間づくりでパートの雇用確保」、「マツダの派遣切り」、「資生堂アンフィニの非正規切り」、「労働者としての権利」、「不当解雇とたたかう外国語指導助手」、特別発言では「不当な解雇・権利侵害と非正規労働者を支援しよう」など発言されました。岡山からは岡山県医労連 桑田君子さんが介護労働者の実態報告、医療職と介護職の賃金格差など発言されました。最後に閉会あいさつで非正規センター副代表 小松民子さんのあいさつで1日目の集会は終了しました。

2日目の分科会は8分科会に分かれそれぞれ講師の方のお話を聞きました。

  • 第1:「私たちはモノじゃない、権利を知って元気に働こう」 講師:高尾佳孝(愛媛一般書記長)
  • 第2:「連立政権でどうなるあなたの税・年金」 講師:相野谷安孝(中央社保協事務局長)
  • 第3:「派遣切り、解雇に負けないなかまたち」 講師:根本隆(非正規センター副代表)
  • 第4:「最低賃金引き上げのチャンス、本当はこれだけかかる生計費」 講師:舟橋初恵(パート連絡会幹事)
  • 第5:「輝いて介護労働者、働き続けるための処遇改善を」 講師:森永伊紀(ヘルパーネット世話人)
  • 第6:「国境を越えた仲間たち…研修生・実習生問題と介護・看護労働者問題を考える」 講師:本多ミヨ子(移住者ユニオン書記長)
  • 第7:「地域からワーキング・プアをなくそう~公契約運動を全国に広げよう」 講師:斎藤寛生(全労連常任幹事)
  • 第8:「均等待遇を実現しよう~パート法、有期労働契約などの問題点を学ぶ」講師:長岡佳代子(パート連絡会代表)                         

                       分科会の様子

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とき:2010年5月22日(土)13時30分~23日(日)11時

ところ:広島県かんぽの郷・庄原

概要:全労連中国ブロックは毎年、5月になると労働相談員人の養成講座を開き、ブロック総会を開いて活動の交流を行っています。今回は養成講座の講師として、産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの大槻久美子さんを京都から招き「職場のメンタル対策」と題してお話をいただきました。大槻さんは、労働相談の中でメンタルやうつ病になった人への対応の仕方や職場復帰プログラムなどの詳細について、参加者の隣同士のグループワークなども交えて90分間にわたり、①ストレスを感じる労働者の割合や②うつ病とは何か③対策の基本的な考え方④実際の相談の受け方⑤職場復帰の進め方⑥その工夫⑦労働組合の役割などを話しました。

講師の大槻久美子さん

特に、働くひとの6割がストレスを抱えていることや、ストレスの原因となっている要因には人間関係や仕事の量や質が関係していること「労働者健康状況調査結果」から明らかにしました。また、自殺者が年々増加してH21年には32845人となり、若い人の自殺が増えているとしました。メンタルの種類も多く、主なものに①うつ病、②パニック障害、③職場不適応があり、うつ病が誰でも成りうる病気であり、「心の風邪」などではなく、その病気は治癒や完治ではなく、寛解としてほとんど症状がなくなったものの、治癒したわけではなく再発しないように様子を見ることが必要と説明しました。また、メンタルな人への対応として、相手の話をしっかりと「聴く」ことが必要であり、アドバイスは整理ができてからであり、早い段階で専門家(医療機関)につなげることが肝心と説明しました。ここで、傾聴の技法を参加者が隣同士で体験し、「うなずき」「あいづち」「伝え返し」を学び、大槻さんから労働組合の役割は非常に大切であり、「合理化が身体と心を蝕んでいる、として元気に働き続ける職場など5点の役割を提起して、労働組合が力強いサポーターになってほしいと強調しました。

質問をする藤田氏(岡山県労会議)

ブロック総会は初日の活動報告と役員の任命などすべての議案を全員の拍手で承認しました。2日目は、労働相談と組織活動に分かれ、熱心な討論を行いました。

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2010年5月16日(日)、東京明治公園で全国青年大集会が開かれました。連帯のあいさつには、同事務局長の湯浅誠さん、全労連の大黒作治議長、日本共産党の志位和夫委員長があいさつされました。全国から5200人の参加者が集まり、岡山からは約20人の参加でした。各地域の実態報告や運動報告が紹介され、派遣・非正規切りの実態や最近まで路上生活をしていて派遣村で青年ユニオンに出会い、今は生活保護を受けながらアルバイトを頑張っている方のお話を聞くことができました。訴えの中で「一人の力がどんなに小さくても企業の力がどんなに大きくても私は負けません!」と強く訴えた方の言葉が心に残りました。教職員組合からは、「教職員をふやして子ども達とじっくり向き合いたい」「少人数学級を実現してほしい」など訴えました。最後に風船を飛ばし集会アピールは採択されました。

集会後、暑さに負けず元気よく繁華街をアピールウォークしました。

                全労連議長 大黒作治さん   

             日本共産党 志位和夫委員長

                    集会アピール採択

                  訴える岡山の青年たち

                歌いながら訴える青年たち  

                   岡山アピールウォーク

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とき:2010年5月12日7時45分~8時15分

ところ:岡山駅ビックカメラ・コンビニサンクス前

概要:今日は労働者派遣法の改正案について訴えました。①これまで言われていた常用雇用労働者の雇用は安定している、という言い分で禁止されないこと、②登録型派遣では専門26業種を温存するもくろみです。書類の整理やパソコン業務などを専門業種として問題があるとしながらも、規制しようとしていないことは問題です。また、医師や看護師など国家試験などの専門的な仕事を派遣労働の対象にしようとしていることも問題です。法案は原則禁止としながら、実は穴だらけです。法律が成立しても3年も猶予期間があります。この猶予期間もあっても、なくても同じに思えます。民主党のしていることは、官僚言いなりで、何でもありの法案です。派遣法の改正を言いながら、一方で派遣法は必要と答弁は矛盾だらけの対応で呆れます。トヨタ自動車は利益剰余金を新たに370億積み増ししているという報道がされました。これで、内部留保は11兆5986億円となりました。人を使い捨てして、こんなに儲ける仕組みは単なる企業努力ではできない仕組みです。変えなくては、日本に未来はありません。

訴えを行う伊原事務局長

チラシを配る花田県労議長、7人が参加、500個のティッシュ・チラシを配布しました。

福島県の共産党県議さんが視察で岡山に来られ、宣伝に遭遇して、「写真を撮らせてください」言われました。携帯のカメラで写真を撮られてました。話を聞くと、岡山の高梁市のご出身で、福島県労連の事務局にもおられたそうです。懐かしそうに話しかけてこられました。

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とき:2010年5月1日(土)13時30分~

ところ:津山市山下児童公園

概要:70名が結集。集会後は商店街をデモ行進。商店街は不況のあおりを受けて、静かな通りとなっていました。司会は県労美作の宇谷さん。杭田議長があいさつを行いました。中央では3万人規模の集会。県中央は800人の集会を午前中に行いました。美作の集会は昼にするメーデーとして初めての試みだが、本日の締めの集会となった。完全失業率は戦後最悪であり、、普天間基地基地や、後期高齢者医療制度廃止などに全く積極的でない首相は退陣すべきだ。商店街に切実な要求を訴えていく。

あいさつをする杭田議長

来賓のあいさつは共産党津山市議団の久永市議会議員

有効求人倍率は戦後最悪であり、岡山が0.62、津山のハローワークは0.45だ。S38年から統計を散り始めて最低になっている。なぜこんなことになったのか。大企業は10年間に200兆円もため込んだいる。大企業は景気が悪いと言いながら、莫大な配当金を株主に回している。鳩山首相のお母さんが息子2人に1500万円づつ3000万円毎年、政治資金として提供していたという話があるが、汗水して働かない人たちが莫大なお金を受け取ることができる仕組みが問題だ。非正規の労働者が増えている。若い人の半数が非正規労働者であり、こうした人たちの労働が生み出した富がすべて、一握りの資産家や大企業の回る仕組みになっている。これを変えていく必要がある。岡山県の最低賃金は670円でありこれを引き上げていく必要がある。中小企業も大変だ。津山商工会議所の会員が年間で150社が退会している。つまり廃業している。中小企業の経営が守れるようにしなければならない。農村や林業も大変であり、林業では樹齢120年の材木が20年前は200万円だったが今は50万円になっている。林業も農業もやれなくなっている。根本から経済の仕組みを変えていく必要がある。大企業中心、アメリカべったりの経済のあり方を変えなければ日本の未来はない。働jくルールの確立、市域の経済を支えている中小企業の支援など、経済の根本を立て直し政治が求められている。

ぬいぐるみの組合員も登場

新婦人のみなさん

昨年を超えた参加者

連帯のメッセージ 日本共産党の仁比聡平さんんから、代読を国民救援会の倉地さん、激励電報は津山高専教職員組合執行委員長の大西準さん、

決意表明は高教組美作支部支部長の村上さん

集会後は商店街をデモ行進

静かな商店街でした

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