と き:2013年9月25日(水)12時15分~45分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
岡山県社会保障推進協議会は9月25日(水)、昼休み宣伝に取り組みました。消費税と社会保障制度の一体改革法案が昨年国会を通過して以来、今年に入って社会保障改革国民会議の報告書が8月に出るなど社会保障制度の解体がすすんでいます。県社会保障推進協議会(以下、県社保協)は岡山が生んだ朝日訴訟の原点とも言える憲法25条にちなんで、毎月25日を宣伝日と定めて、岡山駅ビックカメラ前で最初の宣伝を行いました。
岡山市長選挙とも重なり、初回となるこの日は6人が集まり、署名7筆を集約しました。社会保障の解体路線はいよいよ全面的な改悪となり、お年寄りの年金削減をはじめ、窓口での1割から2割への負担増、介護の要支援の保険はずしなど様々な改悪が目白押しとなっています。事務局長の川谷さんは、「経済が疲弊して、国民所得が少なくなり、国民健康保険料さえ払えない人達が増えています。単にお年寄りだけの問題ではありません。自己負担の増加は消費税の増税と合わせて国民に一層の苦しみを与えるもの」とその内容を詳しく説明しました。
年配の女性は、いったん通り過ぎようとしましたが踵を返して署名に応じ、「年金も少なくなるし、これ以上、病院での支払いが増えると困る」と話しました。社保協では、今後毎月25日の前後で宣伝をすることを決めています。来月は28日の予定です。
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とき:2013年9月24日(火)12時15分~45分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
9月24日(火)、安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は定例の駅前宣伝を行い、9名が参加をして署名9筆を集めました。普天間基地撤去を求める署名を昼休みの労働者や買い物をする人にお願いしながら、チラシを渡してオスプレイ危険性と沖縄県民の苦しみに寄り添おうと訴えました。訴えでは県労会議弓田事務局長が、「沖縄県では墜落の危険性が高いオスプレイが住宅密集地を飛び交っている。しかも騒音は生活に支障をきたすほどで日米の約束も守られていない。残念なのは日本の政府が約束は守られていると米軍を擁護していることだ。
このオスプレイは今後、高知県や滋賀県でも飛び交い、ゆくゆくは全国の空を飛び交う事になる。米軍は日本のオスプレイの訓練地としている。こんなことはアメリカ国内では絶対に許されないことだ。普天間基地はオスプレイの離発着基地であり、この基地も辺野古への移設が計画されている。移設されても普天間基地は撤去される保障はない」と語りました。
宣伝をしていると、自転車に乗った中年の女性が、訴えをしている弓田事務局長に詰め寄り、「あんたらは共産党だろう。日本は米軍に守られている。何をばかなことを言っているのか」と悪態をつき、一時その場を離れようとしない一幕もあり、市民の中にも意図的に宣伝を妨害しようとする勢力がある事が分かりました。今後、気を付ける必要がありそうです。
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と き:2013年9月21日(土)11:00~
ところ:岡山駅西口サンステ前
概 要
ここ最近は快晴が続いており、一昨日はきれいな満月を見ることもできました。岡山県憲法改悪反対共同センターは晴天の下で街頭宣伝を行いました。今回の宣伝には28人が参加し署名を集めました。
マイクを握った伊原潔さん(県労会議事務局長)は、「安倍首相は憲法9条のもとで行使できない集団的自衛権を容認するため、政府見解を変更した解釈改憲をしようとしている。また、年内には安保法制懇の報告書を提出し、集団的自衛権を『国家安全保障基本法案』として法律で定めることを通常国会で成立させようとしている。これらが実現すれば、日本が再び戦争のできる国へと逆戻りしてしまう」と述べ、「憲法を変え、法律を変えてアメリカの戦争に協力しても平和は維持できない。かえって、アメリカの戦争に加担したとして日本が敵視されるだけだ」と訴えました。
続いて、中尾元重さん(県平和委員会代表)は、「日本政府は防衛大綱を改正して自衛隊をアメリカの海兵隊のようにし、敵基地を攻撃する能力を持とうとしている。そして日米防衛協力のための指針『日米ガイドライン』の見直しを行うなど、海外で戦争する国家作りに邁進している。その第一歩として既に沖縄にはオスプレイが強行配備され、危険な低空飛行訓練が繰り返し行われている。こうした危険な動きを許してはいけない」と訴え、「米国のケリー国務長官とロシアのラブロフ外相がシリアの化学兵器を2014年前半までに廃棄させる国際的枠組みで合意した。これによって事実上アメリカのシリアへの軍事介入は回避される見通しとなった。世界の流れが、武力はなく、外交的手段での解決を求める方向に動いている表れだ」と話しました。
最後に、弓田盛樹さん(県労会議事務局次長)は、「安倍首相はアメリカと一緒に戦争できる国づくりに向けて、集団的自衛権行使の解釈改憲を行うとしている。しかし、憲法9条を持つ日本に求められているのは平和的外交で紛争を解決し、国際平和の先頭にたつことだ」と訴えました。
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と き:2013年9月20日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は57回目となる中電前抗議デモを行いました。今回の行動には27人が参加し、「戦争を知らない子どもたち」の替え歌に合わせて抗議しました。
本日、東京から避難されている大和田さんが初めて行動に参加されました。大和田さんは、「少しでも自分に何かできることはできることはないかと考えていた時にこの行動を知った。私も皆さんとともにがんばります」とあいさつしました。
安倍首相は19日に福島第1原子力発電所を訪れ、汚染水漏れの現状を視察しました。視察後、首相は同行していた記者団に対し、「期限を決めて汚染水漏れ問題に当たるよう東電に要請した」と話しました。安倍首相はまた、「汚染水の影響が一定範囲内で完全にブロックされている」との認識を改めて示した。しかし、汚染水の海洋流出は続いており、ブロックできているとは言えません。
国際社会からは日本政府の対応に対して批判の声が高まっており、日本の食品に対する安全性も疑われています。この状況に国際世論は気づいているのに、国内世論は自分たちのことなのに追いつけていません。私たちはもっと真剣に対策を講じ、被災者への手当を考えないといけません。
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と き:2013年9月19日(木)11:00~
ところ:弁護士会館
概 要
浅田達雄さんを支援する会は岡山市介護給付費等不支給(却下)決定に対する提訴を9月19日に行いました。
浅田達雄さん(65歳)は上下肢重度まひによる身体障害を負っており、身体障害1級と認定されています。これまで月294時間相当の自立支援法上の重度訪問介護の支援を非課税世帯で自己負担なしで受けていました。しかし、昨年11月29日に支給申請をすると、岡山市長は2月12日に『要介護認定がされておらず、重度訪問介護非定型の要件に該当しない』との理由で申請を却下し、自立支援法の介護給付費が一切支給されないことになりました。
自立支援法による支給は一切自己負担が生じませんが、介護保険法による介護給付では原則1割、最低でも15,000円の自己負担が課せられます。重度障害者の浅田達雄さんにとっては15,000円の負担は重く生活が成り立ちません。また、介護保険制度は介護の種類と介護時間が細切れで、重度障害者にそぐわない制度です。浅田達雄さんはこうした理由から介護保険申請をしませんでした。
しかし、自立支援法の介護給付費が打ち切られてしまっては生活できません。浅田達雄さんは信念に反して介護保険の申請を強いられ、生活に必要な介護給付を受けるために自己負担を余儀なくされたのです。
浅田達雄さんは、「私は絶対に1割個人負担を許したくない。まるで岡山市から死ねといわれたような気がしている。また、障害者総合支援法も低所得者の1割個人負担を全国の障害者が立ち上がり撤廃させたことを無駄にしたくない」とたたかっていく決意を表明しました。
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と き:2013年9月17日(火)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
県労会議/パート・臨時労組連絡会は今年最後の最賃宣伝を行いました。雲一つない青空の下での宣伝となり、12人が参加しチラシを配布しました。
マイクを握った伊原事務局長は、「最低賃金審議会は12円プラスの703円という答申を出した。中央答申が10円であったことに対してプラス2円の12円引上げが行われたことは評価できる。しかし、703円ではまともな生活はできない。703円ではフルタイムで働いても12万円程度の収入にしかならず、社会保険料や住居費を加味すると手元に残るお金は5万円あるかないかで、食べていくだけでやっとの生活しかできない。また、このままの上げ幅で推移していけば、2010年の『雇用戦略対話合意』にある『全国平均1,000円』を2020年までに達成することは不可能だ」と述べ、
「私たちは出来るだけ早期に全国一律800円、そして最終的には全国一律1000円を実現させるために来年も頑張っていく決意だ」と訴えました。
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9月15日~16日、岡山市職労主催による市民のつどい2013が開かれました。初日の映画「この空の花」では監督の大林宣彦さんも来岡されて、挨拶されました。監督は新潟県・長岡市が毎年打ち上げている8月の花火について、「花火はお祭りではなく、戦争や地震で亡くなった人達への追悼と復興の祈りが込められたもの」というお話されました。また、私たちが日頃、写真を撮るときに見せる「指ピース」は、「これはピースじゃなくてVだ。戦争に勝ったビクトリーで勝者が使うもの。平和は戦争をするVでは生まれない」と力説されたことが印象的でした。映画の中でもその事が描かれています。構映画の構成要素や配役が多くて分かりにくい部分を除けば平和のメッセージは過去の戦争と長崎・広島の原爆、そして現在の原発事故などが折り重なって、インパクトのあるメッセージとなって伝わり、とかく古いイメージとなり易い戦争と平和を現代的に描く監督の作風に引かれ方は多いのではないでしょうか?
310人が参加をして講演会
2日目は午前中に課題ごとの分科会が開かれた後、午後から鎌田慧(ルポライター)の講演会が行われました。テーマは「原発・憲法、怒りの今を刻む」です。会場は一杯で310人が参加しました。
鎌田さんは、週刊現代のアンケートで、「日本で一番住みやすい県は岡山県。原発から一番遠い。平和宣言都市もあって、非核・平和の意識が高い。人も環境も食べ物もおいしい」と話され、「お世辞ではなく、コピーを持てくればよかった」と会場を沸かせました。
鎌田慧さん
原発について、「どうにもならない、という気持ちが強い。避難している人達は、戻れない。住めない地域。原子炉がどうなっているのかさえ分からない。コントロールできない状態で苦しんでいる。今でも事故になる前に本気で走らなかった事が悔やまれる」として、「自身は平和憲法で世の中が変わると信じてきた世代。首相をはじめとして憲法を変えようとする勢力への反発と怒りが運動のエネルギーとなっている」と話しました。続けて、「昔軍隊、今は総評と言われた時代があった。今は市民と労働組合が一緒にやらないと新しい日本はつくれない。市職労の運動の役割は大きい。公務員賃金が削減されているが、これでは地域経済は良くならない。地方自治が議論されなくなっているが、民主化は自治体職員と労組、市民の課題だ」と市民のつどいを歓迎しました。
再び原発の話に戻って、「毎日400㌧の汚染水が流れている。これを止めるために国民的な英知の結集が求められているが、実権は推進派の人達が握っている。チリの炭鉱崩落事故では全世界の英知が結集された。物まねで輸入稼働させた原発を他国に売り出しているが、結局は安く売るしかない。日本の輸出産業は過去も同じだった。中国や新興国の台頭で輸出が厳しくなるのは当たり前で、日本の原発技術は高いなどと日本のトップが言うべき言葉ではない。私たちは危機一髪のところで生きている」と怒りに燃えた静かな口調に会場は緊張感で張り詰めていました。
憲法については、「自民党のやろうとしている事は、国民を憲法で縛る事。裁判所を軍法会議に変えることだ」「ものを良く考えない、軍事オタクに日本の未来は託せない。将来に対する責任は自分たちにあることを自覚して頑張ろう」と参加者に呼びかけました。
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と き:2013年9月13日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は56回目となる昼休みデモを行いました。本日は24人が参加し、「ウサギとカメ」の替え歌で原発ゼロを訴えました。
東京電力福島第1原発のタンクから高濃度の汚染水が漏れた事故により、近くの排水溝で放射性ストロンチウムなどの濃度が一時的に高まっていたことが判明しています。東電はこれまで、排水溝の上流で除染作業をしており、「汚染水の一部が海に出ている可能性は否定できない」との見解を示しました。上流には、300トンの高濃度汚染水漏れを起こしたタンクがあり、漏れが発覚した直後に汚染水が排水溝に流れ込みました。このため、排水溝を高圧洗浄して、たまっていた泥などを除去する作業を行いました。この作業で放射性物質の一部が下流に流れた可能性があるとのことです。
原発事故の被害は拡大する一方です。こうした状況にありながらも、政府・電力会社は原発を再稼働させようとしています。福島の現状が理解できないのでしょうか。この期に及んで原発再稼働に固執するのは常軌を逸した行為としか思えません。
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と き:2013年9月11日(水)12:15~
コース:岡山シンフォニーホール~中銀前
概 要
イレブンアクション岡山は原発再稼働に反対し、毎週金曜日のお昼休みに中国電力岡山支所を取り囲み、デモ行進を行っています。東日本大震災から2年6ヶ月が経過しました。しかし、未だに復興の目処は立っておらず、福島第1原発事故による放射能被害は留まるところを知りません。福島を風化させないためにも声を上げ続けていかないといけません。
出発式では花田議長があいさつを行い、「安倍首相がオリンピック招致のスピーチで『福島原発事故の状況はコントロールしている』『安全は保障する』と国民だけではなく世界の人々を欺く発言をした。しかし、国際社会に向けて約束をしたわけだからしっかりとそのことを果たさせていこう。福島の実態を早く解決し、日本にある原発をすべて止めることが安全につながる」と述べました。
続いて、広島の中国電力に対して要請行動をした石村智子さんが広島にある中電本社と交渉した内容を報告しました。石村智子さんは、「オリンピック招致に向けた安倍首相の発言によって、中国電力はますます島根原発の再稼働、上関原発建設の姿勢を強めている。交渉の中で、『いま収束しているとは言えないが周辺地域では緩和してきている』『汚染水の問題は日本の技術力をもってすれば解決できる』というような信じられないことまで中電側は言っている。また、上関町では中国電力が上関原発は世界一安全だと明記したビラを配布し、町民は困惑している。この9月15日は国内の全ての原発が停止する。もう二度と原発を稼働させない運動のチャンスにしていこう」とデモ行進参加者にエールを送りました。
海洋汚染によって、今や日本だけでなく世界にも原発事故の被害が広がっています。こうした状況に直面しても電力会社・政府は原発の維持・再稼働を撤回しません。安倍首相は、「状況はコントロールできている」と国際社会に向けてアピールするなど、安全神話を再び振りまいています。政府、東電の無責任な対応に抗議の声を上げましょう!
「原発再稼働反対!」「汚染水を海に流すな!」「福島の現実を隠すな!」のコールが街中になり響き渡りました。
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