岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

とき:2010年10月14日17時30分~18時

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要

 第2回目のディーセントワーク宣伝が10月14日、夕暮れ時の駅前で行われました。10月1日から臨時国会が開かれていますが、労働者派遣法の抜本改正ではなく、更なる緩和をねらった法律が上程されようとしています。大企業は不況を理由に、「派遣労働法の規制を強化すると失業者が増える」との言い分で、製造業への派遣を認めるように迫っています。それだけではありません。派遣がだめなら有期雇用への切り替えで、労働者を使い捨てにしようとしており、労働者派遣法の改悪は止まることがありません。

マイクを握った伊原事務局長は、ディーセントワークがILO(国際労働機関)の提唱した運動であり、「働きがいのある人間らしい仕事」と訳されていることを紹介しました。不況が長引き、弱い立場の労働者が路上生活を強いられていることや、年収200万円以下の労働者が1099万人となり、民間の企業に勤めている労働者の24.4%がワーキングプアーと言われる人達であることや、非正規労働者は1,743万人にも上り、全労働者人口の3分の1が非正規の労働者になっていることを紹介しました。立場の弱い労働者の急増と共に、労働組合の活動が弱くなっていることから、働くルールが壊されていることも挙げ、このままでは自己責任の名のもとに労働条件や社会保障制度がなし崩し的に後退させられてしまうことや、所得の低い労働者が街に溢れだすなど経済の悪化は避けられない、と話しました。参加者は5人でしたが、次第に暗くなる駅前を照明が明るく照らし出し、顔が見えるようになった宣伝隊に注意が向けられ、暫く止まって話を聞いてくれている人も見られました。

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とき:2010年10月12日(火)11時~12時

ところ:岡山県庁横丸の内会館

概要

リストラ生活支援センターは10月12日、岡山県に対して「年越し派遣村」からの教訓を踏まえて、今後の対策を要請しました。岡山県からは内田労働政策課長や梶谷緊急雇用対策室長など8人が出席、県労会議からは花田議長、川谷副議長、伊原事務局長、加藤事務局次長、山下倉敷医療生協労組書記長(ほっとスペース25)が要請の趣旨に沿って、県の対応を訪ね、意見交換をしました。

要請文を手渡す花田議長(右:内田労政対策課長)

要請は6項目となっており、懇談の内容は以下の通りです。①年末年始の総合相談事業の成果や問題点、②住居喪失者への支援強化、③住宅手当緊急措置事業の利用状況と問題点、④日常的なワンストップサービスの構築とハローワークや福祉事務所の定員の引き上げ、⑤中小企業への雇用対策強化、⑥貧困・困窮者対策などです。この懇談の中で県は、ア、一時宿泊所はホームレスの多い岡山市や倉敷市で対応するのがベストであり、公設派遣村なども支援制度が整っている現在では制度を活用することが適切と考えている。イ、住宅手当は318人の支援が決定している。その内、38人の就職が決まった。決まってない人の状況は把握していない。住宅手当は申請すれば3カ月は延長できる。ウ、年末になっても十分な対応ができないので、今から準備をする必要がある。11月には決めたい。エ、日常的なワンストップサービスは、生活福祉就労サービスで対応、ハローワーク職員の対応も地域協議会でも話し合う。オ、福祉事務所の職員が少ないという指摘は当たっている。1人で80世帯の基準は確かに古い。しかし、勝手に変えられない。カ、雇用対策も融資などの制度を創設した。雇用も上向いている。との考え方を示しました。

  要請の様子

花田県会議議長は「ハローワーク職員やケースワーカーが少ないことは明らかであり、増員が必要」と改善を求めました。加藤事務局次長は「昨年と同じ状況は作りたくない。一時宿泊所はいつも満室で、公的な援助を拡大する必要があり、県としても対策を強化すべきではないか?」伊原事務局長は「住宅手当に関して、就労できなかった人たちの状況は掴んでないのか?」と質問しましたが、県の支援者が8人であることが判明し、つかめる状況にないことが判明しただけでした。山下書記長が倉敷の厳しい状況を報告したが、県は一時宿泊所に余裕があるとの見解を示しました。全体として県の対応は国の決めた制度の運用をしているだけで、県内の状況に照らして独自の積極的な動きをする様子が伺えませんでした。

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とき:2010年10月9日18時30分~

ところ:岡山県民主会館2F会議室

講演のテーマ「シベリア鉄道から見えてきたもの」

概要

2010年10月7日、岡山県AALA連帯委員会は総会を開き、2009年度の総括と2010年の方針を全会一致で採択しました。今年は日本AALAが創立55周年を迎えるが、民族自決・民主主義・社会進歩のために闘うアジア・アフリカ・ラテンアメリカ諸国民と連帯して活動してきた。民族解放と非同盟、世界平和を目的としたAALAの理念は、今や国連加盟192ヵ国中、非同盟首脳会議に参加する134ヵ国の政治外交方針にすえられ、国際政治の本流となって世界を動かすまでになった。また、1955年4月にアジアやアフリカの29ヵ国がインドネシアのバンドンに集まって「アジア・アフリカ会議」(通称:バンドン会議)開き、バンドン10原則を掲げた。この原則は今日の「国連憲章による平和秩序を守ろう」という非同盟運動や平和の地域共同体づくりの精神が受け継がれているとしました。今年は岡山のAALAが再建10周年を迎えることから10周年の集い開催をめざし、キューバのコーヒーを販売・普及して国際連帯活動に寄与する事業活動を方針としました。

総括と方針を提起する田中事務局長(中央頭下向き)

総会後は幹事の脇本延子さんの「シベリア鉄道の旅から見えてきたもの」とする旅紀行がスライド写真で紹介され、ソ連時代の面影を色濃く残すウラジオストクやシベリア抑留で知られるイルクーツク、猛暑で火事が続き煙に覆われるモスクワの街などの様子が写真とともに説明されました。見渡す限りの平原で、日本人からすればもったいないくらい広大な土地は手つかずで、畑にもなっていません。シベリア鉄道ものんびりとしていて、事故があってもアナウンスもされないとのことでした。また、ロシアの人たちは短命で男性は50代、女性は70代が寿命、とにかくみんな太っていると話しました。脇本さんは「世界の指導者は経済対策が一番重要としているが、先進資本主義国の地球環境破壊はすさまじい」、と地球温暖化からくるシベリア鉄道周辺の火事の多さから実感したと語りました。

スライド写真を見せながら説明する脇本さん(正面右)

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とき:2010年10月6日(水)12時15分~12時45分

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:10月6日昼休み時間、県と岡山市原水協は10月度の6・9行動を行いました。

 12時15分から岡山駅前でおこなった行動には、県労会議、自治労連、医労連、高教組、岡山市職労、県人権連、平和委員会、事務局から13名が参加しました。

 マイクを持った県原水協平井事務局長は「全世界で核兵器廃絶の大きな動きがある中で、被爆国の菅首相は『核抑止力はわが国にとって必要』とのべるなど核に依存した姿勢を示しています。核兵器全面禁止・廃絶条約の交渉をすみやかに始めるよう日本政府が国際的イニシアチブを発揮するよう日本政府に求めましょう」と通行人に呼びかけました。

 署名に応じた年配の婦人は「日本の総理大臣は核兵器廃絶に消極的ですね。中国との尖閣諸島問題の対応も頼りない」と厳しく指摘されました。

 昼休みの短い行動でしたが21筆の署名がよせられました。

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とき:2010年10月6日(水)AM7時45分~8時10分

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

県労会議と自治労連県本部は10月6日、第10回地方自治研集会の早朝宣伝を行いました。10月16日~17日は全国から2000人近い仲間が集まり「輝け憲法と地方自治、連帯の力でくらしを守る政治へ」をテーマにシンフォニーホールや岡山大学で集会と分科会が行われます。1年前から実行委員会が準備され、県労会議としても実行委員会団体として奮闘してきました。組織内だけでなく街頭でも宣伝して広く市民にアピールしょうと定例の早朝宣伝を活用して、13人が参加、約500個のチラシの入ったティッシュを配布しました。

集会への参加を訴える花田議長

 宣伝では花田県労議長がマイクを握り、「地方分権や地域主権という耳触りの良い改革が議論されようとしていますが、その実態は国の責任を放棄して地方丸投げの法律案となっている。現在でも地方財政は疲弊して、苦しい財政の中で非正規労働者が急増し市民サービスが心配されている。本来は自治体のする仕事を民間に丸投げしている実態がある。そのしわよせは市民が負うことになり、このままでは地方自治が崩壊する。憲法を活かした地方自治や住民のくらしを守る地方自治をご一緒に考えましょう」と訴えました。通勤者は掲げられた横断幕を横目で見ながら、チラシを受け取っていました。

出勤前に国労の仲間も参加してくれました。

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とき:2010年10月4日10時~

要請した機関:岡山県、岡山労働局、農政局

概要:

 10月4日、建交労は「なくせじん肺キャラバン」で岡山県を訪問して、県庁や労働局、農政局に対し要請行動を展開しました。このキャラバンは20年間継続されているもので、じん肺はわが国最古にして最大の職業病です。毎年新たに1000名前後の労働者が認定されています。最近はアスベスト粉じんの対策や被害の早期救済が課題となっています。これまでにも全国キャラバンを軸に67件の勝利判決や100件を超える和解を勝ち取ってきました。最近ではトンネルじん肺でも対策を義務付ける法律もでき、解決に進んではいますが救済や法律の改善は十分ではありません。

 建交労は2003年から提言を出して、自治体や行政機関に早急な対策と改善を求めてきました。4日の県への要請行動では産業労働部労働政策課の内田課長が対応するなど代表団10人と岡山県との間で40分間の懇談が行われました。この要請の中で建交労の山田さん(中国地方協部会長)は「トンネルじん肺対策は議員立法まで進んできた。法律の制定に向けて511人の国会議員の署名を集めて、臨時国会での成立をめざしている。10月1日を皮切りにこのキャラバンをはじめ19日まで全国を回る。苦しんでいる労働者を救うために救済基金制度も必要になっている」と説明しました。

岡山県への要請(左;内田労政果課長、右:本家建交労委員長)

 岡山県からは「アスベスト除去作業では行政としての監督・指導を行っている。ただ、改善にあたって勧告はできずに指導となっている。アスベスト調査ではアンケートに応えているのは7割~8割」と状況報告がされました。

労働局との懇談

労働局への要請では「石綿の健康管理手帳は約1900人に交付されている。手帳に喫煙歴の記載が義務づけられたが認定には影響がない」との見解を示しました。農政局では「H19年の裁判で和解が成立し、土木工事の積算基準や8時間の労働時間規制も義務付けられた。現在、トンネル工事の予定はない」と話し、財政難から新たな計画もしていないと語りました。

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とき:2010年9月26日(日)14時~18時

ところ:ホテルサンルート

概要:

9月26日、日中友好協会は創立60周年を記念して岡山・倉敷支部が記念集会を開きました。集会には会員や友好団体の関係者など64名が出席して、協会が歴史的に果たしてきた草の根の活動が紹介され、記念講演や文化活動が披露されるなど和やかな交流が行われました。冒頭、竹内和夫会長が60年間支部活動に貢献した5人を紹介し、協会が日中友好に果たしてきた役割が強調されました。また、「今後も憲法9条を活かした活動で日中友好に力をあわせよう」と挨拶しました。

挨拶をする竹内和夫会長

記念講演に立った協会本部の矢崎光晴事務局長が「日中友好協会の歴史」と題して、中国残留孤児支援の活動や日本と中国の政府や同時に行っているアンケート結果なども示しながら、「中国との関係を良くしていくには、偏見に基づいたマスコミの中国観に惑わされないことや、盲目的に擁護しないことが大切」と話しました。出席していた中国から来た岡大学生からも「尖閣諸島のことでは心配もあるが、日本では露骨な抗議行動もなく安心している。自分たちが友好の活動を通して信頼を築いていくことが必要」と話していました。

矢崎事務局長の記念講演(日中友好協会本部)

交流では矢崎事務局長の狩の踊り、太極拳の演舞や三線、オカリナ演奏などが行われ、協会が果たしている幅の広い文化活動は出席者の確信となりました。

文化交流でオカリナ演奏

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とき:2010年9月25日12時~12時45分

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

安保破棄岡山県実行員会は9月25日12時から岡山駅ビックカメラ前で沖縄普天間基地の無条件撤去を求める宣伝・署名活動を行いました。9月下旬に入って過ごしやすくなった駅前通りには秋の洋装をした人たちが、土曜の午後の買い物を楽しんでいました。実行委員会では伊原県労事務局長や中尾安保破棄実行員会代表や花田県労議長がマイクを握って沖縄の実情を話しながら、「沖縄の基地問題を沖縄だけの問題とせず、日本全体の基地問題・平和の課題として考え、基地のない平和な日本をめざしましょう」と訴えました。

街行く人の中には宣伝をしている会員に詰め寄って、疑問を投げかけるなどの場面もありました。名護市の選挙があったばかりで沖縄の基地への関心は高く、尖閣諸島の問題を出して中国との緊張をどうするのかなど、疑問は尽きません。宣伝している私たちも根深い基地問題の知識や毎日変わる政治的動きに対する見解が求められ、悩むことは多いのですが、「沖縄県民の苦しみを他人事にしてはいけない」と分かり易い表現で訴えました。

訴えをする伊原事務局長

やはり若い人が署名をしていただけるのは嬉しいものです。この日は9人が参加して23筆の署名を集めることができました。この署名は3月からはじめていますが、9月22日時点で6,161筆を集約しています。

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とき:2010年9月19日(日)11時~17時

ところ:鳥取県米子市観光センター多目的ホール

概要:全国革新懇中四国ブロックの9県は鳥取県米子市で交流会を開き、地域や職場で活動している経験を交流しました。午前中は全国世話人の大黒作治さん(全労連)が挨拶を行い、鳥取県から常任幹事の小村勝洋さんが「革新懇運動の今日的意義と鳥取県の教訓」を報告された後、各県の代表がそれぞれの経験を報告しました。午後からは3つの分散会に分かれ、青年の交流会も行われ活発な討論で盛り上がりました。

全国革新懇を代表してあいさつに立った大黒作治さん

大黒さんは情勢に触れながら「菅政権は、鳩山政権時代に停滞していた日米関係や財界の要求を前に進めることが目的だ。しかし、参議院選挙では民主党も議席を減らし、国会は参議院で野党が過半数を占めるなど、政局は彼らの思い通りには進んでいない。言わば、延長戦に入ったわけで、地域の目線で運動を前進させよう」と挨拶しました。鳥取の小村さんは、「昨年10月に品川正治さんを迎えて経済再生フォーラムを開いた。第1次産業で頑張っている各界の取り組みが報告され、内需で経済を再生させていく方向が見えてきた。350人が参加して大成功だったが、商工会議所の会長が1回ではもったいない。次につなげよう、と懇親会も急きょ計画。その場で政治を変える運動ができるのは一地点で運動ができる革新懇だ」と話し合ったことが紹介され、新しい決意で運動が始まっていると話し、大きな拍手が起こりました。

会場の様子

岡山からは岡山市革新懇の氏平さんが全大会で報告し、分散会では津山市の中西さんが地域で果たしている革新懇の役割などを報告しました。会場となった皆生温泉はゲゲゲの女房で有名になった境港の近くということもあり、連休を利用した観光客で道路はいっぱいでした。

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とき:2010年10時~16時

会場:総社市立常盤小学校(総社市三輪926)

資料代:700円

概要:記念講演 「歴史の中の親と子」 -男・女・子どもの過去と未来ー

講師:沢山美果子さん(国立民族学博物館特別客員教授・岡山大学大学院社会文化 科学研究科客員研究員)

分科会:1.つながりあって子育てを 2.子どもに学び生きる力を 3.食の安全・安心、農業を守ろう 4.シンポジウムーよりよい福祉・医療・介護のためにー 5.もう黙ってはいられない!くらしの問題しゃべりばー消費税反対、税金の無駄遣いやめてー 6.核兵器も軍事基地もいらない平和な世界と日本をめざしてー普天間基地問題、ニューヨーク行動などー 7.二度と戦争を繰り返さないためにー歴史の証言ー 8.誰もが自分らしく生き生きと働き暮らすために―地域、職場のネットワークー 9.親子でつくろうー声コプターと空気でっぽうなどー

見学分科会:①鬼ノ城散策・温羅伝説にせまる ②古代夢の跡・吉備路散策と酒造見学 ③雪舟ゆかりの報復時と般若院で湯豆腐を食す

おしらせ:①保育所あります。500円 ②お弁当販売あります。500円 ③バザー ④見学分科会は事前申し込みが必要です。

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