岡山県労働組合会議

はい、岡山県労会議です。086-221-0133

月別 2014年11月

とき:2014年11月7日(金)県庁前7時30分∼8時20分、

倉敷駅前12時∼13時

ところ:岡山県庁前と倉敷駅アリオ前

憲法キャラバンは早朝7時30分から岡山県庁前でチラシ配布を行いました。

黄色のジャケット着て8人が宣伝に参加しました。500枚のチラシをまききりました。

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午後からは倉敷駅に移動。アリオ側に9人が参加しました。230枚のチラシを配布し、署名67筆を集めました。憲法が守られてない実感持つ人は多いと感じました。「医療費負担が増えている。原発事故避難者の生活が支援されてない。戦争は絶対にダメ」と様々な意見を聞きました。

 

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と き:2014年11月7日(金)12:15~

ところ:中国電力岡山支社周辺

概 要

 

 イレブンアクション岡山は定例の抗議デモを行いました。本日は11月下旬並みの寒さと言われていましたが、暖かい日差しの下で行動しました。今回の行動には30人が参加しました。

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 デモ前のミニ集会では弓田さんがメガホンをとり、「原発の半径30km圏にある全国155自治体の45%が再稼働を決める際、原発立地自治体だけでなく、周辺自治体の同意も必要と朝日新聞社の取材に答えている。周辺自治体だけに限れば54%になる」と話しました。

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 その後のデモ行進では、「原発いらない!」「再稼働反対!」「子どもを守れ!」と声を上げました。

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と き:2014年11月6日(木)~7日(金)

ところ:岡山市内

概 要

 

全労連かがやけ憲法キャラバンが岡山県入りをしました。全労連から伊藤さん小室さんの2名が参加されました。

 

6日は早朝宣伝にとりくみ、ビックカメラ前でチラシ配布を行いました。早朝宣伝には11人が参加し、チラシ500枚を配布しました。

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マイクを握ったのは伊原事務局長で、「自公政権は大多数の国民が反対しているにも関わらず集団的自衛権行使容認を強引に閣議決定した。集団的自衛権は日本が攻撃されていなくても他国を攻撃する権利のことで、日本が戦争する国になることを意味する。そして、特定秘密保護法が12月10日に施行される。この法律は国民の知る権利を奪う憲法違反の法律だ。何が秘密なのかも秘密で、首相の判断によって秘密が決められる。秘密に触れるだけで処罰され、公務員だけでなく一般国民も対象とされる」とし、「秘密保護法の施行によって、戦争をするための軍事情報が国民に隠され、国会でまともな議論もされることなく戦争が始まる事が予想される。戦前の日本では、政府や軍部にとって都合の悪いことは国民に知らされることはなく、国民は大本営が発表するウソの情報を信じ込まされていた。集団的自衛権と特定秘密保護法は戦前の日本に逆戻りさせられてしまう」と危険性を訴えました。

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続いて、伊藤さんがマイクをとり、「労働者派遣法の改悪案が審議入りした。この法律は、派遣労働は臨時的・一時的業務に限るという雇用の原則を根底から崩し、生涯派遣を可能にするものだ。ブラック企業の続発、過労死の増加を後押しする憲法違反の法律だ。憲法は私たちの権利は私たちがたたかって勝ちとらないといけないと述べている。一緒に声を上げていこう」と話しました。

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その後、アリスの広場前に移動し街頭宣伝・署名活動を行いました。31人が参加し署名65筆を集めました。

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宣伝終了後、シンフォーニーホール前から中国銀行前までデモ行進を行いました。デモ行進には70人が参加しました。

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デモ行進終了後、大森岡山市長との懇談を行いました。岡山市長との懇談終了後は岡山県庁を訪問し、担当課の方々と意見交換を行いました。

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7日は岡山県庁前で、8人が参加しチラシの早朝配布を行いました。お昼からは倉敷駅前で宣伝行動を行い、岡山県での憲法キャラバンは終了しました。

 

 

 

 

 

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とき:2014年11月3日

ところ:山陽新聞さん太ホール

11月3日、「徹底批判、戦争しない国を守るために」をテーマに憲法公布記念のつどいがさん太ホールで開かれました。今年は憲法公布68周年にあたりますが、集団的自衛権行使容認や原発再稼働の動きなど、平和や基本的人権が脅かされる政治の暴走が続いています。主催者あいさつの中で、実行委員長の中富公一さんは、「新憲法の下で国民は、国民を戦争の道具にする国家に対して勝利した。主権は国民にあり、我々の思いを汲んだ憲法は立憲主義によって権力者を縛ってきた。しかし、憲法はある意味棚ぼたであり、自分たちがこうして集まり、その憲法の意味を再確認する必要がある」と話しました。

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講演は2演題行われ、最初は原発と生存権をテーマに中里美博さん(徳島大学総合科学部准教授)が自らを福島原発からの避難者だと紹介しながら、原発そのものが人権侵害だと話しました。中里美さんは「中富公一先生は怖い先輩だった。今は徳島に住んでいるが最初は岡山を考えていた。岡山には親しみを覚えている」と心情を語りながら、「現在、原発は止まっている。それで誰も困らない。脱原発が日本の経済成長に危機を招いている、という主張があるが、電力がGDP500兆円に占める割合は0.75%であり、誤差の範囲にすぎない」とした上で、「原発事故によって5年間立ち入りできない地域の面積は琵琶湖の半分。国は自主避難者に対して支援をしない。現在も放射線管理区域に人が生活している。国は勝手に暫定20㍉Svという数値を持ち出し、人がそこで暮らす異常さを放置してきた。子どもの甲状腺がんが増えているが、20年後の健康被害が問題になるだろう。これは生存を基礎とする人格権の侵害だ」と強調しました。

2演題目の麻生多多聞さん(鳴門教育大学学校教育学部准教授)は「日本の隣には軍隊を持たない国がミクロネシア諸島に27カ国ある。なぜ軍隊を放棄しているのかが問題だ。それは自衛のための軍隊の力は相手の軍事力により左右され、その規模は際限がない。自衛のための戦争は侵略戦争の口実にされた歴史がある」と集団的自衛権の本質を切り出し、機関銃のように様々な課題に即して話をはじめました。

「アメリカが9.11以降、イラクと戦争をはじめたが、結果的に65万人のイラク人が死んだ。戦争をはじめた時の口実はすべてウソだった。実際は石油の利権に絡んだ戦争であり、北朝鮮へアメリカが攻めないのは石油がないからだ」と侵略戦争の本質を身近な事件から紹介しました。続けて、「戦争は国家の機能が逆に作用し、国家防衛が目的となり国民は(兵隊という)手段に変わる。その証拠に自衛隊は国の安全を守ると書いてある」と説明しました。

さらに、「憲法は誰を縛るのか?それは国家であり、国家権力は信用できないからだ。防衛のためなら核兵器を持っていいという議論があるが、これは被爆者記念碑の過ちは2度と繰り返さないという誓いに反し、無差別攻撃を容認するものであり、自衛と言って始める戦争は際限のない権力の無差別殺人へと発展する。今日の集団的自衛権は個別的自衛権の範囲を超えないという議論があるが、これは反対運動を鎮静化させる効果があることを認識する必要がある。現在でも自衛隊は世界17位の規模だ。国民世論でも自衛隊は大半が容認している。しかし、それはよく考えた熟慮の結果だろうか?憲法への深い認識に支えられた闘争が国家の勝手な解釈を許さない社会をつくることになる。熟慮できない人が増え、国民のアトム化(バラバラになること)が進むと人間は資本主義社会の道具になり下がる」など、運動の側面からも憲法への認識を深める必要性を指摘しました。最後に、「これまでの憲法論争と平和を求める運動は戦争体験に支えられてきた。9条に対する新しい位置付けや正当化が求められている。かつて自衛隊を合憲とした司法の判断はない。司法が訴えるだけでは十分ではなく、市民の能動的で主体的な運動が必要になっている」と、麻生さんは汗を拭きつつ、運動の顧みながら新たな視点で展望を語るなど、見事に集団的自衛権を切り捨て、運動の発展のために熱い思いを語りました。

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と き:2014年11月1日(土)13時30分~

ところ:県総合福祉会館ホール

11月1日午後、人権岡山主催で「人権と文化のつどい」が開かれました。「いのちか原発か~一人ひとりができること」をテーマの福井県若狭・小浜市明通寺の住職で中嶌哲演さんがお話しました。中嶌さんは福井原発の再稼働阻止の判決を勝ち取った原告・住民側の事務局長をされています。

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プログラムはバンド「フレンズ」による反原発ソングからはじまりました。フレンズはさよなら原発くらしき金曜アクションで毎週、反原発ソングを演奏しているグループです。

講演に立った中嶌さんは、オオカミと少年、ドンキホーテー原発にひそむ悪魔がいるとして、原発再稼働反対運動に携わる心情を語りました。幾度も原発は危険と言って反対運動を続けてきたが、オオカミの遠吠えを何度も聞いてきた。そのオオカミは福島の原発事故として現れ自身は腰を抜かした、と話しました。

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福井地裁では8名の原告の一人として意見陳述をした。裁判長が真摯に耳を傾けてくれた。その時は青田恵子さんの詩を朗読した。それは「拝啓東京電力様。エアコン留めで、耳の穴かっぽじってよーく聞け。福島にはマデイという言葉があるんだ。マデイっちゅうのは、ていねいで大事にする、大切にするっちゅう意味があるんだ・・・・」という出だしから始まる。「原発は田んぼも畑も海も全部かっぱらった。この盗っ人、ドロボー」と続きます。

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その詩には福島県民の無念さや悔しさ、原発の電力会社への恨みが込められています。被害者の気持ちを文章でたどり、原発廃炉を訴える住職の言葉には理論では伝わらない人間の苦しみが感じられました。10歳の少年の感じ方だとして「大切なのは命ですか?お金ですか。人の役に立つ仕事がしたい。その為には健康でなければ。なぜ、福島の子どもだけが辛い思いをしなければいけないのか?」との文章を子どもが書く辛さから、事故の経験を無駄にしたくないと強く思ったと言います。

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福井地裁の判決で会社側は控訴しているが、その内容は住民の苦しみや生活が書かれていません。書いてあるのは空虚な国富の流出というお金のことや経済を優先させるものばかりです。子どもたちに甲状腺がんが増え影響は広がっています。戦争の時でさえ子ども達を疎開させて政府は保護したが、今回の事故では放射能の中で今でも生活させています。「それは人権侵害のなにものでもない」と中嶌住職は訴えました。

住職は「生命、自由、幸福が最優先されなければならないが優先されているのは再稼働だ。原発は専門家・科学技術のお墨付きの下に進められ、都市文明を支え経済活動の国策としての原発に対して司法は判決を下した。小浜市は40年間の闘いの中で、3度核燃料処理施設としての受け入れ保障金・年間24億円もの交付金を拒否した。それは市長に恵まれたからだ。住民の意思を尊重して議会は誘致賛成だったが市長が受け入れなかったからだ」と、自分の運動を振り返りました。

最後に中嶌さんが1976年に書いた「鈴声」というニュース93号の「吹雪に耐えて梅の花咲く」という見出しの文章を読み上げ、運動の苦しみや安堵感、命を守る運動の尊さをしみじみと語りました。その顔からは安堵の表情が読み取れました。

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