岡山県労働組合会議

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7.16国民平和大行進初日・兵庫から引き継ぐ

とき:2011年7月16日(土)12時30分~

ところ:備前市寒河

概要:

7月16日、国民平和大行進が兵庫県から岡山県に引き継がれました。引き継ぎ場所となった備前市寒河には岡山県原水協の仲間120人が兵庫県の行進団80人を出迎えしました。今年の平和行進は、東日本大震災で日本中を放射能汚染の恐怖に陥れた福島第1原発事故で、核廃絶の世論が世界的にも大きく盛り上がる中で行われ、「これ以上被爆者をつくってはならない、と言う思いを政府に届けよう」と、梅雨明けの猛暑の中ですが引き継ぎ集会には作年以上(昨年は100人)の参加が見られました。

寒河に到着した兵庫県の行進団

司会の平井さんに紹介され、兵庫県原水協の西岡さんが、「兵庫県は梅雨と梅雨明けの猛暑の中で行進を続けた。16年前の阪神淡路大震災では、どさくさにまぎれて、救援と称して入港しようとした航空母艦インディペンデンスデイの入港を阻止して非核神戸方式を守った経験から、この闘いの前進を訴えたい」と話しました。

兵庫県原水協の西岡さん

岡山県を代表して河重ひろ子さんは、「兵庫県の皆さんお疲れ様でした。今年の世界大会は、昨年のNPT再検討会議の成果をさらに大きく前進させる重要な大会となる。アピール署名を訴える中で嬉しい経験をした。今までは署名をしても無理かと思っていた人が、運動が前進してうれしい。原発をゼロにする運動にもつながる、と言う声を聞きました。新しいアピール署名をさらに広げましょう」と訴えました。

歓迎のあいさつをする河重さん

全国通し行進の石崎忠雄さんは、「5月6日に東京夢の島を出発して今日で72日目となる」と話し、出身県が神奈川県であることから、「横須賀の米軍の海軍基地があり、ジョージワシントンという航空母艦が停泊している。原始炉を2つも積んでおり、事故が起きないという保障はない。核の脅威をなくしたい」と訴えました。

全国通し行進の石崎忠雄さん(72日目)

今年は県内通し行進者として、中務愛子(県医労連)さんと弓田盛樹(県労会議)くんが、元気よく通し行進の決意を述べました。中務さんは、「昨年行進に参加して、元気をもらった。今度は自分の番だと思った」、弓田くんは「何か貢献できないかと思っていたが、通し行進をしないかと誘われ快く引き受けた」とそれぞれが平和への思いを語りました。

県内通し行進者の中務さん(右)、弓田くん(左)

横断幕が引き継がれました。

さあ、出発です。

日生支所では、ペットボトルに入った募金が県内通し行進者の中務さんに手渡され、行進団は疲れを吹き飛ばすように大きな拍手を送りました。また住吉神社では地元、憲法9条を守る会の皆さんが、湯茶の接待で歓迎してくれ、飴やチョコレートが振る舞われました。午後1時に寒河を出発した行進団は4時50分に備前市役所に無事到着しました。太陽が照りつく猛暑の中での行進でしたが、原発事故でこれからの日本を支えるエネルギーの源だと思うと、ありがたくも思える暑さでした。

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