おかやまいっぽん1周年イベント
0 Comments | Posted by kiyoshi in おかやまいっぽん |
とき:2017年4月9日(日)14時~
ところ:岡山国際交流センター
*おかやまいっぽん1周年
「おかやまいっぽん」1周年記念イベントは4月9日(日)、国際交流センターで開きました。イベントは参議院選選挙を踏まえて、「おかやまいっぽん」が生み出した成果やその軌跡をたどりながら、これからどんな「いっぽん」をめざすのかを考える内容となりました。集会には130人が参加して衆議院選挙への取り組みに思いをはせました。憲法カフェならぬ、「おかやまいっぽん」企画部としてのカフェの取り組み、広報部が何をポスターでやろうとしているのか?などのイメージの発表、政策担当部が政党でもない「いっぽん」がなぜ政策なのか?を語り合いながらの集会でした。4野党の支持者以外の政治的無関心層にどのように運動を広げるのか?或いは関心を持ってもらうのかがテーマです。それは、選挙の共闘だけでなく、政治への関心を広げ安倍暴走政治を止める運動を広げなければ私たちは何時までも勝てないからです。勝つ目的ははっきりしています。それは憲法と民主主義を取り戻すためです。
*見えてきた展望と力
ポスターを持って帰る人、カフェのコーチを依頼する人、会員を増やそうと入会申込書を持って帰る人など、手応えを感じた集会でした。カンパも46,000円集まりました。財政難の「いっぽん」は息を吹き返しました。光も見えてきました。力も湧いてきました。
*坂手洋二さんの講演
講師として招いた坂手洋二さん(劇作家・岡山出身)は「自民党の議員は自分というものがない。安倍首相の言いなりだ。彼らが勢いで創ったいい加減な憲法草案を本気で現憲法と入れ替えようとしている。演劇は政治的発言が多い。だから自由でないと戯曲は書けない。沖縄の負担問題で基地による経済性は大きいと言う人がいるが、普天間基地で働いている人はわずか90人。真実を知れば嘘はバレる。南西諸島に自衛隊の基地をつくったのは中国が攻めてくるという口実だった。だが、その任務は奪還であり、侵略された後の反撃を想定している。それじゃ住民は守れない。そもそも中国が攻めてくるという想定がおかしい。命が大切であり、安保条約によって守られているのなら自衛隊を置く必要もない。他の国に頼って何が悪い。国のことは国民が話し合って決める。これが戦後の民主主義だ」と坂手さんの話はさらに続きます。
*依存症の若者、すねているだけ
若に人に対するアプローチの仕方では、「運動や論争の習慣がない。インターネットで分かった気になっている。集団に対する依存心が強く、自分は違うという主張したがる。反論されるとすぐにすねる。本来、自由には責任が付きまとう。他の人を傷つけない、困っている弱者を助けるのは最低限のルールであり、民主主義の基本だ。ルールを伝えること。嫌がられても決してあきらめないことだ」と話しました。最後に、「運動は面白くなくては」として、それは「珍しい、新しいものとして見せることが大切」といっぽんの活動を激励しました。