岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

日付 2010年5月10日

とき:5月2日国際行動デー、5月3日NPT再検討会議~28日

ところ:ニューヨーク市内

参加者:日本から1800名、岡山から29名

記事提供:井木守氏(生協労組おかやま・県労会議からの代表参加者)

内容:

 5月3日にニューヨークの国連本部で始まったNPT再検討会議を成功させようと、ニューヨーク行動が取り組まれ、全国から1600人が参加しました。岡山県からは29名が参加、労働組合関係では、自治労連5人、高教組1人、県労会議1人でした。(医療生協、地域原水協、個人など)20代が12人、30代が4人、40代が2名、50以上が10人と参加者の3分の1が20代の若者でした。

 4月30日にニューヨークに到着した代表団は、5月1日から4日まで毎日街頭での署名行動に取り組み、3日間で537筆の署名を集めました。

42番街を埋め尽くす行進団

 5月1日に行われたNGO(非政府組織)による国際平和会議では、潘基文 国連事務総長が演説し、朝鮮戦争後の自らの体験、広島やセミパラチンスク訪問の体験にふれ「核軍縮は国連事務総長としての私の最優先課題」と表明。「NPT条約は第6条で国際管理の下で核兵器保有国に全面核軍縮の交渉を追及することを締約国にもとめている。私は核兵器保有国に対して、この義務を果たすようもとめる」と述べました。

シカゴでの全労連の仲間たち

 5月2日には「核兵器のない世界のための国際行動デー」が取り組まれました。午前中は、マジソンスクエアガーデンの前で署名行動。岡山から持参したチラシと折りツルを手渡しながら署名を呼びかけました。足早にゆき過ぎるニューヨーカーにも「Singe please.We want abolish of Nuclear weapons」とそれぞれの団体が作った横断幕を持った若者の呼びかけに足を止め、また、手にしたチラシに目を通し、わざわざ引き返して快く署名に応じくれました。

被爆者のニューヨーク市民との対話

署名行動の様子(岡山の代表団)

 午後からは、ニューヨークの中心タイムズスクエアに集合し世界各地からの参加者と共に集会をし、国連本部近くのハマショルド広場までパレードしました。7番街を二車線使って行われた集会には約1万人が参加。秋葉広島市長や長崎の被爆者の訴えなど8月を思わせる陽気の中で約1時間半の集会を行いました。

岡山代表団のパレード

パワーあふれる代表団。頬のペイントがかっこい。

ニューヨーク市内を行進する岡山の代表団

 パレードには、フランスからの参加者に顔に反核マークをペインティングしてもらったり、和服姿で参加する仲間など、思い思いに楽しく、「No more Hibakushya」を訴えました。

迫力ありすぎ。田中君の感想はここ参加した田中君の感想68KB

 5月3日の午後からは、日本原水協が主催する公開シンポジウムが行われ、アメリカ、イギリス、の平和運動家とエジプトの軍縮大使が参加し、それぞれのスピーチのあと会場参加者とのやりとりがありました。会場となったリバーサイド教会は、キング牧師がベトナム反戦の演説を行った場所です。

 5月4日はニューヨーク最後の署名活動に取り組み、行動日程のすべてを終了しました。

, ,

Find it!

Theme Design by devolux.org

アーカイブ

To top