と き:2013年1月7日(月)12:15~
ところ:アリス広場前
概 要
今年初めの宣伝は憲法改悪反対岡山県共同センターによる憲法宣伝で幕開けです。今回の行動には8人が参加し、署名12筆を集めました。
マイクを握った県労会議の伊原事務局長は、「日本国憲法の草案に関わったベアテ・シロタ・ゴードンさんは亡くなる前に、『日本の平和憲法をしっかり守ってもらいたい。女性の権利向上にしっかり努めてもらいたい』との言葉を残した。私たちはこの言葉を胸に刻んで憲法を守るために奮闘します」と話し、「残念なことにいま憲法9条を変えて世界で戦争できる日本にしようとする動きがあります。昨年の総選挙で自公政権が復活し、自民党・安部首相は集団的自衛権を行使できる憲法に変えたいと言っている。また、最近の新聞報道では従軍慰安婦問題に対して、自主的な朝鮮人女性の行動であったという内容に変えようとしている。戦争の事実を隠ぺいするようなことには絶対に同調できない。日本は侵略戦争を反省し、中国・アジア諸国と友好条約を結び発展させることに努めるべきだ」と訴えました。
署名に協力してくれた70代女性は、「戦争は絶対にいけない」と思いを話してくれました。また、「いまの自民党は怖い」という声もありました。
テレビや新聞では中国の領域侵犯、竹島問題、北朝鮮のミサイル問題などを取り上げ、「自分たちの領土は自分たちで守らなければならない」「そのためには自衛権を行使するしかない」「日米同盟のさらなる発展が必要」などという議論がされています。しかし、私たち日本人がしなければならないのは、アメリカに追従した軍拡ではありません。過去の事実を正しく認識し、深く謝罪を示し、アジア諸国の中で平和の先頭に立つことです。
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新年あけましておめでとうございます。
2013年元旦後楽園の放鳥(14時12分)
県労会議は震災復興と原発ゼロへ、憲法を守り暮らしに活かす運動、働くことでまともな賃金をもらい生きがいをもって働くことのできる社会の実現、日本航空をはじめとした争議支援、公契約運動など多くの課題で奮闘してきました。皆様のお力添えに感謝します。県労会議は今年も大いに奮闘します。様々な課題や全労連運動を担う岡山県の拠点として今後も皆様の期待に応えられるよう頑張ります。今年も広範な運動団体と手を結び、広げながら働く者の未来を明るくするためにいっそう力を尽くしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いします。
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新年明けましておめでとうございます。お正月のテレビ番組を見ているとあっという間に時間が経過します。しかし、のんびりできるのも今のうち。憲法・消費税・社会保障・TPP・原発など課題は山積みです。今年も激動の年になりそうな予感です。
今年は私たちのとりくみを大きく広げ、様々な分野のみなさんと協働していきたいと考えています。頼られ、信頼される県労会議として今年も1年奮闘してまいります。みなさんのご支援とご協力をよろしくお願いします。
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と き:2012年12月25日(月)12:15~
ところ:ビックカメラ前
概 要
クリスマス寒波の影響で冷たい風が吹きすさぶ中、安保破棄岡山県実行委員会は定例の宣伝を岡山駅・ビックカメラ前で行いました。今回の参加者は7人で11筆の署名を集めました。
県労会議の弓田さんは、「今回の選挙で自民党が大勝した。自民党は憲法9条を改定することを公約に掲げ、日本を再び戦争する国にしようとしている。また、中国や韓国の脅威を煽り、国防軍の保有、徴兵制の復活などを目論んでおり、極めて危険だ」と話し、「みなさんの平和への思いを署名に託してもらいたい。行動を起こし平和な社会をつくろう」と訴えました。
いま、中国や北朝鮮、韓国の脅威をいたずらに国民に植え付けようとする報道がされています。特に、竹島を巡っては韓国人を卑下するような発言が目立っています。平和憲法9条を掲げる日本がしなければならないのは、過去のあやまちを認め、話し合いによる解決です。
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と き:2012年12月21日(金)12:15~
ところ:中電岡山支社周辺
内 容
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、年内最後となる第21回目の原発建設・再稼働に抗議する抗議を中電岡山支社前で行いました。今回は41人が参加し、「鉄腕アトム」の替え歌に合わせて中国電力に抗議しました。
12月18日、「安全性の確認された原子力発電所を地元自治体の理解を得て再稼働していく必要がある」との見解を経団連は示しました。自民党が選挙で圧勝し、早速再稼働の具体的道筋を示すように政府に要求しています。自民党の安部氏は「脱衣原発依存症」「原発ゼロは無責任」と主張し、原発維持を容認しています。
すでに原発からは2万4千㌧もの使用済み核燃料が排出されており、貯蔵プールはあと数年で満杯になります。「即時原発ゼロ」こそが最も現実的で責任ある対応です。
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と き:2012年12月20日(木)12:15~
ところ:天満屋アリスの広場前
概 要
12月も残すところあとわずかとなりました。県労会議はJAL不当解雇撤回を求める街頭宣伝を行い、チラシを配布しました。今回の行動には6人が参加して、署名9筆を集めました。
県労会議の伊原事務局長は、「JALによる整理解雇は労働者に非のない不当な解雇だ。今のJALは2049億円もの最高利益を上げて再上場まで果たした。現在人員不足で940名もの募集をしている。それにもかかわらず、解雇した165名を職場に戻そうとはしない」とJALの不当性を訴え、「16日に行われた第一回口頭弁論には200人の支援者が参加。全国の仲間から多数のエールが寄せられれている」と話しました。
JALによる不当解雇が許されることになれば、労働者の尊厳が踏みにじられ、解雇理由の4要件はないがしろにされることになります。このままでは、会社の都合だけで労働者の首切りが横行する事態になりかねません。
引き続きみなさんの支援とご協力をお願いします。
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と き:2012年12月14日(金)12:15~
ところ:中電岡山支社周辺
内 容
原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山は、20回目となる原発建設・再稼働に抗議する抗議を中電岡山支社前で行いました。今回は16人が参加し、「サンタが町にやってくる」の替え歌に合わせて中国電力に抗議しました。
東京電力は、新潟県の柏崎刈羽原発5号機の使用済み核燃料プールに保管していた燃料集合体1体が曲がって接触していたことを発表しました。結句燃料が損傷するなどの異常は見つかってはいませんが、接触していたまま原子炉に入れて運転されていた可能性があり、燃料損傷事故につながる危険がありました。同原発関係者は、使用前の燃料集合体に金属製のカバーを取り付ける作業で過剰な力をかけていたことが原因で、燃料が接触した可能性があると言っています。この燃料は95年から2000年まで原子炉で使われていました。すると、10年以上は曲がった状態で使用されていた可能性があります。
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とき:2012年12月3日~4日
訪問自治体:3日は鏡野町、真庭市、新庄村、4日は笠岡市、井原市、矢掛町、浅口市、里庄町
県労会議は恒例となった公契約キャラバンを12月3日から始めました。最終日は12月28日と押し迫った日程となりますが、年内に県内すべての自治体を回って非正規労働者の待遇改善を求め、自治体の公共工事請負業者や指定管理を請け負っている業者の切実な声を届けようと奮闘しています。公契約は自治体が発注する土木工事や自治体の施設を民間会社に任せる際の契約の内容を言います。これまでは、この契約が競争入札で安ければいいという制度になっていました。ところが、これでは単価が安くなりすぎて労働者の賃金や材料費にまで影響する事態が起き、業者の中には倒産するところも出てきました。
鏡野町の懇談の様子
また、低入札契約は手抜き工事や質の悪い工事につながり、全国でも事故が多数発生して自治体の職員が罪に問われかねない状況も生まれてきました。こうした状況を改善し公契約で利益が出て、且つ、働く者の賃金を保障する内容に改善しようとする運動が始まりました。それが公契約運動です。これまでの運動の中で、適正単価に留意する自治体が生まれ、その方法も最低制限価格の引き上げ、予定価格の公表、あるいは指名入札に切り替えることで、自治体内業者に仕事を割り振るなど、様々な試みがされるようになってきました。しかし落札価格は低いために業者の利益は十分でない状況が続いています。
真庭市での懇談
県労会議は今回のキャラバンにあたって、県内1063の業者にアンケートを送り、入札への受け止めをたずね167社から回答を得ました。その結果、公契約への参入で利益が保障されるものの、利益幅が少なく、そのしわしわ寄せは、労働者の賃金や労働条件の低下につながっていることが分かりました。今回の自治体訪問でも自治体内業者が経営悪化から自前で重機が持てなくなり、数社でシェアリングしていたり、重機をリースに変えていたりするなど経営努力が続けられている様子を知ることができました。行政の方は、自治体内業者に仕事を回せるように指名入札や契約の内容に自治体内業者を組み込むなど努力をしている様子も伺えました。しかし、価格は競争のために依然として厳しくなっていることがアンケートから伺え、自治体へは直接モノが言えない業者さんの声が、アンケートのコメント欄に多く記されており、自治体担当者からも貴重な資料だと共感をいただきました。
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