岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

カテゴリ   活動日誌

とき:2011年5月1日(日)10時~12時

ところ:旭川河川敷東詰・三光荘前

概要:東日本大震災から50日後のメーデーとなります。第82回メーデーは、メーデーの伝統を引き継ぐと同時に、震災の復興支援を呼び掛ける集会とデモを行います。

2011.05.01第82回岡山県中央メーデー

メーデー2011チラシ

 82回メーデー開催状況(1)

第82回メーデーニュース

第82回メーデー宣言(案)

 

 メーデー集会では、労働者だけでなく、メーデーの伝統を守り発展させようとする多くの団体の皆様とご一緒に、訴えやメーデー宣言を行います。

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とき:2011年3月17日(木)18時30分~19時30分

ところ:倉敷労働会館

概要:

3月17日、国民春闘倉敷地域共闘委員会主催による「2011年春闘勝利に向けた決起集会」が開催され50人が参加しました。開会にあたって、平林議長が「震災で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。春闘を自粛してはという声が聞かれますが、救援活動と同時に頑張っていきたい」と決意を述べました。来賓として日本共産党から赤坂てる子県会議員が参加して、「今、大企業の内部留保は250兆円を超えています。春闘によって内部留保を、賃上げ、被災地支援に回し、国民の命と暮らし、健康を守ることを目指しましょう」「共産党は選挙の延期を申し入れたが、菅政権は被災地を除いて選挙の実施を決めた。被災者支援に全力をという国民の気持ちを全く理解していない。私たちもともに頑張りましょう」とあいさつしました。

講演をする宇野忠義(弘前大学名誉教授)さん

集会メインの記念講演では宇野忠義(倉敷農業を考える会代表)さんがTPP(環太平洋経済連携協定)についての講演を行いました。宇野さんは、「TPPの特徴は国境なき市場・人・モノ・金の完全自由化である。医師会も自由化で公的保険制度が危うくなると反対している」「政府は自由貿易の名の下で財界・大企業の要求を実現しようとしている」と指摘されました。また、資本の儲け本位の横暴により、貧困と格差がもたらされとして、「財界・大企業優位のあり方からの転換が求められている。そのためには賃金引き上げによる内需拡大、国民生活の回復が必要。2011年春闘は、国民本位の政治を作るという重要な位置づけで、自信をもって取り組んで欲しい」と集会参加者を励ましました。

吉田事務局長が経過報告と行動提起をした後、平林議長の音頭で「ガンバロウ!」を唱和しました。

とき:2011年3月11日(金)12時15分~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

3月11日、岡山県労会議や日本航空に整理解雇撤回裁判を支援する共闘組織は、岡山駅前で裁判への支援を呼び掛ける宣伝を行いました。

時折小雨がちらつく昼休みの一時、風も強く宣伝には向いてないお天気でしたが12人が参加をして、ティッシュチラシ300枚を配布しました。日本航空の整理解雇問題では、稲盛会長が自ら、「経営上は整理解雇の必要はないが、銀行との約束でやむを得ない措置だった」と話していました。9日の衆議院国土交通委員会で共産党の穀田衆議院議員の質問に答えて、企業再生支援機構の水留浩一常務取締役(現副社長)が「銀行と整理解雇の約束などはしていない」と認めたことを受け、日本航空の整理解雇は全く根拠のないものだということが明確になりました。11日客室乗務員の口頭弁論も行われ、経営破綻の真の原因と責任が明らかにされ、日本航空の利益優先の体質が鋭く追及されました。日航は子会社である整備専門会社を清算しており、ベテランの職員の解雇と同時に飛行機整備にもお金を出し惜しむなど、利益優先の経営体質をむき出しにしています。

宣伝の様子

宣伝では伊原事務局長がマイクを握り、裁判に至る経過や労働組合としての支援の広がりなどを話して、道行く人に協力と理解を求めました。特に、「今回の整理解雇では、企業が黒字であっても自由に首切りができるルールとして定着したら、安心して仕事ができない」と訴えました。雨模様にも関わらず、受け取りの手応えを感じ取ることができる宣伝でした。

とき:2011年3月9日(水)7時45分~

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

3月9日、岡山県労会議は県公務労組連絡会と共同して、公務員改革に反対する朝宣伝に取り組みました。朝の宣伝も冬の寒さが和らぎ、伸び安くなった通勤者の手にティッシュに入れたチラシ500枚を渡し切りました。久々に15人という人数が揃い、勢いのある宣伝となりました。

チラシを手渡す組合員

県国公の萩野議長はマイクを取り、「公務員改革として公共サービスと賃金の切り下げが始まっている。公務員の賃金引き下げは民間賃金にも連動する。公共サービスの切り捨ては国の責任放棄だ」と説明しました。また、全建労の石倉さんは「公務の職場はどこも人手不足で残業が絶えない。ハローワークの職場では昼休みもなく働き、身体を壊す職員もいる」と厳しい職場の実情を訴えました。

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とき:2011年2月26日(土)14時~16時30分

ところ:勤労者福祉センタ4階ー大会議室

概要:

岡山市社会保障推進協議会は2月26日、講師に赤旗社会部「子どもと貧困取材班記者」の萩野悦子さんを講師に招き、「子どもの貧困」を考える学習会を開きました。萩野さんは東京の足立区にお住まいで、息子が2人居る母親でもあると自己紹介しながら、近所に5歳くらいの子どもがいて、保育園にも幼稚園にも行かずブラブラしていて気になっていた。ある時、その子が家に来るようになって話を聞くと、お母さんは居るがお父さんは居ないと話したことが取材の動機で、「どうしてこうゆう子どもたちが居るのか?」と疑問を感じたそうです。近所の母さん方から話を聞いているうちに、DVで夫と別れたお母さんや、逃げていて就学通知書が来なかったケースなど、住民票もなく、近所とのつながりがあっても学校へのいけない状態の人がいること、出生届を出していない母親がいることなどを保育園の友達を通して聴くようになり、取材を続けるようになったと言います。

出版された本を紹介しながら話す萩野さん

児童福祉施設に3日間泊まりがけで取材したことを通して、親の虐待に合った子どもが、「俺にみたいな子どもが増えているんだってな」と、ひねくれて冷静な顔を装いながらも「聞いて欲しい、話したい」という気持ちが感じ取れたと言います。親しく話す内に子どもらしい素直な顔に戻っていく様子を話してくれました。夫の虐待に耐えきれず離婚したある母親は、「子どもに申し訳ない」とずーっと自分を責め続けていたが、萩野さんが言った「男が悪い」という言葉に助けられたと話したそうです。萩野さんは、「男が悪いんです。男は逃げられる。離婚しても女性は男の収入に半分しかない。それも非正規の仕事ばかりで這いあがれない」と言います。本当は貧困を意図的につくりだす政治が悪いのであって、男のせいだけではないことは十分承知の上でそう言ってのける萩野さんは、競争社会をなくさなければ格差はなくならないし、貧困者になるともう立ち上がれない。施設の子どもは学業も大変で、施設を出た後のことを考えてアルバイトをしなくてはならない。そうすると勉強ができなくなる。高校を退学すると施設を出なくてはいけない。はじめから格差があるんです、と力を込めて話してくれました。貧困は心も経済も荒廃させ子どもたちが犠牲になると、いたたまれない気持ちを吐き出すように参加者に訴えました。参加した40人は討論の中でも岡山の教育の実態に触れながら、或いは貧困の実態を出し合いながら問題意識を深めることができました。

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とき:2011年2月26日(土)10時~12時

ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室

概要:

岡山県労災職業病・過労死連絡センターは2月26日、第2回メンタルヘルス研修講座として、「職場復帰の問題点と解決に向けた提言」と題して講演会を開きました。講師の林病院臨床心理士の谷原弘之さんは職場ストレス研究の歴史を述べながら、職場ストレスの4つの因子から心理社会的ストレスから職場の人間関係を上げ、1988年に米国の労働安全保健研究所が職業性ストレスモデルや職業性ストレス調査票を作成していることを紹介し、このモデルを基本として復職支援をしているとしました。

パワーポイントを使ってわかりやすく話す谷原さん

不調者の出現には心理的ストレス要因へのばく露が関与するとして、この関与をどれだけ防ぐのかが復帰に影響すると話しました。ただ、ばく露量や個人差によって回復に違いが生じ、不調者は心の中で「自分が情けない」と思う気持ちと、「しんどさを分かってくれなかった上司や会社が憎い」とする気持ちが葛藤していると話しました。休職しながらも職場が怖くなった人は、職場負荷への試行を加える訓練なども職場復帰可能の判断になるとしました。また、復帰確認会では復帰場所や処遇の交渉になり易く、ばく露環境の再現となることがあり安心できる付添者の同伴認めるなどの配慮が必要と話しました。メンタルヘルス対策先進国では事業者や労働者代表向けの手引書が出されていることや、デンマークでは労働基準監督署が抜き打ちで査察に入ることもあるそうです。最後にストレスに脆弱な人でも復帰できるように組合の新が必要だと強調しました。討論では公的職場での職場復帰では付添者という言葉が明確になっていないする意見や周囲の人の配慮などについて質問が出されました。

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とき:2011年2月26日(土)12時15分~12時50分

ところ:岡山駅ビックカメラ前

概要:

安保破棄岡山県実行委員会は2月26日、定例の宣伝を岡山駅ビックカメラ前で行い、6人が参加して27筆の署名を集めました。当日は連合が集会とデモ行進を終える時間帯と重なり、マイク宣伝を少し控えて、5分遅れでスタートしました。昼下がりの駅前は春の陽気で、土曜日ということもあり、子どもから大人まで様々な階層の人達がショッピングを楽しんでいる中で、チラシを配り、署名を訴えました。

若い人たちは平和に敏感です

小学生の友達連れがやって来て署名をしてくれました。「沖縄の基地のこと知っている?」と聞くと、「知っている」とだけ答えて、しっかりと署名用紙に名前を書き込んでくれました。また、物珍しそうに近寄ってきた青年は「何をしているのですか?」と聞きながら、説明をすると「それなら・・」と署名に応じてくれました。伊原事務局長は、「日本の政府は思いやり予算を今後5年間に1兆円もアメリカ軍のために使おうとしています。日本経済が大変な時に、こんなおカネをポンと出す国は世界のどこを見てもない。憲法9条に基づいた平和の理念を世界に発信しましょう」と訴えました。

とき:2011年2月20日

ところ:倉敷労働会館

概要:

第9回倉敷市民のつどい2日目は5分科会に分かれて、街づくりや医療・福祉について議論が交わされました。街づくりの分科会では倉敷市街づくり推進課の職員から第6次総合計画として、市民が参加する水島中心地域のリフレッシュ構想が紹介されました。

倉敷まちづくり推進課の職員から説明

また、倉敷芸術科学大学のキャスパー・シュワ―べさんは、「倉敷にある全国でも有数の優れた建築物や民芸が世界の工芸作家や職人に影響を与えている。歴史に登場した人物の情熱が素晴らし景観をつくっている」と話しました。シュワ―べさんは、質問にも応えて「美観地区の景観にそぐわない開発の規制に重点を置くべきであり、芸術の街としての推進力で再生を」と話しました。住民参加の方法や大型ショッピングセンターの規制など課題は多いと感じさせる分科会でした。

キャスパー・シュワーべ(倉敷芸術科学大学)さん

午後からは「地域主権と地方自治」をテーマに小畑隆資岡山大学名誉教授が記念講演を行いました。小畑先生は「これまで自民党が言っていた地方分権と地域主権改革は何が違うのか」と問題提起をしながら、民主党の規制緩和は国家権力自由の緩和であり、国家権力をコントロールする憲法の規制を取っ払うのが地域主権改革の本質だ」と説明しました。

講演する小畑先生

民主党はその為に様々なレトリックを使い「首長を選ぶのは国民だ。その為には責任も取りなさい」とすり替えている。権力者の思いのままに強権的な政治を押し付けようとしているとしているのが民主党であり地域主権改革推進の手法だと強調しました。

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とき:2011年2月14日(月)12時15分~45分

ところ:天満屋アリスの広場前

概要:

 県労会議と抗議宣伝の呼びかけに応える民主団体は2月14日、天満屋アリスの広場前で日本航空の整理解雇に抗議する宣伝を行いました。航空労組連絡会は昨年末の12月31日に組合員を含む職員165名が日本航空から整理解雇されたことを契機に、今年1月19日に解雇は不当として146名が東京地裁に提訴し、全労連をはじめ支援団体の仲間450名が日本航空本社前に集結して、抗議と宣伝を行いました。県労会議は昨年12月より3回目の街頭宣伝に取り組みました。岡山では珍しく長雪の日でしたので、計画していた署名行動は中止して、チラシ配布とマイク宣伝に集中しました。

宣伝チラシを300枚(30分間)配布しました。

 訴えでは二つの問題点を話しました。第1は当初、会社更生法の申請で16,000人削減の合理化計画でしたが、解雇者は17,000人を超え、整理解雇の必要性がないにも関わらず、年末になって整理解雇が強行されたことです。このことは日本航空の稲盛会長も「会社は黒字(1500億円)を上げており、整理解雇の必要性はなかった」とマスコミに話していることを挙げました。第2は空の安全にとってベテランの乗務員やパイロットを真っ先に解雇するやり方は、本来、航空会社が最優先しなければならない安全問題を投げ出し、利益優先の会社に変貌したと訴え市民の理解を求めました。宣伝には8名が参加し、チラシ300枚を配布しました。

とき:2011年1月29日(土)10時~15時

ところ:勤労者福祉センター4階大会議室

概要:

県労会議は1月29日、第37回幹事会を開き2011年春闘方針を確立するとともに、午後から春闘共闘委員会を開催して、学習会で「日航の不当解雇」について学び、運動を前進させる決意も確認しながら、役員体制や当面の活動方針などを満場一致で採択しました。幹事会では20組織30人が参加して、伊原事務局長の2011年春闘方針の提案に対して各産別から6名が発言しました。提案では「日本経済を再生しているための賃上げ闘争を重視して闘うことや、大企業の244兆円もの内部留保を社会に還元していく運動を強化しよう」「地方選挙を春闘と一体のものとして位置づけ共に闘おう」と呼びかけられました。

賃上げと政治課題を結びつけてガンバロウと挨拶する花田議長

発言では①JMIUの大島幹事が「苦しい経営の中で年末一金は明治機械で0.7カ月に終わった。春闘では要求アンケートや家計簿調査、企業への一言メッセージなど、職場から練り上げる要求を大切に春闘再生の年にしたい」と決意が語られました。

JMIU・大島幹事

②医労連の岩本幹事は「昨年は20年ぶりに医労連として全国キャラバンを行った。医師・看護師不足は待ったなしだ。社会保障の拡充が求められている。2交代制の長時間労働をなくす運動を強化する。患者の受療権が脅かされており、国民春闘に固く結集して頑張る」と発言しました。

医労連・岩本幹事

③建交労の朝倉幹事は「じん肺キャラバンではお世話になっている。高齢者事業団の活動も仕事の確保が厳しくなっている。自治体には高齢者の命と生活を守る義務がある」「今年は母親大会が広島で開催される。岡山から500名が参加しようと準備が進んでいる。県の大会は津山だ。成功のために結集を」と取り組みの成功へ協力を求めました。

建交労・朝倉幹事

④明治屋労組の杉本幹事は「人事考課を盾に定年延長を拒否された組合員が裁判で闘うことになった。傍聴や要請行動などで支援を」と法律で定められた定年制の延長を拒否する会社の不当性を訴えました。

明治屋労組・杉本幹事

⑤生協労組おかやまの井木幹事は「小売りの経営は厳しくなっている。大元には消費税やTPP参加の間違った政治にある。しかし、経営側はこうした問題でもはっきりと反対を表明していない。労組は賃上げで誰でも最低1000円の時間実現に向けて職場の団結を呼び掛けている。パートの時間給が768円と相場よりも下がっている。これに歯止めを掛ける春闘として奮闘する」と話し、景気の回復と労組の課題を結びつけた労組の闘いを紹介しました。

生協労組おかやま・井木幹事

⑥県国公の石倉幹事は「地域主権改革と公務委員削減に反対する地域宣伝を重視していることや公務職場の人減らし、地方移譲に反対する」と打って出る活動を提起しました。

花田議長の音頭で団結ガンバロウを唱和

まとめの中で伊原事務局長は「現在、公契約でキャラバンをしているが、国民を苦しめる政策と自治体への交付金減らしで国民や中小業者が苦しんでいる。労働組合があらゆる国民各層と共同する運動を追求することが大切。学習しながら組合員を増やすなど組織強化を春闘の柱にして奮闘しよう」と呼びかけました。

採択された春闘アピールはココ第37回幹事会春闘アピール(採決確認)94.7KB

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