岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

連想分類語  沖縄

と き:2012年6月16日(土)13:00~

ところ:神奈川県横浜市・建設プラザかながわ

概 要:

 いま日米両政府は沖縄の米軍基地固定化と日本全国への基地拡大や輸送機オスプレイ配備など新たな基地強化を強行しようとしています。こうした背景には日米安保条約の影響があります。安保破棄中央実行委員会、労働者教育協会は「平和とくらしを守るために」と題した安保条約学習会を開催し、巻き返しを目指しています。今回の学習会には140人が参加しました。

 開催にあたり柴田真佐子さん(全労連副議長)は、「東日本大震災から1年3ヶ月が経過したが、政府は福島原発事故の全面賠償に目をそむけ、各地の除染対策も進んでいない。にもかかわらず、野田首相は大飯原発再稼働を宣言した。沖縄普天間基地をめぐっては、日米両政府によりオスプレイ配備が強行されようとしている。沖縄と心を一つに連帯しよう」とあいさつをしました。

 その後、仲山忠克さん(弁護士、沖縄革新懇代表世話人)と山田敬男さん(労働者教育協会会長)による学習講演が行われました。仲山忠克さんは、「安保条約は軍事力でアメリカに日本を従属させようとするもので、沖縄県民だけでなく日本全体を否定するものだ。国家主権の侵害、不平等な地位協定、思いやり予算など日本は安保条約によって主体性を放棄させられているも同然だ」と話し、「憲法9条による武力によらない平和をつくることが大切だ。南米、アフリカ、東南アジアなど平和をつくる世界的流れができている。拳法9条擁護運動の発展と安保条約破棄に向けた国民運動を構築していこう」とまとめました。

 山田敬男さんは安保条約の歴史的背景について、「全土基地方式の日米行政協定のもと占領の延長として旧安保が成立。その後、再軍備が本格的に開始され、基地国家としての機能を強化するために安保条約は改正され、現在に至ります」と話しました。近年の自衛隊の変貌と海外での共同作戦の拡大について、「安保条約や周辺事態法では説明がつかない安保条約の枠を越えた日米同盟が形成されている。2004年の『防衛計画の大綱』、2006年の自衛隊法の改悪、防衛庁から防衛省への昇格により、海外での任務が附属的な任務から本来的な任務へ変貌した。安保条約と日本国憲法との矛盾は極限に達している」と説明しました。最後に山田敬男さんは、「軍事同盟のないアジアと日本をめざすべきだ。いまのアジアはどんな国でももはや力で問題を解決することはできない。日米安保はアメリカの覇権主義とも言え、日本を守ることではなく、アジア太平洋における共同防衛体制構築に結び付けられている。しかし、日米安保にかけたアメリカの構想は破綻している。平和の共同体づくりが進むアジアでは軍事同盟は最悪の選択でしかない。安保条約破棄に向けた国民的議論を進めて行こう」と力を込めて話しました。

 いま、日米安保と憲法についてまとまって学習する機会を増やしていくことが重要な課題になっています。TPP、消費税増税、社会保障改悪、原発再稼働など国民の思いを無視した政治が平然と行われています。背景にはアメリカ、財界いいなりの政治姿勢があります。私たちの生活に絡みついている、安保条約とは何なのかを学び、跳ね返していきましょう。

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と き:2012年4月23日(月)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 4月とは思えないような日差しの下、安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は署名・宣伝を行いました。本日は9人が参加し署名20筆を集めました。

 マイクを握った弓田事務局員は、「米軍や日米同盟はアジア平和の守り手だ、日米同盟がなくなったら日本は中国に侵略されてしまうと考えている人もいると思いますが、そもそも、アメリカも日本も中国とは経済的に切っても切れない関係にあります」と中国が日本やアメリカに対して戦争を起こすことは何の利益にもならないことを訴え、軍事的「抑止力」ではなく平和の関係をつくる努力の先頭に日本が立つことが大切だとしました。続いて伊原事務局長は、「普天間基地は住宅密集地にある大変危険な基地です。米軍機の騒音により沖縄県民の生活が脅かされています。国会では普天間基地の移設ができないなら、基地の固定化をするしかないという議論がされています。普天間基地を含む海兵隊は日本の防衛を任務としていません。海外の戦争に真っ先に投入される侵略部隊です。日本を土台にアフガニスタン、イラクへの侵略をしています。このような基地は日本にはいりません」と普天間基地撤去の請願署名への協力を呼びかけました。

 署名をしてくれたアメリカ人男性は、最初は署名をすることに躊躇っていました。しかし、最後にはがんばってくださいと一言かけてくれました。

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と き:2012年1月14日(土)13:30~

ところ:県労会議会議室

概 要:

 安保破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会は2011年11月に沖縄で開催された日本平和大会の報告会を行いました。報告会には5人が参加し、今後の岡山県の平和運動について話し合いました。

 初めに県労会議の伊原事務局長が、「いま、日頃の宣伝活動では若い世代を前面に押し出し運動の後継を育てています。本日の平和大会報告会を通じて岡山県のこれからの平和運動について考えましょう」と話しました。

報告を行ったのは県労会議の弓田盛樹さんで、日本平和大会での青年の活躍が紹介されました。「平和大会では青年が平和への思いを叫ぶ、ピースシャウトが開催されました。各県の青年のとりくみと課題について話し合うことができました」と話しました。同じく平和大会に参加した岡山県平和委員会の谷口朋美さんは、「沖縄だけの運動で終わるのではなく、連帯した運動にとりくみたい」と話し、日米地位協定破棄の署名について紹介しました。

 日本平和大会の参加者が岡山県での平和運動の先頭に立ち、活動を進めることができれば沖縄と連帯した運動が形成できるはずです。「何かしたい」の何かを具体化して、行動に移しましょう(^_^)/

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と き:2011年11月25日(金)~27日(日)

ところ:沖縄県

概 要:

 

 「沖縄から全国へ 広げよう平和の流れ -米軍基地も軍事同盟もない憲法の輝く日本を」をテーマにした日本平和大会が沖縄県で開催されました。全国から1300人が集結し、平和への願いを一つにしました。岡山県からは23人が参加しました。

 25日に開会集会が行われ、全労連議長・大黒作治さんが、「沖縄での闘いに連帯し、全国的な闘いへと大きく発展させましょう」と開会あいさつを行いました。開催地を代表して琉球大学名誉教授・矢ヶ崎克馬さんは、「沖縄では米軍基地移設問題、オスプレイ配備の問題が民意を無視する形で行われようとしている。沖縄で平和大会が開催されることは、アメリカいいなりの政府に対して主権者である国民の強大な民意を示すことになります」と力強いあいさつをしました。その後、各界からの来賓から集会成功に向けてのメッセージがありました。

開会集会フィナーレでは駐日米軍兵犯罪と闘う遺族の方々からの報告、ヘリパット建設に反対する高江からの訴え、横須賀港の米原潜母港化と闘う神奈川の代表の発言など各県の代表団が次々に登壇し、それぞれの活動の報告と決意を表しました。岡山県代表団は津山平和委員会・葛原智さんを先頭に、3月2日に米軍戦闘機が津山市上空を低空飛行し民家に被害があったことの謝罪と保障を日本政府、米軍に求める運動について発言しました。

 26日は各分科会に分かれて集会が行われました。第7分科会は青年が中心となり、「君は、日米地位協定を知っているか」というテーマで青年分科会が開催されました。青年分科会には各県の青年が100人参加しました。

分科会開催に先駆け、主催者を代表して日本原水協・前川史朗さんは、「沖縄を蹂躪する米軍基地の問題をみなさんに自分のこととして考えてもらいたい。また、日本全体の問題としてとらえることで終えるのではなく、アジア全域の平和問題として考えることが必要だと思います」と参加者に伝えました。また、「沖縄の実態」と題したDVDが上映され、沖縄の青年が基地のない沖縄、平和な沖縄をめざして活動している様子が映しだされました。

 2011年1月12日、沖縄市を走行中の與儀功貴さんの車に、米海兵隊所属の車が対向車線から飛び出して正面衝突し、與儀功貴さんは亡くなりました。與儀功貴さんの同級生でで「遺族を支える会」の新垣翔士さんからの発言がありました。新垣翔士さんは、「ぼくが功貴の事故のことを知ったとき全く信じることができませんでした。ウソだろと何度も自分に言い聞かせました」と涙を流しながら話しました。「功貴の死によって人の命について深く考えるようになりました。同時に日米地位協定の存在を知り、米軍属・日本政府に対する怒りを感じました。いったい法律ってなん何ですか。どうして日本政府は沖縄県民の人権を守ってくれないのですか。これからもこのような事件を見て見ぬふりをするのは許せません。日本政府は日米地位協により国の安全が守れるとしています。しかし、国の安全を守っているつもりでも、住民の安全が守られていません」と怒りの思いを表しました。最後に、「過去も現在も大きな危険にさらされているのは住民です。日米地位協定を盾に不運な事故で終わらせてほしくありません。大事な家族を失いたくない思いはみんな一緒です。他人事ではありません。一人ひとりが真剣に考えなければいけません」とこれからも平和を求めて闘い続けることを表明しました。

その後、沖縄国際大学教授・前泊博盛さんから「日米地位協定」問題に関する講演が行われました。前泊博盛さんは日米地位協定の最大の問題点は、①協定が守られていない②協定が不完全③法の下の不平等の三点であるとしました。日米地位協定問題が解決できない背景には、「官僚・政治家は無知と無能力、戦意喪失状態にあり、対米従属外交を行っている」と大胆に話しました。「日米地位協定改定のポイントは主権なき国家から主権国家に転換することです。抜本改定には国民を守るという強い意志と深い知識、アメリカを凌駕するほどの外交力を発揮するための豊かな知恵が必要です」と締めくくりました。

各県の青年から活動報告が行われました。県労会議・弓田盛樹さんは9月26日に岡山県南部を米軍機が低空飛行し、抗議の要請を行ったこと。そして、なぜ低空飛行が行われるのかにつて学習活動を行っていることを発言しました。

ルアンによるオープニング演奏♪

分科会終了後、青年集会「ピースシャウト2011in沖縄」が開催されました。海外代表からの連帯のあいさつに続き、集会に参加している全国の青年が各々の平和への思いを壇上でアピールし、会場は熱気に溢れました。

海外からの青年が発言(*^^)v

 27日は那覇新都心公園に約1600人が集結し閉会集会が開催されました。マイクを握った海外代表が「基地いらない」とピースサインでアピールをし、参加者から拍手が溢れました。名護市市長・稲嶺進さんは、「辺野古の海にも陸にも基地はつくらせてはいけない」と全国と連帯して運動することを発言しました。その後、全国の代表団がリレートークをし、「基地NO!」「辺野古へ新基地ダメ!」と意思表示し、ピースパレードを行いました。

基地NO!と集会参加者全員で声をあげました(^_^)/

ピースパレードの様子☆

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と き:2011年11月22日(火)12:15~

ところ:岡山駅前ビックカメラ前

概 要:

 安保条約破棄岡山県実行委員会は、安保条約の破棄を求める宣伝を行いました。あわせて馬毛島への米軍訓練基地移転に反対する署名を集めました。一気に気温が下がり、冬の訪れを感じる日々が続く中、11人が参加し、署名7筆を集めました。

 県労会議の弓田さんが冒頭マイクを握り、「沖縄では米兵による犯罪が後を絶ちません。19歳の青年が運転する車が、米兵の運転する車と正面衝突し青年は命を落としました。米兵側に明らかな過失があったにも関わらず、不起訴処分とされました。在日米兵の犯罪を日本で裁くことができない背景には、日米地位協定があります」と安保条約を一刻も早くに破棄し、日米地位協定の撤回を訴えました。

平和委員会の谷口朋美さんは、「馬毛島に米軍訓練基地を移転しようとする動きがあります。馬毛島は自然が豊かで、世界から自然保護の対象とされています。このような豊かな自然環境を戦争の訓練のために汚すことは許せません。子どもたちに豊かな自然と平和な日本を残しましょう」と署名への協力を求めました。

 25日から日本平和大会2011が沖縄で開催されます。岡山からも代表団が参加します。岡山県でも米軍機による低空飛行で民家の土蔵が倒壊、周辺住民からは子どもたちが怖がっているとの苦情が県と自衛隊に相次ぎました。このような岡山県の状況を踏まえながら、米軍基地も軍事同盟もない日本をめざして呼応し、平和の思いを訴えます。

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