岡山県労働組合会議

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カテゴリ   学習・宣伝・組織

とき:2010年7月28日(水)13時30分~

ところ:勤労者福祉センター4階大会議室

概要:希望ある新しい日本へ

7月28日、岡山県革新懇の学習交流集会が開かれ、県下各地から57名が参加しました。冒頭、事務局長の明石さんが、「98年11月に岡山市で中四国ブロックの交流会が開かれ、180人が参加して成功した。今年の9月19日に米子でブロック交流会が予定されており、この交流会を成功させよう」と挨拶しました。

講演をする荒川和明さん

学習会には元革新懇事務局長(現在は日本共産党中央委員会国民運動委員会所属)の荒川和明さんが招かれ、「希望ある新しい日本へ、岡山から革新懇運動の飛躍を」と題して講演を行いました。荒川さんは「国民が主人公の政治をめざして思想・信条の違いをこえて、国民的共同を進める組織が革新懇運動であり、国政革新を中心に運動する統一戦線組織だ」「そもそも、国の政治を変えるのは国民の役割であり、革新懇運動は日本でただ一つの組織です」と話し始めました。取材でノーベル物理学賞の益川敏英さんの取材時のエピソードが紹介され、「益川さん革新懇を知っていますか?と質問すると、知らないはずはないでしょう!と返され、さすが益川さん、何でも知っている。驚いた」と、革新懇運動は誰にでも受け入れられる組織だと説明。「政治の現状は参議院選挙の結果を見ても財界主導の2大政党づくりは行き詰っている、このねじれは政治と国民とのねじれだ」「革新懇には30年の歴史が示す3つの値打ちがある。自発的で幅広い共同、組織原則は全員一致制で無理をせず、押し付けずに」として、結成は難しくない、まずは身近な問題から。管理職も労働者も組合の違いを超えて結成を、と呼びかけました。「本気の1人が呼び掛ければそこに革新懇が生まれる。一歩を踏み出してほしい」、と背中を押すような話に参加者はうなずいていました。

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とき:2010年7月19日(月・祝日)10時~

ところ:表町・教育相談センター

概要:7月19日(月・祝)、岡山教育文化センターは発足後、はじめての運営委員会を開きました。冒頭に地域住民による子育て支援の取り組みを役員の安藤さんが報告しました。5年間の「さつきヶ丘のパラダイス」の取り組みはイキイキと活動する子どもたちの様子が報告されました。地域が崩壊し、子ども会もPTA以外はない状況の中で、手品やお化け屋敷、バルーンアートなど、夏休み期間中に地域の中で育ち合う様子が語られ、意見交換が行われました。地域ではお年寄りたちも関心を示し、サロン活動も始まったようです。一度のぞいてみたいものです。

中央に活動をパネルにした掲示してプレゼンテーションをする安藤さん(左端)

さて、会議では事務室の備品やパソコンなどの相談システムが整ったことが報告されました。協議では岡山県の教育振興計画や学力テストの実施状況について、子どもたちを競争に駆り立てながらも、教育産業が深く関与していることや電子機器の活用の下に教育費がつぎ込まれている実態が報告されました。今後のとりくみとして、教育費の実態調査、総会日程などが話し合われました。また、教育政策や行政の貧困をテーマに「子どもの貧困パートⅡ」を10月30日(土)13時30分~岡山県生涯学習センターで開くことを確認しました。

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とき:2010年7月5日(月)~

岡山市内・岡山市役所・岡山駅・天満屋・NTTクレドビル周辺

概要:参議院選挙で消費税増税が争点に浮上。菅民主党政権も自民党も消費税を5%引き上げし、10%に引き上げると明言しています。消費税の増税は勤労者・国民のふところを冷え込ますだけでなく、日本経済にも大打撃を与えるものです。全労連は、結成以来一貫して消費税増税に反対してきました。今回の参議院選挙で浮上した消費税増税問題に対して、労働組合運動として反対の世論を大きくするために、宣伝カーの連日宣伝が呼びかけられました。

全労連の文書はココ20100708152733消費税増税を許さない宣伝アピール556KB

看板の文字にご注目ください

岡山県労会議は少し看板に工夫をして毎日宣伝しています。昼休みと夕方の時間に繁華街に宣伝カー運航しています。ちょっと注目されますよ。

とき:2010年6月23日(水)12時15分~

ところ:岡山駅ビックカメラ・コンビニサンクス前

概要:新安保条約改定50周年となるこの日、沖縄では戦没者慰霊祭が行われていました。米国との間に、国民の意向を無視して結ばれた日米共同宣言を守ることには熱心だが、沖縄の基地撤去や県民の負担軽減には背を向け続ける菅民主党政権は、沖縄の慰霊祭に出席して「沖縄の基地負担がアジア太平洋地域の平和と安全に繋がった。感謝する」と米軍がベトナムやイラン、アフガニスタンを侵略している事実を捻じ曲げて、感謝するとまでうそぶく言葉に、県民からは「帰れ」「冗談じゃない」とい声が上がっている状況を伝える宣伝行動となりました。

署名に協力してくれた若い人たち

中尾安保破棄岡山県実行委員会代表は安保条約が日本をアメリカの軍事と政治、経済のすべてをアメリカの支配下の置く内容になっていることを詳しく紹介して、その廃棄を訴えました。

自らが見た沖縄の基地や反対運動をしている人たちの声を紹介する垣内さん

垣内共産党県委員会国民運動委員長は沖縄の基地の状態や基地反対の運動をしている人たちの切実な声を紹介しました。菅首相が2002年と2006年に沖縄の海兵隊が日本を守り、抑止力にもなっておらず、沖縄の基地が撤去されても日米関係に支障はない、とした発言をしているとして、国民をだますこのような態度は許せないと話しました。また、沖縄の基地が今も住民を苦しめ、毎年米軍や海兵隊員による犯罪や被害が年間で200件以上もあり、これ以上沖縄県民を苦しめる基地はいらないと訴えました。この宣伝では11人で5筆を集約しました。

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2010年6月20日(日)10時~

ところ:高梁市総合福祉センター

概要:6月20日(日)あいにくの曇り空でしたが、高梁総合福祉センターで生き活きフェスタinたかはし~第10回地方自治研究全国集会プレ集会~が開催されました。

 このフェスタは「自治体労働者が住民の皆さんと直接つながる仕事について、フェスタという形で、住民の皆さんと共に考え交流すること」を目的に04年に倉敷で開催されて以来、4回目となります。当日は600名の参加者があり、アユのつかみ取りなど大変盛り上がり、賑やかなお祭りになりました。

 同時に開催された「まちづくり地域づくりを考える」集会は岡田知弘先生(京大教授)が「『地域主権改革』と中山間地域のまちづくり・むらづくり」と題して問題提起をしました。「何が原因で困難な状況になったのか。民主党の推進する『地域主権改革』はどのような影響をもたらすか。まちづくり・むらづくりを進めるために何が必要か」「小規模自治体への支援の強化、住民と行政が協力して地域づくりを進める。大都市との連携」等が必要と話しました。

岡田知弘先生(京大教授)

 高梁市の歴史まちづくり課の前野課長補佐は国の重要文化財がある地域が対象の「高梁市歴史的風致維持向上計画(案)」を基にまちづくり計画を報告し、全国で16市が国の認定を受け、県内では津山市が認定されている。高梁市は秋頃の認定を受ける予定で作業を進めている事や内容を報告しました。

 高梁市の加藤企画課長補佐は「高梁市内の集落活性化について」市内の2地域で計画書が作成された。当初は座談会で地域に入ると「万策尽きた」と言われた中で始まったと報告し、今後は作成した計画書の進行管理をやっていかないといけないと述べました。

 これを受けて計画書作成に協力した吉備国際大学の靏先生は、住民の声を直接聞く、住民と共に策定する。また誰かが教えてくれると言う受け身でなく、押しつけでもなく、一緒に考えて住民が選び取る事を重視し、まさに真の共同をめざした取り組みの中で、住民は「漫然とした不安から解放」されたと語っていることが報告されました。

靍先生(吉備国際大学)

 日本共産党の武田県会議員は「岡山県の中山間地施策」について報告しました。県が策定している「岡山県中山間地域活性化基本方針(改訂版)骨子」について、地域における課題として、「単独での地域運営が困難になっている集落については、複数の集落で広域的に支え合う等が課題になっている」「産業をどう造っていくのか、産業の育成なしにはやっていけない」と提起しました。

全体の様子

岡田教授はまとめの中で、まちづくりは暮らしをつくる事、人をつくる事が大事。そして財政、政策権限を地域に与え、そこにあった地域づくりをする事が大切。2世帯に1世帯が年金暮らしをしている地域では年金額をあげる政策が必要であり、消費税を下げる事により効果が出る。年金財源が地域のくらしを支え、お金が循環している。高齢化は地域経済に重要な役割を果たすという新たな視点を提起しました。

10月の第10回地方自治研集会が楽しみとなるプレ企画でした。

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とき:2010年06月19日(土)10時~

ところ:サンピーチおかやま

概要:県労会議パート・臨時労組連絡会は6月19日(土)朝10時から学習交流集会を開きました。交流会の基本柱は①非正規労働者の雇用実態を政府統計や岡山労働局の資料から全体像をつかみ、情勢認識を一致させること。②安保条約に関して、最近平和委員会が作成したDVD「どうするアンポ」の上映を通して、普天間基地撤去や日米軍事同盟の問題点をしっかりと学習して、連絡会としてもこの問題に積極的に関わること。③公契約条例や最賃、生活賃金について考え、公契約条例のない現状の行きつく先はどうなのか?或いは働くものの労働の質とどういうことか、などを学ぶこと。自治体が住民の暮らしを守るという観点から職員の人数や、「公務員は高給取っている」といった公務員賃金に対する間違った認識について考える。などを目的として開かれました。生協労組おかやまや県医労連、岡山市職労から55人が参加しました。

公契約条例について話す斎藤寛生さん(全労連) 労働の質が落ちることは命と直結していることがよく分かる話でした。

講演のレジメと資料はココ公契約適正化運動の到達と課題880KB

学習が終わると、さっそく意見交換会を行いました。日ごろから感じている非正規労働者の皆さんの率直な気持ちが聞けて大変参考になりました。

やはり、賃金の話題になると、「一時金をもらうときは正規労働者との差を感じて、いやな思いをする」という意見は多くの方の気持でした。「友達付き合いや懇親会へも気持がなえる」など、低賃金への悔しさももじみ出ていました。また、仕事に責任を持ち、或いは持たされているのに、パートという待遇に疑問。経営者も不採算部門だという。それでも仕事は投げ出せない。といった思いは団結で解決したい要求だと聞きました。

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とき:2010年6月9日12時15分~45分

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:最近は憲法改悪の議論が表に出ていないこともあって、宣伝に対する反応もあまりよくはありません。この日の宣伝では13人が参加して、10筆の署名を集めることができました。チラシの入ったティッシュを配りながら、署名をしてくださいと言うと引き返してティッシュを返す人も入れば、書いていただける方など様々です。6月29日が岡山の戦災記念日でもあり、二度と空襲で家族や友人を失うことのないよう、憲法をまもって、戦争の火種をつくらないようにしましょう。と訴えました。

宣伝にはこの日初めて参加の組合員もいました。

①6月11日(金)18時~②6月15日(火)18時30分~③6月25日(金)18時~

④7月9日(金)18時~

県労会議の案内チラシはココ①③④安保条約連続学習会6.11、6.25、7.9253KB

安保破棄実行委員会主催の学習会はココ②6.15アンポ学習会チラシ225KB

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とき:2010年4月17日(土)13時~16時30分

ところ:岡山市福祉会館(小橋町)

内容:三上 満(子どもの権利・教育・文化センター)の講演、実態交流など

概要:働き方が自己責任のもとに捻じ曲げられて、青年の働き甲斐が奪われていることや、就職難で雇用の機会さえない青年の実態から、生きがいや青年の成長について考える企画。雇用破壊のもとで働くことに疲れ、仲間との交流を嫌がる青年、政治を変えることに無関心な青年、自坊慈悲となって仲間との信頼関係を自ら断ち切ろうとする青年など様々です。低賃金のもとで働き、将来の展望さえ失っている青年の実態を交流して、どうすればこんな世の中を変えられるのか、青年が連帯すれば生きがいの持てる社会を作り出せることをお互いに励ましの中で確認し合おうとする熱意のこもった集会でした。集会には青年や一部のおじさんも含めて42人が参加しました。

やさしい笑顔があふれた三上満氏

 講演された三上満さんは自らの教員生活を振り返り、人間は人の役に立つこと、人を好きになることで立派になっていく。中学時代の生徒から結婚式に招待され、しどろもどろに「どうしようもないと思った生徒が立派になって、結婚式を挙げ、何かいいスピーチをと思いながらも、どうしようもなかった中学生の当時しか思い出せず、困った」時のお話をされ、その生徒が、結婚式場で先生に言った一言を紹介しました。「人間って、いつかまともになるもんだから、中学時代はあまりあせらないほうがいいよ」って言ったそうです。また、成長して「人間その気になればなんとかなる」と立派に仕事をしている生徒のことを思うと、人間だれだって可能性を持っている。しかし、その可能性の芽を摘んでいるのが今の政治だ。人間をランク付けして、遺伝子に基づく能力で選別している。こんなことでい社会ができるはずない。一生懸命やっても報われない社会は間違っている。しかし、そんな社会でも自己否定せずに「自分を好きになること、臨んで挑戦すること、自分と向き合うことの大切さ」をしっかりと持てほしいと参加した青年たちを励ましました。

三上満氏の講演レジメはココ三上満氏の講演レジメ34KB

青年雇用・生活アンケートの結果はココ青年の雇用・生活実態アンケート報告511KB

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とき:2月27日(土)14時~16時

ところ:岡山労働福祉事業会館(旧労金ビル)

概要

1月7日に国と合意文書が締結されました。合意文書は、公式文書で初めて「応益負担」を否定し、憲法13条、14条、25条「等に基づく人権の行使」を基本に新法の制定を謳ったものと理解できます。これは、障害者の問題にとどまらず、社会のあり方の根本にかかわる内容を含んだものです。今回の裁判は、この合意を受けて集結しますが、内容の実現を確かなものとし、当事者参加のもとで新しい制度をつくるスタートラインにやっと着きました。報告集会への多くの県民の皆さんの参加をお待ちしています。

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