連想分類語 憲法9条
と き:2013年8月7日(水)15:30~9日(金)13:00
ところ:長崎市民会館体育館
概 要
戦後68年目を迎えた8月6日の広島では、年原水爆禁止世界大会-広島大会が開かれ、会場のグリーンアリーナには2,200人が集まりました。今年の本大会は長崎で開催され、全国、世界から6500人が集結しました。
開会総会では田上富久長崎市長があいさつを行い、「今年で戦後68年が経過したが、核兵器は世界に1万7千発以上残っている。その中で核兵器の非人道性に着目するアプローチが進んでいる。核兵器の非人道性こそ、人間の視点、一人ひとりがつながり、全員が共有できる視点であると思う。私たちの社会に未来に核兵器はいらない。このことを会場以外にも広げ、次の世代に核兵器のない世界を残していこう」と核兵器廃絶への思いを述べました。
平和行進全国行進者、福島代表団らも登壇しました。通し行進者の方々は、「核兵器廃絶」「原発ゼロ」を訴えました。
福島代表団の佐藤八郎さんは、「政府、東京電力は原発事故の影響を過小評価したウソの報告をし、多くの人を苦しめている。政府は収束していない原発事故を収束したと言い、いま福島原発事故が風化しようとしているのではないかと感じる。人類は核兵器とも原発とも決して共存できない」と力強く訴えました。小学6年生の志賀晃大くんは、「原発事故以降、両親とは2週間に1度しか会えない日が続き、外でも遊べない生活が続いた。友達と離れて暮らさなければならなくなりとても寂しかった。いま全国には54機の原発がある。こんな悲劇を2度と繰返してほしくない。そもそも核兵器は必要ないモノ。みんなが本当に必要としているモノを作ってもらいたい」と話し、会場からは大きな拍手と「がんばれ!」との声が溢れました。
2日目は分科会が行われました。⑪分科会「青年のひろば」では被爆者証言の聞き取りが行われ、約300人の青年が参加しました。東京中央大学の学生は、「私たち若い世代が被ばく者の話を聴き、被爆者の思いを背負って、核をなくしたい、平和にしたいという願いを世界に発信することが大切だと感じた。今の日本政府の対応は世界の流れに逆行している。一番核兵器の悲惨さを知っている日本が、話し合いの立場を設けないことや、平和の条約に調印していないことに憤りを感じる。世界大会が終わってからも平和な世界を作る取り組みを実行していくことが大切だと強く感じた」と感想を述べてくれました。
3日目の閉会総会も初日と同様に会場は満杯でした。閉会総会にはオリバーストーン監督が出席しました。
オリバーストーン監督は、「ブッシュ政権下の2008年。私はなぜアメリカが日本に原爆を落としたのかを考えるようになった。アメリカでは子どもたちに学校で10万人のアメリカ兵を守るためには原爆は必要だったと繰り返し教えられている。しかし、それは真っ赤の嘘だ。アメリカではこのような歴史を伝えられることで原爆投下は正しいことであると強制的に受け入れるようにされ、このことが戦後の歴史の基盤となっている。いまアメリカは安全保障国家としての道を歩み続けているが、根底には、力=正しさ、権力=正義であるという考え方がある」と述べ、「日本にきて私は日本の人たちは歴史をわかっていないと感じた。日本は戦争の後、酷い破壊の中に多くのものを忘れてしまったのではないか。日本の学校教育の中では、日本が中国、東南アジア諸国に侵攻したことをきちんと教えていない。反対にドイツでは戦後国全体で歴史教育が行われ、2003年アメリカがイラクに侵攻した際、反対を表明した。しかし、日本はアメリカのイラク進攻を支持し、その後も、アメリカのいいなりになる首相が次々に誕生している」とアメリカいいなりの日本政府を批判しました。「安倍首相は危険な人物だ。福島原発事故は収束していないにも関わらず原発再稼働しようとし、核兵器廃絶署名に賛同しないなどヒロシマ・ナガサキから何も学んでいない」と話し、「オバマ政権は中東での失敗によりアジアへ進出しようとしている。今は非常に重大な時期だ。皆さんこそが日本の良心を代表している。主権者としてアメリカにものを言うべきだ」と締めくくりました。
最後に日本原水協の安井正和事務局長が行動的を行い、「次回NPT再検討会議を20ヶ月後に控えている。9月を皮切りに新たな気持ちで核兵器全面禁止のアピール署名を訴え、被爆国日本が相応しい役割を果たせるよう、被爆者とも原発被害者とも力をあわせよう」と会場に呼びかけました。
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と き:2013年8月6日(火)12:15~
ところ:大供公園
概 要
68回目の原爆忌を迎えた2013年8月6日、広島市平和記念公園では平和記念式典が開催されました。岡山県でも犠牲者を悼み、平和への誓いを新たにする「ピースバルーン2013」が開催されました。お昼時ということもありかなりの暑さでしたが、園児を含め100人を超える参加者でした。
開催に先駆け主催者を代表して鷲尾裕さん(岡山市職員労働組合委員長)は、「私たちは命と暮らしを守ることを責務とし、平和と民主主義を守ることを大切にしている。1945年8月6日に広島、9日に長崎に原爆が投下され、数十万人もの命が奪われた。広島の松井市長は本日行われた平和式典で、『核兵器は絶対悪』と表現し、核兵器廃絶を訴えた。原水爆禁止世界大会の国際会議宣言では、『核兵器は最悪の大量殺りく兵器、その使用は人道に対する重大な犯罪』とし核兵器の違法化を訴えた。今こそ核兵器のない平和で公正な世界への広大な協同と連帯を広げ、力を合わせよう」と話しました。
その後、「昭和60年に平和都市宣言を行い、平成元年には岡山空襲のあった6月29日を岡山市平和の日と定め、平和を希求し続ける岡山として、様々な取り組みを行っている。戦争の参加が再び繰り返されることのないよう、今後も市民のみなさんと力を合わせて活動していく」という岡山市長からのメッセージが紹介されました。
続いて、平末岡山市被爆者会会長がマイクを握り、「今日8月6日、広島に原子爆弾が投下された。岡山にも6月29日に焼夷弾が投下された。今日は園児のみなさんが多数参加されている。みなさんが大きくなって、この平和の思いを育てていってもらいたい」と訴えました。
その後、掛け声に合わせて風船を飛ばしました。
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と き:2013年7月26日(金)9:00~
コース:笠岡市役所~広島県福山市大津野石樋公園
概 要
岡山県内国民平和大行進はいよいよ本日で広島に引継ぎです。笠岡市役所で行われた出発集会には約80人が参加し、天候にも恵まれ元気いっぱいに歩ききりました。
天野副市長があいさつを行い、「核兵器のない世界は人類の多年にわたる願いだ。私たちの願い実現に向けてがんばってもらいたい」と行進団を激励しました。
続いて、樋之津市議会議員は、「平和行進は今年で55年になる。この平和行進の歴史に自信を持って広島まで歩こう。政府は原発再稼働、輸出を進めている。唯一の被爆国である日本として、恥ずべき行いだ。未来の子どもたちが生きていてよかったと思える日本にしよう」と述べました。
岡山コープ笠岡ブロックからは、「世界中の人々が文化的な生活を送ることができる社会をつくるために、核兵器廃絶に力を尽くそう」とメッセージがありました。
行進団は元気に出発し、「核兵器はいらんのじゃ!」「米軍基地はいらんのじゃ!」と岡山弁でコールしながら行進しました。
行進の途中では城見保育園の園児たちが迎えてくれ、城見小学校ではそうめんと冷たい麦茶で地元の婦人会の皆さんが迎えてくれました。
引継ぎ場所である大津野石樋公園に到着し、無事に広島県のみなさんに行進旗を引き継ぐことができました。
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と き:2013年7月21日(日)9:00~
コース:早島町~倉敷市
概 要
平和行進は6日目を迎え、いよいよ中盤です。今回は早島町役場から、倉敷市美観地区を経由し倉敷市役所までの行くコースです。21日は青年デーと位置づけられており、20代を中心とする多くの青年が参加していました。
早島町役場で行われた出発式で、三宅副町長があいさつを行い、「人類は核エネルギーをコントロールできない。核兵器廃絶のみなさんの運動に敬意を表する」と行進団を激励しました。
続いて内山議長は、「68年前の6月29日、岡山空襲のとき私は7歳だった。今でもB29の襲撃を忘れることはできない。戦争は絶対だめだ」と訴えました。
県内通し行進者の中島さんが、「副町長・議長さん一緒に歩いてください」と呼びかけると快く応じてくださり職員組合の委員長とともに約1km歩いてくださいました。多くの人に見送られながら、行進団71名は倉敷に向け出発しました。
午後からは全国的に有名な観光地倉敷美観地区を行進。大原美術館前を通り、柳の緑がきれいな美観地区を歩きました。行進団は元気よく、「5月に東京を出発し、8月6日の広島に向け核兵器廃絶を訴えて歩いている平和行進です」と観光客に呼びかけました。日曜日とあって多くの観光客が訪れており、「頑張って」と声援を寄せる人もありました。
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と き:2013年5月23日(木)12:15~
ところ:岡山市内
概 要
安保条約破棄諸要求貫徹岡山県実行委員会はオスプレイの強制配備に抗議するデモ行進を行いました。真夏のように暑い日でしたが、50人が参加しました。
安倍首相は沖縄県民が総意でオスプレイ配備に反しているにもかかわらず、アメリカいいなりになりオスプレイ配備を強行しました。昨年10月から飛行訓練が開始されています。オスプレイは墜落事故が多発している危険な欠陥機です。昨年10月1日に普天間基地に配備されて以来、無法な飛行が繰り返されています。沖縄県では住宅密集地オスプレイが飛び回っています。日米合意は守られていません。
日本政府は「違反の事実は確認されていない」とアメリカに抗議をしません。無法な飛行を野放しにしている政府の責任は重大です。そして、日本全国でオスプレイの飛行訓練が行われようとしています。今年3月には四国上空での飛行訓練が事前通告なく行われ、住民から不安と怒りの声が上がっています。
オスプレイ配備の問題は日米安保条約の矛盾が分かりやすい形で表れています。オスプレイ問題を岡山市民のみなさんにも他人事ではなく自分たちの問題として考えていただきたいです。
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と き:2013年5月9日(木)12:15~
ところ:天満屋アリス広場前
概 要
憲法改悪反対岡山共同センターは表町商店街で憲法署名・宣伝行動を展開しました。今回の行動には15人が参加し、19筆の署名を集めました。
県労会議の伊原事務局長は、「自民党は2分の1以上の国会議員が賛成すれば憲法改定の発議をすることができるようにと、憲法96条改悪を狙っている。その上で9条を変え、国民の権利に制限を加えることを目的としている。私たちは憲法をよくするならまだしも、日本を戦前に逆戻りさせるような改憲には反対だ」とし、「そもそも、憲法をどう変えるのか、なぜ変えるのかといった議論も国民への十分な説明責任も果たされていない。先に憲法96条を変え、発議要件を緩和した上で改憲を提案するといのは到底納得できることではない。こうした安部首相に対して、専門家、マスコミなど多方面から批判の声がある。一国の首相として許されることではない」と話しました。
私たちが宣伝をしている隣で、雑誌ビックイシューの販売が行われていました。販売員の方はホームレスで、雑誌を売ることを通して自立を目指しています。その方も、「署名します」と協力をしてくれました。
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と き:2013年5月7日(火)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
夏のような日差しの下、岡山県原水協は5月度の核兵器廃絶宣伝、署名行動を行いました。14人が参加し、18筆の署名を集めました。また、1000円のカンパもいただきました。
平井事務局長は、「朝鮮半島の軍事的緊張の解決は武力によらず話し合いによる解決を図るべだ。アメリカは北朝鮮に対して核兵器を持つな、使うなと勧告しているが、自国の保有する核については『安全の保証』だと言っている。これではいくら北朝鮮に働きかけたとしても説得力はない。核兵器全面禁止こそもっとも有効な解決策だ」と訴えました。また「安倍首相は『フクシマを経験してもっとも安全な原子力発電』というキャッチフレーズでトルコへの原発輸出の合意を形成した。一体福島の現状をなんと認識しているのか。ヒロシマ、ナガサキ、フクシマを経験した被爆国日本が世界に先駆けて核兵器廃絶、放射能被害撲滅のイニシアチブをとるべきはず」と怒りを込めて話しました。
今年もいよいよ国民平和大行進の季節が巡ってきました。東京夢の島で5月6日に出発式が行われ、1200人が行進に参加したと報告されています。行進団は7月16日に岡山入りをします。
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と き:2013年3月23日(土)~24日(日)
ところ:広島市
概 要
革新懇は全国初となる青年革新懇全国交流集会を「希望のもてる社会の実現を」とうテーマで広島にて開催されました。全国の青年革新懇から150人が集まりました。岡山県からはおかやま青年革新懇が中心となり15人が参加しました。今回の全国集会はヒロシマ青年革新懇の呼びかけにより実現しました。
全国革新懇・阿倍悦子さんは、「革新懇の運動を幅広く青年に広めるためにこれまで活動してきた。全国初となる青年革新懇交流集会を開催することができたことを感慨深く思う。将来への不安や生きづらさを抱える若者を支えていきたい」とこれからの決意をアピールしました。
作家・雨宮処凛さんによるゲスト発言があり、雨宮処凛さんは、「生活保護の受給者が既得権益層に見えてしまうという異常が日本にある。無条件で生存を肯定することが大切だ。他人や社会を信じることができれば、それだけで相当生きやすくなる」と話しました。運動のありかたについて、「運動が成果主義になってはいけない。サボりながら楽しみながらすることが大切。しかし、同時に今の多くの若者にとっては、運動以前のそもそもの学習が必要。最低限の自己肯定感と人や社会へのある程度の信頼感がないと声を上げることはできない」と述べました。
全国初となった今回の集会は大きく成功し、「今まで革新懇のことは全然知らなかった」という青年や「街頭で配布されていたチラシを見て参加した」とう青年など様々な立場の青年が参加しました。これからの運動に大きな希望を感じます。
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と き:2013年3月18日(月)12:15~
ところ:アリス広場
概 要
憲法改悪反対岡山県共同センターは街頭宣伝にとりくみ、署名を集めました。参加者は4人と少なめでしたが、署名10筆を集めました。
伊原事務局長は、「自民党は憲法を変えて、日本を再び戦争のできる国にしようとしている。憲法9条がなくなると、みなさんの子どもが戦争に駆り出されるかもしれません」と自民党・安部内閣による改憲案の危険性を訴えました。
今回、署名に応じてくれた人は高齢者が多かったのですが、みなさん口々に「政府の考えが恐ろしい」「戦争は2度としてはいけない」と言っていました。
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と き:2013年2月28日(木)13:00~
ところ:静岡県グランシップ
概 要
3・1ビキニデー日本原水協全国集会・全体集会が「核兵器のない世界、非核平和のアジア太平洋へ 憲法9条と非核三原則を輝かせよう」をテーマに静岡県静岡市グランシップで開催されました。集会には全国から1200人が参加しました。
児玉三智子さん(日本被爆者団体協議会事務局次長)は来賓あいさつで、「再び核兵器が使用されたら、甚大な被害をもたらすことを被爆者は身をもって知っている。今も世界には1万9千を超える核兵器がある。日本は命のあるかぎり被爆の実相を広げ伝えてく。核兵器全面禁止の運動を大きく進めよう」と訴えました。
日本原水協安井事務局長が基調報告を行い、改憲を掲げる自公政権の誕生、北朝鮮の核実験の強行などの緊張が高まる東アジア情勢を説明しました。「憲法9条を持つ被爆国日本が国際政治の舞台とアジア外交のなかでもイニシアチブを発揮することが求められる」とし、私たち一人ひとりが核兵器廃絶の世論をつくる中心になることの重要性を話しました。
その後、海外代表のみなさんから連帯の発言がありました。アメリカ代表ジョセフ・ガーソンさんは、「中国の台頭、北朝鮮の核兵器実験など、攻撃的で国粋主義的な新政権が誕生している中で、私たちが協働することはとても重要だ。核兵器廃絶が必要で可能であることについてはほぼ普遍的な合意がある。今欠けているのはオバマ大統領などの指導者たちの政治的意思だ」と話しました。
韓国代表イ・ジュンキュさんは、「ロシア、アメリカ、韓国は新しい政権が誕生した。特に右翼的な保守政権が誕生した日本と韓国の国内政治を見ると、明るい展望は持てない。いま原発反対運動、オキュパイ運動、中東諸国での民主政権の誕生などを通じて世界は転換期にあると感じる。求められているのは、お互いの感情を共有できる、共感の政治だ。互いを認め合う政治こそ平和と共生の東アジアを実現することができる」と訴えました。
グアム代表キャマリン・キチグアさんは、「沖縄の米軍基地閉鎖の計画に伴い、米軍はグアムをアジア太平洋地域の新たな戦略的要と考え軍隊の増強計画をすすめている。グアムの植民地支配の根本的な要素はアメリカ政府の利益のためでしかないということだ。今グアム住民は脱植民地支配、脱軍事化を認識している。私は核兵器のない社会が実現できることを信じ、平和で核兵器のないアジア太平洋をめざして活動する友人として、話し合い、互いに学び合い連帯すれば私たちの自身の活動の中に解決策を見出すことができると確信している」と会場に語りかけました。
その後各県の代表団が次々に登壇し、活動報告を行い初日は終了しました。
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