岡山県労働組合会議

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10.14ディーセント・ワークデー宣伝

とき:2010年10月14日17時30分~18時

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要

 第2回目のディーセントワーク宣伝が10月14日、夕暮れ時の駅前で行われました。10月1日から臨時国会が開かれていますが、労働者派遣法の抜本改正ではなく、更なる緩和をねらった法律が上程されようとしています。大企業は不況を理由に、「派遣労働法の規制を強化すると失業者が増える」との言い分で、製造業への派遣を認めるように迫っています。それだけではありません。派遣がだめなら有期雇用への切り替えで、労働者を使い捨てにしようとしており、労働者派遣法の改悪は止まることがありません。

マイクを握った伊原事務局長は、ディーセントワークがILO(国際労働機関)の提唱した運動であり、「働きがいのある人間らしい仕事」と訳されていることを紹介しました。不況が長引き、弱い立場の労働者が路上生活を強いられていることや、年収200万円以下の労働者が1099万人となり、民間の企業に勤めている労働者の24.4%がワーキングプアーと言われる人達であることや、非正規労働者は1,743万人にも上り、全労働者人口の3分の1が非正規の労働者になっていることを紹介しました。立場の弱い労働者の急増と共に、労働組合の活動が弱くなっていることから、働くルールが壊されていることも挙げ、このままでは自己責任の名のもとに労働条件や社会保障制度がなし崩し的に後退させられてしまうことや、所得の低い労働者が街に溢れだすなど経済の悪化は避けられない、と話しました。参加者は5人でしたが、次第に暗くなる駅前を照明が明るく照らし出し、顔が見えるようになった宣伝隊に注意が向けられ、暫く止まって話を聞いてくれている人も見られました。

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