とき:2010年9月18日(土)13時~
ところ:勤労者福祉センター4階第2会議室
概要:県労会議女性部は9月18日(土)午後1時から第15回定期大会を開き38人が参加しました。冒頭、名村議長は、「県労会議女性部の役割は何か?という議論もあるが女性に関わる問題はできるだけ幅広く人を結集して、運動を広げることが大切だ。昨今は人の幸せを羨み、自分の不幸をことさら大きく愚痴る傾向もあるが、そんなことでは女性の権利は向上しない」と厳しくも決意に満ちた挨拶を行いました。大会では医労連や高教組の組合員が女性労働者の現状を紹介しながら発言しました。
大会方針を提起する花田女性部事務局長
提案された議案はココ県労働組合女性部2010、9,18議案378KB
提案され承認された役員役職名(女性部)64KB
討論の後、新しい役員を選出して大会を休会として、簡単なお菓子と飲み物で休憩をしてから講演に入りました。講演では、あさひ法律事務所から原田隆弁護士を招き、「STOPセクハラ・NOパワハラ」というテーマでお話しを聞きました。
2010年度役員の皆さん(左が名村議長、2番目が豊田事務局長)
講演をする原田隆弁護士
原田弁護士は、「裁判所の常識は世間の非常識と言われ、裁判官に世間の常識を分かってもらうことは大切。セクハラ裁判の損害賠償額相場は100万円が基本。行為や言動が社会的見地から不相当とされ、違法と評価しうるほど重大・悪質なものであるか否かで判断される。セクハラ・パワハラと感じたら、まずは職場の委員会や公的な機関、専門医に相談すること。これが裁判になって時に記録として重視される。メモ・日記に取ることも大切。裁判では金銭目的ではなく、被害を分かってもらうようにすること」等の助言を受けました。閉会のあいさつに立った事務局長の豊田さん(高教組)は、「今日の話を活かして、職場からセクハラ・パワハラを一掃しよう」とあいさつしました。
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とき:2010年9月17日(金)17時30分~
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:
岡山県労会議は9月17日、岡山駅ビックカメラ前で第1回目のディーセントワークデーに取り組みました。この取り組みは全労連が7月の大会で提起したもので、ディーセントワークとは「働きがいのある人間らしい仕事」という意味です。全労連はこれまでにも働くルールの確立、最低賃金引き上げ、労働者派遣法の抜本改正、派遣労働者支援、憲法守れ、女性差別撤廃などの運動を行ってきました。憲法は労働者の働く権利や最低限度の生活や社会保障制度に関する国の義務を定めています。世界的不況が長引く中で、国民の人権が否定され放置されるという異常な事態が続いています。憲法が機能しなくなっている状況下で、ディーセントワークを問い直そうという運動です。17日の夕方5時30分から6人が参加をして、チラシの入ったティッシュを配って宣伝を行いました。
夕暮れ時の茜色に染まった駅前宣伝となりました
加藤事務局次長は派遣労働者支援の運動から、「社会的に弱い立場の労働者が自己責任の名のもとに働く場所を追い出され、野宿生活を強いられている。派遣労働者支援センターや公的な一時宿泊所はいつも満杯。昨年末は市役所前で派遣村を開設したが、今年も状況は変わっていない。国も対応しているが十分ではない。自治体も含めた支援の体制が必要」と訴えを行いました。宣伝では、「通常国会で継続審議となった労働者派遣法の抜本改正や有期雇用の規制強化」を求めるチラシを帰宅途中の労働者が広げている場面も見られました。聞きなれない言葉に通行人は「なにやっているの?」という顔でしたが、40分間で300枚のチラシを配布できました。
派遣労働者支援センターのチラシあすなろはココシエルターニュース15 新449KB
労働者派遣法の抜本改正・有期雇用規制強化を求めるチラシはココ全労連派遣法版下A340KB
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とき:2010年9月15日(水)13時~
ところ:全労連会2階会議室
概要:会議では大黒全労連議長が「構造改革と規制緩和を叫ぶマスコミ報道に助けられて14日に民主党代表選で菅直人首相が再任された。これによって、日米軍事同盟と構造改革路線、道州制をにらんだ地域主権改革は一層加速していく。我々も軍事費を削っての文言を単純に掲げていいのか?という問題意識を持っている。わかりやすく、道理を持って説明する必要がある。11月18日は中央集会を予定している。国民の苦難解決と政治の民主的転換のためにともに頑張ろう」と挨拶しました。
挨拶をする大黒議長
来賓として挨拶した日本共産党の佐々木憲正さんは「代表選に敗れた小沢陣営の議員に、大差がついたねと話すと、あれは小選挙区制でけしからん、と話していた。ここでも小選挙区制の弊害が表れている」と冗談を言いながら、臨時国会に向けての補正予算への対応について予想される課題や国民要求の解決に向けての考え方や共産党しての決意が語られました。会議では黒田事務局長が秋から来年に向けての方針を提起しました。
方針を提起する黒田事務局長
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とき:2010年9月17日(金)14時~
ところ:岡山労働局賃金室
概要:岡山地方最低賃金審議会は7月5日に最賃額を審議する専門部会委員の推薦を求める公示を行いました。県労会議は濱ふきよさんを推薦したが、7月27日の岡山地方最賃審議会で除外(任命は7月22日付)されたことが明らかになった。この任命は毎回、連合の委員が独占し、県労会議がその理由を尋ねても「総合的に判断した」との理由以外の納得できる返事をもらったことがありません。そもそも、推薦公示は広く一般から公募して特定の団体に偏らない公平な人選が行われることを趣旨としているにも関わらず、岡山労働局はこれを無視した恣意的な選任をしています。この問題を重視して、抗議も含めて厚生労働大臣に再審査請求をしたものです。しかし、厚生労働大臣も県労会議や全労連からの推薦候補者の排除と連合推薦者の選任を黙認し続けています。私たちは、引き続き今年もこの問題で再審査請求を行いました。
再審査請求書はココ10年新しい主張最賃専門委員任命不服審査請求125KB
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とき:2010年9月14日(火)13時~15日(水)10時45分
ところ:箱根湯本ホテル
概要:組織拡大月間10月~12月
全労連は組織拡大5カ年計画に基づく5年目の年に、①減少傾向に歯止めをかけ、全体として組織の前進のために何ができるのか、何が問題なのかを議論して具体的な歩みを始めることや秋の大運動に向けた意思統一の場としての会議を開きました。冒頭、挨拶に立った小田川事務局長は「ゼンセン同盟が組織を増やし、150万の組織にすると落合会長が言っている。1産別の組織数が全労連の組織数の迫る勢いだ。しかも、その組織の主張は民法改正に反対を唱える右の勢力だ。これは重視しなければならない。また、秋には雇用の安定や社会保障の運動など総結集する時であり、連合に負けない組織拡大の運動が求められている。民主党の代表選挙が14日には決まるとされており、危険な内閣の進む方向に歯止めをかける運動をはじめよう」と、あいさつしました。
挨拶する小田川事務局長
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とき:2010年9月13日9時~
ところ:岡山労働局賃金室
概要:岡山労働局は最賃審議会の答申にい基づき、最低賃金を683円とする公示を行い、異議申し立てを24日まで受け付けるとしました。これに対して、岡山県労会議は答申が中央最賃の目安を13円上回ったことを評価しつつも、時間給683円では1ヵ月の月の法定労働時間の上限である173.8時間労働として118,705円にしかならず、まともな生活はできないとして異議申し立てをしました。また、今日の景気低迷を解決するうえでも働く者の購買力の引き上げが課題であり、民主党の経済戦略である2010年までに時間給を平均1000円にするとの約束を早急に実現するように求めました。
異議申し立て書はココ201009.13最賃異議申出書(案)163KB
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とき:2010年9月9日12時15分~45分
ところ:天満屋アリスの広場前
概要:
9月9日は全国579か所で憲法9条をはじめ、改悪反対で宣伝行動が取り組まれました。岡山県憲法改悪反対共同センターでは12時15分から30分間、天満屋アリスの広場前で宣伝署名行動を行い、13人が結集して17筆の署名を集めました。連日の猛暑で日差しは傾いたものの、昼時はやはり照り返しも強く、ちょっとつらい宣伝・署名行動となりました。
戦争はいけません、と快く署名をしていただきました。
国会議員の定数削減が少数意見を切り捨て、民意をゆがめる制度になる危険を訴えたチラシをティッシュに入れて、事務局長がマイクを握って訴えを行いました。「経費削減のために国会議員の数を減らそうというのは弱者切り捨ての言い分。少数政党を締め出す国会議員の定数削減に反対しましょう」と訴えました。
暑い昼時の宣伝にも足を止めてくれました。
中には、ティッシュを受け取って、暫くすると怒った顔をして返しに来る人もいましたが、引き返して署名をしていただける方もいて、この問題に対する意見の違いを感じました。マスコミが盛んに宣伝していた頃は、「国会がまともに機能しない状況では、国会議員の削減も必要」とする論調があり、この意見に同調している人もいるのではないでしょうか?しかし、「戦争をしてはダメ」という国民世論はまだまだ健在だと感じました。
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とき:2010年9月6日12時15分~12時50分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:8月の世界大会以降、はじめての核兵器廃絶署名に取り組みました。11人が参加して8筆の署名が集まりました。連日の猛暑でお昼時の駅前はタイル式の歩道からの照り返しで眩しいほどでしたが、幸いに傾いてきた日差しで、木立の陰ができ、その下で署名をお願いしました。人通りが少ないことや暑さのせいもあってなかなか署名が集まりません。黒い傘をさしたご婦人が署名に応じてくれました。暑いですね、と言いながら、ありがとうと感謝の声をかけました。迷うそぶりの若いカップルも2人が署名してくれました。世界大会以降、「すみやかな核兵器廃絶署名」と呼ぶようにしました。この署名は11月の国連軍縮総会に提出されます。核抑止力などという実態のない力にいつまでも依存しているわけにはいきません。
中尾原水協代表は今日もマイクを握りました。
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とき:2010年9月4日(土)10時~15時
ところ:岡山県立図書館2階多目的ホール
概要:県労会議は9月4日、岡山県立図書館で第22回の定期大会を開きました。大会には76人、23組織からの出席で大会を成立させ、すべての提案された1年間の総括と方針や決算、予算案が全会一致で可決されました。
スローガン:憲法をいかし、なくそう貧困と格差、変えよう職場と地域、つくろう平和な世界
開会の挨拶と司会の任に立つ後藤副議長
大会議長の黒瀬代議員(左:医労連)と人見代議員(右;高教組)
県労会議を代表してあいさつに立つ花田議長
常任幹事会を代表してあいさつに立った花田議長は、「国労の23年に及ぶ闘いは政治解決という形で勝利した。雇用問題はあるものの、NTT11万人のリストラ裁判の勝利と合わせて、闘えば必ず勝利すること示している。雇用や貧困対策でも県労会議の運動は地域の拠り所となっている。前大会以降、2つの選挙があり民主党政権が樹立したが、国民の願いに反して、結局は自公政権時代と政治の中身は変わっていない。地域主権や行政改革を言いながら公務員削減や地方交付税の削減、労働局の人員削減、社会保険庁の解体などで地公自治と労働行政の破壊と住民サービス低下をまねいている」と話しました。
全労連を代表してあいさつに立つ中山共闘局長
来賓として駆けつけた全労連の中山益則共闘局長は、「貧困と格差の運動で労働組合の役割を発揮された県労会議のみなさんに敬意を表します。2008年のリーマンショックで日本の経済と雇用破棄は壊滅的打撃を受けた。労働者がもののように使い捨てられる社会構造があらわになった。大企業の社会的責任を問い、底辺にある労働者派遣法を抜本的に規制する闘い、社会保障制度を拡充していく闘いが求められている。2度と派遣村をつくらせない運動や働くルールを確立させていく闘いが重要になっている。全労連は先の大会でディーセントワークをテーマとする2年間の運動方針を提起した。ディーセントワークは①人間らしい生活ができる労働、②社会保障によって労働者が安心して働ける社会、③憲法に保障された権利が保障される社会、④男女共同参画と女性の権利や男女平等が実現される社会、などの憲法を活かした闘いを展開しよう」と呼びかけました。
来賓として挨拶に立った森脇県議(日本共産党岡山県委員会)
日本共産党岡山県委員会を代表してあいさつした森脇県議会議員は、「全労連と県労会議の運動は日本全国に誇れる運動とした上で、①参議院選挙の結果、自民党が勝利したかのように見えるが得票は変わらない。政権の逆戻りを国民が認めたわけでもない。民主党の公約無視の政治に怒りが示された。②岡山県の財政は破綻寸前だが、先の報道で5億円の改善が見られたと報道されている。しかし、これは県職員の賃金を117億削り、障害者や弱い人たちを犠牲の上に成り立つ結果であり、景気を良くしていくことで税収を上げることが一番の改善策だ。そのためにも雇用を守り、中小企業の営業を守ることが必要になっている。共産党県議団はそのためにも県民要求の先頭に立って頑張りたい」と話しました。
2009年度総括と2010年方針を提起する伊原事務局長
総括と方針はココ総括と方針案・第22回定期大会2010.09.04374kb
第2号議案並びに地域労組の就労支援の報告をする藤田事務局次長
地域労組に関する発言はココ3.地域労組・藤田常任幹事77KB
元高梁市職員で夫の労災認定を訴えて闘っている森貴美さん
訴えはココ4.元高梁市職員の労災認定を求める訴え・森貴美さん81KB
発言:国労・松浦代議員
発言の要旨はココ1.国労・松浦代議員27KB
発言:高教組・正保代議員
発言の要旨はココ2.高教組・正保代議員71KB
発言:県医労連・岩本代議員
発言の要旨はココ5.県医労連・岩本代議員70KB
発言:年金者組合・近藤代議員
発言の要旨はココ6.年金者組合・近藤代議員72KB
発言:生協労組おかやま・井木代議員
発言の要旨はココ7.生協労組おかやま・井木代議員84KB
発言:高教組・石原代議員
発言の要旨はココ8.高教組・石原代議員67KB
発言:自治労連・田中代議員
9.自治労連・田中代議員77KB
発言:通信労組・河合代議員
発言の要旨はココ10.通信労組・河合代議員62KB
発言:自治労連・片山代議員
発言の要旨はココ11.自治労連・片山代議員65KB
大会宣言はココ大会宣言103KB
新年度役員紹介
閉会挨拶を行う岩佐副議長
団結ガンバロウ!
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とき:2010年9月1日7時45分~8時15分
ところ:岡山駅ビックカメラ前
概要:
県労会議は9月1日(水)朝7時45分より定例の朝宣伝を行いました。連絡が行き届いたこともあり、14人が参加をして、チラシの入ったティッシュ600個を出勤前の労働者に配布しました。この日の宣伝は、「衆院比例80、参院40削減でどうなる?切られるのは私たちの声!」とするチラシを配布しました。
通勤者に宣伝用のティッシュを渡す組合員
宣伝では事務局長がマイクを握り、「円高や株安で日本経済が混迷している中で、本来ならば、民主党政権が効果的な経済政策で日本経済と国民生活を立て直す責任があるにも関わらず、小沢・菅の代表選で、国民不在の内部抗争に明け暮れている」ことを批判しました。民主党の中には、危険腐敗の疑惑にまみれた小沢元幹事長を首相に推し上げようとする国会議員が半数に及ぶなど、国民感情とは相容れない事態が推移しています。一方で、菅首相は代表選挙の消費税増税や国会議員定数削減を代表選挙の公約にすると言いだしています。参議院選挙で国民の審判を受け、民主党が大敗してから2ヵ月も経っていませんが、再びこの問題を持ち出したことは菅首相が本当に反省していないことの現れです。大政党に有利で、民意を切り捨てる制度として導入しようとしているのが国会議員の定数削減であり、民主党を批判する国民世論を高めようと訴えました。宣伝カーの近くでチラシに見入っていた青年が印象的でした。
ところで、最近のマスコミをにぎわしている円高問題。少し経済学の話になって「なぜ?なぜ?」と思うところがあり、新聞などを読むのですがわかりません。
そこで、少し学習です。なぜ、円高になるのか?経済に基本だけご紹介です。
解説はココどうして円高・円安になるの?69KB
なぜ政府は介入しないのか?はココどうして政府が介入に踏み切れないのか?65KB
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