岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2011年7月19日

と き:2011年7月19日(火)

コース:岡山県庁~オルガ

概 要:

 岡山で平和行進が始まって4日目の本日は、岡山県庁を出発してオルガホールまで歩きました。予定では岡山市役所まで歩くはずだったのですが、台風の影響により午後からの平和行進は中止となってしまいました。

 9時30分に岡山県庁に集合し、出発式を行いました。岡山市職労の大平さんが司会を担当し、実行委員会を代表して氏平美穂子県議(共産党)が挨拶をし、「台風の影響で荒れ模様の天気ですが、みなさんの声で台風を吹き飛ばしてください。平和行進がんばりましょう」と参加者を励ましてくれました。

また、岡山県庁の職員の方々からは、「台風の影響で風が非常に強くなっています。台風に負けることなく頑張ってください」と激励の言葉をいただきました。

県内通し行進者の弓田盛樹さんは、「台風が接近し風が非常に強くなっていますが、天候に負けることなく平和を願う思いを叫び続けます」と本日の平和行進への意欲を語りました。

同じく県内通し行進者の中務愛子さんは、「昨日は雨が降る中で、平和行進を歩きました。本日もあいにくの天候ですが、一生懸命がんばります」と元気よく話しました。本日の平和行進には、天候が悪いにも関わらず67人が参加しました。

行進団は中務愛子さんのシュプレヒコールを中心に元気よく行進しました。沿道の人たちか励ましのエールをもらい、行進は盛り上がりを見せました。

 オルガに到着後、岡山被団協の小野田ヒサコさんが自身の被爆体験を話してくれました。小野田ヒサコさんは、「当時私は中等教育を1年早く卒業させられタイピストとして働いていました。戦時中の日本ではとにかくすべてが戦争に勝つためと言った感じでした。タイピング機もかなり傷んでいて、日本の物資がいかに不足していたかを物語っていました」とし、「働き始めてしばらくするとB29が頻繁に襲来するようになりました。夜中であろうと関係なく、B29が襲来したら職場の重要書類をまとめて防空壕に逃げました」と戦時中の職場の様子を話しました。

原爆が投下された8月6日、小野田ヒサコさんはたまたま休暇を取り、家でくつろいでいたそうです。その時のことを小野田ヒサコさんは、「窓に目をやると太陽が近づいてきているのかと思うくらい、大きなオレンジ色のかたまりが目の前に迫っていました。姉が後ろで苦しんでいる声が聞こえましたが、私は何があったのかわからず自分のことで精一杯でした」と話しました。

平和行進について、「戦争は絶対にしてはいけません。みなさんが平和行進を歩いている姿を見ると本当に感激します。日本の平和を守ってください」と行進参加者に訴えました。

 明日は岡山市役所から早島町役場まで行進します。皆さんも平和を伝える行進に一歩でも参加しませんか?

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