4・25 JR福知山線列車脱線事故を問う集会
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と き:2017年4月25日(火)19:00~
ところ:岡山国際交流センター
概 要
JR福知山線列車脱線事故から12年目の4月25日(火)、国鉄労働組合岡山地方本部は、脱線事故を問う集会を開きました。集会には30人以上が参加しました。
主催者あいさつを行った後藤執行委員長は、「事故当時、JRは安全よりも利益を最優先していた。その反省から、労働者と一緒になって安全確保に努めていくことが掲げられたが、死亡事故・重大労災は後を絶たない。今のJRは事故以前の姿に戻っている。職場だけでなく地域と一体となり、安心・安全の公共交通を実現していく」と話しました。
その後、JAL不当解雇原告団の西岡ひとみさんからの訴えがありました。不当解雇から6年が経過し、法廷闘争も結審となりました。しかし、JALの管財人が行った不当労働行為が確定したことを考えると、不当解雇の解決に向けて交渉していく責任がJALにはあります。西岡さんは、「JALでは現在、航空機事故や労災が続いています。それは、ベテランの乗務員やパイロットが職場から離れてしまったからだ。不当解雇に対する社会的責任が厳しく追及されている」と訴えました。
基調報告を片岡書記長が行い、特殊信号発行機の視認性の確認をしていることや、無人駅化が転落事故などの人身事故につながると問題提起がされました。安全確保、労働条件向上に対する国労の役割を強調しました。
集会アピールでは、行き過ぎた合理化による交通弱者切り捨てを許さないことが表明されました。
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