カテゴリ 雇用
とき:2010年9月17日(金)14時~
ところ:岡山労働局賃金室
概要:岡山地方最低賃金審議会は7月5日に最賃額を審議する専門部会委員の推薦を求める公示を行いました。県労会議は濱ふきよさんを推薦したが、7月27日の岡山地方最賃審議会で除外(任命は7月22日付)されたことが明らかになった。この任命は毎回、連合の委員が独占し、県労会議がその理由を尋ねても「総合的に判断した」との理由以外の納得できる返事をもらったことがありません。そもそも、推薦公示は広く一般から公募して特定の団体に偏らない公平な人選が行われることを趣旨としているにも関わらず、岡山労働局はこれを無視した恣意的な選任をしています。この問題を重視して、抗議も含めて厚生労働大臣に再審査請求をしたものです。しかし、厚生労働大臣も県労会議や全労連からの推薦候補者の排除と連合推薦者の選任を黙認し続けています。私たちは、引き続き今年もこの問題で再審査請求を行いました。
再審査請求書はココ10年新しい主張最賃専門委員任命不服審査請求125KB
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とき:2010年9月13日9時~
ところ:岡山労働局賃金室
概要:岡山労働局は最賃審議会の答申にい基づき、最低賃金を683円とする公示を行い、異議申し立てを24日まで受け付けるとしました。これに対して、岡山県労会議は答申が中央最賃の目安を13円上回ったことを評価しつつも、時間給683円では1ヵ月の月の法定労働時間の上限である173.8時間労働として118,705円にしかならず、まともな生活はできないとして異議申し立てをしました。また、今日の景気低迷を解決するうえでも働く者の購買力の引き上げが課題であり、民主党の経済戦略である2010年までに時間給を平均1000円にするとの約束を早急に実現するように求めました。
異議申し立て書はココ201009.13最賃異議申出書(案)163KB
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とき:2010年5月20日18時~
ところ:勤労者福祉センター4階第1会議室
概要
岡山県労会議のパート・臨時労組連絡会は5月20日、恒例になっている最賃体験スタート集会を開き、記念講演として筒井晴彦さんのお話を聞きました。筒井さんは全労連に勤務された後、現在は日本共産党中央委員会の国民運動委員会に所属されて、働くルールや最賃の専門家として活躍されています。岡山では、2年前の青年の雇用集会や昨年の労働者派遣法を悪用した大企業の横暴と違法性を告発する集会などで講演されています。最賃体験は、労働局が定めた最低賃金ではまともな生活はできないことを、身をもって証明し、その引き上げを求める運動として全労連が提起し、全国の労連が中心となって進めています。今年の集会では筒井さんの講演を楽しみに生協で働くパート労働者を中心に、県労会議のパート・臨時労組連絡会の組合員など29名が参加しました。
最低賃金を国際比較で詳しく説明。筒井晴彦氏
筒井さんは世界中が最賃を重視しており、米国経営者の重役でさえ、「最賃額の引き上げは消費者の購買力の向上や生産性や品質の向上、或いはビジネスや利益にもつながる」と回答していることを紹介しました。また、日本のように最低賃金が都道府県ごとにバラバラで格差が激しい国は珍しく、その差額は東京の791と沖縄・宮崎・長崎などの629円の間に162円もの差があり、年間で30万円もの差が出ると説明しました。さらに最賃額が極端に低く、東京で時間給を554円、岩手で680円も最低生計費を大幅に下回っていることを労働総研の研究から明らかにしました。諸外国との比較で、労働者とその家族の必要性や生計費原則に基づく考え方や基準がないことも要因と話しました。また、自治体がワーキングプアーをつくっている実態なども紹介され、住民サービスや安全が脅かされていることなどを強調しました。最低賃金引き上げの運動は地道だが、引き上げの動きも現れており民主党が800円を主張し、財界の研究機関からも、その引き上げによって内需拡大を図ろうとする主張が見られ、最賃運動を地域から注目される運動として工夫しながら頑張ってほしいと、参加者にエールを送りました。
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とき:2010年5月19日(水)12時15分~12時45分
ところ:天満屋アリスの広場前
概要:5月になると労働局が最低賃金審議会を開きます。今年はまだ、始っていませんが、昨年、わずか1円の引き上げで670円となった最低賃金を引き上げようと、パート・臨時労組連絡会の宣伝行動を行われました。残念ながら雨が降り、商店街を通る人の足も早くて思うように署名は進まず、不況打開のためにも最低賃金の引き上げが求めあっれていることや、1705万人(09年労働局調査)に達した非正規労働者の処遇改善と賃金引き上げなしに、日本社会の未来展望は開けないと訴えました。
署名行動には6人が参加して15筆の署名を集めることができました。
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2010年5月16日(日)、東京明治公園で全国青年大集会が開かれました。連帯のあいさつには、同事務局長の湯浅誠さん、全労連の大黒作治議長、日本共産党の志位和夫委員長があいさつされました。全国から5200人の参加者が集まり、岡山からは約20人の参加でした。各地域の実態報告や運動報告が紹介され、派遣・非正規切りの実態や最近まで路上生活をしていて派遣村で青年ユニオンに出会い、今は生活保護を受けながらアルバイトを頑張っている方のお話を聞くことができました。訴えの中で「一人の力がどんなに小さくても企業の力がどんなに大きくても私は負けません!」と強く訴えた方の言葉が心に残りました。教職員組合からは、「教職員をふやして子ども達とじっくり向き合いたい」「少人数学級を実現してほしい」など訴えました。最後に風船を飛ばし集会アピールは採択されました。
集会後、暑さに負けず元気よく繁華街をアピールウォークしました。
全労連議長 大黒作治さん
日本共産党 志位和夫委員長
集会アピール採択
訴える岡山の青年たち
歌いながら訴える青年たち
岡山アピールウォーク
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とき:2010年5月12日7時45分~8時15分
ところ:岡山駅ビックカメラ・コンビニサンクス前
概要:今日は労働者派遣法の改正案について訴えました。①これまで言われていた常用雇用労働者の雇用は安定している、という言い分で禁止されないこと、②登録型派遣では専門26業種を温存するもくろみです。書類の整理やパソコン業務などを専門業種として問題があるとしながらも、規制しようとしていないことは問題です。また、医師や看護師など国家試験などの専門的な仕事を派遣労働の対象にしようとしていることも問題です。法案は原則禁止としながら、実は穴だらけです。法律が成立しても3年も猶予期間があります。この猶予期間もあっても、なくても同じに思えます。民主党のしていることは、官僚言いなりで、何でもありの法案です。派遣法の改正を言いながら、一方で派遣法は必要と答弁は矛盾だらけの対応で呆れます。トヨタ自動車は利益剰余金を新たに370億積み増ししているという報道がされました。これで、内部留保は11兆5986億円となりました。人を使い捨てして、こんなに儲ける仕組みは単なる企業努力ではできない仕組みです。変えなくては、日本に未来はありません。
訴えを行う伊原事務局長
チラシを配る花田県労議長、7人が参加、500個のティッシュ・チラシを配布しました。
福島県の共産党県議さんが視察で岡山に来られ、宣伝に遭遇して、「写真を撮らせてください」言われました。携帯のカメラで写真を撮られてました。話を聞くと、岡山の高梁市のご出身で、福島県労連の事務局にもおられたそうです。懐かしそうに話しかけてこられました。
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ところ:天満屋アリスの広場前
概要:定例となっている最賃署名は今年は2回目となりました。11人が参加して34筆の署名を集めることができました。5月から地方最低賃金審議会が始まります。今年は制度の改定で委員推薦は2年に一度となり、推薦委員の要請運動などは専門部会だけですが、今年も生協労組の濱さんを推薦して頑張っていきたいと考えています。さて、本日の署名は雨の中で、しかも持ってきたハンドマイクが故障していて真っ青になりました。開き直って、声かけで呼び込みをする形になりました。通行人の反応がわかり、こちらもつい頑張ってしまいました。中でも「1000円ですか?素晴らしい」と言って署名をしてくださった若い女性2人には感動しました。この運動をこんな新鮮な声で受け止めていただけるなんて、嬉しいですね。ご年配の方も「何の署名ですか?」と聞かれ、説明すると快く応じていただけました。
1000円の賃金は素晴らしい、と署名してくれた2人の女性
フィリピンでは48円だ。それよりかましだ、と言いながら署名してくれた方も。
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とき:2010年4月17日(土)13時~16時30分
ところ:岡山市福祉会館(小橋町)
内容:三上 満(子どもの権利・教育・文化センター)の講演、実態交流など
概要:働き方が自己責任のもとに捻じ曲げられて、青年の働き甲斐が奪われていることや、就職難で雇用の機会さえない青年の実態から、生きがいや青年の成長について考える企画。雇用破壊のもとで働くことに疲れ、仲間との交流を嫌がる青年、政治を変えることに無関心な青年、自坊慈悲となって仲間との信頼関係を自ら断ち切ろうとする青年など様々です。低賃金のもとで働き、将来の展望さえ失っている青年の実態を交流して、どうすればこんな世の中を変えられるのか、青年が連帯すれば生きがいの持てる社会を作り出せることをお互いに励ましの中で確認し合おうとする熱意のこもった集会でした。集会には青年や一部のおじさんも含めて42人が参加しました。
やさしい笑顔があふれた三上満氏
講演された三上満さんは自らの教員生活を振り返り、人間は人の役に立つこと、人を好きになることで立派になっていく。中学時代の生徒から結婚式に招待され、しどろもどろに「どうしようもないと思った生徒が立派になって、結婚式を挙げ、何かいいスピーチをと思いながらも、どうしようもなかった中学生の当時しか思い出せず、困った」時のお話をされ、その生徒が、結婚式場で先生に言った一言を紹介しました。「人間って、いつかまともになるもんだから、中学時代はあまりあせらないほうがいいよ」って言ったそうです。また、成長して「人間その気になればなんとかなる」と立派に仕事をしている生徒のことを思うと、人間だれだって可能性を持っている。しかし、その可能性の芽を摘んでいるのが今の政治だ。人間をランク付けして、遺伝子に基づく能力で選別している。こんなことでい社会ができるはずない。一生懸命やっても報われない社会は間違っている。しかし、そんな社会でも自己否定せずに「自分を好きになること、臨んで挑戦すること、自分と向き合うことの大切さ」をしっかりと持てほしいと参加した青年たちを励ましました。
三上満氏の講演レジメはココ三上満氏の講演レジメ34KB
青年雇用・生活アンケートの結果はココ青年の雇用・生活実態アンケート報告511KB
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1047名採用差別事件の早期解決に向けた「4.23岡山集会」
とき:2010年4月23日(金)18時50分~20時30分
ところ:岡山国際交流センター8階会議室
案内:「国鉄分割民営化」が強行されてから23年が経過しました。107名が死亡、562名が負傷した2005年4月25日のJR福知山線での脱線事故は、脱線事故の原因を調査していた運輸安全委員会の委員が、最終報告書公表前に、その調査内容をJR西日本山崎前社長に漏らし、山崎前社長の求めに応じて、報告書の内容を修正しようとした事実が発覚しました。また、運輸安全委員会や兵庫県警への提示資料の隠ぺいなどが次々に明らかとなりました。そして、これまで不起訴となっていた3人の社長は、神戸地検審査会で「起訴決議」がされるなどして、業務上過失死傷罪で4月末に起訴されることが決定されました。こうしたことは、JRが安全よりも利益優先、都合の悪いことは隠ぺいし、公的機関をも欺こうとする社会正義に反する体質を表しています。多くの職員はまじめに働き、JRの安全運航を守ろうと頑張っている時、上層部がこのような体質ではJRの安全は守れません。こうした問題は、国が「国鉄分割・民営化」で利益優先の企業を誕生させ、意見を唱える者は排除する体質に変質した結果です。国民にとっても負の遺産となりました。もうひとつの課題がJR採用差別事件です。この闘いもようやく国民世論によって、「政治の場での解決」方向に向けて大きく動き始めています。一日も早い解決が望まれます。集会では「国鉄分割・民営化」とはなんであったのかを改めて検証します。
昨年の4.25集会(国鉄じれんの皆さん)
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とき:2010年4月1日(木)10時~
ところ:JR倉敷駅前
概要:国鉄が民間企業のJRに移行する時、1047名の国労・全労働などの組合員1047名が採用されず、24年間採用差別事件として地労委・中労委・裁判闘争などを闘ってきましたが、昨年末から今年にかけて政治決着として解決案が示されるなど、闘いが前進しています。しかし、3月18日に解決案が示されたにも関わらず、年度末解決には至らず4月1日を迎えました。この闘いは政府に任しておけば、自然とうまく行くというものではなく、国労組合員と支援共闘が団結して最後まで闘うことで展望を開くことができます。まだ、闘いは前進したとはいえ、入り口にも立っておらず、市民に訴える運動を継続させる必要があります。行動には花田県労議長、支援共闘会議として伊原支援共闘事務局長、地域労組から藤田地域労組事務局長が参加して挨拶を行いました。
駅前での集会の様子(あいにくの雨で座り込みは無理でした)
経過と団結を訴える後藤委員長
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