月別 2014年4月
と き:2014年4月30日(火)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は原発ゼロを求めて街頭宣伝、署名行動を行いました。本日の行動には13人が参加し、38筆の署名を集めました。
マイクを握ったのは伊原潔さんで、「福島第1原発事故が収束どころか、事故被害が拡大シ続けている。安倍政権は原発を重要なベースロード電源と位置付ける『エネルギー基本計画案』を閣議決定し、原発の再稼働と輸出に躍起になっている。日本経団連会長は、『いずれ原発の増設が必要になる』とまで発言している」とのべ、「国民の願いである原発ゼロ目標を投げ捨て、原発永久化を計るような計画は撤回しかない。そして、一部の人たちの儲けのために私たちの命を犠牲にすることは許すわけにはいかない」と訴えました。
本日署名をしてくれた大学生は、「テレビで原発の現実を知り、なくさないといけないと思った」と話してくれました。
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とき:2014年4月27日(日)10時~16時
ところ:おかやま西川原プラザ
4月27日(日)、子育て・教育のつどい2014がおかやま西川原プラザで開かれ、約80名が参加しました。
午前中は教科書や子どものこと、教員の働き方、学力テスト、障害児支援など5つの分科会で議論がされた後、午後からは「家族力が子どもを育てる」を演題に、団士郎さん(立命館大学大学院教授)が講演しました。
教科書問題の分科会
第1分科会「教科書のあり方を考える」では、少人数ながら小出隆司さん(子どもと教科書岡山県ネット21)の問題提起を受けて熱心な討論が行われました。歴史の真実を捻じ曲げる安倍政権お勧めの歴史教科書「育鵬社」と、これに対して歴史に忠実で多くの学校で採用されている「東京教科書」との違い、首長と教育委員会の権限を強めながら、採択委員会に校長の意向に沿った教師が送りこまれ、教科書を決めている実態が報告されました。2007年の教科書をめぐってすでに攻防が始まっている。実際に現場の教員でないと100冊以上もある教科書会社から選ぶことは困難であり、結論ありきの委員会となっていることは明白として、どうやって跳ね返す運動を展開するのかが議論となりました。その一つとして、「教育問題が教員任せになっている」との指摘が注目されました。
難波実行委員長の挨拶
午後から始まった団士郎さんの講演では、「人が育って、独立していく場としての家族は他人と暮らす能力が求められる」として、団さんは自らの経験をもとに「家族はどうしたらうまくやっていけるのか、子どもをきちんと育てたからといってうまくいくとは限らない」と切り出しました。長く家族心理臨床に携わった経験から、「何かあった時に専門家が必要な生き方はダメ。自分で治癒する能力が求められる。医療のような処方箋はない」と述べ、専門家の意見は役に立たない、と意外とも言える結論から話は始まりました。「家族には不合理なことがいっぱいある。うまくいっているようでも震災に会えば一変する。条件によって幸せは決まらない。合理的で幸せそうに見えても離婚などの話はいっぱいある。家族の幸せに因果関係はない。誰が悪いかを問題にせず、上手くいかないなら変更する勇気を持つことだ。キズを追わずに生きて来た人はいない」と大学の授業で学生からも学んだ経験を紹介し、自ら描いた漫画と事例に沿ったストーリーで分かりやすく説明しました。
田中事務局長の報告
講演をする団士郎さん(立命館大学大学院教授)
団さんは、まとめ的な話の中で「長年の家族関係に難題を抱えていると思っている人は主観が多い。小さな行動が伴ってきた変化は言い方の変化で書き換えが必ず起こる。反対に何かにこだわり、マイナス面語ることは何かを縛り、強化することになる」としながら、上手くいく方法もあるとして、主観に陥らず、こだわらず、変更する生き方を勧めました。
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とき:2014年4月26日(土)11時~
ところ:岡山駅さんすて
4月26日(土)11時~、秘密保護法廃止共同行動実行委員会の宣伝署名活動が行われました。宣伝には14名が参加して13筆の署名を集めました。
事務局長の伊原さんは、「秘密保護法が国民の安全を守るためなどという宣伝がまことしやかに流されているが、それはウソだ。秘密保護法は国民から情報を隠し、アメリカと一体となった戦争に道を開くものだ。憲法の基本的人権を侵害する稀代の悪法。また、恣意的な情報隠しも懸念される。何としても廃案にしよう」と訴えました。
宣伝用の横断幕をジーッと見ながら署名をしてくれる人、無関心を装う人など様々ですが、昨年、法律が通る前と比較して、人々の間にはあきらめ感が漂っているのがよく分かりました。グッズも工夫したつもりでしたが、反応が弱かったというのが印象です。
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とき:2014年4月25日(金)18時40分~
ところ:国際交流センター5階会議室
4月25日(金)、国鉄労働組合岡山地本は福知山脱線事故から9年を迎えたその教訓を公共交通機関の安全運行に活かそうと集会を開きました。集会冒頭には国労合唱団「じれん」がJAL争議団歌「あの空に帰ろう」を歌い集会に花を添えました。
じれん合唱団
集亡くなった方々へ黙とうを捧げた後、後藤委員長が9年前の事故の原因究明と徹底した安全対策を求め、差別と選別の社員教育や国労敵視の会社運営を批判しました。集会に際し、記念講演を行った国労本部業務部長の小池敏哉さんは64名の参加者を前に、「JR北海道事故はなぜ起きたか」というテーマで話し、公共交通機関として絶対にあってはならない安全軽視の実態をつぶさに語りました。また、この問題の裏には会社の隠蔽体質と労使協調の労働組合との異常な癒着があると話しました。
後藤委員長
小池敏哉業務部長
小池さんは、「JR北海道の不祥事は国鉄の分割民営化がもたらしたものであり、地理的、過疎化という条件の中で、自動車との競争という激烈な過当競争の中で生まれた厳しい経営環境が拍車をかけた」と前置きしました。さらに、「当初からJRの安全運行を求めて闘う国労差別が他の会社と比べても激しく、発足時から事故を誘発する要因を抱えていた」と説明しました。小池さんは具体的な事例に触れ、「JR北海道は2011年5月にトンネル内で特急・スーパー大空14号脱線事故で起きた車両火災、乗客78人と車掌1人が負傷する事故が発生した。しかしそれは、その後に起こる重大事故を予兆していた」と話しました。 2013年には発火・発煙事故が頻発し、9月に貨物列車の脱線事故が発生したがデータの改ざん、メンテナンスの放置が発覚しています。2度の業務改善命令と「監督命令「刑事告発」へと発展したことを受けて、国労が要求する団交を拒否されていましたが、「JR北海道緊急安全対策委員会」が設置されたことを契機に、やっと「労使合同会議」が開催されました。この経過に至る中で小池さんは、「労使合同会議は1時間程度の議論でほとんど経過説明に終わっている。議論も十分進まない中、経営側が突然、労使合意文書なるものを出してきた。幕引きをしようとする意図が見え見えだった。しかも、この内容さえ非公開にされた」と話しました。このように、事故後も国交省の監督命令が出された後でも、隠蔽と国労拒否の姿勢は変わっていないと話しました。小池さんは「国労は今後も企業風土の改革、技術の人材の育成できる職場、安全への投資と要員の確保、現場の意見反映などを求めて闘っていく」と決意を述べました。
国労岡山地本の片岡書記長は、「JRは福知山脱線事故以前の経営体質に戻ろうとしている。事故後、安全憲章が定められたが、今では人減らし合理化が進められ、利用者へのサービス低下など儲け優先の経営が続けられている」として、事故の教訓を活かせるように地域の仲間と力を合わせて、さらに運動を前進させる決意を述べました。
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と き:2014年4月25日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は27人の参加で、86回目となる中国電力への抗議行動を行いました。
デモ出発前に伊原さんは、「国連のIPCC(気象変動に関する政府間パネル)は脱原発で温暖対策が可能だとした報告書を公表した。これまで太陽光や原子力など温室効果ガスの排出が少ない低酸素エネルギーを急増させれば、温暖化の悪影響を抑えられるとしていた。しかし、今回原子力を抜きでもそれは可能と指摘を改めた。原子力を温暖化対策として必要とする声が大きくなる中、原子力なしの選択肢が成り立つことを示している」と話しました。
参加者は、「再稼働反対」「中国電力は諦めろ」と抗議しました。
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と き:2014年4月24日(木)9:00~
ところ:岡山市―久米南町―美咲町
概 要
原水爆禁止岡山県協議会は2015年NPT再検討会議に向け4月15日から自治体キャラバンを行いました。本日で最終日を迎え、岡山市、久米南町、美咲町の3自治体を訪問し、「核兵器全面禁止の決断と行動を求める請願書」を提出し、「アピール署名」への協力を要請しました。残念ながら、首長・議長に出席いただけませんでしたが、私たちの要請に応じてもらうことはできました。
写真は久米南町
平井事務局長は、「私たちが草の根の運動を粘り強く進めてきた結果、国際政治は核兵器禁止条約の必要性を確かなものとしている。しかし、一部の核保有国とその同盟国による抑止力論によって困難な状況もある。重要なのは世界で唯一の核被爆国である日本の政府が核兵器全面禁止・廃絶の国際的イニシアチブを発揮することだ」と取り組みの主旨を説明しました。
自治体からは、「時代に逆行するような出来事が多い。武力を持って国際問題を解決するなど時代遅れだ」という意見や、「政府の進む方向もきな臭い感じがする。平和な社会を守らないといけない」という意見がありました。
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と き:2014年4月23日(水)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は定例の街頭宣伝を行いました。7人が参加し署名5筆を集めました。
マイクを握った弓田さんは、「安倍政権は4月1日、武器輸出三原則を撤廃し、武器や関連技術の輸出を解禁する「防衛装備移転三原則」を閣議決定した。武器輸出三原則の撤廃は、憲法9条の原則を放棄することで絶対に許すことはできない」と話しました。
また、高江ヘリパッド建設に反対する住民運動弾圧事件に触れ、「高江ヘリパッド建設に反対する住民運動を国は通行妨害として、伊佐真次さんを訴えた。1審、2審とも住民の主張を退ける不当なものだった。この問題の発端は、防衛省沖縄防衛局が住民の反対を無視して、一方的に高江集落を取り囲むようにヘリパッド建設を強行しようとしていることにある。抗議の住民運動は非暴力で正当なものだ。これを禁じる判決が出たら、憲法21条の表現の自由が侵害されるのと同じだ。私たちは国の訴えを退ける公正な判決が出されることを求めている」と訴えました。
署名に協力してくれた人は、「高江の出来事は知らなかった」と署名に協力してくれました。
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とき:2015年4月23日(水)7時45分~8時10分
ところ:岡山駅ブックカメラ前
第85回岡山県中央メーデー実行委員会は5月1日(木)に開催される県中央メーデーを市民に知らせようと、早朝宣伝に取り組みました。宣伝には6人が参加しました。伊原メーデー実行委員会事務局長は「今年も平日だが第85回岡山県中央メーデーを旭川河川敷で開催する。4月から消費税が増税され、社会保障も削られるなど生活はますます厳しくなっている。通常国会では労働者派遣法の改悪など労働法制の改悪案が議論され始めた。限定社員、残業代ゼロ、解雇の自由化など、労働時間で賃金が払われるのではなく、成果によって払われるホワイトカラーエグゼンプションなど、働き方が根底からくすれそうな状況だ。政治、経済、社会保障のあらゆる面で労働者は厳しい働き方が強要される時代になった。原発再稼働や憲法を否定する秘密保護法など政治課題でも歴史をさかのぼるような政策が目白押しだ。県民の声を集めて政治を変えていこう」と呼び掛け、300枚のチラシを配布しました。
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JAL宣伝
と き:2014年4月22日(火)12時15分~
ところ:岡山駅さんすて
4月22日(火)、JAL争議支援共闘は12時15分~岡山駅さんすてで署名宣伝行動を行いました。中央では5月15日の客室乗務員、6月5日の乗員の高裁判決に向けて、3月末から高裁や日本航空本社前で公正判決を求める要請行動や座り込みが組織されています。東京周辺の駅頭では連日宣伝署名活動が今この時間でも展開されています。判決に向けてすべての支援共闘が一斉に動いています。すでに団体署名が1万1355筆、個人署名は34万筆が集められ高裁に届けられました。
岡山県でも運動を再開しようと昨年10月以来6カ月ぶりの宣伝となりました。13人が結集して30分で11筆の署名を集約しました。
宣伝を初めて開始した2010年12月から数えて、3年と4ヵ月となりました。伊原事務局長は当時を思い出すように、「165名のパイロットと客室乗務員が債務超過に陥った日本航空の犠牲になって整理解雇された。当時の稲森会長は裁判の中でもその必要はなかった、と証言している。日本航空は整理解雇の翌年の2011年に2048億円の利益を上げている。このことからも人件費となるわずか20億円が払えなかったとは誰も思わない。航空業界は何よりも安全第1でなければならない。航空チケットの安売り競争の陰で安全が脅かされているニュースが後を絶たない。ベテランを職場に戻して安全な日本航空を取り戻してほしい」と訴えました。
署名をしてくれた若い女性は「安全な飛行機に乗りたい。一方的な解雇は困ります」と話しました。横断幕の前に立ち止まる年配の女性は「海外旅行で日本航空にお世話になった」と言って署名に応じてくれました。
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と き:2014年4月18日(木)14:00~
ところ:春日町周辺
概 要
岡山県労働組合義と自治労連岡山県本部は、勤労者福祉センターの周囲で核兵器廃絶署名を集めました。今回のとりくみには7人が参加し、署名31筆を集めることができました。
訪問先では、「核兵器はなくならない。やっても無駄」と言いう人もいましたが、「NPT再検討会議を知っている」と署名に協力してくれる人。居酒屋の女将さんは仕込みで忙しいにも関わらず署名に応じてくれました。また、署名を預かったくれた会社もあるなど、元気の出る署名活動でした。
今後は規模を更に広げ、より多くの人と協力して署名行動にとりくみたいと思います。
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