月別 2016年3月
と き:2016年3月17日(木)8:00~
ところ:NTT岡山支社
概 要
通信労組はNTTグループ各社の賃金回答が平均1600円、1日50円程度の低額回答であったこと、非正規社員についてはゼロ回答であったことを受けてストライキを決行しました。
NTTの2015年3月期連結決算は増収増益決算となっています。営業収益は11兆953億円で5期連続の増収となり、内部留保は9兆5128億円に達しています。株主への年間配当を110円とする一方で、2年連続して非正規雇用労働者への「賃上げゼロ」回答、ベースアップではなく評価格差拡大という賃金改善にとどまり、生活改善は極めて不十分です。 内部留保の内3.66%を還元することで、月額28,000円、時間賃金250円以上、特別手当の増額を実現することができます。NTTの回答は承服できるものではありません。
本日のストライキには12人が応援に駆けつけました。県労会議を代表して三上議長があいさつを行い、「民間賃金の引き上げは公務労働者の賃金の引上げにも大きく影響する。賃金の引上げがなければ生活改善はおろか、地域経済の回復もあり得ない。NTTは謂わずと知れた大企業だ。社会的責任を果たすことを今後も追及していこう」と話しました。
その後、ストライキ宣言が読み上げられ参加者の拍手で承認されました。
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と き:2016年3月14日(月)12:15~
ところ:岡山駅西口・さんすて前
概 要
県労会議は16日の春闘統一回答日を目前に、春闘を少しでも盛り上げるために早朝宣伝を行いました。参加者は3人でチラシ300枚を配布しました。
マイクを握ったのは伊原事務局長で、「今年の春闘ほど政治とのつながりを強く感じる時はない。これまで2年連続して春闘で賃上げを実現してきた。今年も何としても大幅賃上げを勝ちとりたい。アベノミクスによって経済が回復しているかのように言われているが、生活実態から考えると希望は見いだせない。いま日本全国で非正規労働者は4割を超えている。さらに、低すぎる最低賃金が労働者の貧困化を勧めている。私たちは全国一律1000円の最低賃金の必要性をこれまで訴えている。労働者の賃上げを実現すれば、購買力が上昇し、地域経済の活性化になる。いま地域からは人口が流出し、高齢化が加速している。年金制度は崩壊まじかと言われるほど悪化している。こうした事態を改善するためには正社員が当たり前の雇用。どこで働き暮らしてもまともな生活が保障される賃金の実現が急務だ」と話しました。
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とき:2016年3月12日(土)10時~16時30分
ところ:岡山市石山公園、桃太郎大通り、バブテスト教会
3月12日(土)、3.11への祈り(追悼と脱原発のつどい)岡山の集会とデモ行進に350人が参加しました。集会は大塚愛さんの言葉で始まりました。愛さんや仲間のフラダンスから震災や原発被災者の無念さと祈りが伝わってきました。震災・福島第1原発事故から5年が経過しました。テレビや新聞は5年が経過した北陸3県の3月11日を伝え、被災者の生活を紹介していますが、原発の危険性や再稼働にこだわる政治の不自然さと横暴さを批判しません。5年もたてば国民は震災も原発事故の恐怖も、事故を防ぎたいとの思いも薄らいでいるのかもわかりません。集会や運動への参加者は徐々に減ってきています。5年前、600人が参加していた集会は、今年の集会では半数近くになってきました。勿論、運動が分散して県内のあちこちで集会やデモが起こり、わざわざ岡山市内にまで来なくても、運動が続けられていることは否定しませんが、熱は次第に冷めてきているように思います。私達の希望や目標は原発のない社会をつくること、原発利権にまみれない政治を実現することです。そのために地を這うような運動を続けています。集会に参加されている皆さんの気持ちは様々でも、一緒に行動することでお互いを理解して、思いを共有して二度と同じ過ちを繰り返さないように運動を広げたいと考えています。原発を日本から一掃するために、手をつなぎその思いを広げることが大切です。私たちは政治を変えたいと考えています。仲間を増やし、運動を広げていくことが重要です。ワッカバンドの農民たちも「私たちが同じ思いや目的を持っていても考え方の違いでその目的が達成できないのは残念だ。一緒になろう、集まろう」と呼び掛けています。文化が違ってもいい、一年に一度から始まり、できれば何度も一緒に行動することができれば世論を変える力をもっと大きくすることができるでしょう。私たちはまたここから発信し続けたいと思います。デモ行進では力いっぱい「原発反対」の声を桃太郎通りに響かせました。それはいつもの金曜アクションとは違っていました。
午後から開かれたバブテスト教会での集会には120人が参加しました。飯田哲也さんの脱原発の講演は世界の自然エネルギー利用の動きがよく分かり、日本の電力会社の古い体質もリアルに伝わってきました。飯田さんは「原発のコストは高くなる。原発は増える見込みがない。風力発電は確実に安くなっています。ドイツの電気独占大企業は急速に利益が減少している。大規模独占から地域分散・参加型の電力に。押しつけから選び取る電力へ転換しよう」と呼びかけました。大塚尚幹さんは「世の中の判断基準が間違っている。命よりもお金が気になる社会とは何でしょうか?」と挨拶されました。原発の利権だけでなく、お金のために命や暮らしを犠牲にしている社会に疑問を投げかけました。栃木県で生まれ、東京から療養のために岡山に来ている服部育代さんは、「被災者や避難者の支援を続けている。いずれ親の介護で岡山を離れることになるかも」としながら、避難者支援への思いを語りました。土屋暢樹さんはてんせい君という6年生の息子さんと壇上に上がり、「家族6人で岡山に引っ越し、県北で山の仕事をしている。人間の有り難さ、故郷への思い、そしてもどかしさなど複雑な思いを解決しようと訴訟に加わった。問題解決へ希望を見つけた」と話しました。てんせい君は「1年生の終業式の時に事故は起こった。社会で公害訴訟のことを学んだ。悪いことをしているのに加害の会社は誤ってくれない」と静かな怒りを表しました。
集会は文化行事も盛りだくさんに、チェンバロにギターの演奏、津軽三味線と続き、音楽による癒し、訴え、怒りなどが表現され主催者や参加者の思いが感じ取れました。
3.11への祈りの運動は岡山の脱原発運動の核として確実に大きく成長しています。
集会の前に、倉敷金曜アクショとして毎週駅前で歌っている皆さんが参加者を歌で激励しました。教会の敷地内ではフードコートが設けられ、美味しいカレーやハンバーグ、パンなども販売され参加者の交流に一役買っていました。
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と き:2016年3月11日(金)12:15~
ところ:中国電力岡山支社周辺
概 要
今日で東日本大震災から5年が経過しました。本日の金金曜イレブンアクションには39人が参加しました。
被災地ではまだまだ生活再建が環境しているとは言えない現実が続いています。未だに17万人以上が避難生活を余儀なくされています。福島原発事故による放射能汚染被害は拡大し続け、事態収束の目処はありません。にもかかわらず、政府は原発再稼働に固執しています。5年が経過しても政府は何も反省していません。
そんな中、9日、高浜原発3号機と4号機について大津地方裁判所は、「住民の生命や財産が脅かされるおそれが高いにもかかわらず、関西電力は安全性の確保について説明を尽くしていない」と、滋賀県内の住民の申し立てを認め、運転の停止を命じる仮処分の決定を出しました。
そして、福島原発事故発生から5年間で生じた損害賠償や除染、汚染水対策などで国民が負担した額が、確定分だけで3兆4613億円を超えることが分かりました。今後、国民負担額はさらに上昇すると考えられています。
原発は安全面だけでなく、経済性からも持続不可能です。1日でも早く原発ゼロの日本が実現されることを願います。
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と き:2016年3月9日(水)12:15~
ところ:岡山駅西口さんすて前
概 要
岡山県原水協は定例の6・9行動を行いました。この行動には県労会議、高教組、医労連、岡山市職労、県人権連、中尾代表理事ら8人が参加しました。
マイクをとったのは、平井事務局長で、「まもなく、東日本大震災から5年目を迎える。しかし、政府は原発の再稼動や輸出など、原発推進の姿勢を全く改めていない。そこには、日本がいつでも核兵器を持てることを示すことが安全保障上重要だ。そのために原発は必要という誤った考えがある。日本は、核兵器を持たない国の中で唯一、その原料となるプルトニウムを持つことが認められている。その量は核保有国にも匹敵し、『いつでも核兵器を持てることを示す』とはこのような状態のことをいう。しかし、危険な核兵器で他国を脅かして安全は保てない。核兵器をなくして平和な世界をつくり、原発ゼロで放射線被害をなくさなければならないのではないでしょうか。私たちが取り組んでいる核兵器禁止の署名に核の被害を繰り返さないの思いを託してもらいたい」と訴えました。
署名に応じた男性は「原発再稼動などとんでもないこと」と署名に応じてくださいました。
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とき:2016年3月6日(日)
ところ:国際交流センター
3月6日(日)、新婦人岡山県本部は国際交流センターで「3.8国際女性デー集会」を開き、53名が参加しました。集会では藤井嘉子弁護士による講演が行われ、「夫婦別姓はなぜ認められないの?誰もが人間らしく生き生きと」をテーマに、夫婦別姓裁判の判決を振り返りながら、その論点や裁判官の矛盾点を紹介しました。判決文を分かりやすく解説する藤井さんのお話から、権力や国家の習慣、管理のしやすさから、婚姻による性別の自由を認めず、夫婦同姓を基軸とする国家体制を普通として、この基準から外れる国民を差別、不利益を当然視する裁判官の姿が浮き彫りになりました。話し方も大阪弁交じりで、上から目線の判決に女性(主に姓を変える側の人)の悔しさを代弁する解説からは、国家に組み込まれた司法の滑稽さも感じ取れました。
オープニングのアカペラグループ
集会後は岡山駅西口「さんすて」前でのレッドアクションが展開され、29人が参加しました。戦争法廃止の署名は30分で72筆と賑やかな宣伝に誘われるように通行人が署名に応じていました。
若い女性の連れは戦争する国になればどうなるのか?の話を熱心に聞いてくれました。広島から来たご家族は、「岡山の親族に会いに来た」と言って署名するために足を止めてくれました。あちこちで署名する姿が見られる元気のでる宣伝となりました。
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3.3アベ政治は許さないプラスター行動を岡山駅東口マツキヨ前でやりました。総がかり行動実行委員会は毎月の宣伝・署名に加えて、このプラスター行動を行っていますが今回も60名の市民・労働組合・政党の皆さんが参加してくれました。
いつも通りですが、伊原が司会を務め、憲法を踏みにじる自公政権を国民の力で倒さないと日本は大変なことになると訴えました。「自民党議員・大臣の失言・失態の現実をしっかりと見てほしい。こんな政権が戦争法という物騒な法律を振り回そうとしている。沖縄では民意を踏みにじって辺野古基地建設を強行している。原発の再稼働の心配だ。市民の力を集めて来たる参議院選挙で自公政権を追い詰めよう」と話しました。
共産党岡山県委員会の植本完治書記長が野党合意についてその展望について話されました。「やっと国民の期待に応えられる条件が整備された。すでに熊本で今度は宮城県で政策協定が結ばれている。参議院選挙で自民党の議席を少数にする事は可能だ」と訴えられました。民主党の議員さんがいなくて残念ですが、是非とも岡山での統一候補の実現に努力していただきたいと思っています。自治労連の鷲尾委員長、新婦人の赤坂さんにもマイクを握っていただきました。
おかやまの戦争法廃止署名は8万を超えました。地域で、職場で、友人・知人に訴える仲間の姿が紹介されてとても励まされました。この勢いでさらに運動を広げましょう。
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