日付 2011年11月11日
ところ:岡山駅前ビックカメラ前
概 要:
11月も半ば肌寒い日が続いています。季節が秋から冬に変わり始めていることを感じます。県労会議は上関原発の建設に反対し、自然エネルギーへの転換を求める署名と宣伝を行いました。本日は9人が参加し、署名30筆を集めました。
伊原事務局長は、「私たちは東日本大震災の被害を忘れないために、毎月11日をイレブンアクションデーと定めて早期復興と原発ゼロの日本を求める運動にとりくんでいます。いま、福島から岡山に避難された人の数は500名にのぼります。多くの場合、母親と子供が避難し、父親は福島に残り仕事をしています。原発事故により家族が離れ離れとならなければならい悲劇が生まれています」と被災者の現状を伝えました。
東日本大震災による福島原発事故以降、中国電力は上関原発の建設計画を一時中断しました。しかし、国と中国電力が正式に建設中止を表明したわけではありません。伊原事務局長はマイクを通し、「福島原発の事故は収束のめどはついていません。放射性物質は放出されています。チェルノブイリ原発事故から25年経過していますが、周辺地域は今現在立ち入り禁止の危険区域となっています。放射能が完全に除去されるまでには1万~2万年もかかります。子どもたちに放射能で汚染された日本を残すわけにはいきません」と力強く原発建設に反対しました。
本日の署名には多くの通行人の方が積極的に協力してくれました。瀬戸内海に面した上関に原発が建設された場合、周辺海域は放射能で汚染され環境は破壊されてしまします。原発事故が発生すれば、岡山県も放射能汚染の危険区域となります。このように、重大な不安と懸念が抱かれています。
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ところ:岡山医療生協 会館「コムコム」
概 要:
岡山医療生協労組は2011年秋闘全員団交を行いました。今回、年末一時金要求に対して「11月15日までの回答延期」との回答で、有額回答を得ることができませんでした。
交渉参加者は真剣な面持です
橋本瑞代執行委員長は、「今回の岡山医療生活協同組合の対応には非常に怒りを感じます。働きがいのある職場をめざすとしながら、このような回答では私たちの労働は報われません」と理事会に対して抗議しました。医労連の川谷書記長は、「春闘時は震災直後であったが、有額回答が出た。約束していた回答指定日に回答しないことは不誠実です。労使関係を壊すような対応は許すことができない」と怒りを込めて抗議しました。交渉参加者からは、「今回の回答からは毎月1600万円の剰余を出せとの数字しか見えない」「累積損失が返せないのは私たちの責任ではない」との抗議が殺到しました。
働きがいのある職場をつくれと抗議する橋本瑞代執行委員長
理事会側からは、「一時金は経営状況に応じて変動します。要求通りに一時金を出すとしたら、再度理事会内で議論しなければいけない」との発言があり、有額回答は示されませんでした。
岡山医療生協労組は回答がないならストライキに訴えるしかないとして、団体交渉は決裂しました。
回答指定日に回答できないという理事会の対応は労働組合軽視であり、このような対応は断じて許せないものです。森本忠春書記長は、「このような不誠実な回答は受け取ることができない。私たちは堂々とストライキに入ります」と理事会に通告しました。
次回団体交渉は11月15日(火)となりました。誠実回答が求められます。
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