連想分類語 アメリカ言いなり
と き:2012年11月23日(金)~25日(日)
ところ:福生公園
概 要
平和大会最終日は米軍横田基地に広大な土地を占拠されている福生市の福生公園で閉会集会が開催されました。集会では全国、海外の仲間が「基地はいらない」と思いを発言しました。
佐世保基地を抱える長崎県代表は、「基地撤去を求めて沖縄や全国との連帯を強めたい」と決意を述べました。
韓国代表は、「搾取、占領、暴力のない社会共通の安全協力体制を作り持続可能な社会をつくろう」と呼びかけました。
日本平和委員会の東森英男事務局長が閉会あいさつを行い、「今回の大会はオスプレイ配備撤回、基地撤去、安保破棄の新たなたたかいの出発点になった。東アジアの平和をつくる展望を海外の仲間と一緒に考えることもできた。課題克服のために全力でがんばろう」と締めくくりました。
集会終了後、海外代表とともに「米軍基地はいらない!」「米兵犯罪を許すな!」「オスプレイ出て行け!」とコールしながら横田基地周辺をピースパレードしました。パレード中に、「うるさい」「米軍基地がないと困る」「平和が守れない」と基地周辺の住民から罵声を浴びせられる場面も一部ありました。
まだまだ運動前進のために克服しなければいけない課題はたくさんあります。今後も平和な社会をつくるために奮闘していきます(*^^)v
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と き:2012年11月23日(金)~25日(日)
ところ:東京都内
概 要
平和大会2日目は分科会が開催されました。今回参加したのは第9分科会「とめよう!兵器生産・輸出―平和は軍事力ではまもれない」です。ジャーナリストの吉田敏浩さんを講師に、40人程度が参加しました。
吉田敏浩さんは、「2011年に武器輸出三原則が緩和され、事実上の武器輸出解禁が実現した。米国の軍需産業・軍産複合体への従属を深める日米軍需産業の思惑がある」とし、「地球規模にまで日米安保・軍事同盟は拡大し、自衛隊の海外展開を支えるために民間企業技術者・労働者が戦地派遣されている」と話しました。「イラク、インド海洋派遣などに伴う装備修理や輸送などの業務のためとしているが、これは事実上の民間人動員体制づくりに他ならない」と危険性を訴え、「集団的自衛権の行使を認める憲法解釈、さらには憲法9条を破棄する改憲を進める日本政治の状況。海外派兵恒久法制定への動きなどが再び戦争できる国に日本は戻ろうとしている。米軍と一体化し海外派兵国家化が進めば国際紛争・緊張対立などの戦争を通じて利益を得る国なりかねない」とまとめました。
吉田敏浩さんの解説はとてもわかりやすかったです(^_^)/
分科会終了後の全体交流集会は日比谷公会堂で開催され、1200人の仲間が参加しました。
開会に当たり伊波洋一さんも連帯のあいさつをしました(^_^)/
集会では主催者から基調報告が行われ、「今年の平和大会は自民党型のアメリカいいなり、日米軍事同盟強化、憲法改悪をめざす政治をこのまま続けるのか。それともそれを断ち切り、大会の掲げる、米軍基地も軍事同盟もない憲法の輝く日本を実現する方向に転換するのかという、日本の進路が問われる中で開かれている」とし3つの課題と運動が提起されました。「①沖縄と全国が連帯し、オスプレイ配備撤回、低空飛行訓練中止を実現するたたかい。②尖閣や竹島などの領土問題をめぐる緊張の高まりを解決し、平和なアジアをつくる展望を明らかにするとりくみ。③日米安保条約をなくしてこそ展望が開かれることを広げる」の以上3点です。
また、集会には東京都知事候補者の宇都宮健児さんが登壇し連帯のあいさつを行い、「石原前都知事の『核武装推進』発言の中、脱原発・平和都政を作ろう。原発推進と核保有論は一体のものだ」と強く批判しました。集会参加者は「人にやさしい東京」をスローガンに闘う宇都宮健児さんを激励し全国の力を結集し知事選勝利にむけ奮闘を決意しました。
その後、各県の代表団が登壇し地域でのたたかいを訴えました。岡山県代表団も登壇し、津山でのたたかいを訴えました。
と き:2012年11月23日(金)~25日(日)
ところ:東京都内
概 要
極端なまでに右傾化する政党・政治家が増えています。自民党は国防軍を持つことを改憲案に明記し、日本維新の会は核武装することは必要と言っています。憲法9条をなくし日本を戦争のできる国にしようという動きが活発化しています。こうした情勢の中で日本平和大会が東京で開催されました。
23日には基地調査が行われ、横田基地と横須賀基地に分かれて行動しました。今回は横田基地調査に参加しました。横田基地はベトナム戦争が激化すると同時に、ジェット戦闘機の出撃拠点として機能するとともに、輸送・中継・補給・修理の基地として強化されてきました。そのために爆音が激化し、事故も多発し、滑走路直下の昭島市堀向地区の住民は集団移転に追い込まれました。
案内をされた現地平和委員会の池田さんは、「1970年代には関東計画により首都圏の空軍施設・米軍居住地が横田基地に集約され、第5空軍、在日米軍司令部が移転してきた。移転にかかる費用は私たちの税金で賄われ、思いやり予算の布石となった」と話し、「1976年には周辺住民が『静かな夜を返せ』と横田基地公害訴訟を初めて提訴した。初めに闘っていたのは農民で、それを労働者、学生が応援していた」と説明してくれました。
基地調査終了後、19時から青年企画ピースシャウトが開催され、50名の青年が参加しました。
ローランド・G・シンブランさん(フィリピン大学教授)により「基地返還の経過といま」というテーマでお話がありました。
ローランド・G・シンブランさんは、「フィリピンでは若者が重要な役割を担っている。フィリピンで基地返還を実現できたのは学生たちが自主的に全国組織を結成し運動を進めたからだ。現在日本からも多くの平和活動家がフィリピンを視察している」と学生の学生たちの力が大きかったことを訴えました。最後に、「若いみなさんはこれからのこの国の平和を左右する。すべての米軍基地をなくすために最後までたたかい続けましょう」と締めくくりました。
そして、現地実行委員により「基地をなくしたらヴィジョン」が発表されました。基地をなくした跡地を利用して、メガソラー発電を設置することや、児童養護施設・DV被害者支援センターを建設することなどが提案されました。これらは基地をなくし、思いやり予算を廃止すればすぐにでも可能なことです。
全国各地の青年が登壇(^_^)/
平和の思いを訴えました!
最後に「RANKIN TAXI」のライヴで青年集会は幕を閉じました。
基地撤去、オスプレイ配備反対をラップで伝えました(^_^)/
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と き:2012年11月22日(木)9:00~
ところ:鳥取県北栄町
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会は第3弾フィールドワークとして鳥取県北栄町の風力発電を見学しました。今回で3回目となるフィールドワークですが、目的は反対運動に止まらず、自治体のとりくみや私たちの日常生活とエネルギーの関係を知ること、どうしたら運動を広げることができるのかを追求していくことにあります。今回のフィールドワークには私たちの運動に共感を寄せてくれる19名が参加しました。
北栄町職員・斎野博樹さんが北栄町のとりくみについて説明してくださいました。斎野博樹さんは、「事業費は全体で28億円。内7億円は国からの補助金で賄い、残りは借入金で運営している。年間修繕費も1億円必要だ」とし、「小さな町がこうした大きな事業に着手するには勇気がいる。独自財源の充実を目的としてはいたが、維持管理をしていくのがやっとだ。しかし、今年の7月に法改正が行われ電力の固定価格買い取り制度ができたことで、やっと利益が見込めるようになった。そういった背景もあり、北栄町で風力発電を設置したのは、環境問題への関心をアピールし、町の活性化を図ること目的になっていると言える」と話しました。
説明終了後、実際に風車見学に行きました。風車についてはバードストライクや騒音問題などが指摘されていますが、北栄町ではそういった問題は起きていないそうです。また、風がないのに風車が回ることについて斎野博樹さんは、「北栄町の風車は風速3m/sで発電するように設定している。実際に風車は3m/s以下の風速でも回る」と説明しました。
日本ではまだまだ風力発電は普及していません。このまま原発を維持し続けるのか、自然エネルギーへの転換を図るのか。みなさん自身で考えてみてください。
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と き:2012年11月21日(水)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
安保破棄岡山県実行委員会は定例の宣伝を岡山駅・ビックカメラ前で行いました。総選挙における告示日を目前とした宣伝になりました。今回の参加者は9人で10筆の署名をいただきました。
県労会議の弓田盛樹さんは、「10月1日のオスプレイ配備から約1ヵ月半が経過した。人口密集地、学校、病院などを避けるとの日米合意は、訓練が行われた山口県でも、岡山県でも毎日破られている。沖縄県では3トンものあるコンクリートブロックを吊り下げて住宅上空を飛行する異常な状況が起きている」とし、「日米両政府は今月にも日本全国で訓練を始めようとしている。墜落の危険と爆音被害から国民のいのちと健康を守るために声をあげよう。今回の総選挙腕、私たち国民の意思をはっきりと示し、オスプレイ配備を撤回させましょう」と訴えました。
中尾代表は、「アメリカに対して、オスプレイ配備反対や普天間基地撤去をじかに訴えるとともに、領土問題では、冷静に各国の政府に働きかけることのできる政治がいま求められている。自公民と第3勢力による悪政を許し戦争をする日本にするのか、日米同盟を破棄し、平和な日本をめざすのか。自らのため、そして自分たちにつながる人のために、新しい政治への転換をめざしてみんなで力を合わせよう」と話しました。
署名をしてくれた20代男性は、「友だちの間でオスプレイが話題になっている。オスプレイはやはり危険だ。政府がしっかりしなければいけない」、60代女性からも、「政府がしっかりしないといけない」との声が聞けました。
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と き:2012年11月6日(火)12:15~
ところ:岡山駅前ビックカメラ前
概 要
原水爆禁止岡山県・岡山市協議会は11月度の核兵器廃絶宣伝と署名活動にとりくみました。11月になり秋風のなかでの宣伝となりましたが、県労会議、自治労連、県医労連、人権連、平和委員会、事務局から8人が参加し、署名16筆を集めました。
平井事務局長は、「10月22日、ニューヨークで開かれている国連総会で、スイスなど34ヶ国が核兵器の非人道性を訴え、核兵器非合法化への努力を求める声明を発表した。しかし、日本政府はこれに賛同しなかった。その理由として『わが国の安全保障政策の考えと合致しない』と言っている。これは唯一の被爆国の政府として情けない態度だ。アメリカの顔色を見ながらの外交では世界から取り残されてしまう」と訴え、核兵器禁止条約の交渉開始署名の協力を訴えました。
「核兵器はおえん!」と署名に応じてくれる青や、「署名します!」と協力してくれた女性もいました。
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と き:2012年8月2日(木)12:15~
ところ:岡山駅前ビックカメラ前
概 要:
猛暑のもと岡山県労働組合会議はオスプレイ配備反対の宣伝・署名を行いました。本日の行動には16人が参加し、署名24筆を集めました。
7月23日にはオスプレイが山口県岩国市に持ち込まれてしまいました。伊原事務局長は、「日米両政府はオスプレイを沖縄に配備し日本全土で低空飛行訓練を行おうとしている。野田首相は、『配備自体は米国の方針だ。どうしろ、こうしろという話ではない』と日米安保条約を盾に、配備反対の国民的要求を拒否した。森本敏防衛相や藤村修官房長官らも、配備はアメリカの安保条約上の権利だとのべている。国民の命がかかっているのに、アメリカいいなりの野田政権の態度は絶対に許すことのできない!」と訴えました。
夏休み期間ということもあり高校生や中学生の若い世代が積極的に署名に応じてくれました。署名をしてくれた男子高校生は、「オスプレイは事故が多いと聞いている。そんな危ないものはいらない」とコメントを寄せてくれました。
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と き:2012年6月16日(土)13:00~
ところ:神奈川県横浜市・建設プラザかながわ
概 要:
いま日米両政府は沖縄の米軍基地固定化と日本全国への基地拡大や輸送機オスプレイ配備など新たな基地強化を強行しようとしています。こうした背景には日米安保条約の影響があります。安保破棄中央実行委員会、労働者教育協会は「平和とくらしを守るために」と題した安保条約学習会を開催し、巻き返しを目指しています。今回の学習会には140人が参加しました。
開催にあたり柴田真佐子さん(全労連副議長)は、「東日本大震災から1年3ヶ月が経過したが、政府は福島原発事故の全面賠償に目をそむけ、各地の除染対策も進んでいない。にもかかわらず、野田首相は大飯原発再稼働を宣言した。沖縄普天間基地をめぐっては、日米両政府によりオスプレイ配備が強行されようとしている。沖縄と心を一つに連帯しよう」とあいさつをしました。
その後、仲山忠克さん(弁護士、沖縄革新懇代表世話人)と山田敬男さん(労働者教育協会会長)による学習講演が行われました。仲山忠克さんは、「安保条約は軍事力でアメリカに日本を従属させようとするもので、沖縄県民だけでなく日本全体を否定するものだ。国家主権の侵害、不平等な地位協定、思いやり予算など日本は安保条約によって主体性を放棄させられているも同然だ」と話し、「憲法9条による武力によらない平和をつくることが大切だ。南米、アフリカ、東南アジアなど平和をつくる世界的流れができている。拳法9条擁護運動の発展と安保条約破棄に向けた国民運動を構築していこう」とまとめました。
山田敬男さんは安保条約の歴史的背景について、「全土基地方式の日米行政協定のもと占領の延長として旧安保が成立。その後、再軍備が本格的に開始され、基地国家としての機能を強化するために安保条約は改正され、現在に至ります」と話しました。近年の自衛隊の変貌と海外での共同作戦の拡大について、「安保条約や周辺事態法では説明がつかない安保条約の枠を越えた日米同盟が形成されている。2004年の『防衛計画の大綱』、2006年の自衛隊法の改悪、防衛庁から防衛省への昇格により、海外での任務が附属的な任務から本来的な任務へ変貌した。安保条約と日本国憲法との矛盾は極限に達している」と説明しました。最後に山田敬男さんは、「軍事同盟のないアジアと日本をめざすべきだ。いまのアジアはどんな国でももはや力で問題を解決することはできない。日米安保はアメリカの覇権主義とも言え、日本を守ることではなく、アジア太平洋における共同防衛体制構築に結び付けられている。しかし、日米安保にかけたアメリカの構想は破綻している。平和の共同体づくりが進むアジアでは軍事同盟は最悪の選択でしかない。安保条約破棄に向けた国民的議論を進めて行こう」と力を込めて話しました。
いま、日米安保と憲法についてまとまって学習する機会を増やしていくことが重要な課題になっています。TPP、消費税増税、社会保障改悪、原発再稼働など国民の思いを無視した政治が平然と行われています。背景にはアメリカ、財界いいなりの政治姿勢があります。私たちの生活に絡みついている、安保条約とは何なのかを学び、跳ね返していきましょう。
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と き:2012年5月23日(水)12:15~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概 要:
5月15日で沖縄返還40周年を迎えました。安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は沖縄返還40周年を記念して宣伝を行いました。合わせて高江ヘリパッド建設反対の署名を集め、11人が参加し署名14筆を集めました。
県労会議の弓田盛樹さんは安保条約の破棄は日本経済の回復につながるとし、「安保条約には経済に関する条項があります。経済面でも日本はアメリカにゆがめられています。農業では、小麦から始まって、牛肉・オレンジ、そしてコメまでも輸入自由化の対象とされ、日本の食料自給率は約4割と異常な低水準に落ち込んでいます。エネルギーでも、日本が原発列島にされた根源は、アメリカによる濃縮ウランと原子炉の押し付けがあります労働面では、規制緩和の押し付けで派遣労働が自由化されました」と安保条約があるために人間らしい生活と労働が破壊されていることを訴えました。
続いて、中尾代表がマイクを握りました。中尾代表は、「沖縄が変換されて40年が経過したが沖縄県民の苦しみは解決されていません。米軍の身勝手な飛行訓練、相次ぐ米軍兵による犯罪に沖縄県民の怒りは頂点に達しています」と話しました。そして、「沖縄県の問題は決して他人事ではありません。津山市では米軍機の低空飛行により民家の土蔵が倒壊するという被害が出ました。沖縄県民の声に呼応し、全国的な運動を起こしましょう」とまとめました。
署名をしてくれた人の中に高校生がいました。自分たちも私学助成の問題で署名活動をしたことがあるとのことで、沖縄の米軍基地については、「沖縄に米軍基地があることは不安です。でも、事故や犯罪がなければあってもいいのではないかと思います」と複雑な思いがあることを話してくれました。
安保条約の存在は私たちの目に見えないところで日常生活に大きな影響を与えています。安保条約を破棄し、日米軍事同盟を廃止することで、日本はアジア平和の先頭に立つことができます。
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