1.19最賃宣伝・署名
0 Comments | Posted by kiyoshi in 学習・宣伝・組織, 活動日誌, 賃金闘争, 雇用 |
とき:2011年1月19日(水)12時15分~
ところ:天満屋アリスの広場前
概要:
県労会議パート・臨時労組連絡会は1月19日(水)、今年最初の最低賃金引き上げの宣伝・署名行動を30分間、天満屋アリスの広場前で行いました。参加者は12人、署名は26筆集めることができました。
「最賃額の引き上げは、労働者・国民の購買力・消費を促し国民経済を回復させます。昨年は13円上がり岡山県では683円となりました。1昨年が1円の引き上げだったことを考えると大きな成果です。最賃は中央最賃審議会や地方最賃審議会で決められます。県民世論を盛り上げ、審議会に声を上げることで重要です。大企業は244兆円という内部留保をため込んでいます。大企業の部留保を社会に還元して、経済の再生を図りましょう」と訴え、署名をお願いしました。宣伝のチラシには全国の最賃額の一覧が掲載され、自分の時間給を計算できるように工夫してあります。最高は東京で816円、最低は沖縄で642であり、これだけでも 179円の開きがあります。日本は細かい区分けで最低賃金にランク付けがされていますが、先進国にはない格差が意図的につくられていることも見逃せません。全労連の調査では、全国どこに住んでも生活費は変わらないことが分かっています。
会話では「内部留保は有価証券などで現金ではないから、給与に配分できないのでは?」「公務員の給与を下げればいいのでは?」など、マスコミの報道のままの質問を真剣にしてくる人もいました。一方で、「放送関係で働いているが時間給は500円だ」と言う人もいました。最賃に違反していますが、これが日本の現実です。労働者派遣法など賃金抑制の政策が財界の意向でつくられ、年収200万円以下の人は1099万人とされています。こうした人たちの声を代弁し、自らの生活改善に向けてさらに声を大きく上げるなど、政府を動かす国民世論の形成が求められています。パート・臨時労組連絡会では毎月宣伝を行います。