岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2017年8月

とき:2017年8月29日(火)12時15分~

ところ:岡山駅西口さんすて

8.29JAL宣伝

非常に蒸し暑いです。8月も残り2日ですが、御巣鷹山の事故から32年が経過しました。定例のJAL宣伝を行いました。

安全第1の航空会社として再生したはずの航空会社は国策と相まって、格安航空会社の誕生ともに儲け第1の会社になりました。犠牲者の方の家族はどう思っているのでしょうか?

首切り、パワハラ、安全を軽視した飛行計画を聞いている私たちにとって、解雇撤回の闘いは絶対に負けられない闘いです。今日は5名が参加200枚のチラシを配布しました。

しゃべっているうちに2010年からの解雇撤回の闘いが走馬灯のように蘇ってきました。

7年に及ぶ闘いとなりましたが、原告の方の元気な声を聞くと(実は昨日電話でお話しました)まだまだ元気にやろうという気になりました。

労働法制の規制緩和はこの事件が本格的な始まりだったと思います。必死に守ろうとした整理解雇の4要件はどこに行ったのか?とさえ思える昨今の裁判結果を知るにつけ、ガックリとしますが労働者は企業から守られていないと思います。

そのことは利用者の命にもかかわっています。命を守れない社会と政府に何の意味があるのでしょうか?戦争法で鉄砲玉と消えていく国民に安全を保障する気もないと言われているようです。国民の意識を変え、政府を変えるために力を出し切れなければと思う宣伝でした。参加された皆さんありがとうございました。

 

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県労会議のスケジュールを更新しました。

9月6日以降のスケジュールはココ県9月6日~27日県労会議スケジュール

お知らせ

9月19日(火)の総がかり行動は中止とします。

最賃学習会9月28日(木)です。

2017 地域別最低賃金審議状況

最賃の推移1972~2016

働き方改革チラシ(県)

2017.10.14新婦人憲法フェスタ

2017.10.21標的の島チラシ

2017.10.28~29平和大会1次チラシ

 

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と き:2017年8月24日(木)7:45~

ところ:岡山駅西口さんすて前

概 要

 

岡山高教組は子ども・高校生の学習権と進路保障を求める中国ブロックキャラバンにとりくみ、早朝宣伝を行いました。宣伝には10人が参加し500枚のチラシを配布しました。

国内の貧困・格差は深刻化しており、年収200万以下のワーキングプアは1100万人存在しています。雇用の非正規化が進んでおり、低賃金労働が拡大しています。こうした背景から、学びたくても学べない子どもたちや、卒業後は奨学金返済に苦しめられるケースが後を絶ちません。

また、岡山県の教員数は不足しており、非正規の教員で何とか運営しているのが実態です。生徒や保護者にはどの教員が非正規であるかなどは実際には関係ありません。国の基準では、1クラス小学校1年生で35人まで。小学校2年生以降は40人までとなっています。多くの自治体では、独自に予算措置をすることで少人数学級を進めていますが、教員数を増加させなければ、自治体間で格差は広がり、教員の過密労働は解消されません。

マイクを取った岡山高教組の三上委員長は、「2012年、国は高校・大学までの段階的な無償化を進めることを国際的に宣言した。しかし、教育への公的支出が増えることはなくOECD諸国の中で下から2番目の低さだ。高等学校等就学支援金の所得制限が導入されている。所得制限を撤廃し、すべての高校生の学ぶ権利を保障するよう無償化を実現することが求められる」と訴えました。

全日本教職員組合の阿部のぞみさんは、「大学・短大生の2人に1人、全体で141万人が奨学金性を利用している。しかし、7割が有利子であるため、事実上の借金となっている。2018年度から給付型奨学金制度が始まるが、対象は限定され給付額も低い。決して十分なものとは言えない。さらに前進させ、誰もが経済的心配なく学べるよう完全給付型を実現すべきだ」と述べました。

と き:2017年8月22日(火)12:15~

ところ:岡山駅西口さんすて前

概 要

 

岡山県労働組合会議は憲法宣伝にとりくみました。本日は、共謀罪をテーマに訴えを行い5人の参加で6筆の署名を集めました。

マイクを取ったのは伊原事務局長で、「共謀罪では実際に犯罪行為が行われたわけでもないのに、話し合ったというだけで処罰の対象とされる。しかも、何が共謀罪になるのか政府も明確することができていない。お酒の席で冗談で言ったことまでもが処罰されることまであり得るのだ。また、自首をした場合は刑が軽くなるなど密告を奨励するような法文もある。これでは、一億総監視社会だ」と批判しました。

戦前の日本では隣組が組織され、天皇を侮辱する者はいないか、戦争反対や兵役逃れをする者はいないかと住人同士が監視し合っていました。言論の自由・思想の自由が封じられ、国民は自発的隷従を強いられていたのです。安倍首相が美しい国とするのはまさに戦前の日本です。

とき:2017年8月21日(月)18時30分~

ところ:勤労者福祉センター4階会議室

8月21日(月)、自治体問題研究所は小松泰信(岡山大学院環境生命科学研究所)さんを講師に迎え恒例の研究会を開きました。テーマは「農業の現状と安倍政治」です。参加者23名でした。

冒頭に小松さんは「自分は安倍首相が嫌いだが、彼のおかげで皆さんにお会いすることができた。長崎県で生まれ、京都大学院で学び長崎県の農協に勤務した。1989年に教員をしたのを契機に1997年岡大農学部に入った」と自己紹介しました。

農業を取り巻く環境について、新聞赤旗の記事などを紹介しながら、「農業は長期低迷の食料自給率だ」として具体的な話しに入りました。「日本の食料自給率は38%であり、これは人間一日の必要摂取量2500カロリーから見ると小学生くらいの量だ。しかも農業従事者は47%超が70才であり国の責任は大きい。農協を悪く言う人もいる。確かに100%の組織じゃないがそんなに悪くはない。国の経済発展の法則から考えれば、農業が衰退していくのは当たり前。農業などの第1次産業で蓄えた資本力が第2次、3次に移されるのは法則であり、農水産省は強い農業などというができるはずがない。だから国の支援が必要。アメリカやヨーロッパでは当たり前のことだ。小規模の販売農家は10年間で32%も減り、基幹農業従事者は175万になった。安倍首相のいう儲かる農業はごく一部の法人・企業だけで、それだけでは食料自給率を向上させ、持続可能な農業・農村を実現することはできない」と話しました。そこで小松さんは農村社会観が展開して、「農村は基層領域と表層領域がある。表層領域には食料の販売機能であり、経営や取引・運営と言ったもので農業経営などがある。農業が分散すると弱くなる。団結・協力しないとやれない。他方、基層領域は集落組織であり地域の保全管理、コミュニティーであり、伝統文化や防災、神事などがある。これが大事だ。これらは着土と言って土地に起きることを意味する」と説明しました。

さらにグローバル企業について。「は世界を市場にしてフロンティアと言えば聞こえはいいが、市場を探し食い漁っている。世界の市場は危険なところが多いが日本の農業市場は彼らにとっておいしい市場。JA共済は300兆円、JAバンクには100兆円が眠っている。彼らはこれを狙っている。農業競争力強化支援法の廃止、種子法の廃止で、農業者の努力を促し、輸出できる農業などと言っている。そんなことができるはずがない。むしろこれまで開発・品種改良に向けてきた技術さえ外国に提供しようとする政府のやり方は異常。安い農産物をつくろうとすれば大量の農薬が散布される。手間暇かけ安全な農産物をつくろうとすると高くなる。消費者に対しても理由を説明すべきであり、農業こそ岩盤規制が必要だ。自分は農業の使命を考えるとキーワードは生命の連鎖性だと考える。超長期の産業が農業であり、成長産業から選別すべきだ。農業への支援はバラマキというがそうではない。あまねく保障という言葉がある。選択と集中など政府は聞こえのいい言葉で簡単に言うが選ばれなかった人はどうなるのか?食料主権ともいうが市場にこだわらない。農業の基礎代謝を守ることに重きを置くべく」と強調しました。

70分間のお話でしたが、熱弁に圧倒され、飽きさせない口調に引き込まれました。最近注目される岡大の先生ですが、退官まで7カ月だそうです。

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8月19日(土)総がかり行動岡山実行委員会のアピール行動を行いました。岡山駅西口のサンステには60人が参加して、戦争反対の声を上げました。

行動では参加者全員がコールで「戦争するな、ミサイル打つな、いのちを守れ、平和が一番、憲法守れ」と訴えました。共産党の余江さんは「北朝鮮のミサイル発射など不安な情勢だが、アメリカと北朝鮮との執拗で激しい挑発行為が行われている。日本はこうした戦争につながる問題を軍事演習などで圧力を加えるのではなく、両国を話し合いの席に着かせ戦争させない役割を果たすべきだ。迎撃ミサイル配備もやり方を間違えている」と話しました。県平和委員会の谷口さんは「岩国市は空母艦載機のB35ステルス戦闘機が16機も配備され、日本はアメリカの基地強化に手を貸している。10月には平和大会もある。参加して平和な日本を訴えよう」と運動を呼びかけました。戦争させない1000人委員会の梶原代表は「アベ首相は憲法に自衛隊を明記させ憲法9条にある戦力を持たないとする条文を空文化させようとしている」と警告しました。県平和委員会顧問の中尾さんは「日米軍事担当者の安全保障会議が開かれ、日米で圧力を加えていくことで一致した。それは軍事同盟の強化で、核の傘を含むもので核兵器を抑止力と考える強硬姿勢だ。迎撃システムのイージスファイア-なども日米の軍事分担であり許されない」と語りました。社民党の武本さんは「政党として協力しながら戦争する国づくりをすすめる安倍政権を打倒したい。立憲野党の政府を実現したい」と期待を込めました。

アピールは北朝鮮とアメリカとの緊迫した情勢が叫ばれる中で、日本がアメリカと一体で行動する危険性を訴え、戦争させない運動を大きくしようと声を上げました。

1時間の行動で店からは「やめてほしい」などの苦情も出ましたが、憲法に保障された権利であり、1時間の行動で社会のルールを守っての行動です。共謀罪など人権を侵害する法律が強化されればこうした行動もできなくなる可能性があります。

日本の未来は自分たちで守るという共通の認識で、真夏の行動は参加者の情熱でいっそうテンションも上がりました。

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とき:2017年8月15日(火)11時~12時

ところ:岡山市表町アリスの広場前

8月15日は終戦記念日。「二度と戦争をしてはならい」という決意をもって宣伝・署名を行いました。参加したのは安保破棄岡山県実行委員会、総がかり行動岡山、県平和委員会、治安維持同盟県本部、共産党地区委員会、県原水協など6団体で14人が参加しました。

4人が訴えましたが、安保破棄実行委員会と総がかりを代表して伊原が終戦記念日への思いと決意を述べました。「北朝鮮がミサイルをグァムに向けて発射すると言っているが、アメリカの支援が得られなくなり、世界的な包囲網の中で核の開発やミサイルの発射で世界の注目を惹こうとしている。これに対して安保理の制裁決議、アメリカ軍と日本、韓国の合同軍事演習が行われ、トランプ大統領と挑発行為なども続き、世界は、北は本気でミサイルを発射するのでは?と心配している。これは日本が集団的自衛権の容認の閣議決定の下で戦争法を強行採決するなどの包囲網が敷かれたことも事態がエスカレートしている。アメリカ軍のために沖縄辺野古で基地建設を始めたことも要因だ。これでは北朝鮮が態度を硬化するのも頷ける。双方が話し合いの席に着き問題を解決すべきだ。誰も戦争を望んでいる人はいない。自衛隊を憲法に明記するなどの改憲は言語道断。戦争への道は絶対に許されない」と訴えました。

治安維持同盟の人たちは「先輩たちは戦争中に監獄に入れられ苦しめられた。政府はその保障さえしていない。戦争をすれば同じようなことが繰り返される。許されない」と話しました。

辺野古の署名をしてくれた年配の女性は「沖縄の集会をテレビで見た。安倍さんは嫌い。おかしい」とつらそうに話しました。

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とき:2017年8月9日(水)12時20分~

ところ:岡山市大供公園

第29回目のピースバルーンが行われました。近所の保育園の子どもたちを招いて毎年行っています。

8月9日に原爆が投下され、72年が経過しました。残虐非道な原爆を無くしたいと被爆者をはじめ全国民、世界の人々が頑張ってきました。

今年の7月7日、国連で核兵器禁止条約が122か国の賛成で採択されました。これによって核兵器は国際法上違法となりました。

それぞれの国が批准することでこの条約に沿った禁止・廃絶措置が取られます。この条約は禁止するだけでなく、威嚇も核の傘に入ることも保有国の核兵器を持ち込ませることも禁止です。廃絶とはなっていませんが事実上廃絶でしか成り立たない条約です。

日本政府は議論も賛否も示すことなく席を立ち、世界の良心に背を向けました。情けなくも悲しく怒りさえ覚える態度です。

安倍首相は広島の慰霊祭でも禁止条約を無視しました。当然被爆者の怒りを買いました。これが日本政府です。批准しないのでれば批准する政府に変えなければなりません。

風船は遠い空に向かって平和のメッセージを届けます。

 

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とき:8月8日(火)12時15分~

ところ:岡山駅西口サンステ

8月8日(火)、県労会議は北九州北部豪雨災害義援募金に取り組みました。行動には自治労連や医労連の仲間が参加して7人で募金を訴えました。折しも台風5号が通過して甚大な被害を九州から近畿、北陸にかけて及ぼしました。その意味では岡山県に住んでいることを感謝したいと思います。取り立てて大きな災害がないことはありがたいことです。それだけに、余裕のある私たちが支援に立ちあがることは意味があると思いました。

北九州北部は報道によると、福岡県朝倉市は死者30人、前回115棟、断水200世帯、避難所生活をされている方は494人に上ります。いまだに復旧作業は進んでいません。台風5号による2次災害も心配です。北部の東峰村や大分県日田市も含めるとさらに6人の死亡、27人の避難となります。大きな災害に対して国は何をしているのかとの苛立ちも感じるところです。

世界的な温暖化現象でゲリラ豪雨や竜巻の発生、風水害や氷河の崩壊など心配のネタは尽きません。台風が発生する度に大規模な災害が発生することに大きな不安を感じます。私たちにできることは募金くらいでしょうか?災害支援に現地に行くことも考えることだと思いますが、受け入れ態勢が整うまでしばらく待ちたいと思います。

本日は義援金が13,538円集まりました。ご協力いただいた皆様に感謝します。

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と き:2017年8月4日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要

 

原発ゼロを目指すイレブンアクション岡山は、20人が参加して245回目の抗議行動を行いました。

東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町は、放射線量が高い「帰還困難区域」の一部について2022年春ごろまでに避難指示を解除し、住民の帰還を目指すことを明らかにしました。町域の96%を占める帰還困難区域に再び人が住めるようにする「特定復興再生拠点」(復興拠点)の認定へ向け、国に申請する計画を策定しています。

復興拠点は、改正福島復興再生特措法で定められています。国は自治体が策定した計画を認定した上で、拠点の除染やインフラ整備を集中的に進め、今後5年をめどに避難指示を解除するとしています。

福嶋第一原発事故の原因は未だに究明されておらず、放射能汚染の拡大も防ぎきれていません。このような状況で帰還をすすめ、補助金を打ち切るなど無責任ではないでしょうか。

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