月別 2016年7月
と き:2016年7月19日(水)9:40~15:00
ところ:岡山市内
概 要
平和行進4日目は岡山市内を行進しました。梅雨が明け本格的夏到来です。炎天下の中、106人が平和を求めて行進しました。
岡山県庁での出発式では、伊原木県知事の代理として経済学事課の杉谷さんがあいさつを行いました。杉谷さんは、「岡山県も平和都市宣言を行っている。私たちも毎年、平和を願って行進を続けられている皆さんと同じ思いだ。また、6月29日、岡山市は空襲で焦土と化した歴史もある。世界から紛争が無くなるよう願っている」とあいさつしました。
続いて、岡山市被ばく者会・平末会長は、「日本は世界で唯一核兵器が使用された国だ。その国が、核兵器廃絶の先頭に立たないでどうして世界から核兵器がなくせるだろうか。戦後70年が経過し私たちの役割も大きな岐路にある。先日の行進にはたくさんの子どもたちが参加していた。未来への希望を感じるとともに、この子どもたちに平和な世界を託さなければいけないと決意を新たにした」と訴えました。
岡山シティミュージアムで途中休憩し、岡山空襲資料館を見学しました。フィリピンから参加しているマテットさんは、「岡山でも空襲があったことを知りショックを受けた。平和を守るためにこれからもがんばっていく」と感想を述べていました。
午後からは88人が行進を歩き、岡山市役所まで歩き本日の行進を終えました。
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とき:2016年7月18日(月・祝)9時~
ところ:西大寺東区役所
平和行進が岡山県入りをして3日目。西大寺の東区役所からの出発です。104人が行進に参加しました。出発前の集会では田中区長が「日本は唯一の被爆国。後世に実相を伝えなくてはいけない。一日も早く核兵器のない世界が実現するよう祈っている。広島まで道のりは長いが無事に到着してほしい」と声をかけられました。
行進の総指揮を努める竹永みつえ市議は、「子どもの参加があり、未来につながる行進となる。オバマ大統領が広島を訪問した。スピーチの内容は日本人の期待に応える内容ではなかったが、国民の運動が呼び寄せたと考えている。改憲の動きがある中、核兵器廃絶を願う人が増えていくこと大切になっている」と決意を語りました。
通し行進者としてフィリピンから来られたマテット(メアリー)さんは、「フィリピンでは2000年に紛争が起こり、政府と反政府軍が闘った。戦争は何も生まない。50万人の難民が苦しんだ。悲惨な状況を目の当たりにしてこの行進に参加した。今の世代を生きているのは若者。子どもたちが戦争のない心を持てば戦争はなくせる。戦争のない世界へ。NOモア広島、NOモア長崎、NOモア被爆者」と訴えました。今日の通訳は国際交流センターを通してボランティアとして参加して下さっている成松さんです。
山内さんは「子どもたちが多い。どんな未来をバトンタッチできるのか?先輩たちの思いは世界を通じて核廃絶に向かっている。暑い夏を一緒に歩きましょう」と呼びかけ、得意のトランペットを吹きました。原爆許すまじと青い空の歌声がトランペットの音色とともに出発前の会場に響きました。
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とき:2016年7月17日(日)9時~
ところ:備前市~岡山市東区COOP西大寺
7月17日(日)、備前市からの平和行進は市役所から始まりました。今日は54人が行進に参加しました。備前市9条の会の中西さん(元市議会議員)は、「備前焼でつくられた手榴弾を示しながら、戦前は何万個とつくられたそうだが、今は備前市伊部の街を歩いて、花瓶や徳利はあっても手榴弾はない。平和であってこそ備前焼も生きてくる」と話しました。
備前市副市長の有吉さんは、「平和行進を歓迎します。猛暑の中、行進される方や実行委員会の皆さんに敬意を表する。世界で唯一の被爆国の広島にオバマ大統領が訪問し、核兵器廃絶の願いが報道されているが恒久平和の理念を伝えていきたい。備前市は平成20年に核兵器廃絶の平和都市宣言をしている。恒久平和と核兵器廃絶こそ私たちの責務。平和の願いが広がるよう願っている」と市長のメッセージを紹介しました。
橋本副議長は「平和行進は核兵器廃絶と戦争のない社会の実現のために大変意義深い運動。戦後70年の月日を経て、売国の指導者が広島を訪問され、追悼の意思を示した記念すべき年だったが、依然として多くの国に核兵器が存在している。世界で紛争が続いているが、過去の過ちを繰り返さないためにもこの行進の目的が早期に達成されるよう祈っています」と議長のメッセージを代読されました。
片上地区の氏橋さんは、「75年間この地に住み続けている。自分は平和都市宣言の街に住んでいることを誇りに思っている。広く青い心を待ち、宝物の平和の心を胸に抱き、次の世代に引き継ごうとされている皆さんはすごい。百年も千年も平和が続いてほしい」と地元を代表した熱烈な激励のあいさつをされました。
通し行進者の山内金久さんは、「91日間のコースを歩く東京原水協の山内です」と自己紹介しながら、3年間の通し行進の経験と広島大会への決意を語りました。
メアリー・テレーサ・ノーブ(愛称:マテット)さんは、通訳を得て昨日とは打って変わって英語で力強く挨拶しました。「おはようございます。マテット。ノーブです。1999年に平和と人権擁護を目指してフィリピンのミンダナオ島で戦略的地域をめぐる平和キャラバンを行い、アメリカ軍の撤退を求めて、ミンダナオ人権平和運動を結成した。これは平和プロセスの継続で支援を呼びかける行動です。16年間の人権擁護、平和構築、環境に優しい開発、持続可能な社会のために努力してきました。この運動は人々のイニシアチブが如何に重要であるかを物語っています。私たちは核兵器廃絶を求める皆さんの行動に参加することを決めました」笑顔をみせました。
行進をはじめて私は奇蹟的な体験をしました。それは、いつの間にか年配の女性が行進に同行していることに気が付いたときです。最初はご近所の方が、たまたま同じ方向に歩いていると思いました。しかし、よく見ると運動靴を履かれています。気になって声を掛けました。するとその女性は確かに平和行進参加者でした。「平和行進に参加して下さっているのですか?」と聞くと、「そうです」とお返事されました。お名前は中野さん、87歳とお答えされました。その女性は続いて、「自分は学徒動員によって呉で働いていた。その時、ピカドンが落ちて光るのを目撃した。間もなく地響きがあったが、その時は原爆とはわからなかった。広島の発電所が爆発したと聞かされたが、しばらくして、広島から焼け出された人たちが鉄道に沿ってフラフラと歩いてきた。自分はそのことがあって、若い時には平和行進に参加してきた」とお話されました。暫くして信号のところでその女性とは別れました。長い間、平和行進をしているがこんな経験は初めてでした。
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とき:2016年7月16日12時~
ところ:岡山県備前市寒河~備前市役所
2016年7月16日、59回目の平和行進です。備前市日生の寒河で兵庫県から行進を引き継ぎました。
岡山県は150人が行進団を出迎えました。
岡山県平和行進実行委員会を代表して河重ひろ子さんがあいさつされました。「兵庫県の皆さん、参議院選挙の中でも平和行進、お疲れ様でした。昨年のNPT再検討会議や国連総会で核兵器廃絶や法的な規制の枠組みを求める声は大きかった。5月のオバマ大統領が広島を訪問された。核兵器の非人道性と保有国の責任に言及されている。核兵器の全面禁止のためにも日本の果たしている役割は大きい。国際署名を進めましょう」と話しました。
兵庫県代表の岡本喜一さん(年金者組合委員長)は「7月7日、大阪の川西で引き継いだ。今日、岡山に行進旗を引き継ぐ。行進旗は何千人という人たちの手によって引き継がれている」と岡山の行進実行委員会へエールを送りました。
通し行進者の山内金久さんは「東京、広島の1000㌔を歩く。通し行進は3度目、3年間続いた。一昨年は北海道からのコース。昨年は長崎だった。5月6日に東京夢の島を出発して、今日で72日目だ。元気いっぱいだ。平和行進の仲間と地方行政の職員の皆さんに支えられ、助けられてきた。行進を続けることが力だ。今年は最高の世界大会にしようと決意している。今日で11番目の自治体訪問となる。広島に平和の願いを届ける」と力強く語りました。
フィリピンから来たメアリー・テレーサ・ノーブさんは片言の日本語で、「フィリピンから来ました。皆さん、こんにちは」と話されました。
途中、日生支所では出発前に通し行進者の平松さんがトランペットを演奏されました。疲れた行進団の心が癒され、元気を取り戻しました。
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とき:2016年7月15日12時15分~
ところ:岡山市中国電力岡山支社
7月15日、金曜イレブンアクション、中電行動です。今日は27人の参加でした。
今日の替え歌はこれおおきな古時計の替え歌2
選挙も終わり、疲れていても元気な姿で集まりました。話は選挙のことばかり、票が取れたのか?もっと取れたのではないか?など、疑問や意見がいっぱい賑やかに集まって早速、出発前の意思統一です。
全国で6番目に避難解除命令が出た南相馬市ですが、対象者は1万人を超えて過去最多とされています。南相馬市は事故前に7万1500人の人口でした。それが15年の国勢調査では除染作業員などを含めて5万8千人に減ったそうです。現時点で1万7千人が避難しているとされますが、解除命令が出たからと言って帰還する人は少ないと考えられます。全く、悲惨な話です。
それでもって政府は支援金を切り、後は知らぬ存ぜぬなのでしょうか?そんなことは絶対に許されません。そんな暗い話ばかりかと思いきや、鹿児島県では川内原発にストップをかける知事が誕生しました。市民の統一した力が生んだ候補者です。頑張って欲しい。もう一つ、高浜原発の運転差し止め訴訟で、大津地裁は関電の異議を認めず退けたと知りました。嬉しいニュースです。関電は大阪高裁に保全抗告したそうですが、人命を無視してまで再稼働しようとする関電に怒りを覚えます。
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と き:2016年7月11日(月)
ところ:岡山県庁・岡山労働局
概 要
全日本建設交運一般労働組合中国地方協議会はブロックキャラバンにとりくみ、無年金・低年金などの理由で働かなければ生活できない中高年失業者の雇用確保問題をはじめ賃金・労働条件の改善を要請しました。
シルバー人材センターは高齢者の「生きがい」を目的としており、相場よりも低い価格設定となっています。しかし、政府はいま一億総活躍社会構想に基づき、シルバー人材センターの業務範囲を拡大しています。一般の派遣事業との違いが以前にもまして不明確で、ただシルバー人材センター所属というだけの理由で賃金は最低賃金よりも低くされています。しかも、会員である高齢者には労働災害保険が適用されないという大きな問題があります。
岡山県に対しては、自治体として高齢者雇用安定法第5条による多様な就業機会確保のための付帯的な施策を実施してほしいという要請を行い、「地方自治法施行令第167条の2第一項第3号の改正公布に伴い、シルバー人材センターに準ずる者の認定具体化を全市町村に通達した。しかし、認定そのものは各自治体が個別に行うものであるため、県としては直截な介入はしない。シルバー人材センターの運営は厚生労働省の定めに準じて行っているが、労働者派遣事業・職業紹介業へと業務を拡大したいとの要望はないため、その他民間企業への影響はないと考えている」との回答がありました
労働局に対しては、シルバー人材センターの運営改善を求めました。シルバー人材センターで働く人の賃金が最低賃金を下回っていることにつては、「臨時的・軽微な業務であるため労働基準法や最低賃金法の適用はない。しかし、地域の労働者収入と比較して常識的な金額(最低賃金)を尊重するよう発注者にお願いしている」とのこと。また、偽装請負の問題については、「防止策として定期的に人材センターに出向き、業務内容や契約内容をチェックして指導している。また、民業と賃金を比較して著しく低い場合も指導している」との回答でした。
岡山県も労働局も国の方針に沿った回答・運営で、課題解決の見通しはまだまだ険しいものがあります。
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参議院選挙の結果について
県労会議が黒石健太郎さんの支援決議(6月10日)をしてから全力で支援運動をしてきました。結果は自民党候補に惜敗する結果となりました。
結果についてまとめました。
2016年第24回参議院選挙の結果は安倍首相を取り巻く改憲勢力が3分の2となる165議席以上を占めました。今回、自民党は56、民進党は32、公明党は14、共産党6、維新7、社民1、生活1、無所属4議席の結果になりました。
自民党は改選議席を6議席上回りましたが、実際には前回の2013年の選挙(非改選)に比して9議席減、公明党が3議席増の結果であり、与党としては6議席減となりました。確実に自民党の支持率は減っています。
一方、改憲を阻もうと統一候補を出して闘った野党4会派は選挙区で前回と比べると、民進党が15議席増、共産党が2議席減、社民党と生活の党は1議席で前回と同数でした。従って、4会派は12議席増となり野党共闘の成果を出しました。全国32ある1人選挙区では自民党が21勝11敗となりましたが、逆に統一候補側は自民党が31の内で重点区とした選挙区で2勝11敗という結果を出し成果を生んでいます。また、朝日新聞の出口調査によっても1人区の当方先は公明党で24%、無党派層では56%が統一候補に1票を投じており、その効果は明らかです。
改憲勢力が3分の2を占めたとはいえ、自民党の議席は27年ぶりに参院単独過半数に至らず、改憲勢力のバランスは微妙です。公明党の山口代表が「憲法9条改定は必要ない」と応えるなど、ポーズとも取れる発言をしていますが改憲の発議は各党の思惑によって簡単には進まないと予想されます。
開票結果(7月11日)
小野田紀美(自民)437,347当選
黒石健太郎(野党統一)329,501
田部雄治(諸新)20,378
参議院選挙での一コマ:七夕電話作戦は以下に
今回の選挙で岡山選挙区は黒石健太郎氏を候補者にして実力以上の選挙ができたのではないかと思っています。前回2013年に民主・社民・みどり・共産党が獲得した岡山の得票は246,319票でした。それが今回は329,501票を得たのですから素晴らしい成果です。逆に自公が獲得した票は490,727でした。結果は437,347票ですから大きく票を減らしています。黒石健太郎さんは敗れたとはいえ、相手候補を確実に追い込んでいます。ですから黒石候補は相当頑張って支持を広げています。
・・・・・・・・・ご紹介・・・・・・
黒石健太郎さんの決意(一部抜粋)
今回の活動を通じて、 本当に多くを学ぶことができました。
東京と地方の大きな差、 生活する人の考え方の違い、 世代間の違い、 政治に関わる人の目的意識の違いなど、 これまで本当に一部の方々のご意見しか伺ってこなかったと痛感いたしました。
日本は1億2000万人から成り立つにも関わらず、 ごくごく一部の方の気持ちしか理解しきれていなかったと感じました。
これは、政治に挑戦するにせよ、 事業を行うにせよ、 32歳の前半をこの学びにあてることができたことは、 今後の人生に、間違いなくおおきな財産となります
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とき:2016年7月7日(木)19時∼
ところ:労働者福祉事業会館(労金ビル)
7月7日(木)、黒石健太郎さんの個人演説会が労働者福祉事業会館にて開かれました。
参加者は250人と立ち見の人も出るなど、熱気のある集会となりました。
集会では河原会長、金澤連合会長、江田五月参議院議員、高井崇志衆議院議員などが挨拶をされました。また、今回は個人演説会の中でも初めていっぽんの会として大坂圭子さんが挨拶に立たれました。会場に共感の拍手が湧きました。高井崇志さんと江田五月さん、大坂さんのお話を紹介して会場の様子をお伝えします。選挙では同じような話が度々出てきますので、新鮮なお話をできるだけ紹介したいと思います。
☆大坂圭子さん@いっぽんの会のお話
自分達にできることは何か?とスタンディングを始めた。半数近い人が投票を決めていない。残りの日の奮闘が決まると思う。安保法制は子どもバージョンの絵本が出ている。私のやめてという本だ。内容は、国と国の戦争、殺される前に殺すと言い訳して始める戦争。始めるのは簡単だが終わるのは難しい。人殺しの道具が並ぶお店ができる。学校で学ぶのは殺すことしか認めない。戦争するのをやめてと言う。と紹介しました。涙を誘う内容ですが同時に戦争が簡単に始まってしまう危険も訴えている内容でした。
☆高井崇志さんのお話
最終版になった。今日は政策宣伝カーに乗って本人に替わって訴えて来た。5分くらいの演説を70数回やった。昨日の新聞には改憲勢力が3分の2の勢いとの報道だったので、本当にこれでいいのかと問いかけた。自民党の改憲案は①政府が国民を縛る、②国民の義務ばかり、③立憲主義の否定だ。安倍改憲を信任することになり、フリーハンドを与えることになる。増税を先送りしたが社会保障まで先送りするのが安倍政権。保育も同じ。年金はもっと大変だ。1年間で5兆円の財源が消えた。民主党の計算では20兆円の損失と見ている。誰も責任を取らなくていいのか?まだクロケンは負けている。後ひと踏ん張りで自公の候補者を追い抜こう。
☆江田五月さん
戦後、参議院のバッジを初めて胸に付けたのは父の江田三郎だった。バッジを志を引き継げる人にバトンタッチしたい。アベノミクスは彼にとっては成功していると思う。企業が一番活動し易い国、働く者の賃金を搾り取る政策など、どれも成功している。しかし、国民にとってはどうなのか?政治の目的が違う。アベノミクス失敗という結果をだそう。
連続テレビのトト姉ちゃんでは今戦争が終わったばかり。戦争はついこの間のこと。皆が口を閉ざしたが、反対した人達は特高警察に捕まった。戦後、憲法があったから雑誌をつくれた。幸福追求権を保障しているのが憲法。憲法の下で平和・人権が認められてきた。しかし、安倍首相は違う。憲法は4日で素人がつくった恥ずかしいと言っている。不十分さはあるがこの憲法の下でやらなければならないことが多くある。黒石健太郎君を育てよう。
☆黒石健太郎さん、怒りの訴え
バングラディッシュで日本人が殺された。日本人が狙われた。安倍政権によって平和憲法の解釈が変えられ戦争する国になったからだ。テロが日本で起きる可能性が出て来た。改憲されればなおさらだ。絶対にそうはさせない。
教育問題は深刻。給付型の奨学金制度をつくる必要がある。お金がなくて孫を大学にやれなかった年配の女性のお話を聞いた。悔しさが滲みでていた。これが今の日本だ。貧困を解消する必要がある。まともな就職先さえない中で現役世代の老後をどう保障していくのかが課題。今のままではなけなしのお金を貯蓄するしかない。それでは経済は活性化しない。子どもを育てるにもお金が必要。しかも保育園にも入れない状態。1ヵ月11万円の保育園があるがこれでは生活できない。保育士の賃金を上げる提案もわずかな引き上げで幕引きとなった。笑い事じゃない。
何故こんなことになったのか?格差の広がり、再分配機能の回復が求められる。経済は消費が活発になれば活性化する。政府の方針を変えなければいけない。普通の人の思いを踏まえた経済政策が必要だ。期日前投票を終えた方もいると思うが更なる支援をお願いしたい。
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と き:2016年7月4日(月)14:00~
ところ:岡山地方裁判所
概 要
年金裁判は、2013年10月分から2014年3月分までの年金額が1%減額されたことの取り消しを求めて、2015年5月29日に岡山地裁に提訴しました。その後、被告国が「広島地裁へ移送すべき」との移送申立を行い、岡山地裁で裁判を行うことが困難になっていました。広島高裁岡山支部に抗議を行い、「取消訴訟」から「給付訴訟」に訴えを変更して再度提訴することで岡山地裁での裁判となりました。 第1回目の口頭弁論まで1年近くかかりましたが、傍聴には120人が参加し、原告を激励しました。
裁判で意見陳述を行ったのは原告の東都支男さんで、「日本の年金制度は高齢期の所得保障の役割を果たせていない。社会保障改革推進法によれば、主要な財源は消費税とされ、年金・医療・介護は保険制度とされる。さらに、自助・共助が控除を補完するとされている。社会保障が所得の再配分の仕組みであるなら、応能負担が原則なはずだ。自助・共助の優先は国の責任逃れに他ならない。私たちは、高齢期にも人間の尊厳が保たれる日本社会を切望して訴えを起こした。生きているうちに三権分立が機能し後世に範となる判決を望む」と訴えました。
口頭弁論終了後、弁護士会館で報告会が行われました。古謝弁護士が裁判の解説を行いました。①国がいったん法律で決まっていた年金支給額を減額するには、厳格で合理的理由が必要とされます。国は「物価の下落」を理由としていますが、パソコンや家電などの消費財の価格低下が大きな要因であり、日常生活に不可欠な食品などの価格は下がっていません。国民健康保険、介護保険、医療費は増加しており、物価の下落の恩恵などありません。②年金支給額の引き下げは内閣及び厚生労働大臣の裁量権を逸脱しています。内閣が年金減額を決定した時期は消費税増税が決まっていた時期と重なります。アベノミクスという意図的な株高円安政策で石油・天然ガス・、食糧などの輸入価格が高まり、生活必需品や公共料金の価格が高騰していました。そのような状況下で年金減額を行うのは間違った判断であり、年金受給者の生活に配慮する必要があります。
参加者から原告に対して激励の言葉や支援の決意表明が行われ、報告集会は終了しました。次回口頭弁論は9月20日に行われます。
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とき:2016年7月3日(日)11時45分~
ところ:シンフォニーホールから表町商店街
ラストサンデーの7月3日(日)、11時45分にクロケン応援部隊が総結集。クロケンさんのお父さんを先頭に表町商店街を練り歩きました。30人くらいが7月10日は投票日、安保法制は止められるとのプラスターを掲げて歩きました。商店街を一軒一軒、訪ね歩き握手するクロケンさん。真っ黒に日焼けして、少し痩せた感じですが元気いっぱいです。私たちも「黒石健太郎です。よろしくお願いしますと唱和しました」シンフォニーフォールから天満屋アリスの広場へ。街頭演説にも力が入ります。
「日本の経済どうするのか?少子高齢化はず~っと前から分かっていたこと。子どものための予算を増やしましょう。保育士さんの給与を上げないと子どもを安心して預けられない。地域の経済を立て直したくても現政権は大型開発予算優先の政治。間違っている。改憲をさせてはいけない。野党の議席を守らせてほしい」と訴えました。午後からは岡山駅東口とイオンの前で宣伝。共産党の女性メガフォン隊にも遭遇。応援にも力が入りましいた。しかし、ここに来て負けているという情勢分析です。それを突破するのは野党共闘の力です。
再度、その事を意識した共闘の大波をつくりだし、野党共闘の結束で改憲阻止、安倍政権打倒の旗を高く掲げることこそ重要です。何としても勝ちぬいて欲しい。街の雰囲気を変えることです。そのためにも共闘の力をフルに発揮する必要があります。今日の宣伝に参加してそれを強く感じました。どうして共闘の一体感が出ないのか?もどかしいですがここは我慢です。7月8日には元書記局長・現副委員長の山下さんも岡山入りします。共同した街頭宣伝ができないものか?期待は高まります。
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