岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2010年5月

とき:2010年5月29日(土)13時30分~5月30日(日)12時30分

ところ:全大会会場・岡山市民会館、分散会会場・市内各所

概要:第6回地域人権集会の初日、岡山市民会館は1500人の熱気にあふれ、実行委員長の小畑隆資さんが開会のあいさつを行いました。小畑さんは「鳩山政権は自公政権が進めてきた地方分権改革に対して「地域主権」改革を看板施策として打ち上げている。地域主権をいうことで、地域のことは地域の自己責任でという主張であり、構造改革路線を地域から進めることだと批判しました。さらに小畑さんは「憲法」と「人権」の視点から「住みよい地域社会」「貧困と格差のない地域社会」を確立する「地域人権」の出番だと訴えました。

集会では日本共産党岡山県委員会、岡山県、岡山市などから来賓のあいさつが続きました。集会の記念講演は渡辺治(一橋大学名誉U教授)さんが「憲法を暮らしに活かす運動の到達点と課題」として、90分にわたって話され、参加者に、「人権運動こそが地域から新しい福祉国家の芽を、地域で憲法を暮らしに活かす主体形成を」と参加者を激励しました。

講演する渡辺治さん(一橋大学教授)

特別報告として、①岡山県人権連の吉岡昇さん、②倉敷医療生協労組の山下順子さん、③岡山肢体障害者の会の清水博さん、元中国残留孤児国家賠償岡山県原告団の高杉久治さんが報告を行いました。

特別報告・自立支援法違憲訴訟原告の清水博さん

また、今回の大会にあたっての基調報告を全国地域人権運動総連合事務局長の新井直樹さんが基調報告を行いました。

基調報告をする新井事務局長

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=第10回地方自治研究全国集会プレ企画=

まちづくり地域づくりを考える 

主催:第10回地方自治研究全国集会岡山県実行委員会

とき:2010年6月20日(日)10時~15時

ところ:高梁総合福祉センター

参加費:無料

同時開催講演 時間は13時~15時/2階大講義室

チラシはココ生き活きフェスタinたかはし307KB

概要

*開会挨拶

*問題提起:「地域主権改革」と中山間地域のまちづくり

 岡田知弘さん(京都大学大学院経済学研究科教授)

*特別報告:高梁市のまちづくり施策

 加藤 幹生さん(高梁市企画課長補佐)

 前野 洋行さん(高梁市歴史まちづくり課長補佐)

*報告:岡山県の中山間地域対策

 武田 英夫さん(岡山県議会議員)

*報告:高梁市内の集落活性化計画に取り組んで

 靍 理恵さん(吉備国際大学准教授)

*意見交換、まとめ

日程

10時~備中太鼓でオープニング

いろいろなブースがあり親子で楽しめるイベント満載です。

【内容】フラワーアレンジメント、親子で楽しむ工作、介護相談、絵本の読み聞かせ、給食の試食、アユのつかみどり、アユの塩焼き、あげパン&牛乳、人形劇

14時30分~、備中神楽(もち投げ)

15時、閉会

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①6月11日(金)18時~②6月15日(火)18時30分~③6月25日(金)18時~

④7月9日(金)18時~

県労会議の案内チラシはココ①③④安保条約連続学習会6.11、6.25、7.9253KB

安保破棄実行委員会主催の学習会はココ②6.15アンポ学習会チラシ225KB

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  • とき:2010年5月22日(土)~23日(日)
  • ところ:松山市・松山大学

概要:2010年5月22日(土)松山市・松山大学で「非正規ではたらくなかまの全国交流集会」が開かれ、432人の参加者が集まりました。愛媛合唱団と八重樫節子さんのオープニングコンサートで始まりました。

                   愛媛合唱団のみなさん

主催者あいさつでは全労連事務局長小田川義和さん、開催地歓迎あいさつは愛媛労連議 長田福千秋さんがあいさつされました。この集会のメインである記念講演では、広島県立大学教授 都留民子さんが『「格差と貧困から平等な社会へ」~ヨーロッパの「福祉国家」に見る打開の道』をテーマにお話していただきました。ヨーロッパでは子育てにお金はいらない、ヨーロッパには扶養控除はない。扶養控除はなくてそれを子育て支援のほうにお金をまわしている。日本は失業者の保障がなく失業者は何でもいいからとにかく仕事をしてはやめるの繰り返しだからワーキング・プアが広がっていくのである。これから日本は企業に依存しない労働者を作っていき、企業があってもなくても社会保障で生活できる社会を作ることが必要だと熱く語られました。この講演を聞く前は、ヨーロッパは国民にいろんな支援をしている国なんだなぁっと思っていましたが、講演を聞き日本が国民に平等な「社会保障」をしてなさすぎるんだということに気付かされました。とてもわかりやすい講演でした。

                   講師の都留 民子さん

現場からの発言では「非正規労働者の要求実現」、「最低賃金引き上げ運動」、「公務の非正規労働者」、「仲間づくりでパートの雇用確保」、「マツダの派遣切り」、「資生堂アンフィニの非正規切り」、「労働者としての権利」、「不当解雇とたたかう外国語指導助手」、特別発言では「不当な解雇・権利侵害と非正規労働者を支援しよう」など発言されました。岡山からは岡山県医労連 桑田君子さんが介護労働者の実態報告、医療職と介護職の賃金格差など発言されました。最後に閉会あいさつで非正規センター副代表 小松民子さんのあいさつで1日目の集会は終了しました。

2日目の分科会は8分科会に分かれそれぞれ講師の方のお話を聞きました。

  • 第1:「私たちはモノじゃない、権利を知って元気に働こう」 講師:高尾佳孝(愛媛一般書記長)
  • 第2:「連立政権でどうなるあなたの税・年金」 講師:相野谷安孝(中央社保協事務局長)
  • 第3:「派遣切り、解雇に負けないなかまたち」 講師:根本隆(非正規センター副代表)
  • 第4:「最低賃金引き上げのチャンス、本当はこれだけかかる生計費」 講師:舟橋初恵(パート連絡会幹事)
  • 第5:「輝いて介護労働者、働き続けるための処遇改善を」 講師:森永伊紀(ヘルパーネット世話人)
  • 第6:「国境を越えた仲間たち…研修生・実習生問題と介護・看護労働者問題を考える」 講師:本多ミヨ子(移住者ユニオン書記長)
  • 第7:「地域からワーキング・プアをなくそう~公契約運動を全国に広げよう」 講師:斎藤寛生(全労連常任幹事)
  • 第8:「均等待遇を実現しよう~パート法、有期労働契約などの問題点を学ぶ」講師:長岡佳代子(パート連絡会代表)                         

                       分科会の様子

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とき:2010年5月23日14時~15時30分

ところ:山口県岩国市元町公園

概要:4000人が参加(主催者発表)、井原岩国市元市長や沖縄県、徳之島、などから支援者の訴え、民主党、社民党、公明党、共産党から激励の挨拶が行われました。集会宣言や高校生の訴えも行われました。岡山からは約29名が参加しました。詳細はのちほど

安保破棄岡山県実行委員会の代表中尾氏も参加(右端)

井原岩国市元市長の挨拶

集会の様子、中央が舞台

とき:2010年5月22日(土)13時30分~23日(日)11時

ところ:広島県かんぽの郷・庄原

概要:全労連中国ブロックは毎年、5月になると労働相談員人の養成講座を開き、ブロック総会を開いて活動の交流を行っています。今回は養成講座の講師として、産業カウンセラー・キャリアコンサルタントの大槻久美子さんを京都から招き「職場のメンタル対策」と題してお話をいただきました。大槻さんは、労働相談の中でメンタルやうつ病になった人への対応の仕方や職場復帰プログラムなどの詳細について、参加者の隣同士のグループワークなども交えて90分間にわたり、①ストレスを感じる労働者の割合や②うつ病とは何か③対策の基本的な考え方④実際の相談の受け方⑤職場復帰の進め方⑥その工夫⑦労働組合の役割などを話しました。

講師の大槻久美子さん

特に、働くひとの6割がストレスを抱えていることや、ストレスの原因となっている要因には人間関係や仕事の量や質が関係していること「労働者健康状況調査結果」から明らかにしました。また、自殺者が年々増加してH21年には32845人となり、若い人の自殺が増えているとしました。メンタルの種類も多く、主なものに①うつ病、②パニック障害、③職場不適応があり、うつ病が誰でも成りうる病気であり、「心の風邪」などではなく、その病気は治癒や完治ではなく、寛解としてほとんど症状がなくなったものの、治癒したわけではなく再発しないように様子を見ることが必要と説明しました。また、メンタルな人への対応として、相手の話をしっかりと「聴く」ことが必要であり、アドバイスは整理ができてからであり、早い段階で専門家(医療機関)につなげることが肝心と説明しました。ここで、傾聴の技法を参加者が隣同士で体験し、「うなずき」「あいづち」「伝え返し」を学び、大槻さんから労働組合の役割は非常に大切であり、「合理化が身体と心を蝕んでいる、として元気に働き続ける職場など5点の役割を提起して、労働組合が力強いサポーターになってほしいと強調しました。

質問をする藤田氏(岡山県労会議)

ブロック総会は初日の活動報告と役員の任命などすべての議案を全員の拍手で承認しました。2日目は、労働相談と組織活動に分かれ、熱心な討論を行いました。

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とき:2010年5月21日(金)18時30分~19時30分

ところ:岡山市勤労者福祉センター4階第1会議室

概要:団長の森脇さん日本共産党委岡山県議)から挨拶が行われ、日本原水協が再検討会議に与えた「核兵器廃絶の願い」の重さや強さ、そして参加者の署名行動や国際行動デーに示された熱気が紹介されました。同時に参加者は無事に任務を終えて帰国し、一人ひとりが貴重な体験をしたと話しました。事務局長の平井さんが参加者全員から集め1000枚の写真をもとに作成されたパワーポイントで報告が行われ、参加者は改めて自分が参加できてない会議や行動を共有し合いました。

パワーポイントを使って報告する平井事務局長(岡山県原水協)

アメリカ人の民主主義は日本では考えられないくらい明確な意思表示がされると、参加者は署名行動を通じた反応から口々にその様子を語りました。「日本の普天間基地のことをよく知っている」「一言、言うと積極的に話されて困った」「自分の主張をはっきりと話す」などの反応と同時に、行動を通じて10600筆が集約fれたことも報告されました。また平井さんは、国連の議場に入るために2時間も並んでパスを申請しながらも時間切れとなり、翌日に1時間並んでやっパスを取得して、原水協の高草木事務局長が日本から集めた690万の署名や被爆者の思いを届ける瞬間に会えて感動したと熱く語りました。「核兵器廃絶とそのための交渉に入る具体的なプロセスを明らかにするよう迫った演説」に立ち会えたことで、これまでの運動が報われたと、報告にも熱が入りました。参加者は各自が参加した行動や会議の内容を語り合い交流し、話は尽きません。参加した林病院の上原真理さんは「この行動に参加できたことは一生の宝です。すべての写真を大切に持っていたい」と話しました。赤磐原水協の水田さんは「若い人が沢山参加してくれて感動している。自分の娘や息子の年齢の人達に囲まれて、幸せを感じた。また、マレーシア大使館に要請に行かせてもらい光栄なことだった」と、自らが原水爆禁止運動に参加した歴史も語りながらの感慨深く話してくれました。また、高梁市職労の岡崎香奈子さんは報告集の中で「多くの人に知ってもらうことの大切さを感じた。学習したことを周りの人に伝えていくことがこれからの目標」と語っています。できたての感想文集を見ながら、参加者は一人ひとりの輝く様子を目の当たりにして、岡山の平和と核廃絶の運動はこれから大きく前進できると確信した瞬間に出会えたと思う報告会でした。

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とき:2010年5月20日18時~

ところ:勤労者福祉センター4階第1会議室

概要

 岡山県労会議のパート・臨時労組連絡会は5月20日、恒例になっている最賃体験スタート集会を開き、記念講演として筒井晴彦さんのお話を聞きました。筒井さんは全労連に勤務された後、現在は日本共産党中央委員会の国民運動委員会に所属されて、働くルールや最賃の専門家として活躍されています。岡山では、2年前の青年の雇用集会や昨年の労働者派遣法を悪用した大企業の横暴と違法性を告発する集会などで講演されています。最賃体験は、労働局が定めた最低賃金ではまともな生活はできないことを、身をもって証明し、その引き上げを求める運動として全労連が提起し、全国の労連が中心となって進めています。今年の集会では筒井さんの講演を楽しみに生協で働くパート労働者を中心に、県労会議のパート・臨時労組連絡会の組合員など29名が参加しました。

最低賃金を国際比較で詳しく説明。筒井晴彦氏

筒井さんは世界中が最賃を重視しており、米国経営者の重役でさえ、「最賃額の引き上げは消費者の購買力の向上や生産性や品質の向上、或いはビジネスや利益にもつながる」と回答していることを紹介しました。また、日本のように最低賃金が都道府県ごとにバラバラで格差が激しい国は珍しく、その差額は東京の791と沖縄・宮崎・長崎などの629円の間に162円もの差があり、年間で30万円もの差が出ると説明しました。さらに最賃額が極端に低く、東京で時間給を554円、岩手で680円も最低生計費を大幅に下回っていることを労働総研の研究から明らかにしました。諸外国との比較で、労働者とその家族の必要性や生計費原則に基づく考え方や基準がないことも要因と話しました。また、自治体がワーキングプアーをつくっている実態なども紹介され、住民サービスや安全が脅かされていることなどを強調しました。最低賃金引き上げの運動は地道だが、引き上げの動きも現れており民主党が800円を主張し、財界の研究機関からも、その引き上げによって内需拡大を図ろうとする主張が見られ、最賃運動を地域から注目される運動として工夫しながら頑張ってほしいと、参加者にエールを送りました。

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とき:2010年5月19日(水)12時15分~12時45分

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:5月になると労働局が最低賃金審議会を開きます。今年はまだ、始っていませんが、昨年、わずか1円の引き上げで670円となった最低賃金を引き上げようと、パート・臨時労組連絡会の宣伝行動を行われました。残念ながら雨が降り、商店街を通る人の足も早くて思うように署名は進まず、不況打開のためにも最低賃金の引き上げが求めあっれていることや、1705万人(09年労働局調査)に達した非正規労働者の処遇改善と賃金引き上げなしに、日本社会の未来展望は開けないと訴えました。

署名行動には6人が参加して15筆の署名を集めることができました。

とき:2010年5月18日(火)12時15分~12時45分

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:定例の憲法宣伝日が商店街のお休みと重なり、人通りが少ない宣伝となりました。それでも、開始早々、2人のご婦人が「名前書けばいいの?」と署名をしていただけました。5月18日は本来、国民投票法に基づく法の施行日であり、マスコミでは民主党が整備のできてないこの法律を強行するとか、自民党が改悪法案提出の準備をしているなどと報道されていました。結局、国民世論の前に強行突破はできず、国会審議は民主党の小沢幹事長のお金の問題や普天間基地移設問題で審議は容易に進んでいません。国家公務員の改革法案(削減法)だけが衆議院を強行突破されています。この問題も憲法にかかわる重大な法案です。今後の動向には注意が必要です。この日の宣伝では、9人の参加して19筆の署名を集めました。

やっぱり年配の方は戦争への深い思いがあるのだと感じました。

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