岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

連想分類語  働き方

と き:2018年2月10日(土)

ところ:岡山市勤労者福祉センター

概 要

 

2月10日(土)、岡山県労働組合会議青年部は第7回定期大会を開催し、16人が参加しました。

来賓として県労会議の伊原事務局長があいさつを行い、「将来、労働組合を担っていくことになるのは皆さんだ。学びを深め、活動に活かして欲しい」と話しました。

大会の中では、それぞれの働き方や労働条件を話し合い、違いや共通点を見つけ、職場での取り組みに活かすことを目的に「働き方交流」が行われました。県労会議青年部には様々な職場で働く青年が結集しています。しかし、それぞれの青年が職場どのような働き方をしているのかについてはあまり話し合ったことがありませんでした。労働条件や職場の状況について交流したいという青年の要求から「働き方交流」を実現しました。

その後、弓田さんが議案の提案を行いました。弓田さんは、「2017年度は、県内の労組青年部の状況を把握し課題や悩みを共有し、問題意識に合致した企画や会議の運営を目指して活動した。各青年部で後継者の不在と組織拡大を課題として抱えていることがわかりました。それぞれの問題意識を出し合い、どうしたら解決することができるかと議論を深めることができた1年だった」と活動総括を行い、「2018年度は個々の事情に寄り添うことはもちろんのこと、学んだことを活用し、労働法制の規制緩和反対や改憲阻止の問題で街頭に立つなど、行動していく」と話しました。

各職場からは、新歓のとりくみや、レクレーション活動、学習のとりくみが語られました。高教組の河合さんは、「岡山県教育委員会との交渉の結果、退職韻引き下げの年度内実施を阻止できた。組合があるから闘うことができる」と発言しました。

提案された議案は満場一致で採択され、閉会となりました。

12月17日(日)、岡山県労働組合会議青年部は、働き方の問題は根本に何があるのかを学ぶことを目的に働き方たんけん隊」と題した学習会を行いました。講師に長久啓太さん(岡山県労働者学習協会)を招き、12人が参加しました。

学習会は、講師の話を聴いて終わりにするのではなく、参加者同士の交流に重点が置かれていました。内場部長の開会あいさつの後に、アイスブレイクとして偏愛交流が行われました。事前に配布された用紙に趣味や好きな音楽、映画などを書き込み、自己紹介しました。

長久さんは、「働き方を考えることは生活の質を考えることになる。1日は24時間しかない。労働条件によっては労働時間が長すぎ自由時間が減る。また、いくら賃金をもらうかによって生活にゆとりが生まれる。労働条件にこだわることで生活の質を向上させることができる」と述べました。

その後、参加者同士の働き方について話し合いました。自分とは違う職種や働き方に興味は尽きず、会場は盛り上がりました。

労働条件は自然によくなるものではありません。長久さんは、「法律上は労働者と使用者は対等だ。実際には労働条件を決める際には使用者が圧倒的に優位。つまり、放っておけば労働条件は悪くなる。そのため、憲法は労働者が自らの尊厳を守る手段として、団結権、団体交渉権、ストライキを保障している。労働者がモノが言えることがよりよい職場づくりの土台だ」と憲法と労働者の関係を話し、「労働者一人ではとても弱い。そのため、労働組合があり、仲間とともに活動して労働条件を改善させることができる。労働組合活動は、自分の時間とお金を使う活動だ。納得がないと難しい。多くの人は労働組合すら知らないし、学校でも教えてくれない。労働組合を知るたくさんのきっかけをつくろう」と呼びかけました。

参加者からは、「違う職種の人の話が聞けて良かった」「新入社員に組合加入を呼びかける参考になった」と感想や、「経験年数の長い人の方が労働条件に対する問題意識が高い」という意見もありました。

と き:2012年4月7日(土)10:00~

ところ:国際交流センター

概 要:

 岡山県学習協は5月から開校される第83期労働学校と10月に開催される全国学習交流集会のプレ企画を兼ねて、島根県学習協事務局長・吉儀和平さんを招いての学習会を行いました。今回のテーマは「吉儀流生き方から学ぶ」と題した自分史です。労働組合などから青年を中心にして13人が参加しました。

 吉儀和平さんは自身がいつどこで何をしたのかを以前から記録として残しており、旅行の記録だけでもノート18冊分あるとのこと。小学から中学時代について、「逆上がりもろくにできず、私は運動ができませんでした。これからの時代を生き抜くには軟弱な体ではダメだと学ぶことができた。中学校では軟式テニス部に所属し、県大会で3位になりました。この時、自分に自信を持つことができるようになりました」と話しました。吉儀和平さんは、「高校生の頃は学生運動が盛んな時期で、学校の校門周辺にヘルメットをかぶった学生がやってくることもありました。しかし、そういった環境に触れ、日米安保について友達と議論をするようにもなりました。また、学校内ではテストの順位が上位50人まで発表されていました。そのことについて、差別だと学校側に抗議し、掲示をやめさせました。このころから、おかしなことに対して意見をいう事ができるようになりました」と自分史を話しました。

 吉儀和平さんのお話はとても面白く、参加者からは笑いが絶えませんでした(^_^)/

 大学ではマルクス主義の歴史観を学び、理想社会を平和に、法則的に作るにはどうするのかを考え民青同盟、日本共産党に入党。その後も、学生時代は積極的に活動にかかわってこられました。

 吉儀和平さんは松江市職員時代、労働組合活動に非常に積極的で、自治労青年部の役員を務めました。しかし、社会党一党支持に反対したことから青年部役員をわずか2年で外されるなど悔しい思いを経験されました。文化活動への関心も非常に高く、市職員として音楽祭やスポーツ大会を開催、また、伝統行事「ホーランエンヤ」を16年ぶりに実施するなど活動は多岐にわたります。「住まい」への関心も高く、「日本人はもっと住まいにこだわるべきだ」と話しました。

 今回の学習会で印象的だったのは「楽しいことはぼやっとしていても成果がある。苦しい仕事はいくら頑張っても成果が出ない」という吉儀和平さんの言葉です。どんなことにも楽しみを見出すこれが「吉儀流生き方」なのかもしれません。

学習会終了後、参加者で三光荘近くの河川敷でお花見を行いました。それぞれが一品を持ち寄るポットラック形式でお花見を行い、みんなで楽しみました。

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と き:2012年1月13日(金)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

  本日県労会議は人間らしい働き方を求めるディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)宣伝を行い、9人が参加、署名5筆を集めました。

 伊原事務局長はいま青年を中心に非正規雇用率が増えていることについて、「今年岡山市で成人式を迎えた青年は1万4912人います。しかし、非正規労働者は5人に1人と言われおり、希望にあふれた社会とは言えません」と話しました。最低賃金が低すぎることについて、「現在岡山県の最低賃金は685円です。685円では年収200万円あるかないかで、まともな生活を送ることはできません。私たちは最低でも1000円とすることを訴えています」とし、「人間らしいまともな働き方を実現するために最も重要になるのが労働時間の問題です。日本では労働基準法上36条協定を結べばいくらでも残業させることができるとなっています。そのことが異常な長時間労働を招いています」と働き方を変える必要性について訴えました。

 ディーセントワークは国際労働機関ILOも提唱している人間らしい労働と生活を実現する運動です。しかし、まだまだディーセントワークという言葉は浸透していません。

ディーセントワークでは以下の4点が掲げられています。

1.労働基本権(団結権、団体交渉権、団体行動権)が保障されていて、強制労働や児童労働がない。男女差別や人種差別がないこと。

2.雇用の機会があり、家族と自分の暮らしを支える収入があること。

3.社会的保護がすべての人々に保障されること。社会的保護とは、国際労働基準で定められた最低限の労働条件(8時間労働制や最低賃金など)の確保と安全衛生(危険で有害な仕事ではない)の保障、および社会保障(年金、医療保険、失業保障、労災保険など)。職業能力を向上できること。

4.意志決定の場に参加できること。労働者、政府、使用者の三者の対話の仕組みがあること。

※上記4つの戦略的目標のいずれにおいてもジェンダー平等が確保されること。

しかし、私たちの生活実態はディーセントワークには程遠いものがあります。ディーセントワーク実現のために一緒にがんばりましょう(*^^*)/

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と き:2011年12月16日(金)12:15~

ところ:天満屋アリスの広場前

概 要:

 雪がちらつきいよいよ冬の到来です。県労会議は本日ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)宣伝を行いました。本日の宣伝には9人が参加し、署名17筆を集めました。

 伊原事務局長は、「ディーセントワークはILO全体の価値観をまとめたもので、21世紀に全世界で実現することが提唱されています」と話しました。「20歳になり社会に出ても仕事がなく、非正規労働として働くことを余儀なくされる若者が増えています。このような現実では社会に希望を持つことはできません」と話し、「すべての労働者が安心して働ける社会にするためには、社会保障の充実が不可欠です。野田政権は社会保障一体改革を行うとしていますがこれはディーセントワークの実現に真っ向から反するものです」と訴えました。また、最低賃金ついて、「岡山県の最低賃金は685円になりましたが、これでまともな生活が送れるでしょうか。最低限の生活を送るためには23万円の給与が必要とされています。現在の最賃水準では不可能です」と住民の置かれている状況について話しました。

 署名をしてくれた方は、「派遣労働で働いていた息子は仕事中にけがをしたため、派遣切りになってしまった。納得がいかない」と派遣労働をなくしてもらいたいと話されました。現在、派遣労働者数は1700万人にも上り、貧困と格差は広がる一方です。誰もが安心して働くことのできる社会を確立するためには①社会保障の充実②最低賃金1000円の実現③雇用の確保が必要です。

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