岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2017年12月20日

とき:2017年12月20日(水)17時30分~

ところ:岡山駅西口サンステ

12月20日(水)憲法宣伝。今年最後でした。8人が参加して14筆の署名です。最近の傾向から言えば人数の割によく集まったと思います。いくつかの組合にも電話をして宣伝に参加いただくように訴えましたが、来てくれた人には感謝です。寒いとは言え、比較的穏やかな体感温度に訴えにも力が入りました。署名をしてくださった方には感謝です。ご一緒に改憲発議を止めたいと思います。私たちも頑張ります。

今日もエピソードをご紹介します。仲間の訴えに近づいてきて、言葉こそ発することはなかったのですが、黙って訴えを聞いてくださった若い女性が署名に応じてくれました。近くで見ていると迷っているのかな?とも思いましたが、心を決めたようです。もう一人の若い男性は署名に抵抗があるようでした。「学校では習った9条だけど、署名は?」という感じで、仲間が「意思表示だけでもどうか?」と促すと、住所は書かずに名前を書いてくれました。

こうした人って結構いるような気がします。いつも署名運動を見ている人が署名をするときに「いつもやっていますね」と声を掛けてくれます。だからと言っていつも署名をしてくれるわけでもなく、迷っているのかな?と思うのです。その背中を押すのは私たちの運動であり、世論の力だろうと思います。署名運動のやり方や訴えにも工夫があると思うのですが、それだけで簡単に切り替えられるほど甘くないというのが私の経験則です。県内のあちこちで署名が進むことや「皆がやっている署名」というストレスの少ない運動としてどうやって印象付けるかだと思います。試行錯誤は続きますが、来年に向けて飛躍する運動として誇れるように多くの仲間と頑張りたいですね。

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12月17日(日)、岡山県労働組合会議青年部は、働き方の問題は根本に何があるのかを学ぶことを目的に働き方たんけん隊」と題した学習会を行いました。講師に長久啓太さん(岡山県労働者学習協会)を招き、12人が参加しました。

学習会は、講師の話を聴いて終わりにするのではなく、参加者同士の交流に重点が置かれていました。内場部長の開会あいさつの後に、アイスブレイクとして偏愛交流が行われました。事前に配布された用紙に趣味や好きな音楽、映画などを書き込み、自己紹介しました。

長久さんは、「働き方を考えることは生活の質を考えることになる。1日は24時間しかない。労働条件によっては労働時間が長すぎ自由時間が減る。また、いくら賃金をもらうかによって生活にゆとりが生まれる。労働条件にこだわることで生活の質を向上させることができる」と述べました。

その後、参加者同士の働き方について話し合いました。自分とは違う職種や働き方に興味は尽きず、会場は盛り上がりました。

労働条件は自然によくなるものではありません。長久さんは、「法律上は労働者と使用者は対等だ。実際には労働条件を決める際には使用者が圧倒的に優位。つまり、放っておけば労働条件は悪くなる。そのため、憲法は労働者が自らの尊厳を守る手段として、団結権、団体交渉権、ストライキを保障している。労働者がモノが言えることがよりよい職場づくりの土台だ」と憲法と労働者の関係を話し、「労働者一人ではとても弱い。そのため、労働組合があり、仲間とともに活動して労働条件を改善させることができる。労働組合活動は、自分の時間とお金を使う活動だ。納得がないと難しい。多くの人は労働組合すら知らないし、学校でも教えてくれない。労働組合を知るたくさんのきっかけをつくろう」と呼びかけました。

参加者からは、「違う職種の人の話が聞けて良かった」「新入社員に組合加入を呼びかける参考になった」と感想や、「経験年数の長い人の方が労働条件に対する問題意識が高い」という意見もありました。

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