岡山県労働組合会議

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カテゴリ   3.8国際女性デー

とき:2018年3月11日(日)13時30分~

ところ:林病院・ひまわりホール

3・8国際女性デー。3月11日(日)ひまわりホールで開かれました。約50人が参加。男性の参加は3人でした。文化行事としてHapia(声楽・ソプラノ&ピアノ)のミニコンサートを楽しみ、「多様な性を知ろう」というテーマでプラウド岡山から鈴木さんと八田さんがお話しされました。

Hapiaの歌声は心に沁み込む伸びのあるソプラノが疲れを癒すようでした。アベマリア、見上げてごらん夜の星をなどが会場に響きました。

講演では多様な性を詳しく紹介されました。いわゆるLGBT性的マイノリティーのお話ですが、知っているつもりでも現実は深刻です。性同一障害というのは医療的対応を求める人に対する診断名だということ、多様な性によって悩み苦しんでいる人は多くいることを知りました。お話では13人に1人が性的マイノリティーだそうです。ネットでの回答から割り出された比率だそうですが、実際にはもっといるそうです。「女性を好きになる女性」「男性を好きになる男性」「好きになる相手が男性の場合も女性の場合もある両性愛」「恋愛感情を持たない無性愛」「異性を好きになる異性愛」など様々です。見かけ上は分からなくても悩んでいる人が多いことを知りました。困っていることは制服や水着、トイレや更衣室、恋愛、就職、結婚、急病、身分証明。どれもマイノリティーだということを話さなくてはいけない苦しみです。勇気をもって話せばどうなるか?現実は深刻です。実態が見えないこうしたマイノリティーの存在を理解する社会はいつ来るのでしょうか?戸籍の男女を変えるためには身体にメスを入れなければできないそうです。深刻です。

こうした人たちの心の拠り所がプラウド岡山です。茶話会や遠慮のない会話で心が救われると聞きました。結婚でどちらかの性を選ばなくてはならない日本では簡単ではないでしょう。政治を変えることから始めるのが私たちの役割だと自覚しました。

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とき:2017年3月11日(土)14時

ところ:県立図書館デジタルシアター

3月11日(土)14時~、国際女性デー岡山県集会が開かれ54名が参加しました。

フレンズのオープニングでは楽しく歌を口ずさみ、開会では有馬さん実行委員長(高教組)の挨拶とDVD「女性と憲法」(NHK)の鑑賞と長久啓太さんの憲法のお話、活動交流という形で進行しました。

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フレンズは「沖縄今こそ立ち上がろう」「心をつなごう」など参加者とともに歌い、安倍政権に対する国民的闘いを反映した曲を紹介しました。有馬さんは「今日は3.11震災から6周年。今尚12万人が避難生活をしている。昨日は移住者の方々の集会にお邪魔したが、なぜまだこんな状態なのか❓基本的人権が否定されている。それは沖縄でも、岡山倉敷民商の弾圧事件でも。一方で森友学園問題は大犯罪にも関わらず政権が隠そうとしている。今日は女性の権利についてご一緒に考えましょう」と話しました。

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DVDは当時、GHQの指示で憲法に女性の権利を書き込んだベアテ・シロタゴードンさんに焦点を当てて、憲法に書き込まれた女性の権利が民法に反映されないために、DVで夫から逃げている女性の子どもが戸籍をつくれなくて長年、学校も行けず、病院の治療も受けられなかった半生を紹介していました。民法に子どもは前夫の子どもと認定される規定があるからでした。そのために女性は離婚もできず、子どもも悲劇的人生を歩みました。

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長久さんは人間関係の中で問題となる「人権」について話しました。弱者・強者の差がはっきりしている関係性の中で起こりやすいとして、相手を尊重しない、自由を奪う、従属させる、尊厳を侵害するなどの人権否定が起こるとしました。さらに、憲法24条の個人の尊厳や憲法草案に携わったベアテ・シロタさんの回想録を紹介しました。それには「私は自分の名前を呼ばれたとき、強い使命感に興奮した。日本の女性が幸せになるためには、女性の権利をはっきりと掲げなければならない」と書かれていました。長久さんは「おかしいことに気づけること、おかしいことを自分の言葉で言えること」を強調しました。その上で、「その勇気は個人的なものではなく、仲間がいればこそ勇気が出る」とノーマ・フィールドの言葉を紹介しました。さらに、「あきらめない女性たちの行動が社会の姿を一歩一歩変えてきた」と締めくくりました。

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とき:2016年3月6日(日)

ところ:国際交流センター

3月6日(日)、新婦人岡山県本部は国際交流センターで「3.8国際女性デー集会」を開き、53名が参加しました。集会では藤井嘉子弁護士による講演が行われ、「夫婦別姓はなぜ認められないの?誰もが人間らしく生き生きと」をテーマに、夫婦別姓裁判の判決を振り返りながら、その論点や裁判官の矛盾点を紹介しました。判決文を分かりやすく解説する藤井さんのお話から、権力や国家の習慣、管理のしやすさから、婚姻による性別の自由を認めず、夫婦同姓を基軸とする国家体制を普通として、この基準から外れる国民を差別、不利益を当然視する裁判官の姿が浮き彫りになりました。話し方も大阪弁交じりで、上から目線の判決に女性(主に姓を変える側の人)の悔しさを代弁する解説からは、国家に組み込まれた司法の滑稽さも感じ取れました。

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オープニングのアカペラグループ

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集会後は岡山駅西口「さんすて」前でのレッドアクションが展開され、29人が参加しました。戦争法廃止の署名は30分で72筆と賑やかな宣伝に誘われるように通行人が署名に応じていました。

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若い女性の連れは戦争する国になればどうなるのか?の話を熱心に聞いてくれました。広島から来たご家族は、「岡山の親族に会いに来た」と言って署名するために足を止めてくれました。あちこちで署名する姿が見られる元気のでる宣伝となりました。

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