月別 2015年6月
とき:2015年6月25日(木)∼26日(金)
県労会議とJAL不当解雇撤回争議支援団体は6月25日~26日、大阪原告2名と航空労組連絡会の組合員6名を迎えて、岡山駅と倉敷駅で宣伝を行いました。原告と大阪航空労組連絡会の仲間は労組・民主団体への支援要請を行い、争議の状況を説明しました。
25日昼休み、岡山駅西口さんすてに集合した国労や自治労連、医労連の仲間に加えて国民救援会も加わって、13人が支援者としてJAL争議団と一緒に宣伝を行いました。
原告の西岡ひとみさんや小森啓子さんが訴えを行いました。「2010年の年末に165名が整理解雇され、不当解雇撤回のために闘っている。会社は立ち直り、現在では毎年2千憶円以上の利益を上げている。労働条件や航空会社として当たり前の整備点検が不十分な状態で、パイロットや職員の流出が後を絶たない。会社が再生して以降、パイロットは170名も辞め、職員も2千人以上採用しなければいけない状況だ。いつ大きな事故が起こってもおかしくない。職員は会社に対して危機感を持っている。ベテランを多く含む解雇者を職場に戻し、早期の解決で会社の社会的信用を取り戻したい」と訴えました。用意したチラシ500枚は30分でなくなりました。自分の娘がJALに勤務しているという女性は「知らなかった。怖いですね。心配です」と話しました。
午後からの支援行動では「植木社長への早期解決を求めるFAX要請に協力を」と訴え、各団体から快諾を得ると原告団は、「岡山の皆さんは本当に熱い支援を毎年いただいている。有難い。勇気づけられる」と口々に話しました。2日間の要請で募金も13万3千円が寄せられました。26日の倉敷駅での早朝宣伝行動では11人の仲間が支援に駆けつけました。田辺倉敷市議も参加していただき、訴えもしていただきました。ここでもチラシを500枚以上配り切り、反応の良さに原告団は励まされました。
25日の集会では原告からの報告に加えて、初めての試みでしたが参加者からの質問や意見交換を中心に交流しました。「植木社長ってどんな人?」「大阪では不当解雇で闘った女性が勝利しているがその要因は?」「退職した人は会社の事を何と言っているのか」「そんなひどい会社になぜ戻るの?」などの質問で大いに認識を深め充実した時間を過ごしました。
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と き:2015年6月26日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
激しい雨にも関わらず、イレブンアクション岡山は脱原発を求めてデモ行進を行いました。今回の行動には18人が参加。
出発前の集会では弓田盛樹さんが情勢を報告、「安倍政権は原発推進を諦めてはいない。電気・ガス・熱供給事業の一体的全面自由化をねらう電気事業法改定案が可決されたが、原発と石炭火力を『ベースロード電源』とする古い発想に固執したものだ。さらには、全面自由化によって作り出される総合エネルギー市場も担い手となるのは、電力・石油元売り・総合商社などの巨大資本だ。寡占化によって料金の抑制どころか、値上げの危険が高まりかねないものだ」と話しました。
行進では「原発反対!」「川内原発反対!」「子どもを守れ!」と声を上げました。
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と き:2015年6月24日(水)7:30~
ところ:岡山市内
概 要
STOP戦争法岡山の会は戦争法に反対する地域総行動を展開しました。午前中の行動は、県内36の駅頭で宣伝を行いました。
岡山駅前の行動には19人が参加し、チラシ500枚を配布しました。その後、表町商店街で宣伝・署名行動を行いました。31人が参加し、署名100筆を集めました。
マイクをとったのは伊原潔さんで、「戦争法は日本の自衛隊がアメリカと一体になって世界のどこにでも出かけて戦争のできるようにするための法律だ。安倍首相は、国会の中でも再三にわたって、戦争法は限定的なもので、国民の安全を守るための法律であり憲法に違反しない、と言ってきた。しかし、元内閣法制局長官や自民党・公明党が推薦した憲法学者でさえ、憲法違反と明言しているもので、法律とは到底認められない。国会議員は憲法遵守義務があり、憲法を守らなければならない。このような戦争のための法律を提案するなどとてもまともとは言えない」と訴えました。
署名に協力してくれた女性(19歳)は、「来年の選挙では戦争に反対している政党に投票する」と話しました。また、70代男性は、「こんな法律は滅茶苦茶だ。がんばってくれ」とエールを送ってくれました。40代女性は、「子どものことを考えると絶対に反対だ」と話してくれました。
宣伝終了後、桃太郎大通りでデモ行進を行いました。デモ行進出発前の集会では、宗教者9条の会を代表し宮本龍門さんが駆けつけてくれ、あいさつを行いました。
宮本さんは、「いまイスラム国によるテロ行為が国際的な問題になっている。そもそも、アメリカの始めた戦争による怨念によってできたのがイスラム国だ。戦争は報復の連鎖を生む。戦争では何も解決しない。アメリカでは、戦争に行ったがために、精神を病み自殺する軍人が後を絶たない。その数は、戦死するよりもはるかに多いとされている。これが現実だ。日本を戦争する国にしては決してならない」と力のこもった発言をしてくれました。
行進には163人が参加し「戦争法案反対!」「憲法守れ!」「アメリカいいなりやめろ!」と声を上げました。
行進終了後、ビックカメラ前に移動し26人が参加し宣伝・署名行動を行いました。署名は43筆集めました。宣伝は参加者によるリレートークが行われ、各団体から一人ずつ戦争法案反対を訴えました。
国会の会期が9月27日まで95日間延長されることが決まりました。最後まで気合を入れて戦争法案反対を訴えていきましょう!
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とき:2015年6月23日(火)
ところ:岡山駅東口ビックカメラ前
6月23日、安保破棄岡山県実行委員会は昼休み宣伝を行い、10人が参加、辺野古基地建設反対の署名を22筆集めました。
訴えでは、「沖縄県の総意で誕生した翁長知事がアメリカに行って辺野古基地建設反対の民意を伝えている。その際に、沖縄県民は一度の基地の提供に同意した歴史がないことを強調した。私たちも沖縄に連帯して署名をお願いしている」と話し、「We are not Abe!」と書かれた横断幕を掲げて宣伝しました。
署名をしてくれた人の中には、「沖縄の人が苦しんでいるのは辛い」「学校の数学の先生が辺野古の基地はいけないと教えてくれた」「騒音がすごいと聞いている。テレビで見た」との声を聞きました。横須賀から来たという人も親子で署名に応じてくれました。宣伝が終わって片付けていると、自転車の乗った女性が声を掛けて来て「いい事をされている。日本に民主主義はない。特にNHKはひどい。どうして国会周辺の反対運動を伝えないのか?籾井会長の意向だと思う。受診料を払いたくない」と話して行きました。
戦争法反対の運動もあって気になりましたが、沖縄の基地問題に関心を持つ人が多いことが分かりました。
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とき:2015年6月22日(月)17時30分~
ところ:岡山駅西口さんすて
Stop戦争法岡山の会は6月22日(月)17時30分~。定例の宣伝をさんすてで行いました。何と、18人が参加して85筆という過去最高の署名の峰を築きました。
「お母さんに戦争は絶対にダメと言われて育った」「息子が防衛大学生、絶対に戦争法は止めて」と訴えたお母さん。戦争法を止める運動は日毎に広がりを見せています。昨日のレッドアクションでは44名が結集して155筆の署名と聞きました。私たちの運動の30分後には岡山東口で政党の演説が始まりました。共産党、民主党、社民党、新社会党の4党が共同の宣伝行動を始めました。
24日は早朝より宣伝、昼デモ、その前後の宣伝・署名行動など岡山の会も大奮闘します。7月11日には市民デモも計画しています。軸政権の息の根が止まるまで、延長国会に負けずに頑張ろう。
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とき:2015年6月19日(金)12時15分∼
ところ:中国電力岡山支店周辺
6月19日、金曜アクション。今日も雨。しかし34人が参加。しかも日頃は見かけない顔も。嬉しいですね。新鮮な気持ちで雨のデモ行進を楽しもうと参加者は元気いっぱいです。さて、中部電力は浜岡原発3号機の審査請求を原子力規制委員会に行いました。16日のことです。
報道によれば、過酷事故に対応するフィルター付きベント設備の工事が2017年秋までかかるそうですが、地震の想定も1200ガルとされ、津波に対する防波堤の高さは22㍍とするなど化け物みたいな施設になりそうです。ベントと言っても、事故が起これば放射能を放出するわけですから危険な施設に間違いありません。そこまでして原発を維持する意味があるのでしょうか?自然エネルギーを活用する技術はどんどん進化しています。その為にお金を使う方が効率もいいのではないでしょうか?最近は石炭を使う火力発電が建設ラッシュを迎えていると聞きます。儲かればいい、という発想でどんどん危険な方向に進んでいくエネルギー政策にストップを掛ける運動が重要です。
政府は事故が起こっても賠償に充分な責任を負うわけではありません。福島の避難者に対して、避難解除を理由に賠償を打ち切るやり方が政府の指導のもとにされている事実に目をつぶっている訳にはいきません。金曜イレブンアクションはますます力が入ります。
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と き:2015年6月18日(木)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
改悪派遣法案が19日午前にも採決強行されると言われ、緊縛した情勢となっています。岡山県労働組合会議は派遣法改悪反対を訴える街頭宣伝・署名活動を行いました。行動には6人が参加し、署名17筆を集めました。
県労会議・伊原事務局長は、「私たちは、雇用は正規雇用が原則であると考えている。いま国会で議論されている改正派遣法案は専門26業務の区分、業務単位での派遣制限期間を廃止。派遣先では派遣労働者を3年で入れ替えれば、組織単位で永続的に派遣労働者を受け入れることができるようになっている。まさに、一生涯派遣で働かせることを可能とするものだ」と話し、「今回の派遣法改悪はまともな議論がされないばかりか、派遣労働者の声が一切反映されていない。不正常な委員会運営に対して、『委員会運営を正常化せよ。審議打ち切りありきの委員会開催は認められない』との批判が広がっている。傍聴席からも、与党に対する批判の声が上げられている。これからどうなるのか気になるところだが、労働法制立法の行方を決めるのは、私たち労働者だ。改悪派遣法反対の声を上げていこう」と呼びかけました。
今回署名してくれた70代・男性は、「こんな法案は滅茶苦茶だ。絶対に許せない」と話してくれました。70代女性も署名に応じてくれ、「あまりにも企業優先の姿勢で、これでは若い人が成長できない」と話しました。
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とき:2015年6月17日(水)17時30分~
ところ:シンフォニーホール ∼ 岡山駅前中銀ビル
ビックカメラ前で宣伝・署名行動
6月17日、ホワイトアクションとして医療労働者が街頭に出ました。民医連と県医労連が共催した戦争法に反対するデモ行進と宣伝署名行動です。220人がデモ行進に参加しました。白衣の仲間が集結すると圧巻です。通行する人達が次々に振り返ります。
県医労連の福田委員長はデモ出発前のあいさつで、「平和な社会だからこそ自由だが戦争になれば自由は奪われる。国会の延長が問題になっているが戦争法をとめるまでガンバロウ」と訴えました。デモ行進では「憲法違反の戦争法案反対」「医療労働者は戦争には行かないぞ」「戦争法案は廃案に」とアピールしました。デモ終了後、37人が岡山駅ビックカメラ前で署名行動、129筆を集約しました。学生や仕事帰りの若者が次々に署名する姿が目立ちました。
憲法学者が戦争法に違憲表明をしたことで潮目が変わったと言いますが、街頭の反応も様変わりしてきました。短時間に署名を集めるパワーを発揮でるのが医療労働者です。医療・介護を良くする運動で常に街頭に立っています。「戦争はいやだ。行きたくない」「安倍さんはおかしい」など署名をする人の中から共通する言葉が返ってきました。訴えでは「戦争で殺し。殺されるのは若者。アメリカでは精神疾患で自殺する元兵士の話は悲しい戦争の現実を物語っている」と戦争法を批判しました。
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とき:2015年6月14日
ところ:東京・星陵会館、国会議事堂周辺
6月14日(日)、戦争法に反対する国会包囲行動が展開されました。これに先立ち、憲法共同センターは憲法闘争全国交流集会を開き、全国的な運動と展望を掴みながら国会行動に合流しました。
交流会では39団体、27都府県、120人が参加、19人が発言しました。全労連の小田川議長は基調報告の中で、①戦争法案と憲法をめぐる情勢、②1年間の闘いの到達点、③廃案に追い込むための闘いの方向のついて詳細に発言しました。その中で提起されたことは、「9の日行動の宣伝強化」「国会議員の要請行動」「総がかり行動としての連続的な国会行動」などが強調されました。最後にまとめとして、「戦争法は国のあり方の根本を変える法案であり、政府の答弁はコロコロ変わり、限定的などという詭弁を弄している。これは国民を愚弄するものだ。そこに国民の怒りがあり、世論が広がり国会を変えようとしている」と情勢の変化を語りました。来賓として招かれた共産党の小池晃参議院議員はNHKの高村副総裁とのバトルを紹介して、「戦争法の根拠は土台から崩れている」と報告しました。
討論では、東京共同センターが取り組みの広がりやFAXニュースの役割を発言。大阪では都構想問題で取り組みが遅れたが、7月1日には府内300カ所で宣伝行動を行うこと、埼玉の代表はオール埼玉総行動成功の経験を報告、兵庫は団体との共同を地域に広げると展望を語りました。岡山からは「秘密保護法以来の共同行動が世論を動かし全県的な広がりを見せている。弁護士会が共同の呼びかけをはじめた」と発言しました。
国会行動では「戦争させない、9条守れ」と書かれた赤と青のプラスターを掲げた人達で周辺は埋め尽くされ、総がかり行動が取り組まれました。「戦争反対、安倍辞めろ、9条守れ、戦争するな」と一斉に声を上げながら、野党の国会議員や各界の著名人がリレートークを行いました。漫画家の石坂啓さん、芸人9条の会の古今亭菊千代さん、沖縄の学生さんで20歳の玉城愛さんなどです。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは「安倍政権は独裁政権、ヒットラーと同じ。アメリカと一緒に戦争を始めれば日本は自爆テロの対象となる。リスクが高まるのは自衛隊ではなく国民だ」と戦争の危険性を身近な問題として話しました。国会包囲行動は16時まで取り組まれ、次回の総がかり行動は国会閉会となる24日(実際には延長が確実)だとアナウンスされました。しかし、国会包囲行動は毎日続けられています。
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と き:2015年6月13日(土)12:20~
ところ:東京臨海広域防災公園
概 要
暴走を続ける安倍政権に対して国民はいつまでも黙ってはいません。「許すな!戦争する国づくり まもれ!憲法と平和、いのちと暮らし」の思いで全国各地から1万6千人が結集し、「安倍政権NO!」の声を上げました。
主催者を代表して全労連・小田川議長は、「いま憲法が戦後最大の危機にさらされている。全ての課題に優先して、戦争法案阻止の闘いに総力を挙げることを訴える。私たちの運動で、安倍暴走政治ストップの国民大運動をつくりだそう」と決意を表明。
続いて、日本共産党・志位委員長が登壇し、「あらゆる分野で暴走ストップのたたかいひろげ、安倍政権を打ち倒そう。戦争法案を葬りさろう!」と参加者を鼓舞し、会場は熱気に包まれました。
その後も、リレースピーチが続き、参加者の士気は最高潮に達しました。自由で民主的な日本をつくるために組織されたの、学生によるSEALDs(シールズ)のメンバーは、「今何が最も問題かといえば、まともな議論がされていない、国民の意見が一切無視されていることだ。僕たちはより幅広いイシュー(政治的争点)をもって、この国の自由と民主主義を破壊する勢力に対抗する」と発言しました。
集会終了後、デモ行進が行われました。「戦争法案反対!」「安倍政権は退陣しろ!」「憲法を守れ!」と声を上げました。
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