岡山県労働組合会議

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日付 2011年11月29日

イレブンアクション岡山実行委員会は12月の企画をご案内しています。

12月11日(日)、自然エネルギーのまちモデル地区・高知県梼原町(ゆすはらちょう)を訪問します。

詳しくはチラシを見て、申し込んでください。

チラシはココ梼原訪問チラシ

申込書はココイレブンアクション岡山12月の企画ご案内

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とき:2011年11月29日(火)17時

概要:以下のマスコミ報道が流されています。

一川保夫防衛相は29日、田中聡沖縄防衛局長が米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設先の環境影響評価書の提出時期に絡み「(女性を)犯すときに『これから犯しますよ』と言うか」と発言した問題について、事実関係を確認した上で、田中氏を更迭する方針だ。沖縄県民や女性を侮辱する発言の有無をただし、厳正に処分を決める。

安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会(事務局・岡山県労会議)はただちに内閣総理大臣に抗議し罷免を要求しました。

要請書はココ田中沖縄防衛局長発言抗議11.29

詳しい背景はココ2011.11.29沖縄防衛局長・辺野古評価者提出をめぐり暴言

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と き:2011年11月24日(木)18:30~

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要:

 

 「ジェンダー」をテーマとした第82期岡山労働学校もいよいよ大詰めに差しかかってきました。第7講義では「女性史を学ぶPartⅡ」として岡山大学大学院客員研究員の沢山美果子さんを講師に招きました。

 沢山美果子さんは冒頭で自身の故郷福島が3.11東日本大震災以降「フクシマ」になったと話し、「私の息子は昨年福島の書店に転勤したばかり。職場に対して避難勧告を出してくださいと頼んだが、本が売れたためにお店を閉店することはできないと避難勧告がでませんでした。私の息子は仕事を辞めて、京都に転職し家族全員で暮らしています」と話しました。

沢山美果子さんは過去と現代の対話を通して未来を考えることが重要だという考えから、大学でのジェンダー講義の経験を振り返りました。「私が大学で講義をしていて男子学生に多いのが『所詮男と女は身体的に違いがあるのだから、色々な場面で違いがあって当然だ』という意見です。このような意見は工学部の学生に多くありました」と話し、「所詮」で終わってしまうとそこから次への進歩がなくなってしまうとしました。時代と学びと社会が男性たちの考えを変えることについて、ある学生のレポートの紹介がありました。「男性は男性社会の中で女性を差別し、女性は女性社会の中で男性を差別している」という内容のもので、「ある男子学生は幼稚園で働きたかったのですが、男性であるということから保育園への就職を拒まれていました。やっとのことで保育園に就職して男性であるということで0歳児を担当させてもらえないという差別がありました」という事例を話し、あたりまえのように抱いている「私は女」「私は男」という意識の問い直しが大切だと示しました。

続いて、沢山美果子さんは江戸時代の「生むこと・育てること」をジェンダーの視点から見て、現代に生きる中で問いをもつことを話しました。「江戸時代の津山を調べると出産にかかわる資料が多数見つかりました。そこから、男性が出産に関わっていたことが浮き彫りになりました」と話し、「江戸時代の産むことと産まないことの背景には『家』の存続と農業労働が多きく影響していました」と家の存続のため、産まれてきた赤ちゃんをその場で殺してしまうこともあったことを示しました。また、農繁期の出産を避けるため、1月~3月の農閑期の出産が多いことも示しました。

ジェンダーの視点で歴史をみることについて、「性別を人間社会の生み出した可変的な制度であり言説の装置の1つとしてみれば、男女間のより柔軟なパートナーシップのあり方を模索でき、自分のとらわれに気付くことができます」と締めくくりました。

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と き:2011年11月25日(金)~27日(日)

ところ:沖縄県

概 要:

 

 「沖縄から全国へ 広げよう平和の流れ -米軍基地も軍事同盟もない憲法の輝く日本を」をテーマにした日本平和大会が沖縄県で開催されました。全国から1300人が集結し、平和への願いを一つにしました。岡山県からは23人が参加しました。

 25日に開会集会が行われ、全労連議長・大黒作治さんが、「沖縄での闘いに連帯し、全国的な闘いへと大きく発展させましょう」と開会あいさつを行いました。開催地を代表して琉球大学名誉教授・矢ヶ崎克馬さんは、「沖縄では米軍基地移設問題、オスプレイ配備の問題が民意を無視する形で行われようとしている。沖縄で平和大会が開催されることは、アメリカいいなりの政府に対して主権者である国民の強大な民意を示すことになります」と力強いあいさつをしました。その後、各界からの来賓から集会成功に向けてのメッセージがありました。

開会集会フィナーレでは駐日米軍兵犯罪と闘う遺族の方々からの報告、ヘリパット建設に反対する高江からの訴え、横須賀港の米原潜母港化と闘う神奈川の代表の発言など各県の代表団が次々に登壇し、それぞれの活動の報告と決意を表しました。岡山県代表団は津山平和委員会・葛原智さんを先頭に、3月2日に米軍戦闘機が津山市上空を低空飛行し民家に被害があったことの謝罪と保障を日本政府、米軍に求める運動について発言しました。

 26日は各分科会に分かれて集会が行われました。第7分科会は青年が中心となり、「君は、日米地位協定を知っているか」というテーマで青年分科会が開催されました。青年分科会には各県の青年が100人参加しました。

分科会開催に先駆け、主催者を代表して日本原水協・前川史朗さんは、「沖縄を蹂躪する米軍基地の問題をみなさんに自分のこととして考えてもらいたい。また、日本全体の問題としてとらえることで終えるのではなく、アジア全域の平和問題として考えることが必要だと思います」と参加者に伝えました。また、「沖縄の実態」と題したDVDが上映され、沖縄の青年が基地のない沖縄、平和な沖縄をめざして活動している様子が映しだされました。

 2011年1月12日、沖縄市を走行中の與儀功貴さんの車に、米海兵隊所属の車が対向車線から飛び出して正面衝突し、與儀功貴さんは亡くなりました。與儀功貴さんの同級生でで「遺族を支える会」の新垣翔士さんからの発言がありました。新垣翔士さんは、「ぼくが功貴の事故のことを知ったとき全く信じることができませんでした。ウソだろと何度も自分に言い聞かせました」と涙を流しながら話しました。「功貴の死によって人の命について深く考えるようになりました。同時に日米地位協定の存在を知り、米軍属・日本政府に対する怒りを感じました。いったい法律ってなん何ですか。どうして日本政府は沖縄県民の人権を守ってくれないのですか。これからもこのような事件を見て見ぬふりをするのは許せません。日本政府は日米地位協により国の安全が守れるとしています。しかし、国の安全を守っているつもりでも、住民の安全が守られていません」と怒りの思いを表しました。最後に、「過去も現在も大きな危険にさらされているのは住民です。日米地位協定を盾に不運な事故で終わらせてほしくありません。大事な家族を失いたくない思いはみんな一緒です。他人事ではありません。一人ひとりが真剣に考えなければいけません」とこれからも平和を求めて闘い続けることを表明しました。

その後、沖縄国際大学教授・前泊博盛さんから「日米地位協定」問題に関する講演が行われました。前泊博盛さんは日米地位協定の最大の問題点は、①協定が守られていない②協定が不完全③法の下の不平等の三点であるとしました。日米地位協定問題が解決できない背景には、「官僚・政治家は無知と無能力、戦意喪失状態にあり、対米従属外交を行っている」と大胆に話しました。「日米地位協定改定のポイントは主権なき国家から主権国家に転換することです。抜本改定には国民を守るという強い意志と深い知識、アメリカを凌駕するほどの外交力を発揮するための豊かな知恵が必要です」と締めくくりました。

各県の青年から活動報告が行われました。県労会議・弓田盛樹さんは9月26日に岡山県南部を米軍機が低空飛行し、抗議の要請を行ったこと。そして、なぜ低空飛行が行われるのかにつて学習活動を行っていることを発言しました。

ルアンによるオープニング演奏♪

分科会終了後、青年集会「ピースシャウト2011in沖縄」が開催されました。海外代表からの連帯のあいさつに続き、集会に参加している全国の青年が各々の平和への思いを壇上でアピールし、会場は熱気に溢れました。

海外からの青年が発言(*^^)v

 27日は那覇新都心公園に約1600人が集結し閉会集会が開催されました。マイクを握った海外代表が「基地いらない」とピースサインでアピールをし、参加者から拍手が溢れました。名護市市長・稲嶺進さんは、「辺野古の海にも陸にも基地はつくらせてはいけない」と全国と連帯して運動することを発言しました。その後、全国の代表団がリレートークをし、「基地NO!」「辺野古へ新基地ダメ!」と意思表示し、ピースパレードを行いました。

基地NO!と集会参加者全員で声をあげました(^_^)/

ピースパレードの様子☆

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